1ウォンは日本円でいくら？韓国で買えるものと物価事情

韓国の通貨である「1ウォン」ですが、日本円でどのくらいの価値があるのでしょうか。1ウォンの価値や韓国で買えるものを覚えておけば、韓国旅行の計画を立てる際に役に立ちますよ。最後までぜひ、ご覧ください。

ウォンと日本円に関する早見表　

※1ウォン＝0.11円で算出

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1ウォンは日本円でいくら？よくわかる数え方

1.ウォンから円に数えるとき

ウォンから日本円へ換算するときは、「0をひとつ減らす」数え方がおすすめです。たとえば1,000ウォンの場合は「0」をひとつ減らして約100円と見立てるとかなり近くなります。10,000ウォンの場合は約1,000円、50,000ウォンならば約5,000円といった風に換算できます。実際は為替レートで常に変動しているため、正確な金額を知りたい場合は最新のレートを確認することをおすすめします。

2.円からウォンに数えるとき

日本円からウォンへの換算するときは、「0をひとつ増やす」数え方がおすすめです。たとえば、100円の場合は約1,000ウォン、1,000円は約10000ウォンと換算できます。この換算法は、買い物やレストランでの支払い時にウォンで大まかに把握するのに便利です。

1ウォンを両替する6つの方法

WOWPASS

WOWPASSはキャッシュレスで韓国を存分に楽しむことができる便利なサービスです。円でチャージすると、どこでも韓国ウォン決済が可能となっています。これにより、両替所やATMを探す手間を省くことができます。さらに、別途交通カードを購入する必要もなく、バスや地下鉄などの公共交通機関での利用も可能です。

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空港の両替所

韓国に到着した空港内には通常、両替所があります。これはもっとも手軽な方法のひとつで、到着直後に現地通貨に両替することができます。

銀行

韓国の主要都市には多くの銀行があり、外貨の両替サービスを提供しています。パスポートなどの身分証明書が必要になります。銀行の両替レートは一般的に空港の両替所よりも有利です。

ホテル

一部のホテルでは両替サービスを提供していますが、レートは銀行や空港に比べて不利なことが多いです。

ATM

韓国のATMでは、外国のデビットカードやクレジットカードで韓国ウォンを引き出すことができます。ただし手数料がかかりますので、事前に確認することをお勧めします。

両替所

韓国に行く前に日本の銀行や両替所で人民ウォンに両替しておいてもいいでしょう。ただし、レートや手数料は事前に確認する必要があります。

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韓国・ソウルでおすすめのタクシーアプリ3選！カカオ・Uber・TADAを比較

韓国のお金は「ウォン」以外あるの？

韓国の公式通貨はウォン（₩、KRW）であり、これが日常の取引における基本的な通貨単位です。ウォン以外に公式の通貨単位は存在しません。

韓国のお金の種類｜紙幣

1,000ウォン紙幣

もっとも低い額面の紙幣で、青色が特徴です。表面には朝鮮時代の著名な学者、李滉（イ・ファン）の肖像が描かれています。

5,000ウォン紙幣

この紙幣は紫色が特徴で、表面には朝鮮時代の女性詩人、申師任堂（シン・サイムダン）の肖像が描かれています。彼女は教育者であり、画家としても知られています。

10,000ウォン紙幣

緑色が特徴の10,000ウォン紙幣は、朝鮮時代の儒学者であり政治家である世宗大王（セジョンデワン）の肖像が表面に描かれています。世宗大王はハングルの創製者としても知られています。

50,000ウォン紙幣

韓国でもっとも高額な紙幣で、色は金色がかったオレンジです。表面には朝鮮時代の画家、申師任堂（シン・サイムダン）の母であり、教育者としても知られる申師表（シン・シビョ）の肖像が描かれています。

韓国のお金の種類｜硬貨

500ウォン硬貨

韓国でもっとも額面が大きい硬貨で、銀色です。硬貨の表面には国宝第一号である韓国の伝統的な壷、通称「瑠璃壷」のデザインが描かれています。

100ウォン硬貨

硬貨の表面には朝鮮時代の提督であり民族英雄である李舜臣（イ・スンシン）の肖像が描かれています。100ウォン硬貨は韓国の日常生活で広く使用されています。

50ウォン硬貨

硬貨の表面には芽が出る稲穂のデザインが描かれており、韓国の農業と繁栄を象徴しています。この硬貨は比較的軽く、小さな支払いによく使用されます。

10ウォン硬貨

銅色で、韓国の硬貨の中ではもっとも小さいです。硬貨の表面には、韓国の歴史的建造物である大韓民国国立中央博物館が描かれています。10ウォン硬貨は価値が低いため、日常的にはあまり使用されません。

その他

現在の韓国のやりとりでは10ウォン単位に切り上げ、もしくは切り捨てられているため、1ウォン硬貨と5ウォン硬貨は発行されていません。硬貨として有効ではありますが、市場にほとんど流通していません。

韓国の物価は日本と比較して高い？安い？

韓国へ旅行に行く際に注意をしたいのが「訪問先によって大きく物価は異なる」ということ。日本でも、東京と沖縄では大きく物価が異なります。それと同じで、韓国国内でもソウルや仁川などの都市部は非常に物価が上がってきております。

一方、開発の遅れている内陸部や地方都市へ行くと、まだまだ物価が安いところもあるのが事実。

基本的には、生活にかかる費用は「日本より韓国の方が物価がやや安い」もしくは「同じくらい」と考えておきましょう。韓国での物価をイメージできる表を準備したので、参考にしてみてください。

※実際の料金は店によって異なります

韓国旅行に行かれる方は、こちらの記事が参考になります。➡韓国旅行の費用はいくら？1泊2日・2泊3日・3泊4日の平均料金と物価

1ウォンは必要？韓国の支払い事情

韓国ではキャッシュレス文化が急速に進んでおり、多くの場所でデジタル決済が主流となっています。とくに都市部では、クレジットカードやアプリ決済が広く受け入れられており、レストランやコンビニエンスストア、さらにはタクシーや市内バスなどの公共交通機関でもアプリ決済が一般的です。

韓国のキャッシュレス化は利便性と速さを重視する韓国のライフスタイルを反映しています。ただし、一部の小規模店舗や伝統市場では現金が便利な場合もあり、完全にキャッシュレスというわけではないので注意が必要です。

韓国の「ウォン」に関する3つのトリビア

1.名前の由来

韓国の通貨ウォンの名前は、19世紀末に導入された時の名称から来ています。元々は「圜（원, 원）」という漢字が使われ、これは円形を意味していました。これが日本語の「円」と同じ起源を持ち、元々は中国の「元」から派生したものです。ウォンは韓国の独立と経済発展の象徴として、国民にとって特別な意味を持っています。

2.硬貨の特別なデザイン

韓国の硬貨には国の歴史や文化を象徴する重要な人物や物がデザインされています。たとえば10ウォン硬貨には国立中央博物館、100ウォン硬貨には朝鮮時代の提督李舜臣の肖像が描かれています。

これらのデザインは、韓国の歴史的・文化的アイデンティティを反映しており、硬貨を通じて国民にその歴史を伝えています。

3.最高額紙幣

韓国では経済成長とインフレーションの影響を反映して最高額紙幣が変わってきました。かつては1,000ウォンが最高額紙幣でしたが、現在では50,000ウォン紙幣が最高額です。

この50,000ウォン紙幣は2009年に導入され、朝鮮時代の女性画家申師任堂（シン・サイムダン）が肖像として使用されています。これは、韓国の紙幣に初めて女性の肖像が使われた例であり、女性の地位向上と文化への貢献を称える意味合いがあります。

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