パラオの治安は良い？悪い？あなたの身を守る防犯対策3選

執筆：tochi-kuru

2024年10月9日

パラオの治安は安定しており、旅行者にとって安全です。一般的な観光地や主要都市では警察の存在や監視カメラの設置など、治安維持に積極的な取り組みが行われています。ただし、観光客が集中する場所では注意してください。

この記事では、パラオの治安に関する情報をわかりやすく解説します。

【パラオでトラブルに遭遇した時の連絡先】

内容	詳細
住所	Box 6050, Palau Pacific Resort, Ngerkebesang, Koror, Republic of Palau 96940
電話	(+680)488-6455
開館時間	月〜金 9:00〜12:00、13:00〜16:30

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パラオの治安が安定している3つの理由

1.人口が少ない

パラオの人口は約1万8000人と少ないです。そのため、島国特有の密接なコミュニティが形成されています。この環境では、人々が互いをよく知って社会的なつながりが強くなります。そのため、犯罪行為は比較的すぐに発覚し、抑止力となります。伝統的な価値観や相互扶助の精神が根付いており、これが社会の安定性を高めています。

2.観光業への依存

パラオ経済は観光業に大きく依存しています。美しいビーチや豊かな海洋生態系を目当てに多くの観光客が訪れるため、政府は治安維持を最優先事項としています。安全な観光地こそが国の経済的繁栄に直結するという認識が浸透しており、これが犯罪抑止に寄与しています。

3.アメリカとの国際関係

パラオは独立国家ですが、アメリカとの自由連合協定を結んでいます。そのため、安全保障面で協力関係にあります。法執行機関の訓練や装備が充実し、効果的な治安維持が可能。周辺国との協力体制を強化することで、組織犯罪や違法漁業などの問題に対処しています。

パラオで警戒すべき3つの治安トラブル

パラオで日本人旅行者が巻き込まれやすい、3つの犯罪を知っておきましょう。

1.食べ物による体調不良

パラオは美味しい屋台料理の宝庫です。しかし、中には日本人の体に馴染みにくい食材もあります。特に屋台の衛生状態や保存方法が心配な場合は、あまり冒険せずに清潔そうなレストランで食事をするか、旅行前に腸の調子を整えるためのサプリを飲むなどの対策をしてみてください。

2. 交通事故

パラオの都市部ではバイクが非常に多く、歩行者との交通事故が起こりやすいです。信号の意味が日本と異なる場所もあります。とくに、横断歩道を渡る時は周囲をよく確認するようにしましょう。また、歩きスマホが原因による事故も報告されています。

3. スリや置き引き

パラオは治安が良いとはいえ、観光地ではスリや置き引きの被害が報告されています。貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、外出時は必要最低限のものだけ持ち歩くように心がけましょう。混雑した場所ではバッグのファスナーを前にして、常に周囲を警戒することが大切です。

パラオで警戒すべき治安が不安定な地域

首都コロールでは、他の都市部と同様に夜間の一人歩きには注意が必要です。飲酒した観光客を狙った軽犯罪（スリや置き引きなど）が稀ですが報告されています。

また、人の少ない離島やビーチでは、自然環境に関連するリスクの方が治安面より懸念されます。通常の旅行者の注意を払えば、パラオは非常に安全な旅行先といえます。

治安のよいパラオで守りたい防犯対策3つ

パラオで安全に旅行するための防犯対策を3つ紹介します。

1.貴重品の管理を徹底する

パラオでスリや置き引きに遭わないためには、自分の荷物に常に注意を払うことが重要です。財布やパスポート、カメラなどの貴重品は混雑した場所では特に注意し、なるべく身体に近いところに保管しましょう。

無用な現金やカードはホテルのセーフティボックスに預けるなど、必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。

2.夜間に出歩かない

全体的にパラオの治安は良いですが、深夜に一人で歩くことは避けるべきです。特に人通りが少ない場所や裏通りは避けて、明るくて人の多い道を選ぶようにしましょう。

3.旅行保険に加入する

何か問題が起こった時に備え、旅行前に旅行保険に加入することをおすすめします。病気や怪我、盗難など、不測の事態に備えて保険に加入しておくと、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。

治安のよいパラオで知っておきたい連絡先

パラオでトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、パラオ旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。

パラオ日本国大使館

内容	詳細
住所	Box 6050, Palau Pacific Resort, Ngerkebesang, Koror, Republic of Palau 96940
電話	(+680)488-6455
開館時間	月〜金 9:00〜12:00、13:00〜16:30

全国共通

警察・消防・救急：911

パラオの基本情報

項目	内容
正式名称	パラオ共和国（Republic of Palau）
位置	太平洋西部、ミクロネシア西端
面積	約488平方キロメートル（屋久島とほぼ同じ）
人口	約18,050人（2022年、世界銀行）
首都	マルキョク（2006年10月、コロールより遷都）
民族	ミクロネシア系
言語	パラオ語、英語（ともに公用語）
宗教	キリスト教
通貨	アメリカ合衆国ドル
時差	日本との時差なし
気候	熱帯海洋性気候、高温多湿
主な産業	観光業
特徴	約200の島々からなり、人が住んでいるのは9島のみ。日本との文化的なつながりが深く、親日国として知られている。

パラオの治安に関するよくある質問

パラオの街中で携帯電話は使えますか？

スマートフォンは強盗の標的になりやすく、路上で使用していると犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。必要な場合は、ショッピングモール内やホテルのロビーなど、セキュリティの整った屋内で使用してください。
現地通貨はいくら必要ですか？

高額紙幣の持ち歩きは危険です。必要最小限の金額を数カ所に分散して所持することをお勧めします。
深夜便で到着する場合、市内までどうやって移動すべきですか？

夜間の空港〜市内間の移動は危険です。必ず事前にホテルか信頼できる旅行会社を通じて送迎を手配してください。警備員が同乗する高級ホテルの送迎サービスが安全です。
パラオのATMは安全に利用できますか？

安全に利用できます。しかし不審な人物を感じた場合や、ATMが破損しているように見える場合は使用を避けて、他のATMを探しましょう。また、暗証番号を入力する際には他人に見られないよう注意してください。

パラオ旅行に関する情報は、こちらの記事が参考になります。
→パラオ旅行に必要な費用はいくら？安い時期とベストシーズンを解説

治安の良いパラオに出掛けよう！

パラオは一般的に治安の良い国とされています。観光地や主要都市では警察の存在感も高く、安全な環境で旅行を楽しめるでしょう。次の週末の休みには、治安のよいパラオ旅行に行きませんか。Trip.comではお手頃価格でパラオ旅行のチケットを発売しています。お得な料金を今すぐチェックしてみてください！

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