エルサルバドルは中米に位置し、美しいビーチや古代遺跡が点在する国です。冒険心をくすぐる豊かな自然と文化にあふれ、訪れる人々を魅了してやみません。しかし、エルサルバドルには治安面で注意が必要なエリアもあります。
この記事では、エルサルバドル現在の治安状況を詳しく解説し、安心して訪れるためのポイントを紹介します。知識を深め、旅をさらに素敵なものにしましょう!
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エルサルバドル現在の治安は危険レベル1~2
日本外務省は2024年10月現在、エルサルバドルの危険レベルを1~2に設定しています。レベル1は「十分注意」、レベル2は「不要不急の渡航中止」とされ、地域によって危険レベルが異なります。
エルサルバドルは、特に犯罪集団「マラス」と呼ばれるギャング組織の活動が治安情勢に大きな影響を与えてきました。2015年、エルサルバドル政府は「マラス」をテロ組織と認定し、その後も継続的に取り締まりを行ってきました。その結果、犯罪発生件数は年々減少しており、現在では以前よりも治安が改善されつつあります。
また、2022年には、治安のさらなる強化を目指し、憲法で保障される一部の権利を一時的に制限する「例外措置体制」が導入され、ギャング構成員の大規模な拘束が行われました。ギャングの活動は沈静化し、殺人事件の件数は過去に比べて大幅に減少しています。
しかし、依然として都市部や郊外では強盗、窃盗、暴行といった犯罪が発生しており、注意が必要な状況です。特にギャングの縄張り争いによる暴力事件や、治安当局と犯罪組織の衝突が発生することもあり、特定の地域では治安が不安定な傾向にあります。
※エルサルバドルの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
エルサルバドルで治安を注意すべきエリア
危険レベル2:不要不急の渡航は控えてください
以下の6つの都市では、犯罪組織の活動が依然として確認されており、強盗や傷害などの犯罪が多発しています。
- メヒカノス市
- アポパ市
- シウダ・デルガード市
- コロン市
- ケサルテペケ市
- サカテコルカ市
危険レベル1:十分注意してください
以下の地域では、以前は犯罪が多発していましたが、治安当局の取り組みにより状況が改善されつつあります。それでもなお、注意が必要な地域です。
- サンサルバドル市セントロ地区
- サンマティアス市
- パンチマルコ市
- アギラレス市
上記以外のエリアでも、十分な注意が必要です。エルサルバドル全土で、窃盗や強盗などの一般犯罪が発生しており、観光客も被害に遭う可能性があるため、訪問の際は警戒を怠らないようにしましょう。
エルサルバドルで巻き込まれやすいトラブル5つ
1.駐車中の車上荒らし被害
エルサルバドルの主要都市では、駐車中の車両から貴重品が盗まれる「車上荒らし」が頻繁に発生しています。
特に警備員が常駐する駐車場でも、車内に見える位置に荷物を置いたままにしておくと、短時間で窓ガラスを割られたり、扉をこじ開けられたりするケースが後を絶ちません。
対策ポイント:
- 車を離れる際は、車内に貴重品を残さないようにしましょう。
- 見える位置にバッグや荷物を置かないことが大切です。荷物はトランクに隠すか、持ち歩くようにしてください。
- 駐車場所を選ぶ際は、警備員が常駐する施設や、人通りの多い場所を選びましょう。
2.強盗やひったくり被害
歩行中や路上での強盗やひったくりは、観光客が巻き込まれやすいトラブルの一つです。ナイフや拳銃で脅されたり、グループで襲撃されるケースもあります。被害に遭った際、抵抗すると命に関わる危険もあるため、十分な注意が必要です。
対策ポイント:
- 人通りの少ない場所や夜間の外出を避ける。
- 多額の現金や貴重品を持ち歩かず、目立たない服装や装飾品を心がける。
- 万が一、強盗に遭った場合は絶対に抵抗せず、相手に要求されたものを差し出し、身の安全を最優先に行動する。
3.宿泊施設での盗難
エルサルバドルでは、ホテルやホステルでの盗難被害も発生しています。宿泊施設の警備が不十分な場合、客室や荷物から現金や貴重品が盗まれることがあります。特に旧市街周辺の宿泊施設では、窃盗事件の報告が多いです。
対策ポイント:
- 宿泊施設は、警備員が常駐している場所やセキュリティ対策が充実している施設を選ぶ。
- 貴重品は可能な限り持ち歩かず、セーフティボックスを利用する。
4.ATMでの金銭強奪被害
ATMで現金を引き出した際、犯人に後をつけられ、帰宅途中に襲撃される被害も発生しています。特に、銀行周辺や人通りの少ない場所では被害が起こりやすいため、注意が必要です。
対策ポイント:
- ATMを利用する際は、周囲に怪しい人物がいないか確認する。
- 利用する時間帯は、日中の人通りが多い時間を選ぶ。
- 現金を引き出した後は、すぐにポケットやバッグに入れ、人目につかないように保管する。
5.「親切な現地人」による詐欺や誘導被害
街中や観光地で、親しげに話しかけてきて「案内してあげる」などと声をかけてくる現地人には注意が必要です。観光客を人気のない場所へ連れて行き、所持品を全て奪うといった事件も発生しています。
対策ポイント:
- 見知らぬ人物からの親切な申し出には警戒心を持つ。
- 誰かに話しかけられたら、必ず周囲の状況を確認し、周りに人がいない場所には決してついて行かない。
- 案内が必要な場合は、公式ガイドやツアーガイドを利用する。
エルサルバドルでの緊急時の対処法
エルサルバドルでの緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
警察 | 911 |
消防署 | 913 |
救急車 | 132 |
在エルサルバドル日本国大使館 | 2528-1111 国外からは(国番号503)2528-1111 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
エルサルバドルの防犯対策でおすすめのアイテム3選
1.海外旅行保険
エルサルバドルは、治安の改善が進んでいるとはいえ、窃盗や強盗などの犯罪が発生している地域もあります。そんなとき、万が一の事故や病気、盗難被害に備えておくことは、旅を安心して楽しむための基本中の基本です。
2.eSIM
旅先でのインターネット接続は、情報収集や緊急時の連絡手段として必須です。エルサルバドルでは、常に安定した通信環境を確保しておくことが、安全対策の一環にもなります。
eSIMなら、SIMカードの差し替えが不要で、渡航前に簡単に設定が完了します。到着した瞬間からすぐにインターネットを利用でき、便利かつ安心です。
3.パスポートのコピーや緊急連絡先のメモ
エルサルバドルでは、万が一パスポートを失った場合に備え、あらかじめコピーを取っておくことをおすすめします。さらに、在エルサルバドル日本大使館の連絡先や保険会社の緊急連絡先をメモしておくことで、いざというときの対処がスムーズに進みます。
エルサルバドルの基本情報
人口
約649万人(2020年、世界銀行)
宗教
カトリック教
言語
スペイン語
レート
1エルサルバドル・コロンは17円(2024年10月現在)
時差
-15時間 ※日本より15時間遅い
ビザ
観光、知人訪問を目的とする6か月以内の滞在であればビザ取得は不要。
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安全対策を重視してエルサルバドル旅行を楽しもう!
エルサルバドルは、歴史ある遺跡や美しい自然が魅力的な国です。しかし、治安面でのリスクもあるため、しっかりとした安全対策を講じることが大切です。
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