
ボリビアは美しい自然や古代文明の遺産で多くの旅行者を引き寄せますが、安全に過ごすためには現地の治安状況をしっかり把握することが大切です。
この記事では、ボリビアの最新治安情報を交えながら、旅を楽しむための防犯対策を紹介します。
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最新!ボリビアの治安に関する情報

外務省の海外安全ホームページによると、2024年10月現在、ボリビアのラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市は「危険レベル1」に設定されています。
危険度レベル1は旅行を中止するほどの警戒レベルではありませんが、状況に応じた適切な判断と行動が求められます。特に観光客が集まるエリアでは、スリや置き引きに注意が必要です。また、早朝や夜間の人通りが少ない時間帯は、犯罪が増加する傾向にあります。
過去には大統領選挙をきっかけに全国的な抗議活動や暴動が発生し、多数の死傷者が出たこともあります。現在は比較的落ち着いていますが、労働組合や市民団体によるデモや道路封鎖が散発的に行われています。デモが行われている場所やその周辺には近づかないようにしましょう。
それ以外の地域は危険度レベルの対象外となりますが、日本に比べると犯罪発生率がやや高いため、油断は禁物です。
※ボリビアの治安状況をリアルタイムで確認するには、外務省の海外安全ホームページを参考にするのがおすすめです。
ボリビアで治安を注意すべきエリア

1.ラパス市およびエルアルト市
首都ラパスは観光客に人気のある都市ですが、バスターミナル周辺やサンフランシスコ教会周辺では、窃盗やスリ、置き引きの被害が多発しています。特に、観光客を標的にした偽警察官による詐欺事件も報告されており、慎重な対応が求められます。
また、エルアルト市は貧困層が多く、犯罪発生率が高いため、昼夜を問わず警戒が必要です。
2.サンタクルス市
サンタクルス市はボリビアで最も大きな都市の一つでありながら、犯罪率が比較的高い地域です。特にバスターミナル周辺では強盗や窃盗が発生しやすく、観光客もターゲットにされることが少なくありません。
3.チチカカ湖周辺の観光地
ボリビアを訪れる観光客に人気のチチカカ湖周辺では、観光客を狙った首絞め強盗や置き引き被害が報告されています。これらの事件は人通りが少ない場所や夜間に多く発生するため、移動時は明るい時間帯を選び、単独行動を避けることが推奨されます。
ボリビアで巻き込まれやすいトラブル5つ

1.偽警察官による詐欺
ボリビアでは、偽警察官による詐欺が頻繁に報告されています。観光地やバスターミナル周辺で、私服の「警察官」を名乗る人物が旅行者に近づき、麻薬捜査や身分証の確認を口実に所持品検査を要求し、金品を騙し取るという手口です。
対策ポイント:
- ボリビアの警察は、路上で所持品検査を行うことはほとんどありません。私服の警察官が近づいてきたら、必ず制服を着た警察官に助けを求めましょう。
- 不審な人物に声をかけられたら、即座にその場を離れ、信頼できる場所(警察署やホテル)へ向かいましょう。
2.スリや置き引き
主要な観光地や公共交通機関、特にバスターミナルでは、スリや置き引きが多発しています。空港やバス停での荷物の監視が緩んでいる間に盗まれるケースが多いです。
また、観光中にカバンを背後に置くと、知らない間に中身を抜き取られることもあります。
対策ポイント:
- 貴重品やパスポートは分散して持ち、常に肌身離さず保管しましょう。
- 重要な荷物は体の前に抱え、バッグは建物側に持つなど、管理に気を配りましょう。
- バスターミナルや人混みの多い場所では、特に警戒し、荷物は常に目の届く範囲に置いておくことが大切です。
3.強盗や首絞め強盗
人通りの少ない場所や夜間の移動中に、突然後ろから首を絞められ気絶させられた後、金品を盗まれる「首絞め強盗」も報告されています。特に、観光地や人気の少ない場所ではこの手口が多発しています。
対策ポイント:
- 夜間や早朝は極力外出を控え、人通りの少ない場所を避けて行動するようにしましょう。
- 宿泊先を選ぶ際は、治安の良いエリアに位置するホテルを選び、防犯対策がしっかりしている宿泊施設を利用してください。
4.デモや道路封鎖
ボリビアでは、政治的な理由でデモや道路封鎖が頻繁に発生します。これらのデモが暴力的な行動に発展することもあり、巻き込まれると移動が制限されることがあります。
対策ポイント:
- デモや集会が行われている場所には決して近づかないようにしましょう。
- 渡航前に現地の最新の治安情報をチェックし、デモが行われている地域を避けて行動しましょう。
- 不測の事態に備えて、常に余裕を持った旅行計画を立て、緊急時に備えた連絡先を把握しておくことが重要です。
5.ATM詐欺や強盗
銀行やATMから現金を引き出した直後に、強盗に襲われるという事件も発生しています。旅行者はATM利用時に特に注意を払いましょう。
対策ポイント:
- 夜間や人気の少ない場所でのATM利用は避け、できるだけ人通りの多い場所で現金を引き出しましょう。
ボリビアでの緊急時の対処法

ボリビアでの緊急連絡先一覧
項目 | 電話番号 |
パトカー | 110 |
観光警察 | (市外局番2)222-5016、(フリーダイヤル):800140081 国外からは(国番号591)-2-222-5016 |
救急車 | ラパス市:165 コチャバンバ市:165 サンタクルス市:118、161 コビハ市:118 タリハ市:118 スクレ市:118 |
在ボリビア日本国大使館 | (市外局番2)241-9110~3 国外からは(国番号591)-2-241-9110~3 |
在サンタクルス領事事務所 | (市外局番3)333-1329、335-1268 国外からは(国番号591)-3-333-1329、-3-335-1268 |
盗難や置き引き被害にあった時に
もし現地で貴重品を盗まれてしまったら、まずは近くの警察に連絡し被害届を提出しましょう。被害届の控えは、後で保険請求や再発行手続きに必要になるので大切に保管してください。
ボリビアの防犯対策でおすすめのアイテム3選

1.防犯用マネーベルト
旅行中に現金やパスポート、クレジットカードを安全に持ち運ぶために、マネーベルトは欠かせないアイテムです。マネーベルトは洋服の下に装着するため、外から見えず、スリに狙われにくくなります。
観光地や人混みの多い場所では、カバンの中に貴重品を入れるよりも、体に密着させることで盗難のリスクを大幅に減らせます。
2.カラビナ付きの防犯リュック
リュックを使って観光する際に、背後からのスリに対応できる防犯リュックは非常に便利です。特にジッパーが背中側にしか開かない設計や、カラビナでチャックを固定できるタイプのリュックは、リュックを開けられる心配を減らせます。
3.eSIM
現地でデモや交通状況の変化、または急なトラブルに対応するために、常に最新の情報にアクセスできることが重要です。
eSIMはSIMカード購入の手間を省き、旅行前にインターネット回線を準備できる便利なアイテムです。スマートフォンに簡単にインストールでき、到着後すぐにネットが使えるため、現地の地図アプリや翻訳アプリ、治安情報を素早くチェックできます。
ボリビアの基本情報

人口
約1,222万人(2022年、世銀)
宗教
カトリック
言語
スペイン語、ケチュア語、アイマラ語
レート
1ボリビアーノは21.50円(2024年10月現在)
時差
-13時間 ※日本より13時間遅い
ビザ
日本国籍の旅行者が観光目的でボリビアに入国する場合は、事前に査証(ビザ)を取得する必要はありません。入国時に90日の滞在許可が与えられます。
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ボリビアへ行く前に最新治安情報をチェックしよう!

ボリビアは多彩な魅力で訪れる人を惹きつける国ですが、安全な旅を楽しむためには事前の準備が重要です。出発前に最新の治安情報をしっかりと確認し、防犯対策を万全に整えておきましょう。
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