
スウェーデン旅行を計画しているけど、現地の治安状況について気になる人も多いはず。
この記事では、2024年最新のスウェーデンの治安情報をまとめました。危険レベルの詳細や渡航する際の安全対策などについても解説するので、スウェーデンへ渡航を検討している人はぜひ参考にしてください。
【スウェーデンでトラブルに遭った時の緊急連絡先】
連絡先 | 電話番号 |
警察・救急車・消防署 共通 | 112 |
在スウェーデン日本国大使館 | (市外局番08)-579-35300 |
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【最新情報】現在のスウェーデンの治安状況

スウェーデンは日本政府による危険レベルが設定されておらず、一般的に治安が良く安全な国とされています。しかし、2022年のスウェーデンでは、警察への通報件数が約148万件に達しました。国連の統計によると、故意の殺人の被害者数は、日本が人口10万人あたり0.23人に対し、スウェーデンは1.08人となっています。
前年と比べると、通報件数は約3万件減少したものの、ギャング間の発砲事件や爆発物に関する事件は依然として高い水準を維持しています。このため、スウェーデンでは油断せずに警戒を怠らないことが重要です。観光中は犯罪に対して注意を払い、安全を確保しましょう。
スウェーデンで治安の悪いスポットは?
比較的治安が良いとされているスウェーデンですが、観光客が気を付けたいスポットがあります。各エリアやスポットの治安情報を確認して、旅行中も安全に過ごしてください。
1.ストックホルム市内中心部

観光客が特に多いストックホルム市内の中心部では、スリや置き引きなどの軽犯罪が発生しています。なかには見知らぬ人物にぶつかられ、「ケチャップがついてしまった」と謝られていることに気を取られ、その間に財布や貴重品が盗まれたという被害もあります。人混みではこのような手口に特に注意しましょう。
2.公共交通機関

空港、ストックホルム中央駅、地下鉄駅構内、列車、フェリーなどの交通機関では特に注意が必要です。混雑している公共交通機関は閉鎖空間となり、スリなどが発生しやすいです。ストックホルム中央駅のエレベーターでは、同時に複数の犯人が乗り込み、ターゲットを囲みながら犯行に至る手口も発生しています。
貴重品を盗まれているのが分かっていながらも、恐怖で助けを求められないことがあります。単独で行動しないことや、グループから離れないことが大切です。
3.旧市街やヴァーサ号博物館などの人気観光スポット

特に人が多い観光スポットでも気を抜けません。旧市街では、混雑する店内でお土産選びをしている間に、バッグから貴重品を盗まれたという事例が後を絶ちません。観光地では特に気持ちが高揚し気を緩めがちですが、バッグをしっかり前に持つなど、貴重品の管理を徹底しましょう。
4.ホテルのロビーやレストランなど

都市部ではホテルのロビーやレストランでも警戒が必要です。特に貴重品を狙った置き引きが発生しています。ホテルのビュッフェレストランで、荷物を席に残したまま食事を取りに行き、戻ってきたときにはバッグが無くなっているという事例も少なくありません。荷物はグループ同士で預け合うか、貴重品は常に持って行動するようにしましょう。
治安が良い場所でも要注意!スウェーデンでの犯罪とその対策

比較的治安が良いとされるスウェーデンでも、特に金銭を狙ったさまざまな犯罪が横行しているのが事実です。観光の際は以下の点に留意して安全対策をしましょう。
1.スリや置き引き
観光地や公共交通機関、ショッピングエリアなどでスリや置き引きが発生しています。特に、混雑した空港や地下鉄では、他の乗客と接触することで手荷物を狙われることがあります。また、カフェやレストランで食事中にバッグを椅子にかけていると、置き引きの被害に遭うこともあるので注意が必要です。
【対策】
- 貴重品は常に身につけ、目の届く範囲に置く。
- 不審者には警戒する。
2.ひったくり
人通りが少ない路上や駐車場、銀行やATMから帰るときは、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。犯人はすれ違いざまや車やバイクを使って近づき、バッグを奪うことが多いです。これに抵抗しようとして転倒し怪我の危険性もあるので、特に注意が必要です。
【対策】
- バッグを車道と反対側に持つ。
- 明るく人通りの多い道を選ぶ。
- スマートフォンを見たり、ヘッドフォンで音楽を聴きながら歩かない。
3.詐欺やぼったくり
観光地での詐欺犯罪も報告されています。例えば、旧市街で旅行者風の男が「写真を撮ってほしい」と頼み、カメラを渡されて写真を撮った後、返そうとすると受け取らず押し問答に。すると私服の警官を名乗る二人組が現れ、「麻薬の取引か」と尋問し、動揺させた後に財布を奪って逃げる手口です。
また、違法タクシーで法外の料金を請求されるぼったくりにも注意しましょう。タクシー利用する際は、営業許可のある正規のタクシーを選び、ホテルやレストランから呼んでもらうようにしましょう。
【対策】
- 知らない人からの頼みや申し出には応じない。
- 流しのタクシーを避け、事前に料金を確認する。
スウェーデンでの緊急時の連絡先一覧

万が一トラブルに巻き込まれた場合、または巻き込まれそうな場合は、最寄りの警察署またはスウェーデン現地の緊急ダイヤルに通報しましょう。言葉が通じない場合は、周りにいる信用できる人に頼って落ち着いて対応しましょう。大使館ではパスポートを紛失・盗難の際にサポートしてもらえることもあるので、確認しておきましょう。
連絡先 | 電話番号 |
警察・救急車・消防署 共通 | 112 |
在スウェーデン日本国大使館 | (市外局番08)-579-35300 |
スウェーデン旅行を安心して楽しむための準備

スウェーデンは比較的治安が良いとされているものの、万が一の時のためにしっかりと安全対策をしましょう。ここでは、スウェーデンで安全を守るためのツールやアイテムを紹介します。
1.海外旅行保険
スウェーデンへ渡航する際は海外旅行保険への加入を強くおすすめします。海外での医療費は高額になることが多く、思わぬ出費を防ぐことができます。また、医療費だけでなく荷物の紛失や盗難、航空機の遅延などのトラブルにも対応できます。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容を確認し、必要に応じて追加の保険に加入しましょう。
2.パスポートのコピーや連絡先のメモ
スウェーデンでもしもの時に役に立つのが、パスポートのコピーや連絡先のメモ。万が一パスポートを失くしたときにコピーがあればスムーズに再発行の手続きができるでしょう。コピーするのは顔写真と住所欄の2枚です。連絡先のメモは、インターネットが使えない場合の緊急連絡先の確認に対応できます。
3.たびれじ
スウェーデン渡航の際は、家族や友人、職場に日程や連絡先を伝えておくことが重要です。また3か月以上滞在する場合は、在留届を提出してください。3か月未満の旅行や出張の場合は、最新の安全情報を確認し、緊急時に大使館から連絡を受け取るために外務省の「たびレジ」に登録しましょう。
4.インターネット接続できるデバイス
スウェーデンでは常時ネットに接続していれば、目的地を確認したり何かあった場合に連絡したりできるので、インターネット接続できるデバイスは必須のアイテムです。Wi-Fi、SIMカード、eSIMとさまざまな選択肢があるので、予算や日数に合わせて選びましょう。
特にスウェーデンでは料金が比較的安く、日数も選べるeSIMがおすすめ。eSIMならダウンロードしてその場ですぐインターネット接続ができます。
スウェーデンの基本情報

基本情報 | |
首都 | ストックホルム |
人口 | 約1,052万人 |
言語 | スウェーデン語 |
宗教 | 福音ルーテル派が多数 |
通貨 | スウェーデン・クローナ(SEK) |
政体 | 立憲君主制 |
スウェーデンの治安についてよくある質問

-
女性のひとり旅は安全ですか?
スウェーデンは比較的安全な国ですが、特に夜間や人通りの少ない場所では注意が必要です。
-
どのような犯罪に注意すべきですか?
スリやひったくり、詐欺に注意が必要です。観光地や公共交通機関では特に警戒しましょう。
-
タクシーの利用は安全ですか?
正規のタクシーを利用する限り安全ですが、「白タク」には注意が必要です。流しのタクシーは避け、ホテルから呼んでもらうのが安心です。
-
どの地域が特に危険ですか?
ストックホルムの観光地や一部地域では、旅行客を狙った軽犯罪が発生しています。また、夜間の人通りの少ない場所では注意が必要です。
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スウェーデンへ渡航する際は最新の治安情報を確認しよう

スウェーデンでは危険レベルが設定されておらず比較的治安が良いとされていますが、日本人が巻き込まれるリスクのある一般的な犯罪として、ホテルやレストランでの置き引き、スリ、路上でのひったくりなどが挙げられます。また特定の地域やスポットでは治安が悪い場所も存在するので、滞在中は十分に注意が必要です。
スウェーデンの治安をチェックして、安全な旅を心がけてくださいね。
※現地の治安は状況により随時変動する場合があるため、渡航の際には必ず最新情報をご確認ください。