北京798芸術区とは？見どころ・アクセスなどを完全ガイド

中国・北京のアートシーンで話題の798芸術区。国内外からのアーティストが集まる芸術区では、普段の北京旅行では体験できない新たな発見があることでしょう。この記事では、798芸術区の見どころからアクセスなど観光に役立つ情報を紹介します。

798芸術区とは？

798芸術区は、北京市郊外にある中国随一の現代アートスポット。もともとは1950年代に建設された国営の電子機器工場群でしたが、90年代後半から多くのアーティストがこの場所に移住し始め、次第にアートと創造の街として生まれ変わりました。

名称の「798」は、このエリアの主力工場の番号が由来です。現在では、ギャラリー、アートカフェ、デザインスタジオ、クリエイター向けのショップなどが並び、地元の若者や海外からの観光客が集うカルチャースポットとなっています。

有名アーティストの展示や国際的なアートイベントも定期的に開催されています。

基本情報

住所：北京市朝陽区酒仙橋街道大山子地区
アクセス：北京市内中心部から約30分
営業時間：10:00〜18:00または11:00〜19:00
休業日：展示によっては月曜日休館
料金：無料※一部展示は有料の場合があります。

観光客のレビュー

北京の 798 アート ゾーンは、退役した軍事工場に収容されている活気に満ちた現代美術地区です。前衛的なギャラリーとストリート アートで知られるこのエリアは、中国の現代芸術の表現と創造性を反映したダイナミックな文化の中心地です。

798 アート ゾーンは、北京で非常にインスピレーションのあるエリアです。ビジネスとアートが混在しています。ぶらぶらしていると見どころに迷いやすいです。手作りの商品が並ぶアートショップがたくさんあります。全体的に、小さな通りや角のすべてにたくさんの芸術と創造性があります。小さなアートギャラリーや展示会は無料で入場できます。さらに、周りには素敵なコーヒーショップやレストランがたくさんあります。ロンドンやベルリンを少し思い出させるクールなインダストリアルな外観です。

良い展示!

798芸術区の見どころおすすめ3選

1.UCCA当代芸術センター

798の中心的存在ともいえるUCCAは、国内外の現代アーティストによる企画展が楽しめる大規模なアートセンター。建物自体もモダンな造りで、建築ファンにも人気です。

2.写真映えするインダストリアル建築

工場跡地ならではの重厚なインダストリアル建築は、どこを切り取っても絵になります。写真撮影にもぴったりで、プロのフォトグラファーも訪れる名所です

3.ホワイトストーンギャラリー

ホワイトストーンギャラリーは、中国本土初の拠点をオープンした注目の現代アートギャラリーです。建築は世界的建築家・隈研吾氏が手がけ、来訪者を包み込むような木のデザインが印象的。台北・香港に続く進出で、798芸術区を舞台に北京のアートシーンに新たな風を吹き込んでいます。

798芸術区でおすすめの楽しみ方

1.最低1時間～半日かけて散策

時間が限られている方には、UCCA→壁画通り→カフェを楽しむという約1時間のコースがおすすめ。ゆっくり過ごしたい方は半日かけてギャラリー巡りや買い物も楽しめます。

2.ガイドツアーに参加

現地や旅行会社のツアーで日本語のガイドツアーを申し込むのも良いでしょう。送迎付きのサービスを利用すれば、初めて798芸術区を訪れる人でも安心。より深くアートの背景を知ることができるので、観光も充実することでしょう。

3.ショップやカフェ巡り

オリジナルグッズやアーティストの限定アイテムを扱うショップ、個性豊かなカフェも多数あり、休憩やお土産探しにもぴったりです。

798芸術区までのアクセス方法

地下鉄・バスでの行き方

北京市地下鉄14号線の「望京南」駅または「東風北橋」駅から徒歩で約15分ほど。市内中心部からはバス（403番、445番、909番のバスなど）でもアクセス可能です。

タクシー・配車アプリの使い方

タクシーを利用する場合は「798芸術区」と書いた紙を見せるか、DiDiなどの配車アプリを利用するのが便利です。車内では英語が通じないことも多いので、翻訳アプリを活用すると要でしょう。

798芸術区を訪れるのにおすすめのベストシーズン

春秋は気候・展示ともに最適

気候が穏やかで過ごしやすい春と秋は、屋外アートや散策を楽しむのに最適。大型展示やフェスも開催されることがあります。

夏・冬の過ごし方のポイント

夏は日差しが強いので屋内ギャラリーを中心に回るのがおすすめ。冬は防寒対策をしっかりして、暖かいカフェで休憩を取りながら回るのが快適です。

年間イベント・アートフェス情報

毎年10月頃には「北京デザインウィーク」、9月頃には「798アートフェスティバル」が開催され、世界中のクリエイターが集結します。この時期には普段よりも活気があるので、タイミングを合わせて訪れるのもおすすめです。

798芸術区併せて訪れたい北京の人気観光スポット3選

1.三里屯

三里屯は北京・朝陽区にある人気のナイトスポットで、ファッショナブルなライフスタイルを体感できるエリアです。おしゃれなブティックやショッピングモールが並び、若者に人気の「三里屯酒吧街」では夜の北京を満喫でき、トレンド発信地としても注目されています。

2.頤和園

頤和園（いわえん）は、中国・北京にある世界遺産にも登録された壮大な庭園で、かつての清朝の皇帝が避暑や休息のために利用した場所です。約290ヘクタールの広大な敷地に、湖や美しい建築物が点在しており、1日中観光を楽しむことができます。

3.什刹海

什刹海（じゅうさつかい）は、北京市西城区に位置する美しい湖エリアのことを指します。前海、後海、西海という3つの湖で構成されており、湖畔に残る伝統的な建物は、今も昔ながらの北京の風情を感じさせます。四季折々の景色が楽しめるのも魅力で、特に夏のボート遊びや冬の氷上スポーツが人気です。

798芸術区を訪問する際の注意点・お役立ち情報

月曜休館のギャラリーが多いため、訪問は火曜〜日曜がベストです。お目当ての展示がある人は、事前にチェックしておくと良いでしょう。また、写真撮影が禁止の展示もあるため、現地の案内表示に従いましょう。周辺の人気のカフェやレストランは混雑するので、予約をしておくか時間に余裕を持ってスケジュールを組むのがおすすめです。

798芸術区に関するよくある質問

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798芸術区で北京のアートシーンを探索しよう

歴史ある工場跡地が、世界中のアートファンを魅了する創造の街へと変貌を遂げた798芸術区。北京を訪れるなら足を運び、インスピレーションに満ちたひとときを体験してみてはいかがでしょうか？

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