
ハンガリーはヨーロッパの中心に位置し、美しい街並みや豊富な文化遺産で人気を集めていますが、旅行を計画する際には治安状況が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ハンガリーの治安について最新情報を交えながら、安全に旅を楽しむためのポイントを紹介します。
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最新!ハンガリーの治安に関する情報

外務省の海外安全ホームページによると、2024年10月現在、ハンガリー全土は危険度レベルの対象外となっており、比較的安全な渡航先として位置づけられています。しかし、日本に比べると犯罪発生率はやや高く、十分な注意が必要です。
ハンガリーでは窃盗や置き引きなどの財産犯が、全体の犯罪の大部分を占めています。犯行の手口は巧妙で、観光客の不意をついたり、気を逸らしている間に荷物を持ち去るといった事例が多いです。
※ハンガリーの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
治安のよいハンガリーで巻き込まれやすいトラブル5つ

1.列車内での置き引き被害
ハンガリーの国際列車や長距離列車では、荷物の管理が行き届かないことを狙った置き引き被害が発生しています。特に観光客がうっかり居眠りをしてしまった際や、列車の棚に荷物を置いてしまったときに被害に遭いやすいです。
多くの被害は、ブダペストとウィーン間の列車内で報告されており、乗車中の荷物の管理が求められます。
防犯対策:
- 乗車中は貴重品を棚に置かず、常に手元で管理するようにしましょう。バッグは身体の前で抱えるか、膝の上に置き、ジッパーが開かないようにしっかりとロックすることが重要です。
2.公共交通機関内でのスリや置き引き
ブダペストの地下鉄やトラム、バスでは、特に混雑時にスリや置き引き被害が発生しています。
観光客が混雑した車内で移動中に、他の乗客に挟まれて身動きが取れなくなり、その隙にリュックサックやポケットから貴重品を抜き取られるケースが多く見られます。
防犯対策:
- バッグやリュックサックは背負わず、前に抱えるようにしましょう。ファスナー部分は常に手で押さえ、簡単に開けられないようにしてください。特にスマートフォンや財布はポケットではなく、体の前にあるバッグに収納し、アクセスしにくい場所に入れておくと安心です。
3.空港でのスリや置き引き、預け荷物からの盗難
空港の到着ロビーやチェックインカウンターでの置き引き被害も、観光客にとって注意すべきポイントです。到着後の気の緩んだ瞬間や、両替所での手続き中に起こる被害が多く、特に混雑したエリアではスリ集団による犯行も報告されています。
防犯対策:
- 音や視覚的なトリックを使って注意を逸らす手口が多いため、荷物を床に置くのは避け、肩にかけておく、または体の前に置くことを心がけてください。
4.ホテルでの盗難
ホテルではロビーやレストラン、さらには客室内での窃盗被害も報告されています。特に部屋に不在中や、ビュッフェ形式の朝食を楽しんでいるときに起こりやすいため、貴重品の管理を怠らないようにしましょう。
防犯対策:
- 席を離れる際は、バッグや貴重品を持ち歩くことを徹底してください。部屋に不在の間は、セーフティボックスを利用して、貴重品を部屋に置き去りにしないようにしましょう。また、就寝中も部屋の鍵や窓の施錠をしっかり確認し、侵入者を防ぐように注意しましょう。
5.車上荒らしや駐車中の盗難
ハンガリーでは、車上荒らしや駐車中に車内の荷物が盗まれる事件も発生しています。観光地近くの路上駐車場に車を停め、戻ってくると窓ガラスが割られ、車内に置いていた荷物がなくなっていたこともあります。
防犯対策:
- 駐車時は、車内に荷物や貴重品を置かないことが原則です。車を離れるときは、短時間でもドアロックを確認し、車内の状態を頻繁にチェックすることが重要です。
ハンガリーで治安を注意すべきエリア

1.ブダペスト市内
ブダペストはハンガリーの観光とビジネスの中心地で、ドナウ川を挟んで西側が「ブダ地区」、東側が「ペスト地区」に分かれています。ペスト地区の中心部には観光名所やショッピングスポットが集まり、観光客で賑わいますが、軽犯罪のリスクも高くなっています。
注意すべきエリア:
- ペスト地区の繁華街(5・6・7・8区)
- ブダペスト東駅周辺
- ドハーニ街道シナゴーグ周辺
2.ブダペスト以外の地方都市
ブダペスト以外の地方都市でも、観光客を狙った軽犯罪や詐欺行為が発生することがあります。特に、観光地や繁華街では荷物の管理を徹底し、注意を怠らないようにしましょう。
注意すべきエリア:
- エゲル市(ヘベシュ県)
- ミシュコルツ市(ボルショド・アバウーイ・ゼムプレーン県)
- トカイ村(ボルショド・アバウーイ・ゼムプレーン県)
ハンガリーでの緊急時の対処法

ハンガリーでの緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
緊急事態発生時(犯罪、火災、事故等24時間対応) | 112 |
警察 | 107 |
消防署 | 104 |
救急車 | 105 |
観光警察(Tourist Police) | (識別番号06)-(市外局番1)-438-8080 国外からは(国番号36)-1-438-8080 |
在ハンガリー日本国大使館 | (識別番号06)-(市外局番1)-398-3100 国外からは(国番号36)-1-398-3100 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
ハンガリーの防犯対策でおすすめのアイテム3選

1.首下げタイプの貴重品ケース
観光中、貴重品を安全に持ち歩くためには、体に密着させて管理できる首下げタイプの貴重品ケースがおすすめです。パスポートやクレジットカード、現金などを首下げケースに入れ、衣服の下に隠しておけば、スリや置き引きの被害を未然に防ぐことができます。
さらにRFIDブロック機能付きのものであれば、カード情報を守ることもできます。
2.防犯リュックサック
バッグの中身を狙われるスリの被害を防ぐためには、防犯機能が備わったリュックサックが大活躍します。ファスナー部分に隠しロックやカバーが付いているタイプや、耐刃素材でできたものを選ぶことで、スリや切り裂き被害から荷物を守ることができます。
3.eSIM
海外旅行中にインターネットに常時接続できる環境を整えておくことは、観光情報を調べたり、迷子になったときに現在地を確認したりするために重要です。
eSIMはスマホの設定だけで簡単に現地の通信サービスを利用できるため、ハンガリーに到着した瞬間から通信が可能となり、万が一トラブルに巻き込まれた際にも迅速に連絡を取れるメリットがあります。
ハンガリーの基本情報

人口
約960万人(2022年、中央統計局)
宗教
カトリック約30%、カルヴァン派約10%
言語
ハンガリー語
レート
1フォリントは0.41円(2024年10月現在)
時差
-7時間 ※日本より7時間遅い
ビザ
日本国籍者の場合、観光や知人訪問などの目的で90日以内の短期滞在であればビザは不要です。
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治安の良いハンガリー旅行に出掛けよう!

ハンガリーは美しい街並みや豊かな文化、温かい人々が魅力の国で、治安が比較的に良好なため、防犯意識をしっかりと持っていれば安心して観光を楽しめます。
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