カスピ海に面した美しい国、アゼルバイジャン。豊かな歴史と文化、そして石油資源で知られるこの国を訪れる日本人旅行者は、年々増加傾向にあります。しかし、治安面で気になる方もいるでしょう。
この記事では、アゼルバイジャンの治安状況を客観的に解説し、旅行中の安全を守るための具体的な防犯対策を3つご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
【アゼルバイジャンのトラブル連絡先】
連絡先 | 内容 |
アゼルバイジャン大使館 | 1033, Izmir Street, Hyatt Tower 3, 6 fl., Baku AZ1065, Republic of Azerbaijan |
アゼルバイジャン警察 | 102 |
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【最新】アゼルバイジャンの治安・安全に関する情報
2024年10月現在、アゼルバイジャンの主要都市の治安は安全とされています。首都バクーをはじめ、観光地では犯罪率は低く、外国人旅行者も安心して滞在できます。
しかし、アルメニアとの国境地帯やナゴルノ・カラバフ地域では紛争の影響が残っており、緊張状態が続いています。テロの脅威は比較的低いものの、政治的な不安定さや汚職の問題は依然として存在します。旅行の際は最新の現地情報を確認し、外務省の渡航情報に従ってください。
アゼルバイジャンの治安
レベル | 勧告内容 | 対象地域 |
レベル4 | 渡航は止めてください(退避勧告) | アルメニアとの国境地帯 |
レベル3 | 渡航は止めてください。(渡航中止勧告) | ナゴルノ・カラバフ及びその周辺地域 |
レベル2 | 不要不急の渡航は止めてください | ゴランボイ、バルダ、アグジャベディ、テルテル、アグダム、ホジャヴェンド、フュズリ、ジェブライル |
レベル1 | 十分注意してください | 上記以外の地域 |
治安の不安定なアゼルバイジャンで警戒すべき3つのトラブル
アゼルバイジャンで旅行者が巻き込まれやすい、3つの犯罪を知っておきましょう。
1.強盗・置き引き
首都バクーを中心に、路上での強盗や置き引きが頻発しています。とくに観光客や外国人を狙った犯罪が多く、スマートフォンや財布などの貴重品は絶好のターゲット。手口として、バイクに乗った2人組の犯人が素早く近づき、威嚇や暴力を伴う方法が一般的です。
【対策】
- 目立つ服装や装飾品は避ける
- 夜間の外出を控える
- 移動は信頼できるタクシー会社で
- 貴重品は分散して所持する
- 人通りの少ない道は避ける
- 周囲を常に警戒する
2.ぼったくり
アゼルバイジャンのタクシーでは、外国人旅行者をねらったぼったくりが多発しています。メーターを使用せず、法外な料金を請求されるケースが多々あります。乗車前に目的地までの料金を確認し、メーターを使用するよう求めましょう。交渉を拒否される場合は、別のタクシーを探してください。
【対策】
- Uberなどの配車アプリを利用する
- メーターを使用する
- 両替は断る
- 流しのタクシーには乗らない
3.違法検問
警察官や軍人を装った者による違法検問や金品要求が報告されています。正規の警察官による不当な取り締まりや賄賂要求なども発生。地方部や夜間の道路で多く、観光客は言葉の壁もあって対応に苦慮するケースが多いです。
【対策】
- 緊急連絡先や大使館の連絡先を常時携帯
- 不審な検問を見かけたら、すぐに引き返す
- 夜間の長距離移動は避ける
- 車の運転は極力避ける
- 正規の警察官にも現金を渡さない
アゼルバイジャンで治安が良くない地域
1.ナゴルノ・カラバフ地域
ナゴルノ・カラバフ地域は、アゼルバイジャンとアルメニアの間で長年争われてきた紛争地帯です。2020年の戦闘後、アゼルバイジャンが実効支配を拡大しましたが、依然として緊張状態が続いています。散発的な衝突や地雷の存在など、安全上のリスクが高い地域です。国際的に認められた国境線内にありますが、アルメニア系住民との対立も残っています。外国人の立ち入りは厳しく制限されており、観光での訪問は推奨しません。
2.アルメニアとの国境地帯
ナゴルノ・カラバフ紛争の影響を受けており、治安が不安定なエリアです。トヴズ地区やガザフ地区などの国境に近い地域では、時折軍事衝突が発生しています。両国の軍隊が対峙しており、突発的な銃撃戦や砲撃のリスクがあります。民間人や外国人の立ち入りは厳しく制限されており、偶発的に巻き込まれるリスクが高いでしょう。
3.イラン国境地域
イランとの国境地域であるアスタラやレンコラン、ヤルドゥムルなどの南部地域は、治安上の懸念があります。密輸や違法な越境活動が行われることがあり、犯罪組織の活動も報告されています。外国人旅行者に対する直接的な脅威は比較的低いものの、予期せぬ事態に巻き込まれるリスクがあるため、十分な注意が必要です。
治安がよくないアゼルバイジャンで守るべき防犯対策3つ
アゼルバイジャンで安全に旅行するための防犯対策を3つ紹介します。
1.移動時の安全
空港から市内への移動は、事前に信頼できる送迎サービスを手配しましょう。一般のタクシーの路上呼び止めは非常に危険。市内での移動は、ホテルが提携する正規のタクシー会社やハイヤーサービスを利用してください。
夜間の移動は極力避け、やむを得ない場合は必ず複数人で行動します。移動ルートは毎回変更し、パターン化を避けてください。高級車での移動は目立つため、現地の一般的な車両を選びましょう。
2.宿泊の安全
宿泊先は、セキュリティの整った大手インターナショナルホテルチェーンを選びましょう。24時間警備体制があり、監視カメラが設置された施設を優先します。部屋は、3階から6階の中間階を選択するのが賢明です。
部屋では、見知らぬ人のノックには応答しないこと。パスポートのコピーは別途保管します。客室のセーフティボックスも、100%信頼しない方がよいでしょう。
3.身なり・所持品の管理
アゼルバイジャンでは、目立たない服装を心がけてください。高級ブランド品や派手な装飾品はNGです。スマートフォンの使用も人目につかない場所で行います。財布は分散して持ち、財布には必要最小限の現金のみ。
ショルダーバッグではなくリュックサックを使用し、貴重品は体の前で持つようにします。カメラなどの撮影機器も、必要時以外は目立たないバッグにしまっておくことが重要です。
アゼルバイジャンで頼りになる連絡先
アゼルバイジャンでトラブルに遭遇した場合、役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、アゼルバイジャン旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。
1.アゼルバイジャン大使館
もしも大きなトラブルに巻き込まれた場合や旅券の紛失など、より具体的なサポートが必要な場合は、日本大使館または領事館に連絡してください。大使館や領事館は国民の安全と保護を目的としており、旅行者へのサポートも行っています。
内容 | 詳細 |
住所 | 1033, Izmir Street, Hyatt Tower 3, 6 fl., Baku AZ1065, Republic of Azerbaijan |
電話 | (+994 12)490 78 18/19 |
公式サイト | 在アゼルバイジャン日本国大使館 |
2.緊急連絡先
緊急連絡先への通報は、現地在住者や日本大使館員の助言を得てから行うことをお勧めします。
警察 | 102 |
消防 | 103 |
救急 | 101 |
アゼルバイジャンの基本情報
項目 | 内容 |
正式名称 | アゼルバイジャン共和国 |
首都 | バクー |
位置 | コーカサス地方、カスピ海沿岸 |
面積 | 約8.7万㎢(日本の約4分の1) |
人口 | 約1050万人(2024年) |
民族 | アゼルバイジャン人(約95%)、その他(ロシア人、レズギン人など) |
言語 | アゼルバイジャン語(テュルク系言語)、ロシア語 |
宗教 | イスラム教(シーア派が主流)、キリスト教(ロシア正教) |
通貨 | マナト(AZN) |
時差 | 日本時間マイナス5時間 |
気候 | 温帯大陸性気候(地域によって異なる) |
ビザ | 日本国籍者は観光目的で最長90日間ビザなしで滞在可能 |
アゼルバイジャンの治安に関するよくある質問
-
アゼルバイジャンの街中で携帯電話は使えますか?
公共でのスマートフォンの使用はおすすめしません。スマートフォンは強盗の標的になりやすく、路上で使用していると犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。必要な場合は、ショッピングモール内やホテルのロビーなど、セキュリティの整った屋内で使用してください。
-
現地通貨はいくら必要ですか?
高額紙幣の持ち歩きは危険です。必要最小限の金額を数カ所に分散して所持することをお勧めします。
-
深夜便で到着する場合、市内までどうやって移動すべきですか?
夜間の空港〜市内間の移動は特に危険です。必ず事前にホテルか信頼できる旅行会社を通じて送迎を手配してください。警備員が同乗する高級ホテルの送迎サービスが最も安全です。
-
アゼルバイジャンのATMは安全に利用できますか?
安全に利用できます。しかし不審な人物を感じた場合や、ATMが破損しているように見える場合は使用を避けて、他のATMを探しましょう。また、暗証番号を入力する際には他人に見られないよう注意してください。
アゼルバイジャンに関する情報は、こちらの記事が参考になります。
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アゼルバイジャンに行くなら治安は要警戒
アゼルバイジャンの治安はおおむね問題ありません。しかし、一部地域では渡航制限がでています。そのため、セキュリティの整ったホテルや信頼できる送迎サービスの手配など、万全の安全対策を忘れずに。
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