韓国旅行で現金はいくら必要?日本円で持っていくべき金額とは

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執筆:tochi-kuru

韓国旅行で現金はいくら必要?日本円で持っていくべき金額とは

「韓国旅行でいくら現金を持っていこうかな?」とお悩みの方はいませんか。カード派・現金とカード、どちらをメインにするかによって、韓国で必要な金額は異なるもの。あなたの旅行スタイルに合わせて、最適な現金を用意しましょう。

この記事では、韓国旅行で必要な現金の目安をわかりやすく解説します。この記事を読めば、韓国旅行のお金の準備がバッチリ!スムーズな旅行のために、ぜひ参考にしてください。

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最近の韓国旅行では現金が不要

最近の韓国旅行では現金が不要

韓国旅行に行くとき、昔は現金をたくさん持っていく必要がありましたが、最近は傾向が変わりました。キャッシュレス決済が広がっているからです。「キャッシュレス・ロードマップ2023」によると、なんと韓国では95.3%もの割合でキャッシュレス化が進んでいます。

なかでも便利なのが「T-money」カードというプリペイドカード。コンビニやカフェ、交通機関でも使える優れモノ。クレジットカードも広く普及していて、小さな店でも使えることが多いです。韓国旅行なら、ほとんど現金なしで過ごせるでしょう。

世界主要国におけるキャッシュレス決済比率(2021年)

世界主要国におけるキャッシュレス決済比率

引用:キャッシュレス・ロードマップ2023

韓国の基本情報


情報
予算の目安2泊3日:約5.2万円~
フライト時間東京~ソウル:約2時間半
ベストシーズン春(3月〜5月)、秋(9月〜11月)
おすすめグルメカムジャタン、デジクッパ、サムギョプサル
レート1ウォン=0.11 円(2024年7月)

韓国で現金が必要な場面

韓国で現金が必要な場面

「では、海外で現金は不要なのか?」といえば、決してそんなことはありません。韓国でも小さな町の食堂やお土産屋さんでは、現金しか使えない店は多いもの。街の市場で新鮮な果物を買ったり、チップを払ったりするときも現金が必要です。

Wi-Fiが使えなくてスマホ決済ができないときや、カードが突然使えなくなるときもあるでしょう。そのため、キャッシュレスが進んでいる韓国でも、ある程度の現金は持っていくのがおすすめです。

韓国旅行で現金はいくら必要?3つの決め方

韓国旅行で現金はいくら必要?3つの決め方

1.滞在日数

現金の持ち歩く額を決める大切なポイントは、滞在日数です。基本的に、1日あたり5,000円~1万円を目安にするといいでしょう。たとえば、5日間の韓国旅行なら、5万円です。

旅の前半と後半で使う分を分けて、管理するのも良いですね。無理のない範囲で持ち歩き、必要に応じてATMで引き出しましょう。

2.ツアーか個人旅行か

ツアー旅行と個人旅行では、必要な現金は大きく変わってきます。ツアー旅行の場合、ホテルや食事、観光などの費用は前払いされているもの。そのため、必要な現金は少なめで済みます。お土産代や自由行動時の食事代など1日あたり3,000円~5,000円あれば十分。

一方、個人旅行ではすべての費用を現地で支払う必要があります。1日あたり1万円~2万円くらいを目安にするといいでしょう。

3.買い物はどれくらいするか

あなたが韓国でどれくらいショッピングをするのかによって、必要となる現金は変わります。一般的な買い物の目安として、1日あたり5万ウォン(約5,000円)程度。化粧品や韓国コスメを予定している場合は、追加で10万ウォン~(約10,000円)を見込むと良いでしょう。

デパートやブランドショップなど大型店舗ではカード決済が一般的。現金は、市場での買い物や小額決済用として使い分けることをおすすめします。

韓国で現金を持ち歩くときのコツ

韓国で現金を持ち歩くときのコツ

1.セーフティボックスの利用は避ける

ホテルのセーフティボックスは現金を保管するものですが、実はあまりおすすめできません。なぜなら、セーフティボックスは100%安全ではないからです。ホテルスタッフや他の宿泊客が不正にアクセスする可能性が、僅かながらあります。

したがって、セーフティボックスは短期的な保管や、その日に使用しない分だけ入れておきましょう。大量の現金を預けることは、おすすめできません。

2.小分けにして持ち歩く

韓国旅行で現金を安全に管理するコツは、小分けにして持ち歩くこと。具体的には、一日の予算を複数の場所に分散して保管しましょう。たとえば、少額を財布、中程度の金額を内ポケット、残りをホテルのセーフティボックスに保管するなど。

この方法を使うと緊急時の対応力も向上し、不測の事態に備えることができます。ただし、保管場所を忘れないよう注意が必要です。記録を取るなどの工夫をしましょう。

3.ポケットに財布を入れない

韓国旅行中、財布をズボンのポケットに入れることは避けるべきです。なぜなら、スリの格好の標的となるから。韓国の混雑した場所では、気づかないうちに財布を抜き取られる危険性が高まります。

どうしても大切な現金やパスポートは、服の内側に縫い付けられたポケットがおすすめ。ポケットに財布を入れない習慣を身につけることで、安心して韓国旅行を楽しめますよ。

韓国旅行では現金よりeSIMが大切

韓国旅行では現金よりeSIMが大切

韓国旅行において、現金より優先すべきなのがeSIMです。現代の旅行において、インターネット接続は旅行の満足度をあげる生命線となるため。

現金がなくても、クレジットカードや電子マネーである程度は過ごせます。しかし、インターネット接続は旅行に不可欠。地図アプリでの道案内、SNSでの情報発信、翻訳アプリと大活躍。そのため、安定したインターネット環境の確保は、スムーズな旅行の新常識となりつつあります。

現金で韓国ウォンに両替できる場所

現金で韓国ウォンに両替できる場所

1. 空港の両替所

24時間営業の場所も多く、到着後すぐに両替できるため便利です。主要な通貨を扱っており、スタッフも外国人対応に慣れています。空港内なので安心感もありますが、レートは比較的割高になる傾向があります。大きな空港では複数の両替所があるため、レートを比較することができます。

メリットデメリット
・24時間利用可能
・到着後すぐ利用可能
・安全性が高い
・レートが割高
・手数料が高め
・混雑しやすい

2. 市中の銀行

信頼性が高く、セキュリティも万全です。大手銀行では外貨取扱店舗も多く、比較的良いレートで両替が可能です。ただし、営業時間が限られており、休日は利用できません。また、混雑時は待ち時間が長くなることがあります。外国人の場合、パスポートの提示が必要です。

メリットデメリット
・信頼性が高い
・比較的良いレート
・セキュリティが確実
・営業時間が限られる
・休日利用できない
・手続きに時間がかかる

3. 街中の両替所

観光地や繁華街に多く、利便性が高いのが特徴です。銀行より営業時間が長く、休日も営業している場所が多いです。店舗によってレートは大きく異なり、良いレートを提供する店舗を探せば銀行より有利な場合もあります。ただし、信頼性の面では注意が必要です。

メリットデメリット
・利便性が高い
・営業時間が長い
・良いレートの店も多い
・店舗のレートに差
・詐欺の危険性がある

続きは、こちらの記事で紹介しています。
韓国のおすすめ両替3選!レートがいい人気の両替所はどこだ

韓国に現金を持参するときの税関申告

韓国に現金を持参するときの税関申告

韓国入国時の現金持ち込み制限は、外貨(日本円を含む)と韓国ウォンで異なります。外貨の場合、1万米ドル相当額(約150万円)以下であれば申告は不要です。これを超える場合は必ず税関申告が必要となります。

韓国ウォンの場合、100万ウォン(約10万円)を超える場合に申告が必要です。両方を持ち込む場合は、それぞれの基準で判断します。例えば、日本円100万円と韓国ウォン80万ウォンを持ち込む場合、日本円は申告不要ですが、合算で100万ウォンを超えるため申告が必要です。

種類申告が必要となる金額
外貨(日本円含む)1万米ドル超(約150万円超)
韓国ウォン100万ウォン超(約10万円超)

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韓国では必要最低限の現金だけでOK

韓国では必要最低限の現金だけでOK

韓国旅行では、必要最低限の現金だけを持ち歩くことが賢明です。キャッシュレス決済が普及しており、クレジットカードや電子マネーで支払いができます。ただし、完全にゼロにはできませんので、一日の予算と緊急時のための予備を考慮し、必要最小限の現金を用意しましょう。

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