
ラオスと日本のコンセントは形状や電圧が異なります。いつも通り充電できるからといって何も用意しておかないと、現地で困ったことになるかもしれません。
この記事ではラオスのコンセント形状や電圧、変換プラグの選び方、そしてよくあるトラブルと対策について詳しく解説します。ぜひ、最後までご覧ください。
ラオスと日本のコンセント比較表
特徴 | ラオス | 日本 |
電圧 | 220V | 100V |
周波数 | 50Hz | 50 Hz (東日本) / 60 Hz (西日本) |
プラグのタイプ | A、Cタイプ | Aタイプ |
ラオスのコンセントは2種類
ラオスへ旅行する際は、B3LとCタイプの変換プラグを持参することを強くおすすめします。
Aタイプ

Aタイプは日本と北米で使用される2ピン型のコンセントです。プラグの形状は平たい2本の刃で、アース端子はありません。100-127Vの電圧に対応し、家庭用電化製品に広く使われています。
Cタイプ

Cタイプはヨーロッパを中心に広く使用されているタイプのコンセントです。コンセントの穴は、丸い形状のピンが2つ並んだ構造になっています。基本的にアース端子がなく、アース線がない電化製品に対応しています。
Cタイプが使用されている地域の電圧は、一般的に220V~240Vと、日本の100Vより高電圧です。そのため、日本の電化製品をそのまま使用する場合には、変圧器が必要になります。
ラオスのコンセントが合わないときは変換プラグ

ラオスのタイプのコンセントで日本の家電を使うためには、変換プラグを持っていきましょう。
なお、変換プラグには2種類あります。特定のコンセントに対応した簡易型と複数のコンセントに対応したマルチ型です。ラオスしか行かないのであれば簡易型でも問題ありませんが、今後の海外旅行のことを考慮すると汎用性の高いマルチタイプをおすすめします。
種類 | 料金 | 特徴 |
簡易型 | 安い(100円~300円) | 特定のコンセントにのみ対応 |
マルチ型 | 高い(300円~800円) | 複数のコンセントに対応 |
ラオス用の変換プラグを購入できる場所

変換プラグは多くのお店で取り扱いがあります。空港で購入するとコスパがよくありませんので、100円ショップなどお手軽に購入できる場所を探しましょう。おすすめする場所を、上から順に並べました。
- 100円ショップ
- インターネット通販(Amazon)
- ドン・キホーテ
- 家電量販店
- 空港の売店
- ラオスのお店
ラオスで充電する場合、変圧器は必要?

日本の家電を使うなら、電圧を気にしましょう。基本的に、日本の電圧は100Vですがラオスは220Vとなります。そのため、日本の電化製品で100Vまでしか対応していない電化製品に220Vの電圧を流すため、火災や破損につながってしまいます。
ラオスで変圧器を使うかどうかは、お手持ちの電化製品が220Vまで対応できるかどうかを判断する必要があります。
パソコン

ラオスで日本のパソコンを充電する場合、変圧器はほぼ必要ありません。なぜなら、日本のほとんどの機種が100V-240Vに対応しているからです。すべての機種が対応しているわけではありませんので確認は必要ですが、ほとんど問題ないでしょう。変換プラグを差し込むだけで充電できます。
スマートフォン

次にスマートフォンの充電についてですが、こちらも変圧器は必要ありません。なぜなら、ほとんどのスマートフォン用充電器の多くは220Vまで対応しているからです。お手持ちのスマートフォンがラオスでも使えるかどうかは、充電器本体に対応している電圧の数字を確認してください。「100~240V」という表記があれば、ラオスでそのまま充電できます。
ドライヤー・ヘアアイロン

ドライヤー・ヘアアイロンを充電する場合、海外対応品以外の場合は変圧器が必要です。一般的にドライヤー600~1,200Wと大きな電力を必要としますので、消費電力の2~3倍に対応する変圧器が必要です。
できれば海外対応のものを用意する、もしくは現地のホテルで借りることをおすすめします。
ラオスでコンセント不要で充電するワザ

ラオスでコンセントの形状がどうしても合わない場合、USBケーブルを使用して充電する方法が便利です。一部の携帯電話などはUSBケーブルで充電可能ですので、ホテルや空港にはUSBポートを上手に利用して充電しましょう。変換プラグを使わずに充電できます。
また、移動中の充電にはモバイルバッテリーが安心です。これらは家電量販店で購入可能で、充電しながらの移動がかんたん。イザというときの電源確保に役立ちますし、変換プラグの必要性が減ります。
ラオスで気軽に充電できる場所3選

1.カフェ
ラオスのカフェは気軽に充電できる場所がたくさんあります。多くのカフェでは無料Wi-Fiと共に席の近くに充電用のコンセントが設置されていますので、ゆったりとした雰囲気の中で携帯電話やタブレットの充電をしましょう。カフェ文化が盛んなラオスでは、特に都市部に多くのオプションがあります。
2.ホテル
ラオスのほとんどのホテルでは、客室にコンセントが設置されています。また、ロビーやレストランなど、共用スペースにもコンセントが設置されているホテルがあります。
3.空港
ラオスの主要空港であるワットタイ国際空港には、多数の充電ステーションがあります。これらの空港の待合エリアやゲート近くに設置されている充電ポイントは、国際的なプラグ規格に対応しています。そのほか、ビジネスクラスラウンジや特定のエリアでは、より快適な座席とともにプライベートな充電環境を提供しています。
ラオス以外のコンセント形状と電圧一覧

ラオス以外の海外コンセントの形状と電圧一覧をまとめました。海外旅行に行く際にお役立てください。
アジア
国名 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
インド | 50 | 115/230/240 | B, B3, BF, C, SE |
インドネシア | 50 | 127/220/230 | A, B, B3, BF, C |
シンガポール | 50 | 115/230 | B, B3, BF, C |
タイ | 50 | 220 | A, B, B3, BF, C |
フィリピン | 60 | 230/240 | A, B, B3, C, O |
マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF, C |
香港 | 50 | 200/220 | B, B3, BF, C |
台湾 | 60 | 110/220 | A, C, O |
大韓民国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
オセアニア
国名 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
オーストラリア | 50 | 240/250 | O |
ニュージーランド | 50 | 230/240 | O |
フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
北米・南米
アメリカ・カナダは日本と同じAタイプです。しかし電圧は日本より高いため、電化製品によっては変圧器が必要です。
国名 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
アルゼンチン | 50 | 220 | BF, C, O, SE |
カナダ | 60 | 120/240 | A, BF |
コロンビア | 60 | 120/150 | A |
チリ | 50 | 220 | B3, BF, C, SE |
ブラジル | 60 | 127/220 | A, C |
ベネズエラ | 60 | 120 | A |
ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
メキシコ | 60 | 120/127/230 | A, C, SE |
ヨーロッパ
ヨーロッパの電圧は日本より高いうえにコンセントの形状が異なるため、変圧器と変換プラグの準備が必要です。
国名 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
イギリス | 50 | 230/240 | B, B3, BF, C |
アイスランド | 50 | 230 | B, C, SE |
イタリア | 50 | 125/220 | A, C, SE |
ギリシャ | 50 | 230 | B, B3, C, SE |
スイス | 50 | 230 | A, B, C, SE |
スウェーデン | 50 | 230 | B, C, SE |
スペイン | 50 | 127/220 | A, C, SE |
デンマーク | 50 | 230 | C |
ドイツ | 50 | 127/230 | A, C, SE |
ノルウェー | 50 | 230 | C, SE |
ハンガリー | 50 | 220 | C |
フィンランド | 50 | 120/230 | A, B, C, SE |
フランス | 50 | 127/230 | A, C, O, SE |
ブルガリア | 50 | 110/220 | A, C, SE |
ベルギー | 50 | 127/230 | A, B, C, SE |
ポルトガル | 50 | 230 | B, B3, BF, C, SE |
ロシア | 50 | 127/220 | A, B, C, SE |
アフリカ
国名 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
アルジェリア | 50 | 127/220 | A, BF, C |
エジプト・アラブ共和国 | 50 | 220 | B3, BF, C |
エチオピア | 50 | 220 | C |
ケニア | 50 | 240 | B, B3, BF, C |
ザイール | 50 | 220 | C |
タンザニア | 50 | 230 | B3, BF |
ナイジェリア | 50 | 230 | B, BF, C |
南アフリカ | 50 | 220/230/250 | B, B3, BF, C |
ラオスのコンセントのトラブルや注意点

-
ラオスで変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
ラオスの多くの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入することができます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
どうしても変圧器を持っていきたくない場合は?
多くの電化製品は変圧器なしで使用できます。製品の電圧範囲を確認し、ラオスの220Vに対応しているかを事前にチェックしてください。
-
停電が起きました、なぜですか?
ラオスでは電力が不安定なため、突然の停電が起こることがあります。懐中電灯などの備えがあると安心です。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
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ラオスに行くなら変換プラグはあった方が安心

ラオス旅行に行くなら、変換プラグを用意しましょう。ラオスのコンセントはC複数のタイプが存在しますので、互換性を持つ変換プラグが必要です。イザというときに困らないように、携帯式の充電器があるとさらに安心でしょう。
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