ジャマイカの治安は、多くの旅行者にとって気になるポイントの一つです。カリブ海の美しいビーチやリズム溢れる音楽で知られるこの国を安全に楽しむためには、現地の治安状況を把握しておくことが重要です。
この記事では、ジャマイカへの旅を計画している方のため、最新治安情報や注意点を詳しくご紹介します。
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ジャマイカ現在の治安は危険レベル1~2
日本外務省は2024年10月現在、ジャマイカの危険レベルを1~2に設定しています。レベル1は「十分注意」、レベル2は「不要不急の渡航中止」で、地域によって危険レベルが異なります。
ジャマイカは美しいビーチや陽気な音楽で魅力的な観光地ですが、一部地域では犯罪が多発しており、特に凶悪犯罪が発生しているエリアへの渡航は控えるべきです。近年、凶悪犯罪が増加しており、さらに2022年の殺人件数は1,500件を超えました。
これらの犯罪の多くはギャング間の抗争や薬物取引が原因とされており、主に都市部やその周辺地域で発生しています。政府はこうした犯罪抑止のため、非常事態宣言(SOE)や外出禁止令を発令し、犯罪対策特別地区(ZOSO)の指定など、警察や軍を動員した取り組みを進めていますが、依然として犯罪の発生件数は減少していません。
そのため、できる限りグループで行動し、単独行動を避けることで被害に遭うリスクを軽減できます。また、観光客が集まるエリアではスリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が頻発しています。知らない人に声をかけられた際は、詐欺や押し売りの可能性があるため、話に乗らずその場を離れることを心がけましょう。
※ジャマイカの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
ジャマイカで治安を注意すべきエリア
危険レベル2地域:不要不急の渡航は控えるべき
- セント・アンドリュー県(首都キングストン市を含む)
- セント・キャサリン県
- セント・ジェームズ県
- ウェストモアランド県
- クラレンドン県
これらの地域は、凶悪犯罪が多発しており、特にギャングの抗争や銃撃事件が頻発しているエリアです。政府は非常事態宣言(SOE)や外出禁止令を発令し、犯罪対策として警察と軍を投入していますが、犯罪の抑止には至っていないのが現状です。
特に首都キングストン市やモンテゴ・ベイの一部地域では、昼夜を問わず強盗や殺人事件が発生しており、旅行者が被害に巻き込まれるリスクが高まっています。
危険レベル1地域:十分な注意が必要
- 上記レベル2地域以外のジャマイカ全土
レベル1に指定されている地域でも、強盗や窃盗、薬物関連犯罪などが発生しており、油断は禁物です。特に観光客が多く集まるリゾート地では、旅行者をターゲットにした犯罪が発生しているため、常に注意を払いましょう。
また、空港から市内へ向かう途中の道路でも、強盗に遭遇する事例が報告されているので、移動中も警戒を怠らないことが重要です。
ジャマイカで巻き込まれやすいトラブル4つ
1.観光地でのスリ・置き引き被害
混雑した観光スポットや、バスやタクシーの乗り降り時に狙われやすく、貴重品を盗まれることが少なくありません。また、カフェやレストランで食事中にテーブルの上や足元に置いたバッグを盗まれるケースもあります。
対策ポイント:
- リュックを使用する場合は、前に抱えたり、防犯対策としてカラビナや南京錠でファスナー部分を固定するのも効果的です。
- 現金やパスポート、クレジットカードは一箇所にまとめず分散して持ち歩き、必要な分だけを携帯するようにしましょう。
- 食事中はバッグを足元や背もたれに置かず、常に手元や膝の上に置いて管理することが重要です。
2.路上での詐欺や押し売り
観光地では偽のガイドや物売りが声をかけてきて、強引にサービスや商品を売りつけようとすることがあります。
特に、お土産品やツアーの押し売り、物乞いを装った金銭要求などが報告されており、うっかり話に乗ってしまうと高額な料金を請求されることもあります。
対策ポイント:
- 見知らぬ人に声をかけられた場合は、軽く会釈してその場を離れるようにしましょう。興味を示すとさらにしつこく迫ってくることがあるので、毅然とした態度を心がけましょう。
- 花や小物を「プレゼント」と言って渡されることがありますが、実際はお金を要求されるケースが多いため、受け取らないようにしましょう。
- 観光ツアーに参加する際は、信頼できる旅行会社やホテルが紹介する公式のガイドを利用することをおすすめします。
3.夜間の暴行・強盗事件
ジャマイカでは、特に夜間に暴行や強盗事件が発生しやすくなります。首都キングストンやモンテゴ・ベイの一部エリアでは、ギャングの抗争や麻薬取引を背景とした犯罪が多発しており、観光客が巻き込まれるケースも報告されています。
対策ポイント:
- 夜間の外出は控え、特に人気の少ない路地や街灯の少ない場所には近づかないようにしましょう。
- ホテルを選ぶ際は、24時間体制のセキュリティがある宿泊施設を選び、できれば夜間は敷地内に留まるようにしましょう。
- 複数人で行動することで、トラブルに巻き込まれるリスクを減らすことができます。
4.外出禁止令やデモに巻き込まれるリスク
ジャマイカでは、治安悪化の対策として、特定地域に外出禁止令や非常事態宣言が発令されることがあります。また、政治的なデモや抗議活動が突発的に行われることもあり、これに巻き込まれると身動きが取れなくなることもあります。
対策ポイント:
- デモや集会が行われているエリアには近づかず、別のルートを選びましょう。周囲に警察や軍の車両が多く見られる場合は、突発的な取締りや外出禁止令が発令される可能性があるので、その場をすぐに離れることを心がけましょう。
- 外務省や在ジャマイカ日本国大使館のウェブサイト、または現地のニュースを通じて最新情報を確認し、外出を控えるべき時間帯や地域を把握しておきましょう。
- 現地の大使館や警察、宿泊先の緊急連絡先を事前にメモしておき、トラブル時にすぐに連絡できるよう準備しておきましょう。
ジャマイカでの緊急時の対処法
ジャマイカでの緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
警察 | 119 |
救急車 | 110 |
在ジャマイカ日本国大使館 | +1(876) 929-3338 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
ジャマイカの防犯対策でおすすめのアイテム3選
1.海外旅行保険
ジャマイカでは、スリや強盗、怪我など、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。万が一の際に頼りになるのが、しっかりとした補償内容を備えた「海外旅行保険」です。
病院での医療費が高額になることや、盗難被害で大切な荷物を失った際の補償を受けることができます。また、保険によっては緊急時の日本語対応サービスや、現地でのトラブル解決をサポートする窓口もあり、安心して旅行を楽しめます。
2.eSIM
旅行中の安全対策に欠かせないのが、スマートフォンでの通信環境の確保です。eSIMとは、スマートフォンの中に内蔵された電子SIMカードのことを指し、SIMカードを差し替えることなく、旅行先で簡単に現地の通信プランを利用できる仕組みです。
日本で購入しておけば、ジャマイカに到着してからわざわざSIMカードを買う手間も省けます。トラブル時に大使館への連絡もスムーズにできるので、緊急時の備えとしても最適です。
3.パスポートのコピーや連絡先のメモ
ジャマイカ旅行中、スリや置き引き、強盗に遭い、パスポートや貴重品を失うケースは決して珍しくありません。スマートフォンにデジタルコピーを保存し、同時に紙のコピーをバッグの中などに分けて持つと、万が一スマートフォンが盗まれた際にも安心です。
ジャマイカの基本情報
人口
約282.7万人(2022年世銀)
宗教
キリスト教
言語
英語、ジャマイカ・クレオール語
レート
1ジャマイカ・ドルは0.94 円(2024年10月現在)
時差
-14時間 ※日本より14時間遅い
ビザ
日本国籍の場合、30日間の滞在はビザが不要です。
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ジャマイカへ行く前に最新治安情報をチェックしよう!
ジャマイカは美しい自然や文化、音楽が満喫できる魅力あふれる国ですが、一部地域では治安が不安定なこともあり、旅行中にトラブルに巻き込まれる可能性もあります。渡航前に最新の治安情報をしっかりと確認し、訪れるエリアのリスクを把握することが大切です。
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