
美しいビーチと陽気な雰囲気が魅力のドミニカ共和国への旅行を計画しているけど、現地の治安状況について気になる人も多いはず。
この記事では、2024年最新のドミニカ共和国の治安情報をまとめました。渡航する際の安全対策などを解説するので、ドミニカ共和国へ渡航を検討している人はぜひ参考にしてください。
【ドミニカ共和国の緊急連絡先】
連絡先 | 電話番号 |
警察・消防・救急(共通) | 911 ※主要都市部のみ |
国家警察 | (+1-809)682-2151及び221-2151 |
在ドミニカ共和国日本国大使館 | (+1-809)-567-3365 |
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ドミニカ共和国の治安・安全に関する最新情報

2022年のドミニカ共和国では、国家警察の発表によると殺人事件の被害者数は1,389人で、前年より217人増加しました。この数字は、2011年以降の減少傾向から再び増加しています。また、強盗やひったくりなどの犯罪も日本に比べて多く発生しています。
特にサント・ドミンゴやサンティアゴの都市部では、昼夜を問わず拳銃や刃物を使った強盗やひったくり、暴行、薬物犯罪が頻繁に起きているので、観光の際は注意が必要です。
【日本外務省による危険情報】
地域 | 危険レベル |
ドミニカ共和国全土 | 1(十分注意) |
ドミニカ共和国で治安が悪い場所は?

ドミニカ共和国はほとんどの地域で危険レベル1とされていますが、地域やエリアによって詳細な治安状況が異なります。ここでは、地域やエリアによって起きやすい犯罪や注意点を解説します。
1.国境
隣国ハイチの情勢の悪化により、ドミニカ共和国政府はハイチによる不法な水路建設に対抗して国境を封鎖しました。この措置は2023年11月に解除されたものの、国境全体で警察と軍隊による警備が強化されています。そのため、国境付近では銃撃戦などに巻き込まれる可能性があるため、十分な注意が必要です。
2.首都サント・ドミンゴ全域
ドミニカ共和国の首都であるサント・ドミンゴでは、昼夜を問わず強盗やひったくりが多発しています。特に夜間は治安が悪化するので要注意です。
また、東部や北部などの地区では凶悪事件が頻繁に起きており、警察との銃撃戦で市民が巻き込まれることもあります。さらに第2の都市サンティアゴ市でも路上強盗やひったくりが多く、麻薬問題からの殺人事件も増加しています。
3.プンタカナやプエルトプラタなどのリゾート地
外国人観光客が多く訪れる人気のリゾート地であるプンタカナやプエルトプラタでも多数の犯罪が発生しています。これらの地域では特に強盗事件が増えており、ホテルの客室やビーチでも窃盗による被害が絶えません。観光地であっても安全対策は必須で、注意を怠らないことが重要です。
治安が安定している場所でも注意!ドミニカ共和国で警戒すべき犯罪

強盗
ドミニカ共和国では、邦人も巻き込まれる強盗事件が発生しています。夕方に自宅近くを歩いていると、バイクに乗った犯人に口を押さえつけられ、拳銃などの武器を示されて携帯電話や貴重品を奪われるなど夕方から夜間にかけての被害が目立ちます。
【対策】
- 現金や貴重品は必要最低限にし、バッグは体の前に持つ。
- 明るい場所を選んで歩く。
- 出来るだけグループで行動する。
窃盗事件
ドミニカ共和国では、スリやひったくりなどの窃盗にも注意が必要です。バイクに乗った犯人が背後から近づきカバンを強引に盗んだり、リゾートホテルでは、清掃後に無施錠のスーツケースから現金が盗まれるなどの被害も発生しています。また、混雑している公共交通機関でも同様のケースが発生しているため、観光地でも十分な警戒が必要です。
【対策】
- 周囲に注意を払う。
- 無施錠の窓やドアを閉める。
- カバンは車道側には持たない。
ドミニカ共和国観光の注意点

教会での服装
ドミニカ共和国には宗教などによる服装の制限がありませんが、教会や霊廟では、ショートパンツやサンダルを含む軽装では入れません。そのため、観光の際は適切な服装を心がけましょう。
写真制限
ドミニカ共和国の国境及び軍事施設は写真撮影が禁止となっています。その他にも礼拝堂など禁止区域を設けている場所もあるので、撮影をする際には十分に注意してください。
ドミニカ共和国に安心して滞在するための準備

1.海外旅行保険
ドミニカ共和国へ渡航する際は海外旅行保険への加入を強くおすすめします。海外での医療費は高額になることが多く、思わぬ出費を防ぐことができます。また、医療費だけでなく荷物の紛失や盗難、航空機の遅延などのトラブルにも対応できます。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容を確認し、必要に応じて追加の保険に加入しましょう。
2.パスポートのコピーや連絡先のメモ
ドミニカ共和国でもしもの時に役に立つのが、パスポートのコピーや連絡先のメモ。万が一パスポートを失くしたときにコピーがあればスムーズに再発行の手続きができるでしょう。コピーするのは顔写真と住所欄の2枚です。連絡先のメモは、インターネットが使えない場合の緊急連絡先の確認に対応できます。
3.たびレジに登録
ドミニカ共和国に渡航の際は、家族や友人、職場に日程や連絡先を伝えておくことが重要です。また3か月以上滞在する場合は、在留届を提出してください。3か月未満の旅行や出張の場合は、最新の安全情報を確認し、緊急時に大使館から連絡を受け取るために外務省の「たびレジ」に登録しましょう。
4.インターネット接続できるデバイス
ドミニカ共和国では常時ネットに接続していれば、目的地を確認したり何かあった場合に連絡したりできるので、インターネット接続できるデバイスは必須のアイテムです。Wi-Fi、SIMカード、eSIMとさまざまな選択肢があるので、予算や日数に合わせて選びましょう。
特にドミニカ共和国では料金が比較的安く、日数も選べるeSIMがおすすめ。eSIMならダウンロードしてその場ですぐインターネット接続ができます。
ドミニカ共和国の緊急時の連絡先

ドミニカ共和国でトラブルに遭遇した場合、役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、ドミニカ共和国旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。大使館ではパスポートを紛失・盗難の際にサポートしてもらえることもあるので、確認しておきましょう。
緊急連絡先
連絡先 | 電話番号 |
警察・消防・救急(共通) | 911 ※主要都市部のみ |
国家警察 | (+1-809)682-2151及び221-2151 |
在ドミニカ共和国日本国大使館
電話番号 | 住所 |
(+1-809)-567-3365 | Av. Winston Churchill 1099, Santo Domingo, Dominican Republic |
ドミニカ共和国の基本情報

基本情報 | |
首都 | サント・ドミンゴ |
人口 | 約1,123万人 |
言語 | スペイン語 |
宗教 | カトリック |
通貨 | ドミニカ・ペソ |
政体 | 立憲共和制 |
ドミニカ共和国の治安に関するよくある質問

-
夜間に外出しても大丈夫ですか?
夜間の移動は避けるべきで、人通りの多い明るい場所を選ぶことが重要です。
-
ホテルの安全対策はどうですか?
多くのホテルはセキュリティ対策を講じていますが、貴重品は客室の金庫に保管しましょう。
-
貴重品の管理はどうすればいいですか?
バッグは体の前で持ち、貴重品は目につかないようにしましょう。必要以上に現金を持たないことも大切です。
-
観光地での犯罪はどのくらいありますか?
観光地でも強盗やひったくりが報告されています。特にリゾート地でも注意が必要です。
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ドミニカ共和国へ渡航する際は最新の治安情報を確認しよう

ドミニカ共和国では全土で外務省による「十分注意」を意味する危険レベル1が発出されています。そのため、観光客が訪れるエリアでも治安が不安定な場所があるので油断は禁物。特にスリや窃盗などには十分に注意しましょう。
ドミニカ共和国の治安をチェックして、安全な旅を心がけてください。
※現地の治安は状況により随時変動する場合があるため、渡航の際には必ず最新情報をご確認ください。