
イギリス旅行に必要なものの準備は万全ですか?パスポートや保険はもちろん、旅を快適にする便利グッズやおすすめアプリも要チェックです。初めての方でも安心して出発できるよう、必要な持ち物をわかりやすくまとめました。
イギリス旅行を計画している方は、この記事を必ずご確認ください。
イギリス旅行の準備で必要なものは何?あると便利な物を解説

イギリス旅行で必要なもの【出入国】
- イギリス行きの航空券
- パスポート
- Visit Japan Webの登録
イギリス旅行で必要なもの【絶対に必要】
- 海外旅行保険
- 現金
- クレジットカード
- スマートフォン
イギリス旅行で必要なもの【アプリ編】
- trainline (トレインライン)
- Currency
- Google翻訳
- Uber
- London Pass
イギリス旅行で必要なもの【あると便利】
- ヨーロッパ用eSIM
- 各種証明書やパスポートのコピー
- スリッパ
- ガイドブック
- 防犯グッズ
- モバイルバッテリー
- 機内快適グッズ
- エコバッグ
- コンタクトレンズの洗浄液
- 乾燥対策グッズ
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- 常備薬
- 生理用品
イギリス旅行で必要なもの・準備【日本出国前】

1.イギリス行きの航空券

当然ですが、イギリス旅行に必要なものはイギリス行きの航空券です。航空券代の目安は時期により異なりますが、20万円~25万円が相場。航空券の値段は、大型連休や夏休み前後に料金が高くなる傾向にあります。イギリス旅行の費用を少しでも抑えたいのであれば、多くの航空会社を比較しましょう。
Trip.comではイギリス行きの航空券をお得な価格で提供中です。ぜひ、参考にしてください。
イギリス(ロンドン)行きの格安航空券
2.パスポート

イギリス旅行の際、パスポートは絶対に必要です。イギリス入国の際、パスポートの有効期間は3か月以上残っていることが条件です。条件を満たしていない場合は入国できない可能性があります。必ずチェックしておきましょう。
3.海外旅行保険への加入

たとえ1泊2日の短いイギリス旅行でも、どんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。イギリス旅行の海外保険の場合、1泊あたり500円~1,000円が目安です。決して高額ではありません。トラブルが発生した後では手遅れになりますので、入国前に加入しておくことをおすすめします。
イギリス旅行にETIASの申請は必要か?

ETIAS(エティアス)とは、EU諸国へ入国する際に必要となる電子渡航認証ビザです。アメリカでいうESTA(エスタ)のようなもの。日本人の場合、2026年以降にEU諸国へ入国する際には、ETIASという電子渡航認証ビザの登録が必要になります。
しかしイギリスはシェンゲン協定における「国境検査撤廃制度」の対象外となるため、ETIASの申請は不要です。もしイギリス以外のEU近隣諸国を訪問する予定なら、ETIASは必ず申請しておきましょう。
有効期間は3年間で、費用は公式サイトでの申請で7ユーロ。18歳以下と70歳以上は無料となる予定です。申請はオンラインでの手続きが必要で、観光や短期商用を目的とした90日以内の渡航に限り利用が認められます。ETIAS申請に必要なものは、以下のとおり。
- 氏名、性別、生年月日
- パスポート情報
- 現住所、国籍、出生地
- メールアドレスや電話番号
- 最初に入国を予定している国
- 現在の就労先や在学先に関する情報
- 入国の適格性に関する質問
詳しくはこちらをご覧ください。
イギリス旅行で必要なもの・準備【イギリス入国時】

イギリスに到着したときの入国手続きを解説します。入国審査→荷物受け取り→税関通過という流れです。
1.入国審査
イギリス入国にあたって、まずは入国審査があります。「Arrivals」という表示のカウンターに向かいましょう。イギリスの入国審査は、以下2つの列にわかれています。
- 自動化ゲートを利用できる人
- 自動化ゲートを利用できない人
自分がどちらの列になるのか確認をしましょう。間違った列に並んでしまったら、もう一度並び直しになります。なお、イギリスでは入国カードがないため、記入する必要はありません。
2.荷物受け取り
荷物受け取りは「Baggage claim」という表示のある場所へ移動しましょう。ターンテーブルで自分の荷物を確認して引き取ります。間違いを防ぐためにも、ネームタグには名前を忘れずに記入しましょう。
万が一、荷物が出てこない場合は「Lost and Foundカウンター」で手続きをします。荷物を預けた際の半券を提示して、荷物の特徴を説明してください。保険のため、紛失レポートを貰っておきましょう。
3. 税関検査
最後は税関審査があります。申告するものがある人とない人で通路が分かれます。以下は、イギリスへの入国時に申告が必要なものの一例です。
申告が必要なもの | 詳細 |
現金 | 10,000ユーロ以上の現金を持参する場合は申告が必要 |
金融商品 | 債券、株式、株式投資信託などの金融商品を持参する場合は申告が必要 |
価値の高い贈答品 | 価値が規定額以上の贈答品を持参する場合は申告が必要 |
動植物製品 | 肉、チーズ、卵、植物などの動植物製品を持参する場合は申告が必要 |
麻薬、覚醒剤、銃器など | 禁制品を持参する場合は申告が必要 |
特定の食品 | 特定の食品(肉類、乳製品、果物、野菜など)を持参する場合は動植物検疫所に申告が必要 |
文化財や芸術品などの美術品 | 規定の価格以上の美術品を持参する場合は申告が必要 |
商用目的での商品 | 商用目的での商品を持参する場合は通関申告が必要 |
詳細はイギリス大使館公式サイトで確認することをおすすめします。
イギリス旅行で必要なもの・準備【日本入国時】

Visit Japan Webの登録
2025年現在、日本に入国する際は Visit Japan Web(VJW) に事前登録しておくと便利です。
Visit Japan Web とは、入国時の検疫・入国審査・税関申告などをウェブ上で事前に済ませ、到着時に QR コードを提示するだけでスムーズに手続きできるサービスです。
MySOS アプリのインストールは不要になりました。
主な手続き内容
- パスポート情報の登録
- 税関申告書のオンライン提出
- 入国手続き用 QR コードの取得
日本帰国前に必ず、Visit Japan Webのアカウントを登録しておきましょう。
イギリス旅行で必要なもの・準備【絶対に必要】

現金
イギリスで使えるポンドと日本円の両方があると便利です。円からポンドへ両替する場合、日本より現地で両替した方がレートが良いもの。空港や銀行でも両替できますが、もっともレートが良いのは街中の一般の両替所でしょう。
クレジットカード
日本ではタッチで完了するクレジットカードが多いですが、海外では暗唱番号の入力を求められます。そのため、暗証番号を確認しておきましょう。VISAやMastercardなど、加盟店の異なるクレジットカードを何枚か持っていくことをおすすめします。
ガイドブック
スマートフォンでも閲覧できますが、手に取って閲覧できるガイドブックがあると安心です。
携帯電話(スマートフォン)
日本と同じく、イギリスでも街中やホテルで無料で使えるWi-Fiは多いので、スマホでIDとパスワードを入力すれば利用できます。場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、モバイルルーターをレンタルしましょう。レンタル料金は1日当たり750円〜1,500円が目安です。
変圧器/アダプター
日本の電化製品をイギリスでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。
日本 | イギリス | |
電圧 | 100V | 240V |
周波数 | 50/60Hz | 50Hz |
プラグ | Aタイプ | BFタイプ |
イギリス旅行で必要なもの・準備【アプリ編】
1.trainline (トレインライン)

引用:https://play.google.com/store/games
trainlineは、イギリス国内を移動するときに便利なアプリです。電車の現在位置や停車駅もリアルタイムでチェックできます。イギリスの公共交通機関は遅延が多いので、慣れていない方には分かりにくいもの。イギリス旅行に行くなら、ぜひダウンロードしておきましょう。
2.Currency

引用:https://play.google.com/store/games
Currencyは、150種以上の海外硬貨に対応しているアプリです。リアルタイムでイギリスのレートが確認できるうえに、操作がとにかく簡単。イギリスに限らず、海外旅行での買い物に欠かせないアプリです。
3.Google翻訳

引用:https://play.google.com/store/games
もはや説明不要の翻訳アプリ。英語やフランス語がまったく話せなくても、Google翻訳さえあればどうにかなります。翻訳アプリは数多くありますが、はっきり言ってGoogle翻訳ひとつダウンロードしておけば問題ありません。
4.Uber(ウーバー)

引用:https://play.google.com/store/games
Uber(ウーバー)をダウンロードしておけば、イギリスでいつでもタクシーを呼べます。道に迷ってしまったときや、疲れたから歩きたくないときに便利!クレジットカードを登録しておけば、現地での支払いはありません。言葉が通じなくても気軽に移動できる、便利なアプリです。
5.London Pass

引用:https://play.google.com/store/games
London Passは、ロンドンの観光地をお得に楽しめるアプリです。ロンドン定番観光スポット80ヶ所以上へ無料で入場できるだけでなく、ロンドン塔など人気観光スポットで優先入場できる特典があります。滞在先のホテルから出たくないときでも食事を配達してくれる機能があるので、とても便利です。
イギリス旅行で必要なもの・準備【あると便利】

ヨーロッパ用eSIM
ヨーロッパ用eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増。イタリアに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
各種証明書やパスポートのコピー
紛失時に備えて、コピーはあった方が安心です。スーツケースに隠しておきましょう。
スリッパ
機内を快適にするため、使い捨てできるスリッパがあれば便利です。
防犯グッズ
イギリス旅行を快適に過ごすために、スリ対策を徹底してください。日中でもスリから身を守る必要があります。
貴重品はなるべく小さいバッグに入れて、体にそわせておきましょう。
モバイルバッテリー
イギリスを観光しているのに「スマートフォンのバッテリーがなくなって写真が撮れない」という事態になったら残念。ぜひ、モバイルバッテリーを日本から持参することをおすすめします。
機内快適グッズ
イギリスまでネックピローやアイマスクがあれば、さらに快適な空の旅ができるでしょう。
エコバッグ
イギリスでもスーパーやコンビニで買い物をするときに、バッグにひとつ入れておくと便利です。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液は、目薬などの医薬品と同じく申告すれば液体物の制限外です。
乾燥対策グッズ
機内は乾燥するので、リップクリームや目薬があると安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
イギリスでは、日本のようにティッシュを街中で配布していていません。ちょっとした汚れを拭くのに便利なので、持っていきましょう。
日焼け止め
とくに夏の時期にイギリス旅行に行くなら必須です。普段から使い慣れているものを持っていきましょう。
常備薬
食べ過ぎ対策として胃薬があると安心です。
虫よけスプレー
イギリスには日本と同じように蚊がいます。夏季の時期に行くなら持っていきましょう。
生理用品
海外製は品質が良くない商品があります。予備として3日分ほどあると安心です。
イギリス旅行で季節ごとに必要なもの・洋服

イギリス旅行に行く際には、季節によって持っていくべきアイテムが異なります。現地の気温に合わせて、持ち物を工夫しましょう。
春(3月〜5月)
- 必要なもの:軽めのジャケット、傘、春用の靴
- 洋服:長袖シャツ、薄手のセーター、ジーンズ、薄手のスプリングコート
イギリスの春は少し肌寒い日もあるので、軽めのジャケットや傘が必要です。おしゃれでお出かけしたい方は、スカーフや帽子など小物で季節感を出してみるのがおすすめです。服装は長袖シャツや薄手のセーター、ジーンズなど、春の色合いに合わせた格好がおすすめです。
夏(6月〜8月)
- 必要なもの:軽い服装、帽子、サングラス、日焼け止め
- 洋服:半袖シャツ、Tシャツ、ショーツ、薄手のワンピース
イギリスの夏は比較的過ごしやすい気候ですが、日差しが強いので帽子やサングラス、日焼け止めが必要です。半袖シャツやTシャツ、ショーツ、薄手のワンピースなど涼しく過ごせる服装がおすすめです。夜は少し肌寒くなることもあるので、カーディガンや薄手のジャケットを持参すると安心です。
秋(9月〜11月)
- 必要なもの:中厚手のジャケット、傘、秋用の靴
- 洋服:長袖シャツ、セーター、ジーンズ、中厚手のコート
イギリスの秋は肌寒くなってきますので、中厚手のジャケットや傘が必要です。秋色の洋服でお出かけすると可愛いので、秋色のアイテムを取り入れてみてください。長袖シャツやセーター、ジーンズなど、秋の気候に合わせた服装がおすすめです。
冬(12月〜2月)
- 必要なもの:厚手のコート、手袋、マフラー、ブーツ、防寒用のインナー、帽子
- 洋服:セーター、タートルネック、厚手のジャケット、
イギリスの冬は寒さが厳しく、厚手のコートや防寒用のインナー、帽子が必要です。洋服はセーター、タートルネックなど温かい服装がおすすめです。冬色のアイテムでコーディネートしてお出かけください。
イギリス旅行の必要なものでよくある質問

イギリス旅行で必要のないものは?
多額の現金は必要ありません。イギリスをはじめ、ヨーロッパ各国ではキャッシュレス文化が進んでいます。多額の現金を持ってこないことをおすすめします。イギリスで日本の電化製品は使えるの?
日本の電化製品をイギリスでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。イギリス旅行中の服装の注意点は?
歩きやすい靴をおすすめします。イギリスの街中は舗装が古く、歩道は凸凹があることが多いです。ハイヒールなどのおしゃれな靴は疲れてしまうでしょう。イギリス旅行で一日どれくらいお金が必要?
イギリスは食費や交通費が高い国です。ホテル代以外で、一日あたり15,000円を目安としておきましょう。
イギリス旅行の費用については、こちらの記事が参考になります。


