ベトナムから日本に持ち込めないもの7選！注意しベトナムお菓子・食品

ベトナム旅行のお土産を買いたいけど、日本へ持ち帰れないものがあるって知っていますか？せっかく買ったお土産が没収されてしまうなんて、悲しいですよね。

そこで、この記事では日本へ持ち込む際に注意が必要なものを7つ紹介します。美味しいベトナムのお菓子や食品を無駄にしないためにも、ぜひ覚えておきましょう。

ベトナムから日本に持ち込めないもの

1. 生の果物
2. 偽ブランド品・コピー品
3. 生鮮食品（果物・野菜）
4. はく製
5. 骨董品
6. 肉製品・乳製品
7. アダルト製品

ベトナムから日本に持ち込めないもの7選

1.生の果物

ベトナムから生の果物を日本に持ち込むことは、植物検疫制度により厳しく規制されています。たとえば、ドラゴンフルーツ（ピタヤ）のような人気の果物は、日本の検疫所で厳しくチェックされます。

多くの場合、未殺菌で生の状態の果物は持ち込みが禁止され、仮に持ち込もうとしても没収される可能性が非常に高くなります。

2.偽ブランド品・コピー品

ベトナムから日本に偽ブランド品やコピー品を持ち込むことは、商標法違反です。そのため、厳しく禁止されています。ルイ・ヴィトンのハンドバッグの偽物は、税関で発見された場合、即座に没収され、さらに法的な処罰の対象。

これらの模倣品は知的財産権を侵害するため、個人使用であっても違法です。日本の税関は、偽造品に対して非常に厳しい姿勢を取っています。

3.生鮮食品（果物・野菜）

ベトナムから生鮮の果物や野菜を日本に持ち込むことは、厳しく制限されています。生のパパイヤなどの熱帯果物は、病害虫や未知の微生物が付着している可能性があるため、検疫所で徹底的に検査されます。

多くの場合、持ち込もうとすると没収されるリスクがあります。生鮮食品の輸入には厳格な規制が設けられており、個人旅行者であっても例外ではありません。

4.はく製

ベトナムから日本に剥製を持ち込む際は、非常に厳しい規制があります。珍しいトラの剥製は、絶滅危惧種保護条約（ワシントン条約）に基づき、輸入が厳しく制限。野生動物の剥製は、その生物の保護状況や原産地によって、輸入が完全に禁止される可能性があります。

税関では、こうした動物由来の製品について詳細な証明書の提示を求められ、許可なく持ち込むと違法。没収や罰金のリスクがあります。

5.骨董品

ベトナムから日本に骨董品を持ち込む場合、文化財保護法の観点から厳しい審査が行われます。古美術品の一例として、阮朝時代の磁器「フエ磁器」のような歴史的価値の高い品物は、輸出入に際して厳格な規制の対象となります。

文化財として価値のある品々は、事前に文化庁の許可を得る必要があり、許可なく持ち込むと違法となります。考古学的価値のある品々は、持ち込みが制限される可能性が高くなるでしょう。

6.肉製品・乳製品

ベトナムから日本に肉製品や乳製品を持ち込むことは、極めて厳しく規制されています。生ハム「ラップチョン」などの伝統的な肉製品は、検疫所で厳密に検査されます。

口蹄疫やその他の家畜伝染病のリスクがあるため、税関で発見された場合は即座に廃棄処分となる可能性が高いでしょう。個人使用であっても、例外は非常に限られています。

7.アダルト製品

ベトナムから日本にアダルト製品を持ち込む際は、法的及び倫理的な観点から慎重に扱われます。とくに、児童に関連する性的な内容を含む製品は、厳しく禁止されています。

日本の法律では、こうした製品の輸入には厳格な規制があり、わいせつ物の輸入は違法となる可能性が大。税関でこうした製品を発見した場合、没収するだけでなく法的処罰の対象となることもあります。

ベトナムから日本に持ち込めないものを持ち込んだらどうなる？

ベトナムから日本への持ち込み禁止物品は、税関で厳しく検査されます。生肉や生野菜、生植物、偽造品などは即時没収の対象となり、法的リスクも高め。

違反の程度によって、罰金、再入国時の厳密審査、将来の輸入制限などのペナルティがあります。意図的な違反は、より重い処罰の対象となるため、事前に規制を確認することが重要です。

万が一、ベトナムから持って帰ってきてしまった場合は？

できるだけ早く、自主的に税関または検疫所に申告しましょう。隠蔽や黙秘は、さらに厳しい処罰につながる可能性があります。担当者に正直に状況を説明し、指示を仰ぎましょう。最悪の事態を避けるためには、「早期の申告」がもっとも効果的です。恥ずかしがらず、正直に対応を心がけてください。

具体的な手続き

• 空港内の検疫所カウンターに直接相談
• 持ち込んだ物品をその場で任意提出
• 違反の経緯を詳細に説明
• 必要に応じて、廃棄や没収に協力

ベトナムから日本に帰国までの流れ

1.降機して入国審査へ

• 機内での最終案内と注意事項を確認
• マスクの着用や衛生指示に従う
• 必要書類（パスポート、申告書）を準備

2.検疫（検温モニタリング）

• 健康状態の確認
• サーモグラフィーによる体温チェック
• 必要に応じて、健康質問票の記入
• 感染症対策のための初期スクリーニング

3.入国審査

• パスポートを用意
• 顔写真撮影と指紋認証
• 入国目的や滞在予定の確認
• ビザ（査証）の確認

4.手荷物の受取り

• 預け荷物用の半券で荷物を確認
• ターンテーブルから自分の荷物を探す
• 荷物の状態を確認

5.動植物検疫

• 手荷物受取場のカウンターで申告
• 持ち込んだ食品や植物製品の検査
• 禁止・制限品目の確認と申告
• 必要に応じて追加検査や没収

6.税関手続き

• パスポートと携帯品・別送品申告書を用意
• 免税範囲の確認
• 課税対象品の申告
• 必要に応じて関税の支払い

7.到着ロビー

• 出口方向の案内に従う
• 空港内の案内所で不明点を確認
• 交通手段（電車、バス、タクシー）の確認

ベトナムから日本に持ち込めないものについてのよくある質問

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ベトナムから日本に持ち込めないものに気を付けて

ベトナム旅行の楽しい思い出を台無しにしないために、持ち込み禁止品には十分注意しましょう。知らないうちに違反すると、没収や罰金のリスクがあります。事前に税関規制を確認し、正規店で購入した商品を持ち帰ることが大切。

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