
「インド旅行の費用はいくら?」と気になっていませんか?タージ・マハルやバラナシのガンジス川、スパイス香る本場のカレーなど、インドには刺激的で魅力あふれるスポットがたくさんあります。 目安として、1人の旅行費用は3泊4日で約21万円、4泊5日で約23万円ほど。航空券代が変動しやすいため、旅行費用を抑えたいならオフシーズンを狙うのがコツですよ。
この記事では、インド旅行に必要な費用(航空券・ホテル・食費・交通費など)と予算を抑えるための方法をご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
インド旅行の航空券代

インド旅行の航空券費用の目安は、15万円~です。インドへの航空券代は出発地や時期によって異なりますが、一般的には以下のような価格帯があります。
- エコノミークラス:7万円~15万円
- ビジネスクラス:15万円~30万円
- ファーストクラス:50万円以上
日本からデリーのインディラ・ガンディー国際空港まではJALやANAの直行便が運航されていますが、総じて費用が高額です。費用を抑えたい方は、格安航空券のLCCや乗り継ぎ便も検討してみてください。
インド(ニューデリー)行きの格安航空券
インド旅行のホテル代

インド旅行のホテル代の目安は、1泊あたり8,000円~です。
インドはホテル代が比較的安いです。1万円を出せば、ある程度設備の良いホテルが選べるでしょう。バックパッカーやホステルも多いので、予算に応じて選んでください。インド各地域のホテル代をまとめました。
デリー
- バックパッカーズ向けホステル:3,000円~5,000円
- ビジネスホテル:3,000円~8,000円
- 高級ホテル:8,000円~30,000円以上
ムンバイ
- バックパッカーズ向けホステル:3,000円~5,000円
- ビジネスホテル:4,000円~10,000円
- 高級ホテル:10,000円~50,000円以上
ゴア
- バックパッカーズ向けホステル:3,000円~5,000円
- ビーチリゾート:3,000円~20,000円
- 高級リゾート:20,000円~80,000円以上
ジャイプール
- バックパッカーズ向けホステル:1,000円~2,500円
- ビジネスホテル:2,500円~10,000円
- 高級ホテル:10,000円~30,000円以上
インド旅行の食費代

インド旅行の食費の目安は、1日あたり5,000円~です。
インドの食事代は日本より安いので、低予算でお腹いっぱい食べられるでしょう。スーパーで食材を買ったり、市場でローカルフードを買ったりすると予算を抑えられます。路上で販売しているストリートフードは衛生的に良くないこともあるので、注意してください。
インドの朝食代
- ドーサ:約50-100ルピー
- イドリ:約50-100ルピー
- ヴァダ:約50-100ルピー
- プリン:約20-50ルピー
- チャイ:約10-30ルピー
インドの昼食代
- ターリー:約100-200ルピー
- チャーパティ&サブジ:約50-100ルピー
- ビリヤニ:約100-200ルピー
- サンドイッチ:約50-100ルピー
- トースト&ジャム:約50-100ルピー
インドのカフェ代
- コーヒー:約50-100ルピー
- チャイ:約10-30ルピー
- ケーキ:約100-200ルピー
- サンドイッチ:約50-100ルピー
- パスタ:約150-250ルピー
インドの夕食代
- カレー&ナン:約100-200ルピー
- チャーパティ&サブジ:約50-100ルピー
- ビリヤニ:約100-200ルピー
- サンドイッチ:約50-100ルピー
インド旅行のお土産代

インド旅行のお土産代の目安は、1日あたり5,000円~です。
インドに限らず、海外旅行ではお土産選びが楽しみという方も多いでしょう。お土産費用は、人によって大きく変わります。インドで人気のお土産を10個紹介します。参考にしてください。
- サリー:インド女性が愛用する伝統的な衣服
- スパイス:インドの香辛料は多種多様
- タージマハルのミニチュア:インドを代表する観光名所の一つ
- インドの紙製品:手漉きの紙やノート
- 宝石:インドは宝石の産地としても有名
- カシミール:カシミール地方で作られています
- アクセサリー:手作りで美しく、色鮮やか
- ミャンマーのルビー:インドから近いミャンマーはルビーの産地
- ハンドメイドの家具:インドの家具は独特のデザイン
- ヒマラヤのハーブティー:自然の恵みを感じられる
インド旅行の交通費

インド旅行の交通費の目安は、1日あたり2,000円~です。
電車の場合
インドには広大な鉄道網があり、長距離移動には特に便利です。電車の料金は距離によって異なり、デリーからムンバイまでのスリーパークラスの場合、約1000ルピー程度です。しかし混雑した列車の場合は、予約が必要で料金も高くなることがあります。
バスの場合
インドのバス料金は、距離やバスの種類によって異なります。たとえばデリー市内のローカルバスの場合、約10ルピーから20ルピーです。しかし混雑した時間帯や特別なバスの場合は、料金が高くなることがあります。
タクシーの場合
インドのタクシー料金は、距離や時間によって異なります。一般的に、デリー市内でのタクシーの初乗りは約25ルピーから30ルピー程度です。しかし、交通渋滞がひどい場合は料金が高くなることがあります。観光地などでのタクシーは、交渉次第で値段を下げることができる場合もあります。
インド旅行の観光・アクティビティ費用

インド旅行の観光・アクティビティ費用の目安は、1日あたり3,000円~です。
他都市と比較して、タージ・マハルのあるアグラは観光費用がかかる傾向にあります。とくにタージ・マハルはインド人と外国人料金の差が激しいのですが、必見の価値ありです。おもなインドの観光スポットの料金はこちらです。
観光スポット | 入場料金 |
タージ・マハル | 1300ルピー |
アジャンター・エローラ洞窟群 | 250ルピー |
ハワ・マハル | 200ルピー |
ブッダガヤ | 50ルピー |
マイソール宮殿 | 200ルピー |
ゴールコンダ・フォート | 200ルピー |
クトゥブ・ミナール | 500ルピー |
インド旅行のWi-Fi・通信費用

インドでの通信費用の目安は、1日あたり無料~1,500円です。海外でスマートフォンを利用する方法は、おもに以下の3つ。
- インドで使えるeSIM
- モバイルWi-Fiルーター
- SIMカード
おすすめはインドで使えるeSIMです。eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や間違ってSIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入され、以降は利用者が急増しています。インドの空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
インド旅行の海外保険費用

インド旅行の海外保険費用の目安は、1日あたり500円~です。
たとえ1泊2日の短期滞在でも、海外ではどんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。インド旅行で3泊4日の海外保険に加入する場合、1500円が目安です。高額な保険になると、緊急歯科治療や弁護士費用などが付帯されます。保険の内容をよく確認して、あなたに必要なぶんだけ加入しましょう。
インド旅行のビザ取得費用

日本国籍の旅券保持者は、オンアライバルビザを取得すれば最大60日以内の観光や商用での滞在が許可されます。申請料金は2,000インドルピーです。このとき、パスポートの残りが6か月以上であることに注意してください。詳しい情報は、大使館公式サイトをご覧ください。
3泊4日のインド旅行の費用
3泊4日のインド旅行の費用は、1人21万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 15万円〜 |
ホテル代 | 24,000円~ |
食事代・カフェ代 | 20,000円~ |
交通費 | 6,000円~ |
Wi-Fi代 | 1,500円〜 |
お土産 | 5,000円~ |
海外保険 | 1,500円〜 |
4泊5日のインド旅行の費用
4泊5日のインド旅行の費用は、1人23万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 15万円〜 |
ホテル代 | 32,000円~ |
食事代・カフェ代 | 25,000円~ |
交通費 | 10,000円~ |
Wi-Fi代 | 2,000円〜 |
お土産 | 5,000円~ |
海外保険 | 2,000円〜 |
知っておきたいインド旅行の基本情報

旅行に行く前にインドの基本情報をおさらいしておきましょう。インドの物価やベストシーズンなど、知っておくと役に立つ情報を紹介します。
インド旅行の物価について
インドの物価を表にしてまとめました。2025年7月現在、1インド・ルピーは1.69円前後で推移しています。たとえば、200ルピーのお土産は200×1.69円=約337円で購入できる計算です。価格は2025年7月時点のもので、地域や店舗によって異なります。参考程度にご覧ください。
商品名 | 価格 |
パン | 30ルピー(51円) |
米 / kg | 60ルピー(101円) |
野菜 | 30ルピー(51円) |
果物/ kg | 50ルピー(84円) |
魚/ kg | 400ルピー(674円) |
鶏肉/ kg | 150ルピー(253円) |
牛乳(1ℓ) | 60ルピー(101円) |
歯ブラシ | 20ルピー(34円) |
シャンプー | 200ルピー(337円) |
※実際の価格は店や地域により異なります。
インド旅行のベストシーズンについて
インドは広大な国です。エリアによって気候が異なるため、旅行のベストシーズンも異なります。主要なエリアごとにベストシーズンを紹介します。
北インド
北インドは夏季に非常に暑く、冬季には寒冷な気候になります。そのため、ベストシーズンは秋季から春季にかけてです。具体的には10月から3月頃は比較的涼しく過ごしやすいでしょう。特にディワーリー(10月下旬から11月上旬)やホーリー(3月下旬から4月上旬)などの祭りが盛大に開催されます。
南インド
南インドは年間を通じて温暖な気候であり、旅行に適した時期は比較的広いです。ベストシーズンは冬季から春季にかけてであり、11月から2月頃が特におすすめです。この時期は涼しく過ごしやすく、祭りが開催されることも多い季節です。
西インド
西インドは雨季が非常に長いため、ベストシーズンは比較的短いです。具体的には、11月から2月頃までがおすすめ。この時期なら比較的涼しく過ごしやすい季節となり、特にゴアなどのビーチリゾートでは多くの観光客が訪れます。
東インド
東インドは夏季には非常に蒸し暑く、冬季には寒冷な気候になります。そのためベストシーズンは比較的短く、10月から3月頃までがおすすめ。この時期は涼しく過ごしやすい季節であり、特にデュルガ・プージャ(9月下旬から10月上旬)などの祭りが開催されます。
日本とインドの時差について
日本とインドとの時差は、3時間30分です。日本時間のほうが早く、日本が昼12時のときインドは同日の8時30分です。
インド旅行の費用を安く抑える3つの方法

安宿を利用する
インドでは、ゲストハウスやホステルなどの安宿が充実しています。これらの宿泊施設は一般的なホテルより安価ですので、インド旅行の費用を抑えたい方にはおすすめ。部屋はシェアルームやドミトリーなどの共同スペースで過ごすタイプです。朝食付きの宿泊施設も多いため、食費の節約にもなるでしょう。
ローカルフードを食べる
インドには、様々な地域料理があります。地元の人が食べるローカルフードは、ツーリスト向けのレストランよりも格安で食べることができます。ストリートフードも充実しておりインドの味を楽しめますが、衛生面には注意が必要です。
公共交通機関を利用する
インドでは、タクシーなどの個人タクシーは、観光客向けに高値で請求されることがあります。そのため、公共交通機関の利用を推奨します。鉄道やバスは、座席クラスによって価格が異なるため、旅程に合わせて選択することができます。地域によっては、トゥクトゥクやリキシャなどの交通手段も選択肢に入れましょう。
インド旅行についてよくある質問

インドまでの片道フライト時間は?
日本からインドまでの飛行時間は、デリーの直行便で約10時間です。直行便が飛んでいない都市の場合は、場所によってフライト時間が大幅に異なります。インドで日本の家電製品は使えるの?
インドのコンセントの形状はB3タイプですので、プラグの変換器が必要です。電圧は220V-240Vですので、電圧に対応していない家電製品を使うときには変圧器が必要となります。インドでチップは必要?
インドにはもともとチップの習慣はありません。しかし、欧米からの旅行者が増えるにつれ、旅行者のチップが一般的になりつつあります。満足いくサービスを受けたときは、「感謝の気持ち」として渡してもいいでしょう。インドは危険ではない?
日中の観光なら、危険を感じる場面は少ないでしょう。しかし、日本に比べると衛生状況が非常に悪いので、注意してください。路上で売っている食べ物は、美味しそうに見えてもむやみに食べないことをおすすめします。
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せっかくのインド旅行なので、思いっきり羽を伸ばして楽しみましょう。あなたが今まで知っているインドと合わせて、新しい一面が見えてくるはずです。
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