
ニュージーランドと日本のコンセントは形状や電圧が異なり、日本の電化製品をニュージーランドで使用する場合は「変換プラグ」が必要です。
この記事ではニュージーランドのコンセント形状や電圧、変換プラグの選び方などを徹底解説!
よくあるトラブルや疑問に関してもまとめた完全ガイドとなっているので、ぜひチェックしてスムーズなニュージーランド旅行を実現しましょう。
■ Oタイプ
■ O2タイプ
ニュージーランドのコンセント形状はOタイプとO2タイプの2種類

ニュージーランドでは「Oタイプ」と「O2タイプ」という2種類の電源プラグで、日本のものとはまったく異なる形状をしています。
Oタイププラグ
Oタイプのプラグは、2本のフラットなピンが八の字に並んでいるのが特徴。
家庭用電化製品やビジネスシーンで使われる様々な機器に広く対応しています。
O2タイププラグ
一方、O2タイプのプラグはOタイプに非常に似ているものの、八の字のピン穴の下に縦長の穴が追加されています。
この3つ穴の配置により、O2タイプは特定の機器に対して優れた安全性と接続性を提供します。
ニュージーランドでは変換プラグが必ず必要

ニュージーランドで日本の電化製品を使用する際には、プラグ形状が大きく異なるため、変換プラグは必須アイテムとなります。
ニュージーランドの電源プラグは日本のものとは異なる形状をしているため、そのままでは日本から持ち込んだデバイスを接続することができません。
しかし、ニュージーランド向けの変換プラグは、日本の家電量販店や空港で手軽に200~500円で手に入れることができ、さらに一部のホテルや宿泊施設では貸出を行っていることもあります。
おすすめはマルチプラグ!

特におすすめしたいのが、複数の異なるプラグタイプに対応できるマルチプラグです。
この万能アダプターは、さまざまな国の電源プラグを一つでカバーできるため、異なる旅先に行くたびに変換プラグを買い足す手間が省けます。
価格も1,000~2,000円とリーズナブルで、長期的に見ると非常にお得です。
1つ持っているだけで世界中の旅がよりスムーズに、そして快適に楽しめることでしょう。
簡易的なものなら100均でも
もし簡易的な変換プラグを探しているなら、100円均一のお店でも取り扱いがあります。
手頃な価格で手に入るのは魅力的ですが、安価な分、差込口に問題が生じることもあるため、あくまで予備として持っていくのが賢明です。
大切なデバイスを守るためにも、信頼できるアイテムを選ぶことが重要です。
変換プラグの使い方は簡単

1.プラグの接続
まず、変換プラグを現地の電源コンセントに差し込みます。変換プラグのプラグ部分が、現地のコンセントに正しく合うように挿入します。
2.電化製品の接続
変換プラグが現地のコンセントにしっかりと装着されたのを確認したら、日本から持参した電化製品のプラグを変換プラグのソケットに接続します。
プラグがしっかりと差し込まれていることを確認しましょう。
3.電化製品の使用
接続が完了したら、電化製品の電源を入れて使用します。正常に動作するか確認し、問題がないか確認します。
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取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
ニュージーランドではスマートフォンの充電・ドライヤーなどに変圧器は必要?
ニュージーランドの標準電圧は230/240 Vと、日本の標準電圧100Vに比べて遥かに高い電圧です。
そのため、デバイスによっては変圧器が必要な場合があります。
変圧器が必要かどうかの各機材のポイントは以下の通りです。
スマートフォン・パソコン・カメラなどの電子機器

スマートフォン、ノートパソコン、カメラの充電器など、多くの電子機器はデュアルボルテージ(100V-240V対応)で設計されているため、変圧器が不要です。
ただし、充電器や電化製品が日本の100V専用で設計されている場合は要注意。そのままニュージーランドの電圧で使用すると、機器が破損する可能性があるため、この場合は変圧器となります。
ドライヤー・ヘアアイロン

ドライヤー・ヘアアイロンを充電する場合、一般的にドライヤー600~1,200Wと大きな電力を必要としますので、消費電力の2~3倍に対応する変圧器が必要です。
一方で最近では、変圧器なしで使える海外対応のドライヤーやアイロンもあるので、家電量販店でチェックしてみてくださいね。
ニュージーランドでコンセント不要で充電する方法

ニュージーランドでコンセントの形状がどうしても合わない場合、以下の2つの方法が活用できます。
1. USBケーブルでの充電
ニュージーランドのコンセント形状が自分の電化製品に合わない場合でも、USBケーブルを使うことで問題を簡単に解決できます。
最近では、多くの携帯電話やタブレットがUSBケーブルによる充電に対応しています。
ニュージーランドのホテルや空港、カフェなどの公共スペースには、USBポートが設置されていることが多いです。
これらのポートを上手に利用すれば、変換プラグがなくてもスムーズに充電することができます。
2. モバイルバッテリーの活用
移動中や外出先での充電には、モバイルバッテリーが非常に役立ちます。
モバイルバッテリーは、電源が確保できない場所でも充電ができるため、旅行や出張時にとても便利です。
特に長時間の移動や観光中に、スマートフォンやタブレットのバッテリーが切れてしまうことを防ぐために、モバイルバッテリーは1つ持っておくと安心です。
困ったときに役立つ!ニュージーランドで充電できる公共施設3選

ニュージーランドで充電できる公共施設を3つ紹介します。
これらの場所では、旅行中や外出先での充電ができることが多いので困ったときに便利です。
1. 空港
ニュージーランドの主要な空港には、待機エリアやラウンジに設置されているUSBポートや有料または無料で利用できる充電ステーションがあり、多くの場合、複数のデバイスを同時に充電できるようになっています。
2. カフェやレストラン
カフェやレストランも充電の便利な場所です。
特にニュージーランドはカフェ文化が発達しているため、街のいたるところにカフェやレストランがあります。
充電用のUSBポートや電源コンセントを提供している場所もあるので、飲食のついでにデバイスを充電することができます。
3. 公共図書館
公共図書館は、静かな環境でデバイスを充電できる場所として非常に便利です。
ニュージーランドの主要な都市には、多くの公共図書館があり、読書エリアやコンピュータールームには、電源コンセントが設置されています。
デスクやテーブルで充電しながら読書や作業が可能です。
ニュージーランドのコンセントについてよくある質問とアドバイス

-
ニュージーランドで変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
ニュージーランドの多くの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入することができます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
日本の電化製品をニュージーランドで使用するためには何が必要ですか?
日本のプラグをニュージーランドのコンセントに合うように変換するためのプラグが必要です。また日本の電化製品が100V専用の場合、変圧器が必要です。
-
ニュージーランドで使えるモバイルバッテリーの充電には変換プラグが必要ですか?
はい、モバイルバッテリーの充電もニュージーランドのコンセント形状に合わせるために変換プラグが必要です。ただし、モバイルバッテリーがUSB経由で充電できる場合、USBポートを利用することで直接充電できることもあります。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
そのほかニュージーランド旅行に関する役立つ記事はこちら
ニュージーランド以外のコンセントタイプ・電圧一覧

世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。
アジア・オセアニア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| 日本 | 50~60 | 100V | A |
| 韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
| 中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
| タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
| 台湾 | 50 | 110 | A,O,C |
| 香港 | 50 | 220 | BF |
| ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
| シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
| マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF |
| フィリピン | 60 | 220~240 | A,B3,C |
| インドネシア | 50 | 220 | C |
| カンボジア | 50 | 220 | A,C |
| ラオス | 50 | 220 | A,C |
| モンゴル | 50 | 220 | B,B3,C |
| インド | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
| ネパール | 50 | 220 | B,C |
| ミャンマー | 50 | 230 | B,B3 |
| スリランカ | 50 | 230~240 | BF,B3,B |
| オーストラリア | 50 | 240/250 | O,O2 |
| ニュージーランド | 50 | 230/240 | O,O2 |
| フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
| モルディブ | 50 | 220~240 | BF |
ヨーロッパ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| イギリス | 50 | 240 | BF |
| イタリア | 50 | 220 | C,SE |
| フランス | 50 | 220 | C,SE |
| スペイン | 50 | 220 | C,SE |
| ポルトガル | 50 | 220 | C,SE |
| ドイツ | 50 | 230 | C,SE |
| ベルギー | 50 | 220 | C,SE |
| スイス | 50 | 230 | C,J |
| オーストリア | 50 | 230 | C,SE |
| オランダ | 50 | 230 | C,SE |
| アイルランド | 50 | 220〜240 | BF |
| ポーランド | 50 | 220 | C |
| スウェーデン | 50 | 220 | C,SE,B |
| ノルウェー | 50 | 230 | C,SE |
| デンマーク | 50 | 220 | C,B |
| ハンガリー | 50 | 220 | C,SE |
| ギリシャ | 50 | 230 | C |
| ブルガリア | 50 | 220 | C,SE |
| エストニア | 50 | 220~230 | B,C,SE |
| クロアチア | 50 | 230 | C |
| カザフスタン | 50 | 220 | C,SE |
| ウズベキスタン | 50 | 220 | C |
中東
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| トルコ | 50 | 220 | C |
| カタール | 50 | 240 | BF,D |
| サウジアラビア | 50~60 | 220 | A,B,BF,C |
アフリカ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| エジプト | 50 | 220 | C |
| モロッコ | 50 | 220 | C,SE |
| 南アフリカ | 50 | 220~230 | B3L,C |
| ケニア | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
アメリカ・南米
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
| カナダ | 60 | 120 | A |
| アルゼンチン | 50 | 220 | O2 |
| ブラジル | 60 | 220 | C,N |
| ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
| メキシコ | 60 | 110 | A |
ニュージーランドのコンセントに対応する変換プラグを準備しよう!

ニュージーランドで一般的なコンセントはOタイプとO2タイプで、日本のプラグと形状が異なるため、互換性を持つ変換プラグが必要です。
パソコンやスマートフォンはほとんどの場合、変圧器不要で充電できるはずです。いざというときに困らないように、携帯式の充電器も用意しておくと安心です。
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