
パプアニューギニアの治安を気にしながらも、その豊かな自然や多彩な文化に心を奪われる旅行者は後を絶ちません。しかし、このエキゾチックな国を楽しむためには、適切な準備が欠かせません。
この記事では、パプアニューギニアの治安状況を詳しく解説し、安心して旅を満喫するための具体的なアドバイスをお届けします。
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パプアニューギニア現在の治安は危険レベル1~2

日本外務省は2024年10月現在、パプアニューギニアの危険レベルを1~2に設定しています。レベル1は「十分注意」、レベル2は「不要不急の渡航中止」で、地域によって危険レベルが異なります。
近年、失業や貧困が深刻化しており、一部の若者グループによる強盗や暴力事件が増加しています。これらのグループは「ラスカル」と呼ばれ、刃物や手製の武器を使用した犯罪を行うことがあります。
また、部族間の対立が激化し、地域紛争がエスカレートするケースも見られます。警察の人員や予算が不足しているため、犯罪の取り締まりが十分に機能していない現状です。
さらに、女性に対する暴力や性犯罪も社会問題となっており、特に女性の旅行者は一層の注意が求められます。夜間の一人歩きや人通りの少ない場所を避け、信頼できる交通手段を利用することが重要です。
一方、自然災害のリスクも無視できません。環太平洋火山帯に位置するため、地震や火山活動が頻繁に発生しています。特にニューブリテン島やニューアイルランド島では、空港の閉鎖や交通機関の乱れが生じることもありますので、常に気象情報をチェックすることが重要とされます。
※パプアニューギニアの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
パプアニューギニアで治安を注意すべきエリア

危険レベル1:十分注意が必要
- 首都ポートモレスビーを含む全土(特定地域を除く)
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーや、モロベ州のレイ市などの主要都市では、スリやひったくり、車両強奪などの犯罪が日常的に発生しています。特に、失業者や生活困窮者が多いため、金品を狙った「ラスカル」と呼ばれる若者グループによる強盗が多発しており、昼夜を問わず注意が必要です。
また、都市内の一部には「セトルメント」と呼ばれる不法居住地域が存在し、ここを拠点とした犯罪が増加しています。日中であっても、単独での徒歩移動は避け、特に夜間の外出は控えることが推奨されます。
そして、ポートモレスビーでは車両を停車させた際に襲撃される「カージャック」の被害も発生しています。常にドアをロックし、貴重品は目立たないようにしましょう。
危険レベル2:不要不急の渡航は控えるべき
- ヘラ州、南ハイランド州
パプアニューギニアの山岳部に位置するヘラ州と南ハイランド州では、部族間の対立が長年にわたり続いており、衝突が頻繁に発生しています。これらの衝突は時に暴動や放火事件に発展し、多数の死傷者が出ています。特に選挙の影響を受けた暴力事件が多発しており、地域全体の治安が非常に不安定な状態です。
ヘラ州では、2022年11月に部族衝突に端を発する大規模な暴動が発生し、多くの民間企業や地元住民が被害を受けました。南ハイランド州でも選挙後の暴動や部族間衝突が相次ぎ、政府は軍を派遣して治安回復を図っていますが、現状では完全な安定には至っていません。
パプアニューギニアで巻き込まれやすいトラブル4つ

1.強盗やカージャック
パプアニューギニアでは、経済的な困窮から金品を狙った強盗が頻発しています。特に「ラスカル」と呼ばれる若者グループが武器を使用した犯行を行うことが多く、昼夜を問わず注意が必要です。
彼らはナイフや手作りの銃を使用して、通行人や車両を襲撃するケースが見られます。また、カージャックの被害も増加しており、車を停車させる場面で襲撃されることが多発しています。
対策ポイント:
- 常に車両のドアはロックし、窓は閉めたままにすることが基本です。
- 車で移動中は安全な場所で停車するよう心がけ、不審な場所での停車は避けましょう。
- 現金や貴重品は目立たないように持ち運び、バッグをしっかり持つか隠しましょう。
2.性犯罪や誘拐
パプアニューギニアでは性犯罪が深刻な問題となっています。特に女性が被害に遭うケースが多く、性犯罪目的の誘拐も報告されています。女性の単独行動は特に危険ですので、常に警戒が必要です。
対策ポイント:
- 夜間の外出は避け、なるべく信頼できる同行者と行動しましょう。
- 公共交通機関の利用は控え、配車アプリや信頼できるタクシーを使いましょう。
3.窃盗や詐欺
ホテルや公共の場での窃盗も増加しています。宿泊先で貴重品が盗まれたり、クレジットカードが不正利用されるケースが報告されています。
また、路上では詐欺や窃盗が頻発し、信号待ちの車両が襲撃されることもあります。
対策ポイント:
- 貴重品はセーフティボックスに預けるか、身につけて管理しましょう。
- 車を停車する際は、周囲に注意を払うこと。特に信号待ちでは、ドアをロックし窓を閉めた状態で待機しましょう。
4.交通事故やトラブル
交通状況が整っていないため、事故やトラブルに巻き込まれることがあります。無免許運転や飲酒運転が原因の事故も多く、交通警察の対応も万全ではありません。
対策ポイント:
- 車を運転する際は道路状況に十分注意し、交通規則を守ることが大切です。
- 公共交通機関は信頼性が低いため、可能であれば利用を避け、配車アプリや信頼できる送迎サービスを活用しましょう。
パプアニューギニアでの緊急時の対処法

パプアニューギニア(ポートモレスビー)での緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
警察 | 112 |
消防署 | 110 325-5188 |
救急車 | 111 341-1028 |
在パプアニューギニア日本国大使館 | 電話(675)321-1800(内線)1002 夜間・休館日・緊急時:7685-2319 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
パプアニューギニアの防犯対策でおすすめのアイテム3選

1.RFIDブロッキング財布
パプアニューギニアではスリやひったくりの被害が頻発していますが、特にクレジットカードやパスポートを狙ったスキミング犯罪にも注意が必要です。RFIDブロッキング財布は、カードやパスポートに内蔵されたICチップからの情報を遮断することで、スキミングを防ぐ効果があります。
2.ポータブルドアロック
パプアニューギニアで宿泊するホテルや宿舎では、万全なセキュリティが整っていない場合もあります。ポータブルドアロックなら簡単にドアに取り付けられ、外部から鍵を開けられないようにすることで、不審者の侵入を防ぎます。
3.eSIM
旅行先でスムーズに通信を確保することは、防犯対策にもつながります。eSIMは、物理SIMカードを必要としないため、スマホの紛失や盗難時にもリスクを軽減できます。
パプアニューギニアの基本情報

人口
約10,142,620人(2022年、世界銀行)
宗教
キリスト教
言語
英語、ピジン英語、モツ語
レート
1キナは37.90円(2024年10月現在)
時差
+1時間 ※日本より1時間進んでいます
ビザ
パプアニューギニアへの入国にはビザ(査証)が必要です。
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パプアニューギニアへ行く前に最新治安情報をチェックしよう!

パプアニューギニアを安全に楽しむためには、渡航前に最新の治安情報をしっかり確認することが重要です。現地の状況は日々変化するため、事前に信頼できる情報源をチェックし、リスクを最小限に抑える準備を整えましょう。
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