初めての武漢で行きたい人気観光スポット12選！見どころや旅行の注意点を解説

中国・武漢には魅力的な観光スポットがたくさんあります。この記事では最新情報を元に、初めての武漢旅行で必ず行きたいおすすめの観光スポット12選をご紹介。武漢を安心して楽しむための旅のヒントや注意点など、観光に役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

武漢の人気観光スポット12選一覧

1. 黄鶴楼
2. 湖北省博物館
3. 東湖風景区
4. 武漢長江大橋
5. 晴川閣
6. 武漢大学
7. 楚河漢街
8. 武漢植物園
9. 武漢極地海洋公園
10. 胡布巷
11. 古徳寺
12. 武漢園博園

中国・武漢の観光スポットの魅力

武漢は長江沿いに広がる中国屈指の歴史都市で、古代から交通の要衝として栄えてきました。街には世界遺産にも登録されている歴史的建築物や、古代中国の文化を伝える博物館が点在しています。特に、三国志の英雄たちにゆかりのある史跡が多く、当時の戦いや政治の舞台を感じることができます。

さらに、豊かな自然にも恵まれ、広大な湖や公園では四季折々の美しい風景を楽しめます。地元の名物料理やショッピングエリアも充実し、伝統と現代が融合する独特の雰囲気が魅力です。

武漢で人気の観光スポット12選

1.黄鶴楼

黄鶴楼は、武漢を訪れるなら必ず行きたい歴史的ランドマークです。長江沿いの蛇山にそびえ立ち、三国時代に建設された名楼として知られています。数々の詩人がこの地を詠み、古くから文学や文化の舞台となってきました。幾度も破壊と再建を繰り返し、現在の姿は1985年に復元されたもの。楼閣の最上階からは、長江を挟む武漢の3つの地区を一望でき、壮大な景色が広がります。

＜基本情報＞
住所：No.1, Xishanpo, Snake Mountain, Wuchang District, Wuhan
営業時間：月 8:30～18:00、火～日 8:30～18:00、19:30～22:00
料金：約1,435円から

2.湖北省博物館

湖北省博物館は、楚文化の建築様式を取り入れた3つの展示ホールで構成され、貴重な歴史遺産が数多く収蔵されています。なかでも必見なのが、戦国時代の曾侯乙墓から出土した巨大な編鐘や青銅器の大鼎、1万年前の郧県人の頭蓋骨化石、そして繊細な青の模様が美しい梅瓶の4つの国宝級の展示品です。

中国の古代文明に触れ、悠久の歴史を感じられるスポットとして、ぜひ訪れてみてください。

＜基本情報＞
住所：No. 156, Donghu Road, Wuchang, Wuchang District, Wuhan
営業時間：9:00～17:00
料金：無料

3.東湖風景区

東湖は、武漢を代表する広大な湖で、美しい自然と楚文化が楽しめる人気観光地です。湖周辺は听涛景区、磨山景区、落雁景区、吹笛景区の4エリアに分かれ、それぞれ異なる魅力を持っています。春には磨山景区で満開の花々を楽しみ、落雁景区ではバードウォッチングができます。のんびり散策やレジャーを楽しむなら听涛景区と吹笛景区がおすすめ。四季折々の風景が魅力の癒やしスポットです。

＜基本情報＞
住所：中華人民共和国 武漢市 東湖
営業時間：24時間
料金：無料

4.武漢長江大橋

武漢長江大橋は、中国で初めて長江に架けられた歴史的な橋です。武昌の蛇山と漢陽の亀山を結び、ソ連の技術支援を受けた壮大なデザインが特徴。橋の上からは、長江の雄大な流れと武漢の3つの街を一望でき、昼も夜も絶景が楽しめます。徒歩で1時間ほどかけて渡ることも、エレベーターで橋の上部へ直行することも可能。黄鶴楼にも近いので、併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

＜基本情報＞
住所：Across the river between Hanyang Guishan and Wuchang Snake Mountain in Wuhan
営業時間：24時間
料金：無料

5.晴川閣

晴川閣は、漢陽の亀山に佇む長江沿いの美しい楼閣で、対岸には黄鶴楼がそびえます。明代に建設され、唐代の詩人・崔顥の詩にちなんで名付けられました。現在の建物は1980年代に再建され、禹稷行宮や鉄門関とともに歴史的な趣を感じさせます。優雅な回廊や装飾の美しいアーチが、中国古典建築の魅力を際立たせます。

特に楼上から眺める長江の風景は格別で、撮影スポットとしても人気です。

＜基本情報＞
住所：Ximachang St, Hanyang Qu, Wuhan Shi, Hubei Sheng, 中華人民共和国
営業時間：9:00～21:30
料金：無料

6.武漢大学

武漢大学は、清朝後期に張之洞が創立した自強学堂を前身とする名門大学です。東湖に面し、珞珈山に囲まれた美しいキャンパスには、緑豊かな並木道や、中国と西洋の建築様式が融合した歴史的建造物が点在しています。

特に桜の名所として知られ、春になると満開の桜が幻想的な風景を作り出します。全国から花見客が訪れるため、シーズン中は入場制限がかかることもあるので、訪問の際は注意してください。

＜基本情報＞
住所：中華人民共和国湖北省武漢市武昌区邮政编码: 430072
営業時間：8:30～17:30
料金：無料

7.楚河漢街

楚河漢街は、武昌の東湖と砂湖の間に位置する歴史情緒あふれる歩行者天国です。伝統的な中国建築が並び、まるで過去にタイムスリップしたような雰囲気を楽しめます。街の中央には楚河が流れ、ボートに乗れば川沿いの美しい風景を堪能できます。特に夜にはライトアップされ、幻想的な景色が広がります。

さらに、アンティーク調の野外劇場では伝統芸能のパフォーマンスも開催され、文化と歴史の魅力を存分に感じられるスポットです。

＜基本情報＞
住所：Fair Road, Wuchang District, Wuhan (near Fruit Lake, between East Lake and Shahu)
営業時間：24時間
料金：無料

8.武漢植物園

武漢植物園は、武昌紅山区に位置する中国屈指の植物研究施設で、350種以上の希少な水生植物を収集・保護しています。広大な敷地にはハスやスイレンの展示エリア、牡丹園、熱帯雨林温室など、多彩なテーマガーデンが点在。特に熱帯雨林温室では、異国情緒あふれる景色を堪能できます。

＜基本情報＞
住所：No. 388, Lumo Road, Wuchang District, Wuhan
営業時間：8:00～17:00
料金：約720円

9.武漢極地海洋公園

極地海洋公園では、6つのテーマエリアと20の動物展示で、南極から北極までの生態系を再現。ペンギンやホッキョクグマ、イルカたちと出会い、ダイナミックなショーも楽しめるので、子供連れにもおすすめです。

＜基本情報＞
住所：No. 96, Jinyintan Avenue, Dongxihu District, Wuhan
営業時間：9:30～17:00
料金：約5,740円

10.胡布巷

武昌区にある胡布巷は、武漢の朝食グルメが集まる名所です。人気の熱乾麺（辛いごまダレ麺）を提供する「蔡林」や、香ばしい豆皮（豆腐の皮で包んだおこわ）の「多乎斋」、ジューシーなスープ入りまんじゅうが名物の「今楚」など、老舗の味が楽しめます。粥や軽食を味わいながら、活気あふれる武漢の朝食文化を体験してみてはいかがでしょうか？

＜基本情報＞
住所：Hubu Lane, Wuchang District, Wuhan City (the gate is close to Freedom Road and Democracy Road)
営業時間：24時間
料金：無料

11.古徳寺

武漢市漢口の滑坡路に佇む古徳寺は、1877年（清・光緒3年）創建の由緒ある寺院。現在も多くの参拝客が訪れます。境内には、タイから奉納された四面仏が鎮座し、それぞれ慈悲・仁愛・博愛・公正を象徴しています。さらに、ミャンマーのアーナンダ寺院を参考にした圓通宝殿が異国情緒を漂わせます。静寂の中に差し込む柔らかな陽光が、心落ち着かせてくれますよ。

＜基本情報＞
住所：No. 74, Shanglupo Road, Huangpu Street, Jiang'an District, Wuhan
営業時間：8:30～16:30

12.武漢自然博物館

武漢園博園は東西湖区に広がる大規模な公園で、かつて第10回中国国際園芸博覧会の会場だった場所です。現在は、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。園内には、武漢旧市街を再現したエリアがあり、伝統的な街並みを歩きながら武漢ならではのグルメを楽しめます。

また、長江文明館では、迫力の4D長江ツアーが体験でき、国際ガーデンアートセンターでは、美しい庭園装飾の芸術を堪能できます。

＜基本情報＞
住所：No. 8, Jinnan 2nd Road, Dongxihu District, Wuhan
営業時間：8:30～17:30
料金：約1,130円

武漢の観光スポットを巡る！2泊3日のモデルコース

1日目

9:00 武漢天河国際空港 到着、市内へ移動

10:30 古徳寺｜1877年創建の静寂な寺院を参拝

11:30 湖北省博物館｜戦国時代の貴重な展示品を鑑賞

13:00 昼食

14:30 東湖風景区 ｜湖畔の散策やボートクルーズでリフレッシュ

16:30 武漢大学｜美しいキャンパスと歴史的建築を散策

18:00 楚河漢街｜ライトアップされた川沿いの景色を楽しむ

19:30 夕食

21:00 ホテルへ戻る

2日目

7:30 胡布巷で朝食 ｜武漢名物の朝食を堪能

9:00 黄鶴楼｜楼閣から武漢の絶景を一望

10:30 武漢長江大橋｜長江の絶景を堪能

11:30 晴川閣｜優雅な建築と長江を望む絶景を楽しむ

12:30 昼食

14:00 武漢植物園｜熱帯植物園や蓮の池を散策

16:30 武漢極地海洋公園｜イルカやペンギンのショーを楽しむ

18:30 夕食

21:00 ホテルへ戻る

3日目

8:00 朝食

9:00 武漢園博園｜武漢旧市街の再現エリアや4D長江ツアーを体験

11:30 昼食

13:00 空港へ移動

15:00 武漢天河国際空港 出発

武漢観光で食べたい人気グルメ3選

1.熱干麺（ルーガンメン）

武漢の代表的な麺料理で、地元の人々に愛される朝食です。スープは濃厚で、ピリ辛のピーナッツだれ、香菜、酸豆角（酸漬けの豆角）などを加えることで、豊かな風味が楽しめます。冷麺やスープ麺とは異なり、まぜて食べるスタイルが特徴的です。専門店では朝5時半から食べられる場所もあります。

2.藕湯（オウタン）

レンコンと豚骨を長時間煮込んだスープで、武漢の名物料理のひとつです。スープは何時間も煮込むことで甘みが増し、具を柔らかくてとろけるような食感に仕上がります。豚骨は軟骨や肉が柔らかくなり、箸で簡単に崩れるほど。スープは白濁していて、まろやかなとろみと深いコクが味わい深い一品です。

3.鮮魚糊湯粉（シェンユイフータンフェン）

フナを使ったスープで、その新鮮で濃厚な味わいが魅力です。フナは前日から弱火でじっくり煮込まれ、魚の肉や骨が溶け込み、旨味がしっかりと染み込んでいます。スープには白いビーフン、ザーサイ、桜えび、小ネギ、春雨のような柔らかい麺が入り、しょっぱさとダシの深い旨味が絶妙に調和しています。

武漢の観光スポットや市内の治安は？

2025年3月現在、外務省による中国・武漢への渡航を制限されるような危険情報は発出されていません。そのため、武漢市内や観光スポットの治安は比較的安全であると言えるでしょう。しかし、油断は禁物です。現地では詐欺などのトラブルも発生しているため、十分に注意してください。

また、漢口駅周辺エリア、江漢路歩行者天国周辺、武昌魚市場エリアなどでは他の場所と比較して盗難や詐欺の発生率が高くなる傾向があるので、訪れる場合は周囲に警戒してください。

武漢の観光スポットでの注意点

1.写真撮影のマナー

博物館や宗教施設では撮影禁止のエリアがあります。事前にルールを確認し、特に祈祷中の人々を勝手に撮影しないようにしましょう。

2.交通ルールの違い

武漢では車やバイクの運転が日本と異なり、歩行者優先ではない場面もあります。横断歩道を渡る際は注意が必要です。

3.トイレの準備

公共のトイレの設備が簡素なことがあり、トイレットペーパーが用意されていないことがあります。携帯用のトイレットペーパーを持参すると安心です。

武漢の観光スポットに関するよくある質問

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武漢の観光スポットを巡って旅行を満喫しよう

中国・武漢には異国情緒あふれるさまざまな観光スポットがあります。観光では名所巡りはもちろん、武漢ならではのグルメやお土産などもチェックして、武漢観光を余すことなく満喫しましょう！

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