クアラルンプールの電車完全ガイド!5つの路線の特徴や切符の買い方も解説

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クアラルンプール 電車

クアラルンプールへ旅行に行きたいけれど、スムーズに移動できるか不安を感じていませんか?

クアラルンプールの移動は5種類の電車と3つの支払い方法を押さえておけば、快適に移動できます

そこでこの記事では、今まで2度マレーシア旅行に行った筆者が、クアラルンプールの電車の利用ガイドを、以下の内容を中心に解説します。

  • 全5路線の特徴と使い分け(MRT・LRT・モノレール等)
  • クレジットカードやTouch 'n Goを使った改札の通り方
  • 空港から市内への最速アクセス「KLIAエクスプレス」の利用法
  • ツインタワーやバトゥ洞窟など、主要観光地へのルート

この記事を読めば、あなたはもうクアラルンプールの路線図を見て迷うことはありません。渋滞知らずで効率的なクアラルンプール観光を楽しむためにぜひ最後まで読んでください。

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クアラルンプールの電車は5種類

クアラルンプールの電車は5種類

クアラルンプールの鉄道網は、複数の運営会社による5種類の路線が入り組んでいて、一見すると複雑に見えます。

しかし、観光客が実際に利用するのは主に3つのタイプに分類できます。

ここでは、観光で頻繁に使う主要路線を一覧表で確認しましょう。

各路線の特徴一覧表

路線名

種類

特徴・主な役割

運行間隔

LRT

軽量高架鉄道

観光のメイン。 ツインタワー(KLCC)や主要駅を結ぶ。

3〜8分

MRT

地下鉄・高架

最新の路線。 ブキッ・ビンタンや国立博物館へアクセス。

4〜10分

モノレール

モノレール

繁華街を縫うように走る。ブキッ・ビンタン周辺の移動に。

7〜12分

KTMコミューター

近郊鉄道

バトゥ洞窟へ行く唯一の電車。本数が少ないので注意。

30〜60分

KLIAエクスプレス

空港特急

空港と市内をノンストップで結ぶ。

20分

市内中心部の移動ならLRTかMRT、繁華街の散策ならモノレール、郊外へ行くならKTMと覚えておけば間違いありません。

クアラルンプールの電車攻略!3つのスマートな乗り方

クアラルンプールの電車攻略!3つのスマートな乗り方

クアラルンプールの改札は日本と似ていますが、路線によって「使える決済手段」が異なる点に注意が必要です。

ここでは、最もスマートな方法から順に3つの支払い方法を紹介します。

タッチ決済(クレジットカード)

最も手軽なのは、普段使っているクレジットカード(Visa/Mastercard)のタッチ決済機能を使う方法です。券売機に並ぶ必要がなく、日本の改札と同じ感覚で通過できます。

ただし、全ての路線で使えるわけではありません

  • 使える路線: KLIAエクスプレス(空港線)、KTMコミューター(バトゥ洞窟行きなど)
  • 注意点: 市内観光のメイン(LRT・MRT・モノレール)ではまだ使えない改札が多いです。

そのため、空港から市内への移動はクレジットカードで、それ以外は次に紹介する「Touch 'n Goカード」を使うのが確実です。

Touch 'n Goカード

「Touch 'n Go(タッチ・アンド・ゴー)」は、日本のSuicaやPasmoにあたる交通系ICカードです。これ1枚あれば、電車、バス、コンビニの支払いまで全てカバーできます。

  • 購入場所: 主要駅の窓口、コンビニ(Watsons、KK Martなど)
  • 価格: カード代として約RM10(約340円)+チャージ金額。
  • チャージ(Top Up): 駅の券売機やコンビニのレジで「トップアップ、プリーズ」と伝えればOK。

市内を頻繁に移動するなら、到着後すぐにこのカードを入手しておくととても便利です。

私もよくアジアに旅行に行きますが、香港や台湾でも同様のICカードがあります。非常に便利ですが、あまり多めにチャージすると帰国時に残高が余ってしまうので注意しましょう。

トークン(1回使い切りの切符)

「そんなに電車に乗らないかも」という方は、その都度「トークン」と呼ばれる青いコイン型の切符を券売機で買います。

LRT、MRT、モノレールの各駅にある自動券売機で購入可能です。

ただし、券売機は高額紙幣(RM50、RM100)が使えないことが多いため、小銭かRM1、RM5紙幣の準備が必須です

トークンでの電車の乗り方3ステップ

初めてトークンを使う方のために、改札の通り方を3ステップで解説します。

  1. 買う: 券売機の地図から目的地を選び、現金を投入して青いコイン(トークン)を受け取る。
  2. 乗る時(タッチ): 改札機のセンサー部分にトークンを「タッチ」して入場
  3. 降りる時(入れる): 改札機の投入口にトークンを「投入(回収)」すればOK

入る時は「タッチ」、出る時は「入れる」と覚えておきましょう。

空港から市内の移動は「KLIAエクスプレス」一択!

空港から市内の移動は「KLIAエクスプレス」一択!

クアラルンプール国際空港(KLIA)に着いたら、市内中心部の「KLセントラル駅」までは迷わず特急電車のKLIAエクスプレスを選びましょう。

タクシーやバスは安価ですが、クアラルンプールの渋滞は予測不能です。特に夕方のラッシュ時は車だと2時間近くかかることもあります

時間を確実に読める電車で移動し、旅行のスタートダッシュを決めましょう。

料金と所要時間の目安

KLIAエクスプレスは、空港と交通の要所「KLセントラル駅」をノンストップで結びます。

  • 所要時間: 28分(KLIAターミナル1から)
  • 運行間隔: 20分おき
  • 料金: 大人片道 RM55(約1,700円)/往復 RM100

タクシーより割高ですが、確実な時間と快適なシートが確保できます。チケットは窓口だけでなく、改札でクレジットカードを直接タッチすることでも乗車可能です。

各停タイプ「KLIAトランジット」との使い分け

同じホームに各駅停車の「トランジット」も来ますが、観光で市内へ急ぐならピンク色の表示が目印の「エクスプレス」に乗ってください

  • エクスプレス(Express): ノンストップ。市内へ直行したい人向け。
  • トランジット(Transit): 各駅停車。TBSバスターミナルやプトラジャヤへ行きたい人向け。

KLセントラル駅まで行く場合、所要時間は数分しか変わりませんが、座席の快適さはエクスプレスが上です。間違えて乗っても終点は同じですが、観光目的で市内へ急ぐなら「エクスプレス」のホーム(ピンク色の表示が目印)を目指しましょう。

観光に便利な主要3路線の使い分け

観光に便利な主要3路線の使い分け

クアラルンプールには複数の路線がありますが、観光客が日常的に使うのは「MRT」「LRT」「モノレール」の3つです。

これら3路線の得意なエリアと使い分けのポイントを見ていきましょう。

MRT(地下鉄):ショッピングモールやチャイナタウンへ

MRTは、主要な観光スポットへ最短でアクセスできる新しい路線です。

地下トンネルを通じて繁華街のど真んに直結しているのが特徴。たとえば、巨大ショッピングモール「パビリオン」へ行くならブキッ・ビンタン駅が便利です。

また、チャイナタウンやセントラル・マーケットへ行くならパサール・セニ駅を利用します。

本数が多く、車内も広くて清潔なため、移動の快適さは3路線の中でトップクラスです。まずはこのMRTを移動の軸に考えるとよいでしょう。

LRT(高架鉄道):ツインタワーへ行くならこれ

LRTは、クアラルンプールのシンボルであるペトロナスツインタワーへ行くための必須路線です。

市内を南北に貫くこの路線は、多くの主要駅を網羅しています。特に「KLCC」駅は、ツインタワーの地下に直結しており、スコールが降っても雨に濡れずにアクセス可能です

また、マスジット・ジャメ駅からは、美しいモスクや独立広場へ徒歩で移動できます。

日中は3分〜5分間隔で運行しており、待ち時間が少ないのも魅力です。ツインタワー観光の際は、必ずこのLRTを利用することになります。

モノレール:繁華街の移動に最適

モノレールは、KLセントラル駅からブキッ・ビンタン周辺のホテルや繁華街へ移動するのに便利です

高い場所を走るので、車窓からの眺めが抜群!街の活気を感じられるので、アトラクション気分で乗るのが楽しいです。

ただ、車内は少し狭めで、朝夕のラッシュ時は非常に混雑します。

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主要観光地への最寄り駅リスト

主要観光地への最寄り駅リスト

ガイドブックに載っている観光地名と、実際の最寄り駅名が異なるケースは少なくありません。

駅を間違えると、炎天下の中を長時間歩くことになってしまいます。そこで、主要な観光地とその最寄り駅をリストにまとめました。

目的地へ向かう前に、このリストを確認して最適なルートを選んでください。

目的地

最寄り駅

路線名

備考

ペトロナスツインタワー

KLCC駅

LRT (5)

地下直結

ブキッ・ビンタン(繁華街)

Bukit Bintang駅

MRT (9) / モノレール (8)

繁華街の中心

バトゥ洞窟

Batu Caves駅

KTM (1)

本数が少ないので注意

セントラルマーケット

Pasar Seni駅

LRT (5) / MRT (9)

お土産探しに最適

国立モスク

Kuala Lumpur駅

KTM (1)

ブルーの星型屋根が美しい、絶好のフォトスポット

電車に乗る前に知っておきたい4つのポイント

電車に乗る前に知っておきたい4つのポイント

マレーシアの電車は日本と似ているようで、実は独自のルールが厳格です。

うっかりのマナー違反でせっかくの旅行気分を台無しにしないために、以下の4点を押さえておきましょう。

冷房対策は必須!車内温度は「18℃〜20℃」設定

クアラルンプールの車内の設定温度は18℃〜20℃前後と日本人には極寒です。

外は30℃を超える熱帯気候ですが、電車に乗る際は必ず薄手のカーディガンやパーカーを持参しましょう

5分程度の乗車なら耐えられますが、30分以上乗ると体が冷え切ってしまいます。体調管理のためにも、羽織るものは必須です。

私もよく海外旅行に行きますが、東南アジアは外は暑くても空港や施設内は冷房がきついので、デイバッグには常にコンパクトにたためる上着を持ち歩くようにしています。

車内の飲食は禁止!「一口の飲み物」もガマン

駅の改札内と車内では、食べることだけでなく、飲み物を飲むことも禁止されています。

これはマナーではなく法律で定められており、違反すると罰金の対象になるからです。パンやお菓子はもちろん、ペットボトルの水を飲む行為も禁止されています。

罰金額は最大RM500(約16,000円)になることもあります

実際に、見回りの駅員に注意されている観光客を見かけることがあります。喉が渇いても、改札を出るまでは我慢が必要です。

女性専用車両(ピンク・コーチ)のルール

MRTやKTMコミューターには、「ピンク・コーチ」と呼ばれる女性専用車両が導入されています。

宗教的な背景もあり、異性との接触を避けるために厳格に運用されています

ホームの床や電車のドアに、目立つピンク色のステッカーが貼られています。

このエリアには、男性はたとえカップルや家族連れでも立ち入り厳禁です。

女子旅なら、迷わずこのピンク・コーチを使いましょう。混雑時でも比較的ゆったりしていますし、何より安心して移動できます。ホームの足元にもピンクのマークがあるので、並ぶ時にチェックしてみましょう。

エスカレーターは「左立ち・右あけ」が基本

クアラルンプールのエスカレーターは、東京と同じ左側に立ち、右側を急ぐ人のために空けるのが基本です。

右側に立っていると、後ろから来た人に声をかけられることがあります。

大きなスーツケースを持っている時は、後ろの人を遮らないよう左側に寄せておきましょう。

電車を使いこなしてクアラルンプール観光を楽しもう!

電車を使いこなしてクアラルンプール観光を楽しもう!

この記事では、クアラルンプールの電車の種類から乗り方、主要観光地へのアクセス方法までを解説しました。

最初は複雑に見えた路線図も、使うべき路線とルールさえ分かれば、決して難しくはありません。

この記事を参考に、快適で充実したクアラルンプール観光を楽しんでください。

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Travel Content Creator

air dogは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、主に東南アジアや中東を中心としたアジア旅行関する記事を執に筆しています。これまでに、大手旅行会社のコンテンツ作成に3年以上関わり、京都や大阪など国内旅行の情報を発信。 個人としても、これまでアジアを中心に17カ国・地域訪問し、実際に自分の足で体験した情報をもとに記事を執筆しています。 記事内では、旅行の楽しさに加え、現地の最新事情やベストシーズン、予約のコツなどを、Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせて、できるだけわかりやすくお届けすることを心がけています。 ライター経歴 2018年 個人ブログ開設。写真を中心にした記事を作成 2021年 大手旅行会社のコンテンツ制作に関わる 2026年 Trip.comに入社 現在は、アジアエリアを中心に、旅行ガイドやモデルコース記事の企画・執筆を行う予定。 これまでに訪れたことのある国・地域一覧 これまで訪れた国は[17]カ国・地域。 アジア:中国・台湾・香港・マカオ・インドネシア・マレーシア・タイ・ブルネイ・ネパール・インド・トルコ・シリア・ヨルダン・イラン ヨーロッパ:フィンランド・スウェーデン オセアニア・その他:オーストラリア これまで17の国と地域を訪れ、そのうち香港・マカオには10回以上渡航しています。 短期旅行だけでなく、東南アジアや中東は3か月近く周遊し、陸路の国境越えも複数回経験してきました。 世界各地への渡航は合計20回以上。週末の弾丸旅行から、現地に長く滞在するスロートラベルまで、さまざまなスタイルで旅をしてきました。

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