
パース空港での待ち時間、ラウンジでシャワーを浴びたり食事をしたいと悩んでいませんか?
実はパース空港で日本人が使うべきラウンジは、
ターミナルと航空会社によって明確に決まっています。
パース空港は、国際線エリアと国内線エリアが滑走路を挟んで分断されていて、移動にはバスで15分以上かかるからです。
事前に「自分のターミナルにあるラウンジ」を把握しておかないと、
移動だけで時間を浪費し、ラウンジを使えないまま搭乗することになりかねません。
そこでこの記事では、オーストラリアに旅行に行ったことがある筆者がパース空港のラウンジについて解説します。
この記事を読めば、あなたが向かうべきラウンジが明確になって、
出発直前までワインや温かい食事を楽しみながら、優雅に旅を締めくくれるようになります。
フライト前の時間を無駄にしないために、ぜひ最後までチェックしてください。
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パース空港のターミナルと主要ラウンジ

パース空港でのラウンジ選びで、最も警戒すべきは「ターミナルの間違い」です。
まずは空港全体の構造を把握し、自分が向かうべきラウンジの位置を特定しましょう。
ここではターミナルごとの位置関係と、主要ラウンジの一覧を解説します。
パース空港のターミナル構造
パース空港は、大きく分けて2つのエリアに分かれています。
- T1・T2エリア(東側): 国際線全般(ANA含む)と、一部の国内線
- T3・T4エリア(西側): カンタス航空・ジェットスター専用
注意が必要なのは、この2つのエリア間の移動です。
直線距離でも数キロ離れており、無料の連絡バスを使っても片道約15分かかります。
必ず自分の搭乗便が出発するターミナル内のラウンジを利用してください。
パース空港の主要ラウンジ一覧
各ターミナルには、航空会社や会員資格に応じたラウンジが設置されています。
自分の状況に合わせて、以下の表から「使えるラウンジ」を探してみてください。
ターミナル | ラウンジ名 | 主な利用対象者 | プライオリティパス |
T1 国際線 | Aspire Lounge | ANA利用者・有料利用 | ○ |
T1 国際線 | SilverKris Lounge | シンガポール航空・スタアラG | × |
T1 国際線 | Air NZ Lounge | NZ航空・スタアラG | × |
T1 国際線 | Emirates Lounge | エミレーツ上級会員 | × |
T1 国内線 | Virgin Australia Lounge | ヴァージン航空・ANA上級会員 | × |
T2 国内線 | Aspire Lounge | 地方路線利用者 | ○ |
T3/T4 | Qantas Club | カンタス航空・JGC会員 | × |
ターミナル1(国際線)の主要ラウンジ
日本からの直行便(ANA)を含む、ほぼすべての国際線が発着するのがターミナル1(T1)です。
ここには4つのラウンジがあります。それぞれの特徴と利用条件を見ていきましょう。
Aspire Lounge(アスパイア・ラウンジ)

引用:Perth Airport PER Lounges - PER Airport Guide and lounges. | Priority Pass
ANA便名の利用者が指定されているラウンジで、
プライオリティパス保持者が最も利用する施設です。
- 場所: 保安検査通過後、ゲート50番台方面
- 資格: プライオリティパス、ANAビジネスクラス、プレミアムエコノミー、スターアライアンスゴールド会員。
- 有料利用: 事前予約で約66 AUD(約6,400円 ※2026年2月時点レート)
かつてエミレーツ航空ラウンジだった場所を改装しており、窓が大きく開放的な空間です。
最大の魅力は食事。ホットミール(温かい料理)が充実していて、
カレーやパスタ、オーストラリア産ビーフを使った煮込み料理などが並びます。
深夜便に乗る前にここで夕食を済ませる旅行者も少なくありません。
シャワーも完備されていますが、ANA便の出発前(20時〜21時頃)は混雑します。
受付時にタオルの在庫と空き状況を確認し、早めに予約することをおすすめします。
私もよくプライオリティパスを使って空港のラウンジを使いますが、
食事とシャワーを両方そなえたラウンジは満足度が高いです。
Singapore Airlines SilverKris Lounge(シルバークリス)

引用:Point Hacks
シンガポール航空が運営するラウンジです。
- 場所: T1国際線 出発エリア向かい側(ゲート52付近)。
- 資格: シンガポール航空ビジネスクラス、スターアライアンスゴールド会員。
Aspire Loungeよりも座席間隔にゆとりがあり、ビジネスマンがPC作業をするのに適しています。
食事のクオリティには定評があり、特に「ラクサ(シンガポール風カレー麺)」やチキンライスなどのローカルフードが人気です。
冷蔵庫にはタイガービールも冷えており、東南アジアの雰囲気を楽しめます。
ただし、シンガポール航空の出発時刻に合わせて営業するため、
ANAの深夜便利用時にはすでに閉まっている場合があります。
営業時間は当日のフライト状況によりますので、入室前に確認が必要です。
Air New Zealand Lounge(ニュージーランド航空ラウンジ)

引用:インターナショナルラウンジ - ニュージーランド航空ラウンジ
モダンなデザインと、カフェのような居心地の良さが特徴です。
- 場所: T1国際線 出発エリア2階(Level 2)、ゲート51付近。
- 資格: ニュージーランド航空利用者、スターアライアンスゴールド会員。
白と黒を基調としたオシャレな内装で、他のラウンジとは一線を画す雰囲気です。
特筆すべきはコーヒーの質。
アプリやタブレットで注文できるオーダー式のバリスタコーヒーがあり、淹れたてのコーヒーを楽しめます。
ワインコーナーも充実しており、ニュージーランド産のピノ・ノワールなどが並びます。
シャワー室もあり、アメニティはニュージーランドのオーガニックブランドを採用。
香りの良いソープでリフレッシュしたい方に向いています。
Emirates Lounge(エミレーツ航空ラウンジ)

引用:Point Hacks
中東系エアラインならではの豪華さを誇るラウンジです。
- 場所: T1国際線 ゲート50付近。
- 資格: エミレーツ航空ファースト/ビジネスクラス、同社上級会員。
限られた乗客しか入れないため、常に静けさが保たれています。
食事はビュッフェ形式ですが、その内容は高級ホテル並み。
冷菜のアラカルトから、ラムチョップなどのメインディッシュ、高級シャンパンまで揃っています。
直行便利用者に特化したラグジュアリーな空間であり、
残念ながらANAステータスやプライオリティパスでは利用できません。
ターミナル1(国内線)のラウンジ
国際線が多いターミナル1ですが、実はT1の西側ウィングは、
ヴァージン・オーストラリア航空の国内線ハブとして機能しています。
シドニーやメルボルンへ向かう際、国際線エリアのラウンジは利用できません。
国内線専用のセキュリティゲートを通過し、こちらのエリアへ進んでください。
Virgin Australia Lounge

オーストラリア第2の航空会社、ヴァージン・オーストラリアが運営する旗艦ラウンジです。
- 場所: T1国内線 保安検査通過後、すぐ左手に入り口があります。
- 資格:
ヴァージン・オーストラリア ビジネスクラス搭乗者
Velocity ゴールド・プラチナ会員
ANA「ダイヤモンド」「プラチナ」「SFC」会員(※ヴァージン便利用時)
ここでは機械式ではなく、バリスタが一杯ずつ淹れる本格的なコーヒーを楽しめます。
食事も充実しており、11時以降のランチタイムには焼きたてのピザや新鮮なサラダビュッフェが提供されます。
広さはありますが、朝7時~9時のビジネス便出発ラッシュ時は非常に混雑します。
席を確保するなら、少し奥まったエリアを狙うのがコツです
ターミナル2(国内線)のラウンジ
ターミナル2(T2)は、西オーストラリア州内の地方都市や、鉱山へ向かうチャーター便が発着するエリアです。
早朝や金曜の夕方は、鉱山労働者でごった返し、待合ロビーのベンチは常に満席状態です。
この喧騒から逃れるための唯一の避難所が、ここにあるラウンジです。
Aspire Lounge(アスパイア・ラウンジ T2)

引用:Point Hacks
地方路線やLCC(一部)を利用する際に、プライオリティパスで入れる貴重な施設です。
- 場所: 保安検査を通過後、左手の出発ロビー内(ゲート1付近)。
- 資格:プライオリティパス(Priority Pass)保持者、ラウンジ・キー(LoungeKey)保持者、有料利用(約55 AUD~)
ターミナル1のラウンジと比べると規模は小さく、座席数は100席程度です。
食事はサンドイッチやスープ、マフィンなどの軽食が中心で、ホットミールは少なめです。
しかし、ビールやワインなどのアルコールは無料で提供されています。
ターミナル2特有の事情として、鉱山行きフライトが集中する早朝5時~7時はとても混雑します。
入場制限がかかることもあるため、
プライオリティパス利用者は時間に余裕を持って受付を済ませてください。
ターミナル3・4(国内線)のラウンジ
カンタス航空やジェットスターを利用するなら、向かうべきはターミナル3・4エリアです。
ここはカンタスグループの専用ターミナルとなっており、ANAが発着するターミナル1からは数キロ離れています。
移動にはバスが必須となるため、間違えてターミナル1に行かないよう注意してください。
このエリアには、会員ステータスや搭乗クラスによって利用できる2つの主要ラウンジがあります。
Qantas Club

オーストラリア国内を移動するビジネスマンや、JALの上級会員(JGC)が利用するメインのラウンジです。
- 場所: T4出発ロビー、保安検査通過後の左手奥。
- 資格:カンタス航空ビジネスクラス、カンタスクラブ(Qantas Club)会員、ワンワールド・サファイア会員以上(JALグローバルクラブ会員含む)
広大なフロアに、バリスタ常駐のカフェエリアがあります。
朝の時間帯には、焼き立てのパンケーキやスクランブルエッグが提供されます。
夕方にはワインやビールと共に、温かい食事が楽しめます。
ただし、パースは鉱山産業の拠点であるため、朝5時〜8時と夕方16時〜18時は労働者で混雑します。
座席確保が難しいため、相席を覚悟する必要があります。
Qantas International Transit Lounge

引用:Qantas
パースを経由してロンドンやローマへ向かう、超長距離フライトの乗客専用に作られた特別なラウンジです。
- 場所: T3 国際線乗り継ぎエリア(T4から通路で接続)。
- 資格:QF9(パース発ロンドン行き)などの特定便乗り継ぎ客、対象便のビジネスクラス・上級会員
「長時間のフライト前に体を整える」ことを目的に設計されたラウンジのため、
15室以上のシャワールームがあり、待ち時間なしで利用可能です。
ユニークなのは屋外デッキにあるバーベキューエリアです。
シェフが目の前でソーセージを焼いてくれるサービスは、オーストラリアならではの体験です。
パースで一泊してオーストラリア国内へ向かう方はこちらをご覧ください。
パースのホテル一覧
日本人が使うべきパース空港のラウンジ

ここまで多くのラウンジを紹介しましたが、
「結局、私はどこに行けばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
結論として、日本人の旅行者が使うべきラウンジは、以下の2パターンに集約されます。
ANA・国際線利用なら「Aspire Lounge(アスパイア)」
ANAの直行便で帰国するなら、ターミナル1の「Aspire Lounge」を目指してください。
搭乗ゲートに最も近く、プライオリティパスが使える唯一の国際線ラウンジだからです。
他のラウンジ(シルバークリスなど)は、
営業時間が合わなかったり、入室資格が厳しかったりします。
ANA指定ラウンジであり、日本語のアナウンスが入りやすいので、迷わずAspireへ向かいましょう。
カンタス航空・JALコードシェアなら「Qantas Lounge」
シドニーやメルボルン経由で帰国する場合、あるいはパースからオーストラリア国内を周遊する場合は、T3/T4の「Qantas Club」を利用しましょう。
JALのステータス(JGC)を持っているなら、エコノミークラス利用でも入室可能です。
出発前にオーストラリア産ワインを楽しんでから搭乗しましょう。
パース空港ラウンジ利用時の注意点

ラウンジ利用で失敗しないために、パース空港特有の注意点を知っておく必要があります。
特に深夜便を利用する方や、乗り継ぎがある方は、以下の2点に注意してください。
深夜便(ANA)利用時の営業時間
パース空港のラウンジは、24時間営業ではありません。
ANAの深夜便(21:55発など)に合わせてAspire Loungeは営業時間を延長していますが、他のラウンジは閉まっていることがあります。
深夜利用ならAspire一本に絞るのが無難です。
ターミナル間の移動と所要時間
もしターミナルを間違えた場合、移動には想像以上に時間がかかります。
T1/T2エリアとT3/T4エリアを結ぶ「Terminal Transfer Bus(オレンジ色のバス)」は、
20分〜30分間隔で運行しており、移動時間は約15分です。
- 待ち時間: 最大30分
- 移動時間: 約15分
- 合計: 45分以上のロス
チェックイン締め切り直前にターミナル間違いに気づくと、致命的です。
必ず出発の2時間前には正しいターミナルに到着しておきましょう。
空港ラウンジで旅行の最後も快適に過ごそう!

パース空港のラウンジは、ターミナルごとに特色があり、旅の疲れを癒やすには最適な場所です。
特にターミナル1の「Aspire Lounge」は、食事もシャワーも充実しており、
深夜便の前にリフレッシュするには最高の環境といえます。
パース空港のラウンジで出発までのひとときを、ゆったりと過ごしてください。
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