
歴史と文化が息づく中国の古都、南京。美しい街並みや歴史的建造物に魅了され、多くの日本人が訪れます。しかし、気になるのは現地の治安。
「日本人が気を付けるべきことは?」そんな疑問を持つあなたのために、この記事では、南京の最新治安情報と防犯対策を3つまとめました。安全対策をしっかりとして、南京の魅力を存分に満喫しましょう!
- 警察(通報):110
- 救急車:120
在上海日本国総領事館(南京を管轄)
- 電話: +86-21-5257-4766
- 住所: 上海市万山路8号
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【最新】南京の治安に関する情報
2025年2月現在、外務省による中国・南京への渡航を制限されるような情報(危険レベル)は発生していません。ウイグル・チベット自治区のみ、レベル1「十分注意してください」となっています。
以下、外務省発表の詳細を引用します。

中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)やその近辺、路上において刃物によって襲われるなどの凶悪事件が発生しており、邦人が犠牲になる事件も発生しています。外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意してください。
チベット自治区では、過去に僧侶等によるデモが一部暴徒化し、多数の死傷者が出る事案が発生しています。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
念のため、中国・南京に渡航する際は、外務省の海外安全ホームページをチェックすることをおすすめします。
南京で日本人が警戒すべき3つのトラブル

南京で日本人旅行者が巻き込まれやすい3つのトラブルを紹介します。知っておくだけで、予防対策になります。
1.突発的な議論
南京大虐殺記念館という歴史的場所で、現地の方から日本の歴史認識について突発的な議論を求められるケースがあります。とくに、記念日や政治的緊張が高まる時期には注意が必要です。
そのような状況では冷静に対応し、「個人的な意見はありません」と丁寧に伝えるのが無難です。日本人であることを必要以上に強調しないようにしましょう。
2. 料金トラブル
南京では、一部のタクシーや土産物店では、日本人と分かると料金以上を請求されるケースがあります。夫子廟エリアや新街口などの観光スポットでは要注意。
事前に相場を調べておき、タクシーはメーターを使用してもらうこと。買い物前に価格を確認することが重要です。可能であれば基本的な中国語を覚えておくと役立ちます。
3. 偽ガイドによる高額ツアー
南京の主要観光地(紫金山、明孝陵)では、日本語を話す偽ガイドが近づいてきて、「特別な場所に案内する」と高額なツアーを勧誘するケースがあります。
親切そうに話しかけてくるため警戒しにくいですが、正規のガイドは公式IDを持っています。不審な勧誘には毅然と断りましょう。ホテルや公式観光案内所を通じて手配したガイドがおすすめです。
南京で警戒すべき治安が不安定な地域

これらの地域は、他の場所と比較して盗難や詐欺の発生率が高くなる傾向があります。観光中は周囲に敏感になり、安全を優先させましょう。
1. 南京駅周辺
南京駅周辺は多くの旅行者が行き交うので、スリや置き引き、ぼったくりなどの軽犯罪が発生しやすい地域です。深夜や早朝は人通りが少なくなり、不審者が増える傾向があります。
駅構内や周辺の路地は照明が不十分なので、女性の一人歩きは避けましょう。荷物は目の届く場所に置き、貴重品は体の前で持つよう心がけてください。
2. 夫子廟商業エリア
夫子廟エリアは昼間は比較的安全ですが、メインストリートから外れた路地や、夜間の人通りが少なくなった時間帯は注意が必要です。秦淮河沿いの一部のエリアでは、観光客をターゲットにした詐欺やぼったくり行為が目立ちます。
また、混雑時には財布やスマートフォンの盗難も発生。地元の人が少ない場所や、過度に観光客を勧誘する店には警戒しましょう。
3. 浦口区の一部地域
浦口区は開発が進んでいる地域ですが、一部の工業地帯や発展途上の住宅地では夜間の治安が不安定です。外国人が珍しいため、不必要に目立つかもしれません。
公共交通機関の便が悪い場所もあり、タクシーでも行きたがらないエリアもあります。不慣れな場所への単独訪問は避けましょう。
南京で治安がよい地域

これらの地域は中国・南京内で治安がよく、地元の人々が安心して訪れる場所といわれています。
1. 新街口商業地区
南京の商業地区である新街口は、高級ショッピングモールや国際ブランドのショップが立ち並ぶエリアです。24時間体制のセキュリティと監視カメラが設置。デパートやショッピングセンターには警備員が常駐し、街灯も明るく整備されています。
地下鉄が交差する交通の要でもあり、深夜でも人通りが多め。多くの外国人も訪れるため、観光客にとって安心して買い物や食事を楽しめるエリアです。
2. 玄武湖公園周辺
玄武湖公園とその周辺地域は、南京市政府や多くの高級ホテルが集まるエリアです。公園内は管理が行き届いており、早朝から夜まで地元住民の散歩や太極拳の練習の場。
周辺には南京大学や南京師範大学もあり、学生の姿も多く見られる知的で穏やかな雰囲気です。観光名所としても人気が高く、治安上の問題はほとんど報告されていません。
3. 河西新城地区
長江の西側に位置する河西新城は、南京の新しい中央ビジネス地区として計画的に開発されたエリアです。高層ビルや高級マンション、大型商業施設が整然と並び、道路も広く見通しが良いです。
南京国際博覧センターや南京青奥体育公園があり、国際イベントも多く開催されるため、セキュリティ体制が充実。夜間でも明るい街灯と監視カメラのネットワークで守られています。
南京で徹底すべき3つの防犯対策

南京で安全に旅行するための防犯対策を紹介します。
1.貴重品の管理
パスポートはコピーを持ち歩き、原本はホテルのセーフティボックスに保管しましょう。財布は外から見えにくい内ポケットに入れ、現金は少額に分けて別々の場所に保管します。
スマートフォンは後ろポケットには入れず、カバンの中でも一番奥に。カバンは必ずチャックを閉め、リュックは前に抱えて持つことで、スリや置き引きの被害を防げます。
【旅行会社が伝授】海外旅行でパスポートを安全に持ち歩く方法
2.観光時の行動
なるべく一人での外出は避け、複数人で行動しましょう。見知らぬ人に声をかけられても、安易についていかないこと。とくに「お茶を飲みに行こう」「英語を練習したい」などの誘いには要注意です。
写真撮影時は周囲に注意を払い、カメラやスマートフォンを盗まれないように。地下鉄やバスでは荷物を常に抱えて持ちましょう。
3.通信手段の確保と緊急連絡先の準備
日本の携帯電話が使えない場合に備え、現地のeSIMを購入しましょう。空港でSIMカードを購入する手間が省け、言語の問題も心配ありません。
日本の携帯番号もそのまま使えるため、緊急時の連絡にも便利です。WeChat Payなどの決済アプリも快適に使え、地図アプリでの道案内も可能。
南京でトラブルに遭遇した場合の連絡先

南京でトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。スマートフォンに記録を残しておくなど、対策を取っておきましょう。
- 緊急連絡先(24時間対応)
- 警察(通報):110
- 救急車:120
在上海日本国総領事館(南京を管轄)
- 電話: +86-21-5257-4766
- 住所: 上海市万山路8号
南京日本商工クラブ
電話: +86-25-8470-1405
南京の治安に関するよくある質問

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Q1: 南京は日本人にとって安全な都市ですか?
A: はい、南京は全体的に安全な都市です。主要観光地や商業エリアは治安が良く、一般的な防犯対策を取れば問題なく観光できます。
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Q2: 南京で夜間の一人歩きは危険ですか?
A: 新街口や玄武湖など主要エリアは夜間も比較的安全です。ただし、駅周辺の暗い路地や人通りの少ない場所は避け、深夜の一人歩きには注意しましょう。
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Q3: 南京で気をつけるべき犯罪は?
A: スリや置き引きなどの軽犯罪が主です。混雑した観光地やバス、地下鉄では貴重品に注意し、ぼったくりタクシーには正規のタクシーを利用するよう心がけましょう。
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Q4: 南京で緊急時の対応は?
A: 少ないです。多くの地元市民は観光客と政治問題を分けて考えています。ただし、南京大虐殺記念館周辺や記念日には配慮が必要です。過度に日本人であることをアピールせず、一般的な旅行者として振る舞うことをお勧めします。
そのほか、南京旅行の情報はこちらの記事が参考になります。
中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
治安の良い南京に出掛けよう!

南京は、治安の良い中国の魅力的な都市です。玄武湖公園など、安全で魅力的なエリアが点在し、外国人旅行者も安心。基本的な注意を払えば、心配することはほとんどありません。
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