
トロント・ピアソン国際空港でラウンジを使いたいけれど、結局どこへ行けばいいのか迷っていませんか?
トロント・ピアソン国際空港でのラウンジ選びは、航空会社や会員ステータスを確認するだけでなく、
まずは行き先(国内線・国際線・米国線)を確認することが大切です。
特に「米国線エリア」は入国審査後の隔離エリアとなっており、
一度入ると他のエリアには戻れないなど、厳しい制限があるからです。
そこでこの記事では、複雑なトロント空港のラウンジ事情について以下のポイントを中心に分かりやすく解説します。
- ターミナル別&行き先別(国内・国際・米国)のラウンジ一覧
- プライオリティパス・上級会員など、ステータス別のおすすめラウンジ
- 目的別に使い分けたい穴場スポット
この記事を読めば、あなたは空港で迷うことなく目的のラウンジへ行けるようになります。
出発前の時間をストレスなく優雅に過ごすために、ぜひ最後まで読んでください。
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トロントピアソン国際空港とラウンジ

トロント・ピアソン国際空港
トロント・ピアソン国際空港は、単にターミナル(T1・T3)だけでエリアが分かれているわけではありません。
最も重要なのは「行き先」による区分けです。
同じターミナル内でも、「国内線」「国際線」「米国線」の3つのエリアは、保安検査場や入国審査によって厳格に区切られています。
ここでは、複雑な空港構造を整理し、目的に合ったラウンジの選び方を解説します。
ターミナルと行き先で異なるラウンジ事情
トロント空港では、行き先によって移動の自由度が大きく異なります。特に注意が必要なのが、アメリカ行きのフライト(米国線)です。
トロント空港には「事前入国審査(Pre-clearance)」という制度があり、
米国行きの乗客はトロントでアメリカの入国審査を済ませます。
審査を通過して制限エリアに入ると、そこは法的に「アメリカ国内」と同様の扱いになります。
そのため、一度米国線エリアに入ると、国内線や他の国際線エリアには戻れません。
国内線エリアから米国線ラウンジに行くことも不可能です。
基本的には、保安検査を通過したら、自分の搭乗ゲート近くのエリアから出ないのがルールとなっています。
目的別あなたに最適なラウンジ
トロント空港には複数のラウンジがありますが、ステータスや目的でわかると以下の3つに分類されます。
プライオリティパス・クレカ特典で入りたい方
プライオリティパスやクレジットカード特典で利用したい人には「Plaza Premium Lounge」が最適です。
多くのカードと提携しており、食事や設備のバランスが良いため、最も汎用性が高いラウンジといえます。
ANA・JAL・エアカナダ上級会員の方
ANAやエアカナダのビジネスクラス、スターアライアンスゴールド会員なら「Maple Leaf Lounge」一択です。
航空会社直営ならではの広さと、充実した食事が魅力です。
混雑を避けてラウンジを利用したい方
混雑を避けてラウンジで静かに過ごしたい方には「Air Canada Café(T1国内線)」がおすすめです。
食事は軽食中心ですが、カフェ形式で回転が速く、バリスタが淹れるコーヒーを楽しめます。
第1ターミナル(T1)のラウンジ一覧
第1ターミナル(T1)は、カナダのフラッグシップである「エアカナダ」の本拠地であり、スターアライアンス加盟航空会社のハブとなっています。
ANA(全日空)、ルフトハンザドイツ航空、ユナイテッド航空などを利用する場合は、このターミナルを利用することになります。
T1は広くラウンジの数も豊富です。しかし、前述のとおり行き先によって利用できる場所が限定されます。
搭乗ゲートのアルファベット(D・E・F)と照らし合わせながら、最適なラウンジを選んでください。
Plaza Premium Lounge(プラザ・プレミアム・ラウンジ)

プライオリティパスを持っているなら、まずはこのラウンジを目指しましょう。
T1には行き先別に3か所の拠点があり、使い勝手が抜群です。
場所とアクセス
- 【国内線】 ゲートD20付近(セキュリティ通過後すぐ)
- 【国際線】 ゲートE77付近(免税店エリアを抜けた先)
- 【米国線】 ゲートF53・F55付近(エレベーターで上階へ)
対象者
プライオリティパス、LoungeKey、ダイナースクラブカード保持者が利用可能です。
また、公式サイトから事前予約すれば、有料でも入室できます。
特徴と魅力
このラウンジの最大の魅力は「食事の安定感」です。
カナダ名物の「プティン(フライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけた料理)」や温かいスープ、地ビールが楽しめます。
また、国際線エリア(ゲートE77付近)にはシャワーが完備されています。
日本への長距離フライト前に汗を流してリフレッシュできるのは、大きなメリットです。
私もよくプライオリティパスで海外の空港のラウンジを使いますが、
プラザプレミアムラウンジは、食事やシャワー設備など安定したサービスを期待できるのが魅力です。
注意点
利用者が多いため、午後のピーク時(特に15時〜18時頃)は混雑しやすく、入場制限がかかることがあります。
確実に入りたい場合は、Webからの事前予約をしましょう。
Air Canada Maple Leaf Lounge(メープルリーフ・ラウンジ)

引用:Skytrax
スターアライアンスの上級会員やビジネスクラス乗客だけが入室できる、ワンランク上のラウンジです。
場所とアクセス
- 【国内線】 ゲートD20・D52付近
- 【国際線】 ゲートE74付近(エレベーターで4階へ)
- 【米国線】 ゲートF84付近
対象者
ビジネスクラス搭乗者、スターアライアンスゴールド会員(ANAプラチナ・SFC含む)、エアカナダの対象クレジットカード保持者が利用できます。
特徴と魅力
エアカナダの本拠地だけあり、設備は豪華です。
天井が高く開放的な空間からは、駐機中の航空機や滑走路を一望できます。
ビジネス設備も充実しており、個別のワークステーションや高速Wi-Fiを完備。
搭乗直前まで集中して仕事を片付けたいビジネスパーソンに最適です。
食事は時間帯によってメニューが変わり、カナダ産ワインや厳選された温かい料理が「無料」で提供されます。
シェフがその場で調理するヌードルバー(一部時間帯)も人気です。
Air Canada Café(エアカナダ・カフェ)

引用:Air Canada
「ラウンジにゆっくり座っている時間がない」という忙しい旅行者のニーズに応えた、新しいスタイルのラウンジです。
場所とアクセス
- 【国内線】 ゲートD20付近(セキュリティ通過後すぐ)
対象者
スターアライアンスゴールド会員、ビジネスクラス搭乗者(国内線・米国線利用時)。
特徴と魅力
最大の特徴は「テイクアウトOK」である点です。
バリスタが淹れる本格的なコーヒーや、フレッシュなサンドイッチ、コールドプレスジュースを専用バッグに入れて機内へ持ち込めます。
また、あえてアルコールの提供を行っていません。
そのため、お酒を飲んで騒ぐ利用客がいないため、静かな環境が保たれています。
PC作業に没頭したい方や、搭乗ゲートに向かうついでに質の高いコーヒーを確保したい方にとって、これほど使い勝手の良い場所はありません。
第3ターミナル(T3)のラウンジ一覧
第3ターミナル(T3)は、複数のアライアンスが混在するターミナルです。
T1がスターアライアンス中心であるのに対し、T3には日本航空(JAL)、キャセイパシフィック航空、デルタ航空、エールフランス、
そしてカナダ第2の航空会社ウエストジェットなどが集結しています。
ここでも、「行き先(国内・国際・米国)」によって利用できるエリアが完全に分かれている点は変わりません。
特にT3は、ゲート間の移動距離が長いため、搭乗口に近いラウンジを選びましょう。
KLM Crown Lounge(KLMクラウン・ラウンジ)

スカイチーム加盟航空会社や、プライオリティパスを持つ旅行者にとって、T3国際線エリアの本命ともいえるラウンジです。
場所とアクセス
- 【国際線】 ゲートC32付近(セキュリティ通過後、エレベーターで上階へ)
対象者
プライオリティパス保持者、スカイチーム上級会員、ビジネスクラス搭乗者などが利用可能※米国線で出発予定の方は利用できません
特徴と魅力
このラウンジの最大の特徴は「眺望の良さ」です。
T3の中でも滑走路がよく見える位置にあり、飛行機の離着陸を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
内装はモダンで落ち着いたデザインです。
提携航空会社が多いため時間帯によっては混雑しますが、ソファの配置がゆったりしており、窮屈さを感じさせません。
食事はホットミールやサラダバーが充実しており、出発前の腹ごしらえには十分なクオリティです。
Plaza Premium Lounge(プラザ・プレミアム・ラウンジ)

T3には3つのエリアすべてにPlaza Premiumがあり、特に家族連れや米国線利用者にとって頼りになる存在です。
場所とアクセス
- 【国内線】 ゲートB24付近
- 【国際線】 ゲートC32付近
- 【米国線】 ゲートA10付近
対象者
プライオリティパス保持者、または有料での利用が可能
特徴と魅力
「ファミリー向け」の設備が充実しています。
一部のエリアにはキッズスペースや広めのソファ席が用意されており、小さなお子様連れでも周囲に気兼ねなく過ごせます。
また、特筆すべきは米国線でオアシスといえる点です。
T3の米国線エリア(ゲートA周辺)は、レストランやカフェの数が非常に限られています。
そのため、フライト前にしっかり食事をとりたい場合、このラウンジを利用しましょう。
ここで食事を済ませておけば、機内で空腹に悩まされることはないでしょう。
ラウンジに入れない場合の代替プラン
「プライオリティパスを忘れた」「ラウンジが満席で入れなかった」という場合でも、諦める必要はありません。
トロント空港には、快適なレストランやリラクゼーション施設があるからです。
iPad完備のレストラン(OTG)
トロント空港内の多くのレストランやバーには、「OTG」というシステムが導入されています。
これは、各テーブルに「iPad」が設置されているスタイルの座席です。
メリット
- 注文がスムーズ:店員を呼ばなくても、手元のiPadでメニューを見て注文・決済まで完結します。
- 充電環境:各席に電源コンセントやUSBポートが完備されており、PC作業やスマホの充電が可能です。
- ラウンジのような快適さ:ハイチェアだけでなく、ゆったりとしたソファ席を備えた店舗も多く、長時間の滞在でも疲れません。
食事代はかかりますが、有料でラウンジを利用するよりも安く済むケースが多く、
自分の好きなものをオーダーできるため、合理的といえます。
マッサージ体験「Be Relax Spa」の活用

プライオリティパス保有者なら、リラクゼーション施設「Be Relax Spa」の利用が可能です。
ラウンジ利用1回分の権利を使い、30分のチェアマッサージや酸素バーなどの指定コースを無料で受けられます。
場所
- 第1ターミナル(国内線): ゲートR6付近(Hammerhead F)
- 第3ターミナル(国際線/国内線): ゲートC36付近
ラウンジのような食事提供はありませんが、比較的空いていることが多く、
フライト前に身体の凝りをほぐせるため休息優先の方には最適です。
ただ、施術代は無料ですが、
北米の文化としてセラピストへのチップ(施術費の15〜20%程度)の支払いは必要となるので注意が必要です。
トロント空港ラウンジの注意点

トロント・ピアソン国際空港
トロント空港は北米のハブ空港ですが、日本の空港とは異なる独特のルールがいくつか存在します。
出発前に以下の3点を必ず確認してください。
T1とT3は離れた場所にある
第1ターミナル(T1)と第3ターミナル(T3)は、歩いて移動できる距離ではありません。
ターミナル間の移動には、
無料の無人電車「Terminal Link(ターミナル・リンク)」を利用する必要があります。
最も重要な注意点は、「保安検査通過後は、ターミナル間の行き来ができない」ことです。
一度セキュリティエリアに入ってしまうと、
別のターミナルへ移動するには一度外に出て、再度検査を受け直さなければなりません。
必ず、自分のフライトが出発するターミナルを確認してから移動を開始してください。
私も複数のターミナルがある巨大空港を利用したことがありますが、
保安検査前でも電車を使ったターミナルの移動は思った以上に時間がかかります。
巨大空港では、まず目的のターミナルを間違わないようにしましょう。
米国線エリアの特殊ルール
トロント空港には「事前入国審査(US Pre-clearance)」があり、ここでアメリカの入国審査を行います。
アメリカ行きの便を利用する場合、「カナダにいながらアメリカに入国する」ことになります。
審査を通過した先のエリアは、実質的に「アメリカ国内」と同じ扱いです。
そのため、一度このエリアに入ると、カフェに行きたいからといって「国際線エリア」や「国内線エリア」に戻ることは不可能です。
「米国行き」と「その他の国際線」は、完全に別の世界だと認識して行動しましょう。
アルコール提供時間
「ラウンジで朝からビールを一杯」と考えている方は注意が必要です。
オンタリオ州の法律により、アルコールの提供時間に制限があります。
多くのラウンジやレストランでは、アルコールの提供開始が「午前9時」または「午前11時」以降となっています。
早朝便を利用する場合、ソフトドリンクやコーヒーは楽しめますが、
アルコールは提供されない可能性が高いことを覚えておきましょう。
トロントピアソン国際空港では行先に合わせてラウンジを決めよう!

トロント・ピアソン国際空港
この記事ではトロントピアソン国際空港のラウンジについて紹介してきました。
トロント・ピアソン国際空港でのラウンジ選びで最も重要なのは「行き先」の確認です。
ターミナルや航空会社のステータスだけでなく、
「国内線」「国際線」「米国線」のどのエリアから出発するかを把握することで、利用すべきラウンジが自然と決まります。
複雑な空港ルールも、事前に知っておけば怖くありません。
この記事で紹介したポイントを押さえ、出発までの時間を快適に過ごしてください。
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