
スペインは、情熱的なフラメンコや美しい建築、陽気な人々が魅力の観光大国です。治安が良好で安心して観光を楽しめますが、観光客を狙ったスリや置き引きといった軽犯罪も存在します。
この記事では、スペインの治安状況を詳しく解説し、安心・安全な旅行のコツをお伝えします。
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最新!スペインの治安に関する情報

スペインはヨーロッパの中でも比較的安全な国として知られていますが、近年、犯罪の発生件数はやや増加傾向にあります。
2023年の犯罪データでは、スペインでは殺人や強盗、スリなどの犯罪が前年に比べて増加しました。特にスリや置き引きの件数は大都市や観光地で顕著で、観光客が集まる場所での被害が多いです。
車両窃盗や薬物関連の犯罪も増えており、車の利用や夜間の移動にも注意が必要です。スペインを旅行する際には、周囲の環境に注意を払い、危険なエリアや不審な人物には近づかないように心がけましょう。
※スペインの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
治安のよいスペインで巻き込まれやすいトラブル6つ

1.観光客を狙った偽警察官
スペインの空港や駅など、観光客が多く集まる場所では、詐欺行為が発生することがあります。
例えば、偽の警察官を装った人物がパスポートや貴重品の確認を求め、所持品を確認するフリをして現金やカードを抜き取るケースや、困っているフリをしてクレジットカードを使わせ、すり替えられることがあります。
対策方法
- 自称警察官から身分証明書や所持品の提示を求められた場合、すぐには応じず、近くの交番や公共の場に行って確認するようにしましょう。
- 空港や駅などで「クレジットカードを使わせてほしい」と頼まれても、決して応じないこと。クレジットカードや身分証の手渡しは避けましょう。
2.人ごみでのスリや置き引き
マドリードやバルセロナなどの観光名所では、スリや置き引きが多発しています。
観光地でのスリは、混雑した場所や人の目を引くような手口が用いられ、特に不注意な観光客が狙われがちです。また、カフェやレストランでは、席に荷物を置いている間に持ち去られるケースも少なくありません。
対策方法
- 観光中は荷物は常に手元に置き、リュックは前に抱えるようにしましょう。できるだけ財布や貴重品は体の内側に保管し、目の届く場所に置くことが大切です。
- カフェやレストランでの飲食中は、足元に荷物を置く際も常に注意を払いましょう。足にフックで固定するなどの対策を行うと、盗まれるリスクが軽減されます。
3.路上でのひったくりや強盗
観光エリアの中でも、特に人通りの少ない裏通りや夜間の繁華街では、ひったくりや強盗のリスクが高まります。手荷物を無理やり奪い取られたり、背後から襲われるケースもあるため、特に夜間の一人歩きは避けることが重要です。
対策方法
- 荷物は必ず身体の前側に持ち、肩掛けバッグは車道側ではなく歩道側に持ちましょう。
- 夜間は明るく、人通りの多い場所を選んで移動することを心がけ、どうしても移動が必要な場合はタクシーを利用してください。
4.路上での署名活動を装った詐欺行為
観光地では署名活動を装って寄付を求める詐欺も多く見られます。「慈善団体の署名活動」や「聴覚障害者支援」と称して署名をお願いし、最後に寄付金を要求します。
旅行者が断りにくいような雰囲気を作り出し、最終的には財布を出させて中身を抜き取るという手口が一般的です。
対策方法
- 署名活動の依頼や、寄付を求められた際には、毅然とした態度で「いいえ」と断ることを心がけましょう。
- 道を尋ねられたり、募金を求められたりしても、財布を出さないようにし、現金やカードは見せないようにしましょう。
5.タクシーの遠回り
一部のタクシードライバーは、観光客が土地勘がないことを利用して遠回りしたり、料金を不正に上乗せしたりすることがあります。また、メーターを使用せず、法外な金額を請求する悪質な運転手もいます。
対策方法
- タクシーを利用する際は、公式のタクシー乗り場から乗車するか、スマホアプリで正規のタクシーを呼びましょう。
- 乗車前にメーターが正常に作動していることを確認し、怪しいと感じたらすぐに下車し、別のタクシーを利用するようにしてください。
6.レンタカー利用時のトラブル
レンタカーを利用する観光客は、車のパンクや故障を装った窃盗行為に注意が必要です。走行中にパンクさせられ、停車して確認している間に車内の荷物を盗まれることがあります。
また、駐車中の車に貴重品を放置していると、窓を割られて車上荒らしに遭うリスクも高まります。
対策方法
- 車内に貴重品を置きっぱなしにせず、荷物は常に持ち歩くようにしましょう。
- 知らない人からパンクを指摘されても、すぐに停車せず、安全な場所まで移動してから確認することをおすすめします。
スペインで治安を注意すべきエリア

1.マドリード:観光中心地
マドリードの中心地、プエルタ・デル・ソルやマヨール広場周辺などは、観光客が集まるエリアのためスリや置き引きが発生しやすい場所です。
特に、グラン・ビア通りや美術館周辺の混雑した通りでは、鞄を後ろに背負っていると狙われる可能性が高いです。
2.バルセロナ:人混みが多いエリア
バルセロナのランブラス通りやカタルーニャ広場、ゴシック地区などの観光エリアでは、観光客を狙った犯罪が多発しています。特に、サグラダ・ファミリアやグエル公園などの人気スポット周辺では、スリや置き引き、そして「ケチャップスリ」と呼ばれる汚れを利用した手口が報告されています。
3.カナリア諸島:観光客を狙った車上荒らし
カナリア諸島の観光スポットやリゾート地では、車上荒らしやスリ被害が散見されます。特に、ラスカンテラス海岸やテイデ国立公園などでは、レンタカーを利用している観光客が狙われることが多いです。
4.セビリア:祭りやイベント期間中の混雑
アンダルシア地方のセビリアでは、特に「セマナ・サンタ(聖週間)」や「フェリア・デ・アブリル(春祭り)」などの大規模なイベント期間中、観光客が増加するため犯罪リスクも上昇します。
スペインでの緊急時の対処法

スペインでの緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
警察 | 112 |
消防署 | |
救急車 | |
外国人旅行者向け被害届 | 902-102-112 |
在スペイン日本国大使館 | 91-590-7600 国外からは(国番号34)91-590-7600 領事警備班直通(国番号34)91-590-7614 |
在バルセロナ日本国総領事館 | 93-280-3433 国外からは(国番号34)93 -280-3433 |
在ラスパルマス領事事務所 | 928-244-012 国外からは(国番号34) 928-244-012 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
スペインの防犯対策でおすすめのアイテム3選

1.防犯バッグ/スリングバッグ
スペインの観光地や公共交通機関では、人混みを利用したスリが頻繁に発生します。そんなときに役立つのが、盗難防止機能を備えた防犯バッグやスリングバッグです。通常のバッグとは異なり、防刃素材や隠しジッパー、さらにチェーンロック機能などが付いており、簡単に開けられない設計になっています。
2.首下げタイプの貴重品ケース
首下げタイプの貴重品ケースは薄型で軽量なデザインのものが多く、体のラインに沿って違和感なく着用できるため、防犯意識の高い旅行者の間では人気です。
パスポートや現金、クレジットカードなどをまとめて首下げタイプのケースに収納し、衣服の下に隠すことで、スリや置き引きから守ることができます。
3.eSIM
eSIMはスマホの設定だけで簡単に現地の通信サービスを利用できるため、スペインに到着した瞬間から通信が可能となり、万が一トラブルに巻き込まれた際にも迅速に連絡を取れるメリットがあります。
スペインの基本情報

人口
約4,760万人(2022年・出典:IMF)
宗教
憲法で信仰の自由が保障されている。
言語
スペイン語、バスク語、カタルーニャ語
レート
1ユーロは162.62円(2024年10月現在)
時差
-7時間 ※日本より7時間遅い
ビザ
日本国籍者の場合、観光や知人訪問などの目的で90日以内の短期滞在であればビザは不要です。
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治安の良いスペイン旅行に出掛けよう!

スペインは、ヨーロッパの中でも治安が安定している国で、美しい建築や歴史的な観光地、美食の数々を楽しめる魅力的な旅行先です。しかし、観光客を狙った軽犯罪もゼロではないため、防犯対策をしっかりと行い、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
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