
ジョージアには美しい自然や歴史的建造物、美食など魅力的な観光スポットが数多くあります。しかし初めて行く方は航空券や宿泊費、交通費など予算の目途が立たない方は多いでしょう。目安として、1人の旅行費用は2泊3日で約18万円、4泊5日で20万円ほど。旅行費用を抑えたいなら、安い時期を選んで行くのがコツです。
この記事では、ジョージア旅行に必要な費用と予算を少しでも安く抑える3つの方法を紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
ジョージア旅行の航空券代

ジョージア旅行の航空券費用の目安は、15万円~です。
2025年現在、日本からジョージアの首都トビリシ行きの直行便は就航していません。必ず経由便で行く必要があります。一般的には、ドーハやイスタンブール経由などの便が便利です。フライト時間は15時間以上かかるでしょう。ピークシーズンや週末は価格が上がりますので、早めの予約がおすすめです。Trip.comではジョージア発着のお得なチケットを発売中ですので、ぜひご覧ください!
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ジョージア旅行のホテル代

ジョージア旅行のホテル代の目安は、1泊あたり5,000円~です。
ジョージアは世界的にホテル代が安いことで有名。5つ星のランクが高いホテルでも2万円あれば充分でしょう。ホテル代を抑えたいなら、旅行者向けのシェアハウスやドミトリーを検討してみてください。ジョージアはバックパッカーが多いので、ホテルと同じくらい設備の整ったドミトリーが数多くあります。しかも、料金は格安ですよ。
ホテルランク | 一泊あたりの料金目安 |
ラグジュアリー(5つ星) | 600 GEL~ |
ハイエンド(4つ星) | 300 GEL~600 GEL |
ミッドレンジ(3つ星) | 150 GEL~ 300 GEL |
バジェット(2つ星以下) | ~150 GEL |
ドミトリー | 20GEL~ |
ジョージア旅行の食費代

ジョージア旅行の食費の目安は、1日あたり4,000円~です。
- 朝食:500円~1,000円
- 昼食:1,000円~1,500円
- 夕食:2,000円~3,000円
- カフェ:500円~1,000円
ジョージアの食事代は、日本よりかなり安く抑えられます。目安として日本の半額くらいでしょう。世界的に有名なチェーン店こそ少ないものの、地元のレストランで安くて美味しいジョージア料理をたくさんいただけます。一品ごとの量はかなり多いので、複数人でシェアすることをおすすめします。ジョージアで定番のメニューを朝食、昼食、カフェ、夕食別に紹介しましょう。
ジョージアの朝食
- Khachapuri(ハチャプリ): チーズや卵、バターなどを詰めた伝統的な焼きパン。朝食として食べられることが多い
- Lobiani(ロビアーニ): 豆のペーストを詰めたパン。朝食や軽食として食べられる
ジョージアの昼食
- Khinkali(ヒンカリ): ジョージアのダンプリング。豚肉、牛肉、ラム肉、野菜などを詰めて茹でたもの
- Khachapuri(ハチャプリ): 朝食にも挙げた焼きパン。チーズ以外に、ひき肉やスパイスを詰めたものもある
ジョージアのカフェ
- Prospero's Books & Caliban's Coffee(プロスペロズ・ブックス&カリバンズ・コーヒー): 古書店とカフェが併設されたお店。オシャレな雰囲気が人気
- Cafe Leila(カフェ・レイラ): テラス席があるカフェ。メニューはコーヒーやスイーツが中心
ジョージアの夕食
- Mtsvadi(ムツヴァディ): ジョージア風の串焼き。豚肉、牛肉、ラム肉、鶏肉などを使ったものがある
- Khachapuri(ハチャプリ): 夕食にはもう少し具材の豊富なものがおすすめ。例えばアジアンペストリーやひき肉、卵、スパイスを使ったものがおすすめ
ジョージア旅行のお土産代

ジョージア旅行のお土産代の目安は3,000円~です。
ジョージアにはさまざまなお土産がありますが、特にワインやスパイスは国際的にも有名でケマリやタルヘル、バゲラティなどの地域には多くのワイナリーがあります。また、スヴァネティの刺繍品や木製品も伝統的な技術や美しいデザインで人気を集めています。ジョージアの代表的なお土産を10個紹介します。参考にしてください。
お土産名 | 特徴 |
ワイン | グルジアワインは世界的にも高い評価を受ける |
スパイス | 香り高く独特なスパイスが揃う |
チュレク | ジョージアのパンの一種で、甘いペーストが入っている |
スヴァネティの刺繍品 | カラフルで美しい刺繍が施されている |
木製品 | ワインボトルホルダーや象形文字の置物などが人気 |
茶器 | 美しいデザインの茶器が多く、お茶好きにはうってつけ |
ジョージア旅行の交通費

ジョージア旅行の交通費の目安は、1日あたり1,000円~です。
ジョージアは大きな国ではありませんので、交通費はそれほどかかりません。ジョージア内での交通手段は、 基本的に地下鉄がメインになるでしょう。
地下鉄の場合
首都トビリシでは地下鉄が運行されています。運賃は1回あたりどこまで乗っても1ラリととても安く乗れます。首都トビリシからバトゥミなどの主要都市へは電車で移動することができます。地下鉄に乗るには、事前にメトロマネーカード(Metro Money Card)というICカードを購入してください。
バスの場合
郊外の観光スポットに行く時は、マルシェルートカと呼ばれるミニバスがおすすめです。行く場所によって料金が異なります。バスの運行スケジュールは不定期である場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
タクシーの場合
ジョージアのタクシーは、メーターがない場合がほとんどです。料金は事前に交渉する必要がありますので、値段を確認してから乗車することをおすすめします。外国人には見分けがつきにくい偽装タクシーも存在するため、安全な車両に乗車するようにしましょう。
料金が不安なら、アプリを使ったタクシーサービスがおすすめです。代表的なものとしてはBolt、Yandex、Maximなどがあります。
ジョージア旅行の観光・アクティビティ費用

ジョージア旅行の観光・アクティビティ費用の目安は、1箇所あたり2,000円~です。2025年現在、おもなジョージアの観光スポットの料金はこちらです。
観光スポット | 費用の目安 |
トビリシ旧市街 | 無料 |
ナリクララ橋 | 無料 |
ジュヴァリ修道院 | 大人:5ゲラ、子供:1ゲラ |
ウフロ・ヴァルダニ橋 | 無料 |
ゲラティ修道院 | 無料 |
マツメタ教会 | 大人:5ゲラ、子供:1ゲラ |
ウプリスツィケ・ジカリア要塞 | 大人:5ゲラ、子供:1ゲラ |
ボルジョミ温泉 | 入場料:10ゲラ |
ジョージア旅行のWi-Fi・通信費用

2025年7月現在、5日間・合計3GB利用できるeSIMプランが、748円で提供されています。このプランを利用すれば、シンガポール旅行中のWi-Fi・通信費用は、1日あたり約150円と非常にお得です。
海外でスマートフォンを利用する方法は、おもに以下の3つ。
- ジョージア用のeSIM
- モバイル用のWi-Wiルーター
- 現地のSIMカード
おすすめはジョージア用のeSIMです。eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や間違ってSIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入され、以降は利用者が急増しています。ジョージアの空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリットです。
場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、モバイルルーターをレンタルしてみましょう。レンタル料金は1日あたり1,000円〜1,500円が目安です。
さらに費用を抑えたいなら、現地のSIMカード購入がおすすめです。滞在中、データ無制限の使い放題でも1,000円以下に抑えることは可能でしょう。ルーターのように返却したり持ち運んだりする手間はありません。
ジョージア旅行の海外保険費用

ジョージア旅行の海外保険費用の目安は、1日あたり1,000円~です。たとえ1泊2日の短期滞在でも、海外ではどんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。
ジョージア旅行で3泊4日の海外保険に加入する場合、1500円が目安です。高額な保険になると、緊急歯科治療や弁護士費用などが付帯されます。保険の内容をよく確認して、あなたに必要なぶんだけ加入しましょう。
ジョージア旅行のビザ取得費用

日本国籍を所有する方は。以下の条件を全て満たすことでジョージアの無査証(ビザなし)入国が認められています。
渡航目的 | 問わない |
滞在期間 | 1年以内 |
旅券の残存期間 | 入国時6ヶ月以上で帰国時まで有効なもの |
旅券の未使用欄 | 1ページ以上 |
必要書類 | 滞在費用証明の提示と滞在期間をカバーする海外旅行保険への加入。 |
詳しい情報は、大使館公式サイトをご覧ください。
2泊3日のジョージア旅行の費用

2泊3日のジョージア旅行の費用は、1人18万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 15万円〜 |
ホテル代 | 10,000円~ |
食事代・カフェ代 | 10,000円~ |
交通費 | 2,000円~ |
Wi-Fi代 | 2,000円〜 |
お土産 | 4,000円~ |
海外保険 | 2,000円〜 |
4泊5日のジョージア旅行の費用
4泊5日のジョージア旅行の費用は、1人20万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 15万円〜 |
ホテル代 | 20,000円~ |
食事代・カフェ代 | 20,000円~ |
交通費 | 4,000円~ |
Wi-Fi代 | 3,000円〜 |
お土産 | 4,000円~ |
海外保険 | 3,000円〜 |
知っておきたいジョージア旅行の基本情報
旅行に行く前に、ジョージアの基本情報をおさらいしておきましょう。ジョージアの物価やベストシーズンなど、知っておくと役に立つ情報を紹介します。
ジョージア旅行の物価について

ジョージアの物価を表にしてまとめました。2025年7月現在、1ジョージア・ラリは53.35円前後で推移しています。たとえば、200ラリのお土産は200×53.35円=約10,669円で購入できる計算です。価格は地域や店舗によって異なります。参考程度にご覧ください。
項目 | 価格(USD) |
ミネラルウォーター(0.5リットル) | 0.5 - 1.0 |
牛乳(1リットル) | 1.5 - 2.0 |
パン(1斤) | 0.5 - 1.0 |
卵(1ダース) | 1.5 - 2.0 |
米(1キログラム) | 1.0 - 2.0 |
チーズ(1キログラム) | 5.0 - 10.0 |
ビール(0.5リットル) | 1.0 - 2.0 |
ワイン(1本) | 5.0 - 10.0 |
※実際の価格は店や地域により異なります。
ジョージア旅行のベストシーズンについて

ジョージア旅行のベストシーズンは、4月から6月と9月から11月の春と秋です。この時期は比較的涼しく、観光に適した気候であるとされています。冬は寒いため、観光には不向きな時期とされています。ただし、スキーリゾートがある場合は冬がシーズンになることもあります。
【ジョージアの気温の特徴と注意点】
季節 | 特徴 |
春(3月〜5月) | 温暖で快適な気候。3月下旬から4月上旬が最も美しく、野生の花が咲き誇ります。 |
夏(6月〜8月) | 高温多湿で海岸地域は暑く蒸し暑い。山岳地帯は涼しく、自然が豊かです。 |
秋(9月〜11月) | 温暖で秋の色が美しく、収穫の季節です。 |
冬(12月〜2月) | 寒く乾燥し、山岳地帯では雪が降ることがあります。 |
日本とジョージアの時差について
日本とジョージアとの時差は5時間です。日本の方が5時間進んでいますので、日本の日曜日12:00は、ジョージアでは日曜日の7:00です。
ジョージア旅行の費用を安く抑える3つの方法

1.安宿に泊まる
ジョージアにはホステルやゲストハウスなど、安価な宿泊施設がたくさんあります。ホテルよりも格安で泊まれるため、旅費を抑えたい人におすすめです。
2.公共交通機関を利用する
ジョージアの公共交通機関は、バスや電車が安く運行されています。タクシーは少し高めになるため、移動手段としては公共交通機関がおすすめです。
3.ローカルフードを食べる
ジョージアには美味しいローカルフードがたくさんあります。レストランよりも市場や屋台で食べる方が、格安でおいしいジョージア料理を楽しむことができます。そのほかホストファミリー宅にホームステイするなどして、家庭料理を食べるのもおすすめです。
ジョージア旅行についてよくある質問

ジョージア語が話せなくても旅行は可能ですか?
はい。英語が話せる人が多いため、ジョージア語が話せなくても旅行は可能です。ジョージアは安全な国ですか?
ジョージアは比較的安全な国とされていますが、観光客が被害に遭うこともあります。そのため、基本的な注意が必要です。特に夜間の一人歩きや見知らぬ人からの誘いには注意が必要です。ジョージアでWi-Fiは使えますか?
ジョージアの主要なエリアでは無料のWi-Fiが利用可能です。ただし、繋がりにくい場合もあります。ジョージアのレストランでチップは必要ですか?
ジョージアではレストランでのチップは必要ありません。しかし、サービスに満足した場合には10%程度のチップを渡してもいいでしょう。
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せっかく行くジョージア旅行なので、思いっきり羽を伸ばして楽しみましょう。あなたが今まで知っているジョージアと合わせて、新しい一面が見えてくるはずです。
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