ETIASの最新情報!申請はいつから?ヨーロッパの対象国や申請方法を徹底解説

ライターのプロフィール写真

ヨーロッパ旅行の航空券やホテルについて調べていると、「ETIAS(エティアス)」という言葉をよく見かけることが多くなったのではないでしょうか?

ETIASとは、2026年から導入予定のヨーロッパに渡航する際の事前認証システムです。

ETIASはいつから導入?2026年予定(未定)
申請方法オンライン
料金7ユーロ
ETIASの申請が必要なヨーロッパ国一覧オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、キプロス、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、バチカン、サンマリノ、モナコ

この記事では、気になるETIASについての基本情報や申請方法などを徹底解説。

ヨーロッパ旅行のお得な情報も紹介するので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。

ETIAS(エティアス)とは?

ETIAS(エティアス)とは?

ETIASの基本情報

ETIAS(エティアス)とは、2026年から導入予定のヨーロッパのシェンゲン圏への入国時に必要となる、事前渡航認証システムです。

アメリカ入国時に申請するESTA(エスタ)やカナダのeTA(イータ)のようなもので、2026年からヨーロッパ渡航時に必要となります。

詳細な日程は未定なので、正式な発表を待ちましょう。ETISAS導入後はすぐに必須条件になるわけではなく導入期間が設けられるため、焦らなくても大丈夫です。

シェンゲン圏とは?
シェンゲン圏とは、国境検査なしで国境を超えることを許可する協定を結ぶヨーロッパ29カ国(2025年3月現在)の自由移動圏のことです。
現在フィンランドからポルトガルまで、入国審査を一切通過せずに移動することができ、世界最大の自動移動圏です。
2025年3月現在、ブルガリア、キプロス、ルーマニアも申請中で、その範囲はより広大なものへとなる予定です。
その一方でEU(欧州連合)すべてがシェンゲン圏に参加しているわけではなく、アイルランドはシェンゲン圏の範囲に含まれていません。

ETIAS(エティアス)導入の背景

 ETIAS(エティアス)導入の背景

ETIASはシェンゲン圏と圏外との境界の強化を背景に、2026年から導入される予定です。

主にテロ対策を目的に、ヨーロッパを住人にとっても旅行者にとっても安全な場所にするためです。

ETIASを取得すればシェンゲン圏内であれば越境手続きなく自由に移動可能なので、旅行者にとって非常に便利なものとなるでしょう。

ETIAS(エティアス)は日本人も申請の対象

ETIAS(エティアス)は日本のパスポート所有者も申請の対象

ETIAS(エティアス)は、ETIAS加盟のヨーロッパ諸国への入国予定がある国外からの申請者に対して審査を行います。

日本のパスポートを持っている人もその審査の対象となり、氏名や国籍といった基本的な情報に加え、犯罪歴や紛争地域への渡航歴も審査基準に含まれます。

ETIAS(エティアス)はいつから申請が必要?

ETIAS(エティアス)はいつから申請が必要?

ETIASは2026年に導入予定ですが、正確な日程は2025年3月現在まだ公表されていません。

また、制度導入後直後は日本からの渡航者にすぐに申請義務が発生しない可能性もあります。

その場合は6か月程度の移行期間が設けられ、移行期間中の申請は任意になる場合もあり、まだまだ不確定な要素があることも事実です。

ETIAS(エティアス)の申請が必要なヨーロッパの国一覧

ETIAS(エティアス)の申請が必要なヨーロッパの国

渡航の際にETIAS申請を必要とする国は33カ国。

日本からの旅行先として人気のフランスやイタリア、スペインなども対象となっています。

下記のヨーロッパ33カ国のいずれかに短期滞在する場合、ETIAS渡航認証が必要になります。

ETIAS申請対象国一覧

  • オーストリア
  • ベルギー
  • ブルガリア
  • クロアチア
  • チェコ共和国
  • キプロス
  • デンマーク
  • エストニア
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • ハンガリー
  • アイスランド
  • イタリア
  • ラトビア
  • リヒテンシュタイン
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
  • マルタ
  • オランダ
  • ノルウェー
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • ルーマニア
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スペイン
  • スウェーデン
  • スイス
  • バチカン
  • サンマリノ
  • モナコ

ETIAS(エティアス)の申請方法

ETIAS(エティアス)の申請方法

ETIASは、ETIASの公式ウェブサイトまたはETIASの公式モバイルアプリから申請できます。

なお、2025年7月現在運用はまだ開始されていません。

申請に必要なもの

  • パスポート(有効期限3か月未満で、10年以上経過していないもの)
  • 個人情報やETIAS加盟国への旅行および滞在予定の詳細などの記載

申請料金

ETIASの申請料は7ユーロで、18歳未満または70歳以上の申請者においては申請料は免除されます。

支払いはクレジットカードなどさまざまなオプションが利用できる予定です。

申請の手順

  1. ETIASの公式ウェブサイトまたはETIASモバイルアプリを開く。
  2. 申請フォームにパスポートや個人情報などを記入して、7ユーロの支払いをする。
  3. ほとんどの申請は数分以内に処理され、4日以内に結果がメールで通知される。
  4. メールにETIAS申請番号が記載されているので、必ず保管する。

ETIAS(エティアス)の有効期限

ETIAS(エティアス)の有効期限

ETIASの有効期限は3年間です。

ただし、それ以前にパスポートの有効期限が切れた場合は、新たにETIASを申請する必要があるので注意しましょう。

ETIASは有効なパスポートと紐づいていることを覚えておいてください。

有効なETIASを所有している場合は、180日間の期間内に最大90日間、対象のヨーロッパ諸国に滞在できます。

ETIAS(エティアス)を申請する際の注意点

ETIAS(エティアス)を申請する際の注意点

ETIASを申請する場合、申請フォームの処理に時間がかかる場合があります。

多くの場合が4 日以内に通知されますが、追加情報や書類の提出を求められた場合最大14日間、さらに面接に招待された場合最大30日間かかる可能性もあります。

そのため、渡航予定が確定したら出来るだけ早く申請しておくのが安心です。

また申請フォームにて、名前、パスポート番号などの個人情報が正しいことをよく確認しましょう。

間違いがあった場合入国できない場合があります。

情報に誤りがあることに気づいたらその場で新しいETIASを申請するのが1番早い方法です。

ETIAS(エティアス)は入国の際掲示が必要?

ETIAS(エティアス)は入国の際掲示が必要?

ETIASの申請許可が通った場合、渡航時の掲示は不要です。

ETIASの申請許可があるかどうかは、航空会社や国境警備隊がシステム内で確認するためです。

ただし、万が一のためにプリントアウトして携帯することは可能です。

ETIAS(エティアス)とビザは異なる

 ETIAS(エティアス)とビザは異なる

ETIASはビザとは異なり、米国のESTAと同類の「渡航認証」です。

そのため、日本のパスポート保持者で観光目的の短期滞在の場合は、ヨーロッパをビザなしで訪問できますが、ETIASを取得する必要があります。

一方で留学や就労などと言った長期滞在の場合は、関連する国家ビザを取得する必要があります。

ETIAS対象のヨーロッパ旅行の人気都市3選

1.フランス・パリ

ヨーロッパ旅行の人気都市1.フランス・パリ

ヨーロッパで一度は訪れたい憧れの国・フランス。その美しい街並みやグルメが人々の心を掴んで離しません。

特に「光の街」としても名高いパリは、観光名所が豊富で世界中から観光客が訪れます。

象徴的なエッフェル塔からは、パリの美しい街並みを一望でき、夜になるとロマンチックなライトアップに魅了されることでしょう。

ルーヴル美術館では、モナリザやミロのヴィーナスなどの世界的な名作を鑑賞できます。

シャンゼリゼ通りやマレ地区のショッピングを楽しむのも楽しみのひとつ。

パリの人気観光スポット

  • エッフェル塔

    パリを訪れたら必ず行きたいシンボル

  • ルーヴル美術館

    1,500年以上にわたる40万点のコレクションが収蔵されている世界最高峰の美術館

  • ディズニーランド・リゾート・パリ

    ヨーロッパで唯一のディズニーテーマパーク

パリのおすすめホテル

  • The Scholar

    パリの5区の中心部にある人気ホテル!赤いストライプの客室がおしゃれ

  • Pullman Paris Tour Eiffel

    エッフェル塔のぜいたくな眺めを楽しめるデザイナーズ 4つ星ホテル

  • Aparthotel Adagio Serris - Val d'Europe

    簡易キッチン付きのアパートメントタイプのホテル

パリ行きの割引航空券

  • 片道
  • 往復

取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。

パリ行き格安航空券

2.イタリア・ローマ

ヨーロッパ旅行の人気都市2.イタリア・ローマ

イタリアは、歴史と文化、美食が融合した観光地です。

特にローマは、古代の遺跡が息づく、街そのものが博物館。

コロッセオでは、壮麗な古代ローマの闘技場を見学し、その圧倒的なスケールと歴史の重みを心ゆくまで感じることができます。

また、ローマ帝国の中心地であったフォロ・ロマーノでは、古代遺跡の数々が歴史の深さと壮大さを物語っています。

スペイン広場やナヴォーナ広場では、美しい広場やカフェでローマの街並みとその独特の雰囲気に浸りながら、ゆったりとした時間を楽しみましょう。

ローマの人気観光スポット

  • コロッセオ

    ローマのシンボル!ローマ帝国時代に築かれた円形闘技場の遺跡

  • パンテオン

    2,000年以上前のローマ最古の神殿

  • フォロ・ロマーノ

    古代ローマの政治や文化の中心地として栄えた最古の広場

ローマのおすすめホテル

  • UNAHOTELS Decò Roma

    ローマの歴史的中心部にあるホテル!主要鉄道駅からも徒歩圏内

  • Mercure Roma Cinecittà

    映画をテーマにしたハイセンスな客室デザインが旅を彩る

  • Best Western Hotel President

    ラグジュアリーと機能性を兼ね備える4つ星ホテル

ローマ行きの割引航空券

  • 片道
  • 往復

取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。

ローマ行き格安航空券

3.スペイン・バルセロナ

ヨーロッパ旅行の人気都市3.スペイン・バルセロナ

スペインは、地中海の温暖な気候のなかでヨーロッパの中でも独特な文化を誇る人気の観光地です。

バルセロナのサグラダ・ファミリアやグエル公園など、ガウディの独特な建築はアート好きにはたまりません。

タパスやピンチョスなどのグルメも豊富で美食の国としても有名です。

大通りには活気ある市場やカフェが並び、まさに「情熱の国」と言える街のエネルギーを感じられるでしょう。

バルセロナの人気観光スポット

バルセロナのおすすめホテル

  • Mercure Barcelona Condor

    地下鉄駅からすぐの場所にある4つ星ホテル

  • Hotel Via Augusta

    バルセロナの高級住宅街に佇むモダンなホテル

  • Occidental Diagonal 414

    屋上プールでバルセロナ旅行の優雅なひとときを

バルセロナ行きの割引航空券

  • 片道
  • 往復

取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。

バルセロナ行き格安航空券

ETIAS(エティアス)に関するよくある質問

ETIAS(エティアス)に関するよくある質問
  • ETIASはいつから運用されますか?

    2026年から運用される予定ですが、詳細は未定です。


  • ETIASはいつ申請する必要がありますか?

    渡航予定が決まった時点で申請することをおすすめします。具体的には航空チケットを購入し、ホテルを予約する前です。


  • パスポートの有効期限が3か月未満ですがETIASを申請して大丈夫でしょうか?

    申請日から有効期限が3か月未満のパスポートを使用してETIASの申請をすることは可能ですが、入国審査で拒否される場合があります。そのため、パスポートを新しく更新した上でETIASを申請するのがおすすめです。


  • ETIASの申請が拒否された場合、申請料の払い戻しはできますか?

    いいえ、できません。

そのほかのヨーロッパ旅行に関する役立つ記事はこちら

ETIAS(エティアス)の最新情報をチェックしてヨーロッパ旅行へ行こう!

事前にETIAS(エティアス)を申請してヨーロッパ旅行へ行こう!

ETIASは2026年から運用が開始される予定なので、この時期にヨーロッパ旅行を予定している人は新しい情報を常に確認しましょう。

また、ETIASを申請する際はかなりの余裕を持って申請するのを推奨します。

Trip.comではヨーロッパ各国の割引価格の航空券やホテルを豊富にご用意しています。

今だけの限定価格をチェックして、お得なヨーロッパ旅行を叶えましょう。

※この記事の情報は2025年7月時点のものです。ヨーロッパに渡航の際は最新情報を確認してください。

免責事項:この記事はグローバルブログプラットフォームが所有し、著作権は原作者に帰属しております。もし著作権者の著作権を侵害した場合、お知らせください。できる限り、早くコンテンツを削除します。