
フランス旅行の魅力は、美しい歴史的建造物や芸術、そして洗練されたグルメを存分に楽しめるところです。これからフランス旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
実は、フランスに入国するには事前に準備しておくべきことがいろいろあります。この記事では、旅行に欠かせない必需品や、あると便利なアイテム、さらに最新の入国手続きについても詳しくご紹介します。フランスに出発する前に、ぜひ参考にしてください!
フランス旅行の準備で必要なものは何?あると便利な物を解説

フランス旅行で必要なもの【出入国】
- フランス行きのチケット
- パスポート
- ETIASへの申請(2026年以降)
- Visit Japan Webの登録
フランス旅行で必要なもの【絶対に必要】
- 海外旅行保険
- 現金
- クレジットカード
- スマートフォン
フランス旅行で必要なもの【アプリ編】
- Citymapper
- Currency
- Google翻訳
- Uber
- TheFork
フランス旅行で必要なもの【あると便利】
- フランス用esim
- 各種証明書やパスポートのコピー
- スリッパ
- ガイドブック
- 防犯グッズ
- モバイルバッテリー
- 機内快適グッズ
- エコバッグ
- コンタクトレンズの洗浄液
- 乾燥対策グッズ
- 使い捨てマスク
- ボールペン
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- 常備薬
- 生理用品
フランス旅行で必要なもの・準備【日本出国前】

1.フランス行きのチケット

当然ですが、フランス旅行に必要なものはフランス行きのチケットです。チケット代の目安は時期により異なりますが、20万円~25万円が相場です。
航空券の値段は、大型連休や夏休み前後に料金が高くなる傾向にあります。フランス旅行の費用を少しでも抑えたいのであれば、多くの航空会社を比較しましょう。Trip.comではフランス行きのチケットをお得な料金で提供中です。ぜひ、参考にしてください。
フランス(パリ)行きの格安航空券
2.パスポート

フランス旅行の際、パスポートは絶対に必要です。フランス旅行で使うパスポートは、以下の条件が求められます。
- 有効期間は3か月以上残っていること
- パスポートの残りページ数が見開き2ページ以上あること
条件を満たしていない場合、入国できない可能性があります。必ずチェックしておきましょう。
3.海外旅行保険への加入

たとえ1泊2日の短いフランス旅行でも、どんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。フランス旅行の海外保険の場合、1泊あたり500円~1,000円が目安です。決して高額ではありません。トラブルが発生した後では手遅れになりますので、入国前に加入しておくことをおすすめします。
4.ETIASへの申請(2026年以降)

ETIAS(エティアス)とは、フランスを含むEU諸国へ入国する際に必要となる電子渡航認証ビザです。アメリカでいうESTA(エスタ)のようなもの。有効期間は3年間で、費用は公式サイトでの申請で7ユーロ。18歳以下と70歳以上は無料となる予定です。申請はオンラインでの手続きが必要で、観光や短期商用を目的とした90日以内の渡航に限り利用が認められます。
ETIAS申請に必要なものは、以下のとおり。
- 氏名、性別、生年月日
- パスポート情報
- 現住所、国籍、出生地
- メールアドレスや電話番号
- 最初に入国を予定している国
- 現在の就労先や在学先に関する情報
- 入国の適格性に関する質問
2026年以降にフランス旅行を予定している方は、必ず申請しておきましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
フランス旅行で必要なもの・準備【フランス入国時】

ここでは、シャルル・ド・ゴール空港に到着した場合の入国手続きを解説します。入国審査→荷物受け取り→税関通過という流れです。
1.入国審査
フランス入国にあたり、まずは入国審査があります。「Immigration」という表示のカウンターに向かいましょう。ここでは、EU諸国のパスポートを持っている人と、それ以外のパスポートの人で窓口が分かれています入国審査に必要なものは、以下の2つ。
- パスポート
- 帰りの航空券またはEチケット
入国審査でホテル名や滞在日数などを聞かれる場合がありますが、審査は日本人に対してかなり緩めだといわれています。パスポートを見るだけで通してくれることがほとんどです。入国カードは2007年から廃止されているため、記入する必要はありません。
2.荷物受け取り
荷物受け取りは「Baggage claim」という表示のある場所へ移動しましょう。ターンテーブルで自分の荷物を確認して引き取ります。間違いを防ぐためにも、ネームタグには名前を忘れずに記入しましょう。万が一、荷物が出てこない場合は「Lost and Foundカウンター」で手続きをします。荷物を預けた際の半券を提示して、荷物の特徴を説明してください。保険のため、紛失レポートを貰っておきましょう。
3. 税関検査
最後は税関審査があります。申告するものがある人とない人で通路が分かれます。フランス入国で申告の必要があるものはこちら。
持ち込み制限があるもの | 制限の詳細 |
食品 | 生肉、加工肉、乳製品、果物、野菜、花、植物など |
種子、植物、花 | 許可証が必要 |
薬物 | 個人用の場合は処方箋が必要 |
武器、銃器 | 許可証が必要 |
金融物品 | 現金、トラベラーズチェック、証券、その他の金融商品 |
動物 | ペットの場合は許可証が必要 |
詳細はフランス大使館公式サイトで確認することをおすすめします。
フランス旅行で必要なもの・準備【日本入国時】

Visit Japan Webの登録
2025年現在、日本に入国する際は Visit Japan Web(VJW) に事前登録しておくと便利です。
Visit Japan Web とは、入国時の検疫・入国審査・税関申告などをウェブ上で事前に済ませ、到着時に QR コードを提示するだけでスムーズに手続きできるサービスです。
MySOS アプリのインストールは不要になりました。
主な手続き内容
- パスポート情報の登録
- 税関申告書のオンライン提出
- 入国手続き用 QR コードの取得
日本帰国前に必ず、Visit Japan Webのアカウントを登録しておきましょう。
フランス旅行で必要なもの・準備【絶対に必要】

現金
フランスで使えるユーロと日本円の両方があると便利です。円からユーロへ両替する場合、日本より現地で両替した方がレートが良いもの。空港や銀行で両替できますが、もっともレートが良いのは街中の一般の両替所でしょう。
クレジットカード
日本ではタッチで完了するクレジットカードが多いですが、海外では暗唱番号の入力を求められます。そのため、暗証番号を確認しておきましょう。VISAやMastercardなど、加盟店の異なるクレジットカードを何枚か持っていくことをおすすめします。
ガイドブック
スマートフォンでも閲覧できますが、手に取って閲覧できるガイドブックがあると安心です。
携帯電話(スマートフォン)
日本と同じく、フランスでも街中やホテルで無料で使えるWi-Fiは多いので、スマホでIDとパスワードを入力すれば利用できます。場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、モバイルルーターをレンタルしましょう。レンタル料金は1日当たり750円〜1,500円が目安です。
変圧器/アダプター
日本の電化製品をフランスでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。
日本 | フランス | |
電圧 | 100V | 220V |
周波数 | 50/60Hz | 50Hz |
プラグ | Aタイプ | Cタイプ |
フランス旅行で必要なもの・準備【アプリ編】
Citymapper

引用:https://play.google.com/store/games
フランスでメトロ(地下鉄)とバスに乗るなら、絶対に必要になるアプリです。初めての土地ではどこで降りたらいいのかわからず、困ってしまうもの。このアプリさえ入れておけば現在地情報に基づいて、降りる3分前くらいに通知がきます。リアルタイムの交通情報を反映した乗換案内なので、遅れている場合でも安心。フランスでの移動が便利になるアプリですよ。
iPhoneユーザーはこちら
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Currency

引用:https://play.google.com/store/games
Currencyは、150種以上の海外硬貨に対応しているアプリです。リアルタイムでフランスのレートが確認できるうえに、操作がとにかく簡単。フランスに限らず、海外旅行での買い物に欠かせないアプリです。
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Google翻訳

引用:https://play.google.com/store/games
もはや説明不要の翻訳アプリ。英語やフランス語がまったく話せなくても、Google翻訳さえあればどうにかなります。翻訳アプリは数多くありますが、はっきり言ってGoogle翻訳ひとつダウンロードしておけば問題ありません。
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Uber(ウーバー)

引用:https://play.google.com/store/games
Uber(ウーバー)をダウンロードしておけば、フランスでいつでもタクシーを呼べます。道に迷ってしまったときや、疲れたから歩きたくないときに便利!クレジットカードを登録しておけば、現地での支払いはありません。言葉が通じなくても気軽に移動できる、便利なアプリです。
iPhoneユーザーはこちら
androidユーザーはこちら
TheFork

引用:https://play.google.com/store/games
The Forkは美食の街フランスのレストラン予約に欠かせないアプリです。食べたいお店のジャンル別検索ができたり、お店の評価が一目でわかったりするのでレストラン探しの強い味方になるでしょう。現地近くのお店が自動で表示されるので「近くにいいお店はないかな?」という時に役に立ちます。
iPhoneユーザーはこちら
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フランス旅行で必要なもの・準備【あると便利】

フランス用eSIM
eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増しています。フランスに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
各種証明書やパスポートのコピー
紛失時に備えて、コピーはあった方が安心です。スーツケースに隠しておきましょう。
スリッパ
機内を快適にするため、使い捨てできるスリッパがあれば便利です。
防犯グッズ
フランス・パリ旅行を快適に過ごすために、スリ対策を徹底してください。日中でもスリから身を守る必要があります。貴重品はなるべく小さいバッグに入れて、体にそわせておきましょう。
モバイルバッテリー
フランスを観光しているのに「スマートフォンのバッテリーがなくなって写真が撮れない」という事態になったら残念。ぜひ、モバイルバッテリーを日本から持参することをおすすめします。
機内快適グッズ
ネックピローやアイマスクがあれば、さらに快適な空の旅ができるでしょう。
エコバッグ
フランスでも、スーパーやコンビニで買い物をするときにひとつ持っていくと便利です。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液は、目薬などの医薬品と同じく申告すれば液体物の制限外です。
乾燥対策グッズ
機内は乾燥するので、リップクリームや目薬があると安心です。
使い捨てマスク
新型コロナウイルス対策のほかにも、フランスでは黄砂やPM2.5が深刻です。マスクは複数枚持っていきましょう。
ティッシュ・ウェットティッシュ
フランスでは、日本のようにティッシュを街中で配布していていません。ちょっとした汚れを拭くのに便利なので、持っていきましょう。
日焼け止め
とくに夏の時期にフランス旅行に行くなら必須です。普段から使い慣れているものを持っていきましょう。
常備薬
食べ過ぎ対策として胃薬があると安心です。
虫よけスプレー
フランスには日本と同じように蚊がいます。夏季の時期に行くなら持っていきましょう。
生理用品
海外製は品質が良くない商品があります。予備として3日分ほどあると安心です。
フランス旅行で季節ごとに必要なもの・洋服

フランス旅行に行く際は、季節によって持っていくべきアイテムが異なります。現地の気温に合わせて、持ち物を工夫しましょう。
春(3月〜5月)
- 必要なもの:軽めのジャケット、傘、カメラ
- おすすめの洋服:薄手のコート、セーター、ジーンズ、スニーカー、スカーフ
春はフランスでもっとも美しい季節のひとつです。温暖な気候で、桜の花が咲き誇ります。しかし雨が多い季節でもあるため、軽めのジャケットや傘は必須です。おすすめの洋服は、薄手のコート、セーター、ジーンズ、スニーカー、軽めのスカーフです。おしゃれに決めて、春のパリ散歩を楽しんでください!
夏(6月〜8月)
- 必要なもの:日焼け止め、帽子、水筒、サングラス
- おすすめの洋服:Tシャツ、短パン、ワンピース、サンダル、軽めのバッグ
夏はフランスで旅行者が多い季節です。暑い日が続きますが、それでも観光地は混雑します。日焼け止め、帽子、水筒、サングラスなどのアイテムを持って、快適な旅行を過ごしましょう。おすすめの洋服はTシャツ、短パン、ワンピース、サンダル、軽めのバッグです。フランスらしいカフェや屋外の市場で過ごすのがおすすめです。
秋(9月〜11月)
- 必要なもの:アウター、長袖のシャツ、スカーフ、カメラ
- おすすめの洋服:薄手のコート、セーター、ジーンズ、スニーカー、ブーツ、ストール
秋のフランスは美しい紅葉とともに、少し肌寒くなる季節です。アウターや長袖のシャツ、スカーフなどが必要です。おすすめの洋服は薄手のコート、セーター、ジーンズ、スニーカー、ブーツ、ストールです。秋のパリは街が美しく彩られる季節ですので、街を散策すると秋の風景が楽しめます。
冬(12月〜2月)
- 必要なもの:防寒具、手袋、マフラー、帽子、カメラ
- おすすめの洋服:ダウンジャケット、セーター、ブーツ、厚手のスカーフ、ニット帽、タートルネックのトップス
冬のフランスは寒い季節ですが、イルミネーションやクリスマスマーケットなど、見所がたくさんあります。防寒具、手袋、マフラー、帽子など、厚着が必要です。おすすめの洋服はダウンジャケット、セーター、ブーツ、厚手のスカーフ、ニット帽、タートルネックのトップスです。冬のパリは映画のような美しい景色が広がるため、思い出に残る旅行になるでしょう。
フランス旅行の必要なものでよくある質問

フランス旅行で必要のないものは?
フランスではICチップのついていないクレジットカードはほとんど使えません。可能ならば、旅行前にICチップ型に変更しましょう。フランスで日本の電化製品は使えるの?
日本の電化製品をフランスでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。フランス旅行中の服装の注意点は?
フランスはファッションの中心地として有名です。ダボダボの服やズボン、スウェットパンツなどのカジュアルすぎる服装は、無礼に見られることがあります。近所に出掛ける際も、それなりの格好をしましょう。フランス旅行で一日どれくらいお金が必要?
フランスは食費や交通費が高い国です。ホテル代以外で、一日あたり15,000円を目安としておきましょう。
フランス旅行に持っていく費用に迷ってしまうなら、こちらの記事が参考になります。

