南米の美しい自然と豊かな文化を持つベネズエラですが、残念ながら治安状況は非常に厳しいです。近年は経済危機や政治不安が深刻化し、治安は悪化の一途を辿っています。
この記事では、そんなベネズエラで安全に過ごすために知っておくべき治安情報と、役立つ防犯対策を3つ紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
【ベネズエラのトラブル連絡先】
連絡先 | 内容 |
ベネズエラ大使館 | (+58-212) 262-3435 |
ベネズエラ警察緊急通報 | 171 |
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【最新】ベネズエラの治安・安全に関する情報
2024年10月現在、ベネズエラへの渡航はおすすめできません。ベネズエラは、中南米でもとくに治安が悪い国のひとつ。外務省によると、ほぼすべての地域で渡航を制限するレベル2~3となっています。
現在でも深刻な経済危機と政情不安が続いており、全土で犯罪発生率が高止まりしています。首都カラカスでは強盗や誘拐が頻発し、外国人を狙った犯罪も報告。2024年に入ってから、隣国ガイアナとの領土紛争も緊張が高まっています。
ベネズエラの治安
地域 | 危険レベル | 状況 |
スリア州 タチラ州 ボリバル州の一部(州北東部の「アルコ・ミネロ」鉱業地帯及びブラジルとの国境地帯)アプレ州の一部(コロンビアとの国境地帯) アマゾナス州の一部(コロンビア・ブラジルとの国境地帯) | レベル3:渡航は止めてください | 継続 |
ボリバル州の一部(「アルコ・ミネロ」鉱業地帯及びブラジルとの国境地帯を除く) | レベル2:不要不急の渡航は止めてください | 引き下げ |
上記以外の全地域 | 継続 |
治安の悪いベネズエラで警戒すべき3つのトラブル
ベネズエラで旅行者が巻き込まれやすい、3つの犯罪を知っておきましょう。
1.強盗・置き引き
首都カラカスを中心に、路上での強盗や置き引きが頻発しています。とくに観光客や外国人を狙った犯罪が多く、スマートフォンや財布などの貴重品は絶好のターゲット。手口として、バイクに乗った2人組の犯人が素早く近づき、威嚇や暴力を伴う方法が一般的です。
【対策】
- 目立つ服装や装飾品は避ける
- 夜間の外出を控える
- 移動は信頼できるタクシー会社で
- 貴重品は分散して所持する
- 人通りの少ない道は避ける
- 周囲を常に警戒する
2.誘拐・身代金要求
「エクスプレス誘拐」と呼ばれる、短時間誘拐が深刻な問題となっています。犯人は被害者をATMに連れて行き、現金を引き出させる、あるいは家族に身代金を要求するケースが多発。裕福に見える外国人や現地企業幹部がターゲットです。
【対策】
- 行動パターンを定型化しない
- 送迎時は到着時間を事前に確認しる
- 面識がない人物とは行動を共にしない
- 緊急連絡先を常に携帯しておく
3.違法検問による違法行為
警察官や軍人を装った者による違法検問や金品要求が報告されています。正規の警察官による不当な取り締まりや賄賂要求なども発生。地方部や夜間の道路で多く、観光客は言葉の壁もあって対応に苦慮するケースが多いです。
【対策】
- 緊急連絡先や大使館の連絡先を常時携帯
- 不審な検問を見かけたら、すぐに引き返す
- 夜間の長距離移動は避ける
- 車の運転は極力避ける
- 正規の警察官にも現金を渡さない
ベネズエラで治安がよい地域
メリダ州は、アンデス山脈に位置する大学都市で、他の地域と比べて犯罪発生率が低く、観光インフラも整備されています。特にメリダ市は教育水準が高く、現地住民の意識も比較的高いため、基本的な注意を払えば観光も可能です。
また、マルガリータ島(ヌエバエスパルタ州)も、観光地として世界的に知られ、リゾートエリアは警備が強化されているため、比較的安全です。ホテルエリアや主要ビーチでは警備員が配置され、観光客の安全確保に努めています。
※これらの地域でも、夜間の外出や人気の少ないエリアへの立ち入りは避けましょう。貴重品の管理や周囲への注意はもちろん、スリや置き引きなどの一般的な犯罪のリスクは存在します。
治安がよくないベネズエラで守るべき防犯対策3つ
ベネズエラで安全に旅行するための防犯対策を、3つ紹介します。
1.移動時の安全
空港から市内への移動は、事前に信頼できる送迎サービスを手配しましょう。一般のタクシーの路上呼び止めは非常に危険。市内での移動は、ホテルが提携する正規のタクシー会社やハイヤーサービスを利用してください。
夜間の移動は極力避け、やむを得ない場合は必ず複数人で行動します。移動ルートは毎回変更し、パターン化を避けてください。高級車での移動は目立つため、現地の一般的な車両を選びましょう。
2.宿泊の安全
宿泊先は、セキュリティの整った大手インターナショナルホテルチェーンを選びましょう。24時間警備体制があり、監視カメラが設置された施設を優先します。部屋は、3階から6階の中間階を選択するのが賢明です。
部屋では、見知らぬ人のノックには応答しないこと。パスポートのコピーは別途保管します。客室のセーフティボックスも、100%信頼しない方がよいでしょう。
3.身なり・所持品の管理
ベネズエラでは、目立たない服装を心がけてください。高級ブランド品や派手な装飾品はNGです。スマートフォンの使用も人目につかない場所で行います。財布は分散して持ち、財布には必要最小限の現金のみ。
ショルダーバッグではなくリュックサックを使用し、貴重品は体の前で持つようにします。カメラなどの撮影機器も、必要時以外は目立たないバッグにしまっておくことが重要です。
治安の悪いベネズエラで頼りになる連絡先
ベネズエラでトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、ベネズエラ旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。
1.ベネズエラ大使館
もしも大きなトラブルに巻き込まれた場合や旅券の紛失など、具体的なサポートが必要な場合は日本大使館に連絡してください。日本国民の安全と保護を目的としており、旅行者へのサポートを行っています。
内容 | 詳細 |
住所 | Torre Digitel, Piso 9, Av. Francisco de Miranda, Entre Av. Eugenio Mendoza y Av. Los Palos Grandes, La Floresta, Caracas |
電話 | (+58-212) 262-3435 |
公式サイト | 在ベネズエラ日本国大使館 |
2.ベネズエラ警察緊急通報
警察への通報は、必ず現地在住者や日本大使館員の助言を得てから行うことをお勧めします。基本はスペイン語での対応となり、英語は限定的です。
内容 | 詳細 |
一般緊急通報 | 171 |
首都圏警察 | (+58-212) 414-9358 |
ベネズエラの基本情報
項目 | 内容 |
正式名称 | ベネズエラ・ボリバル共和国 |
首都 | カラカス |
言語 | スペイン語(公用語) |
面積 | 約912,050㎢(日本の約2.4倍) |
人口 | 約2,646万人 |
主な民族 | 不明 |
宗教 | カトリック教徒が多数 |
通貨 | ボリバル |
時差 | 日本より-13時間 |
東京発→カラカス行きの格安航空券
- 片道
- 往復
- HND13:3041時間2 stopsCCS17:30東京 - カラカス|2月2日 (日)|上海航空122,707円147,839円17% OFF17% OFF147,839円122,707円
- TYO01:00 pm3時間5分直行便CCS02:00 pm東京 - カラカス|Tue, Jan 28|上海航空ほかの航空券を検索ほかの航空券を検索
取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
ベネズエラの治安に関するよくある質問
-
カラカスの街中で携帯電話は使えますか?
公共でのスマートフォンの使用は非常に危険です。スマートフォンは強盗の標的になりやすく、路上で使用していると犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。必要な場合は、ショッピングモール内やホテルのロビーなど、セキュリティの整った屋内で使用してください。
-
現地通貨(ボリバル)と米ドル、どちらを持ち歩くべきですか?
現在のベネズエラは米ドルが広く流通しており、多くの場所で使用可能です。ただし、高額紙幣の持ち歩きは危険です。必要最小限の金額(20-50ドル程度)を数カ所に分散して所持することをお勧めします。
-
深夜便で到着する場合、市内までどうやって移動すべきですか?
夜間の空港〜市内間の移動は特に危険です。必ず事前にホテルか信頼できる旅行会社を通じて送迎を手配してください。警備員が同乗する高級ホテルの送迎サービスが最も安全です。
-
安全に観光できる地域はありますか?
メリダ州やマルガリータ島など、比較的安全な地域もありますが、どの地域でも基本的な安全対策は必要です。観光する場合は、必ず現地の信頼できるガイドを利用し、団体行動を心がけてください。
そのほか、ベネズエラ旅行のひとり旅に関する情報はこちらの記事が参考になります。
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ベネズエラに行くなら治安は要警戒
ベネズエラは南米有数の観光資源を持つ魅力的な国ですが、深刻な経済危機と社会不安が問題です。旅行を検討する場合は、渡航情報を十分確認し、セキュリティの整った高級ホテルの利用、信頼できる送迎サービスの手配など、万全の安全対策が必要不可欠。
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