
韓国でタクシーを使う時って、料金や乗り方、アプリの使い方など気になるポイントが多いですよね。でも、実は韓国のタクシーは 安い・呼びやすい・キャッシュレスOK と、旅行者にとても使いやすい移動手段です。
この記事では、料金の仕組み・おすすめアプリ・安全対策・空港アクセス まで、初めてでも迷わないコツをわかりやすくまとめました。これだけ読めば、韓国のタクシー移動はぐっとラクになりますよ。
韓国のタクシーは使いやすい?基本を解説

韓国のタクシーは、観光客でも使いやすいのが特徴です。料金は日本より安く、アプリで呼べて、キャッシュレスにも対応。ちょっとしたコツさえ知っておけば、街の移動がとてもスムーズになります。
韓国タクシーの特徴
韓国のタクシーは、日本と比べて料金が手頃で、気軽に利用しやすいのが大きな魅力です。ソウルの街を歩いていると、カラフルな車がひっきりなしに走り、いつでもつかまえられる安心感があります。最近はアプリで呼ぶのが一般的になっていて、行き先の入力から支払いまでスマホで完結するため、観光客でも迷う場面がほとんどありません。深夜まで営業している点や、車体の色によって種類が分かれている点など、初めてでも利用しやすい工夫が揃っています。
韓国語が話せなくても大丈夫
「韓国語ができないとタクシーは難しいのでは?」と心配になる人も多いのですが、実際にはほとんど問題ありません。行き先を口頭で伝える必要がなく、アプリに目的地を入力しておくだけで運転手さんがその通りに向かってくれます。万が一アプリが使えない場面でも、地図や住所のスクリーンショットを見せればすぐに理解してもらえるので、言葉の壁を感じることはほとんどありません。旅慣れていない人でも安心して使える環境が整っています。
基本の乗車マナー
韓国のタクシーは、日本と似ている部分もありますが、少しだけ気をつけたいポイントがあります。乗るときのドアは自動では開かないため、自分の手で開閉するのが基本です。座席に着いたらシートベルトを締め、支払いは降りる前にメーターやアプリの表示を軽く確認しておくと安心です。特別なマナーは必要ありませんが、ゆっくりドアを扱ったり、丁寧にお礼を伝えたりと、ちょっとした気遣いがあると気持ちよく利用できます。
韓国タクシーの種類と見分け方
韓国のタクシーは、車体の色や表示で種類がはっきり分かれているので、初めての旅行でも見分けやすいのが特徴です。目的や予算に合わせて選べるため、知っておくと移動がさらに快適になります。
種類 | 車体カラー | 特徴 | 料金の目安 |
一般タクシー | オレンジ・銀・白 | 台数が多く最も利用しやすい。料金が安い。 | ★(安い) |
模範タクシー | 黒+黄色ライン | サービス品質が高く快適。料金はやや高め。 | ★★ |
大型タクシー(ジャンボ) | バンタイプ | 7〜8人乗り。荷物が多い時に便利。 | ★★★ |
インターナショナルタクシー | 黒またはオレンジ | 日本語・英語OKで観光客向け。料金は高め。 | ★★〜★★★ |
一般タクシー(オレンジ・銀・白)

引用:https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/main/index.do
街中で最もよく見かけるのが一般タクシーで、オレンジやシルバー、白といった明るいカラーが目印です。韓国国内でもっとも利用者が多く、料金が手頃なことから、観光客にとってもいちばん身近な存在といえます。
特別な予約は不要で、アプリから呼ぶことも、道で手を挙げて乗ることもでき、気軽さで選ぶならまずこの一般タクシーになります。
模範タクシー(黒×黄色)

引用:https://www.seoulnavi.com/miru/932/
黒い車体に黄色のラインが入った模範タクシーは、サービス品質の高さを示すタクシーです。運転手さんの接客基準が一般タクシーより厳しく設定されているため、丁寧な対応や安心感を重視したい人に向いています。
車内も広めで清潔感があり、快適さを重視したい移動にぴったりですが、その分料金は一般タクシーよりやや高めです。
大型タクシー(ジャンボ)
グループ旅行や荷物が多いときに頼れるのが、ワンボックスタイプの大型タクシーです。いわゆる“ジャンボタクシー”で、最大7〜8名まで乗れるため、複数人での移動や空港への行き来にとても便利です。車内スペースが広く、スーツケースも余裕で積めるので、家族旅行や友人同士の旅では特に重宝されます。
インターナショナルタクシー(日本語OK)

引用:https://japanese.visitseoul.net/essential-Info-article/
観光客向けに運行されているインターナショナルタクシーは、ドライバーが日本語や英語で対応できるのが大きな特徴です。車体は黒やオレンジが多く、車側に「International Taxi」と表示されているためすぐに見分けられます。
料金は一般タクシーより少し高めですが、言語の不安がある人や初めての韓国旅行では安心して利用しやすい選択肢です。
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韓国タクシーの料金の仕組みと目安の金額

韓国のタクシー料金は、日本よりも分かりやすく、旅行者にも優しい設定になっています。基本は「初乗り料金+距離に応じた加算」で、明洞や弘大などの主要エリアを移動するだけなら、ワンコイン感覚で利用できる手軽さがあります。深夜料金や空港発着の追加料金など、いくつかの例外を知っておくと、より安心して利用できます。
タクシーの基本料金
項目 | 一般タクシー | 日本円(※) | 模範タクシー | 日本円(※) |
基本料金 | 4,800ウォン(1.6km) | 約480円 | 7,000ウォン(3km) | 約700円 |
距離料金 | 100ウォン/131m | 約10円/131m | 200ウォン/151m | 約20円/151m |
時間料金 | 100ウォン/30秒 | 約10円/30秒 | 200ウォン/36秒 | 約20円/36秒 |
深夜割増 | 20~40%(午後10時以降) | - | 20~40%(午後10時以降) | - |
市外割増 | 20%(市外への運行) | - | 20%(市外への運行) | - |
※日本円は1ウォン=0.1円で計算
基本料金(初乗り・距離制)
韓国のタクシーは、基本的に「一定距離までの初乗り料金」が設定されていて、そのあとは走った距離と時間に応じてメーターが上がっていきます。ソウル市内であれば、初乗りは4,000ウォン前後が目安で、短い移動なら数百円で済むことがほとんどです。
車が混んでいる時間帯などは、信号待ちや渋滞中にも少しずつ加算されますが、それでも全体的には日本よりずっと手頃。観光中に移動回数が多くても、お財布に優しいのが嬉しいポイントです。
深夜料金(時間帯・割増率)
深夜帯は一部の時間で料金が上がる仕組みになっていて、だいたい22時ごろから翌2時くらいまでが割増の対象になります。割増率はおおよそ20〜40%の範囲で、地域やタクシーの種類によって少し変わる場合があります。大幅に跳ね上がるわけではありませんが、夜遅くの移動は料金が上がる可能性があることを知っておくと安心です。
もし深夜に配車アプリを使う場合は、アプリが事前におおよその金額を表示してくれるため、乗る前にチェックしておくと不安が減ります。
市外料金・空港料金
市内を離れて郊外へ移動する場合や、高速道路を利用するケースでは、追加料金が発生します。たとえば、ソウルから郊外へ向かう道では高速料金が加算されることがあり、空港発着のタクシーも、一部の車種で専用加算が設定されている場合があります。
ただし、驚くほど高くなるわけではなく、金額自体は妥当な範囲なので、旅行者が不安に感じるほどではありません。空港から市内への移動など「距離が長い場合」は、事前に大まかな金額を把握しておくと安心です。
主要区間の料金目安(明洞→弘大/仁川→ソウルなど)
観光でよく使うルートは、だいたいの相場を知っておくと「ぼったくりかも?」という不安が一気に解消されます。たとえば、明洞から弘大などの市内移動なら、渋滞がなければ15〜20分ほどで到着し、料金は10,000ウォン前後が目安です。ソウル中心部から空港へ向かう場合は距離が長く、仁川空港までならおよそ60分で70,000〜90,000ウォン程度、金浦空港なら30分ほどで20,000〜30,000ウォン程度が一般的です。
アプリを使えば乗る前に予想金額が表示されるので、不安なときはアプリを頼るのがいちばん確実です。
韓国でタクシーを呼ぶ方法は3つ

韓国でタクシーをつかまえる方法は、大きく分けて 「流しを拾う」「タクシー乗り場を使う」「アプリで呼ぶ」 の3つがあります。どの方法も難しくありませんが、街の混み具合や時間帯によって“使いやすさ”が少し変わります。旅行中はこの3つを組み合わせると、移動がとてもスムーズになります。
街中で流しを捕まえる
ソウルや釜山の中心地では、道を走っているタクシーをそのまま止めて乗ることができます。
フロントガラスに「빈차(空車)」と表示されていれば、乗車可能 のサイン。
手を軽く挙げればすぐに止まってくれるので、移動が多い日でも気軽に使えます。
ただし、雨の日や深夜帯は拾いにくい ことがあり、繁華街では行き先次第で断られることも。そんなときは乗り場かアプリの方が安心です。
タクシー乗り場を使う
主要駅や観光地、デパートの前には 公式のタクシー乗り場 が設置されています。
とくにソウル駅・明洞・江南などは乗り場の案内が整っていて、並んでいれば必ず乗れる安心感 があります。
運転手さんとのやり取りも最低限で済むため、初めての韓国旅行や夜の移動では、乗り場を選んだ方が安全でスムーズ。空港にも専用レーンがあるので、到着直後の利用にも向いています。
アプリで呼ぶ
韓国のタクシー文化を語る上で欠かせないのが 配車アプリ です。
とくに Kakao T(カカオタクシー) は韓国のほぼ全国で使われていて、アプリに目的地を入力するだけでタクシーが迎えに来てくれます。
言語がいらない・料金が事前に見える・乗車拒否がほぼ起きない というメリットが大きく、観光客にとっては最も安心で確実な方法。
雨の日や深夜など“タクシーが捕まりにくい時間帯”でも、アプリなら比較的拾いやすいのもポイントです。
韓国旅行に慣れた人ほど 「迷ったらアプリ一択」 と言うほど、使い勝手がいいサービスです。
いま最強はアプリ!韓国タクシーおすすめ配車アプリ徹底ガイド

引用:https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220623001600882
韓国では、タクシーを呼ぶときにアプリを使うのがすっかり当たり前になっています。行き先の入力から支払いまでスマホで完結するので、韓国語が話せなくてもスムーズ。特に繁華街や雨の日など“タクシーが捕まりにくいタイミング”ほど、アプリの便利さを実感します。
ここでは、旅行者が実際に使いやすいアプリを中心に、特徴や使い方をわかりやすく紹介します。
1. Kakao T(カカオタクシー)

引用:https://play.google.com/store/games
韓国で最も利用されているタクシー配車アプリが Kakao T (カカオタクシー)です。現地の人も旅行者もほぼ全員が使う定番アプリで、ソウルはもちろん地方都市でも問題なく使えます。
カカオタクシーとは
カカオタクシーは、韓国の大手IT企業「Kakao」が提供している配車サービスで、韓国でタクシーを利用するならまずこれを入れておけば安心です。アプリの操作はシンプルで、行き先を検索して呼ぶだけ。運転手とのコミュニケーションもほとんど不要なので、言語に自信がなくても迷わず使えます。
アカウント作成(日本の電話番号OK)
アカウント登録は、日本の携帯番号でそのまま利用できます。
SMS認証だけで始められるので、難しい設定は必要ありません。旅行前に日本でダウンロードしておくと、現地に着いてすぐ使えて便利です。
行き先の入れ方(地図検索/ピン指定)
行き先は、地図上のピンを動かして指定する方法と地名を入力して検索する方法 の2種類があります。
ホテル名・観光地名・駅名などはすぐにヒットするため、住所を丸ごと入力しなくてもOK。韓国語表記が分からない場合でも、日本語検索で出てくるスポットが多いので安心です。
車種選択(一般/ブラック/バン)
配車の際には、タクシーの種類を選べます。
- 一般(Blue / Regular)…最安で最も早く拾える
- ブラック(Black)…高級車で快適、料金は高め
- バン(Van)…荷物が多い・複数人向け
旅行中は、基本的に「一般」を選べば十分です。
呼び方の手順
呼び方はとても簡単で、出発地点 → 到着地点の順に入力し、車種を選んで“呼ぶ”を押すだけ。
数十秒〜数分でドライバーが確定し、車のナンバーや位置がリアルタイムで表示されます。
ピックアップ地点に着いたら、アプリに表示された車両番号と照合して乗車するだけでOK。
決済方法(クレジットカード/WOWPASS/T-moneyの可否)
カカオタクシーは、クレジットカード登録が最も安定しています。
Visa・Mastercard・JCBに対応していて、WOWPASSカードも連携可能。
T-moneyは一部タクシーで使えるものの、アプリ決済と併用できないことが多く、旅行者はカード連携が最もスムーズです。
配車されにくい時間帯のコツ
深夜帯・大雨の日・繁華街のピーク時間などは、一般車が捕まりにくくなることがあります。そんなときは、
- 車種を“一般 → Blue”に変更
- ピックアップ地点を少しずらす
- 歩いて人通りを避けた場所へ移動
この3つで、配車成功率が一気に上がります。
よくあるミス(車種・ナンバーは必ず目視)
配車アプリの唯一の注意点は、来た車が本当にあなたの車かどうか確認すること。
ナンバー・色・車種を必ず目でチェックしてから乗りましょう。似た番号の車が来ることがあるので、ここだけは慎重にしましょう。
2. TaxiGo(タクシーゴー)
TaxiGoは韓国企業が運営する新しめの配車アプリで、日本語UIがあるのが最大の魅力です。Kakaoでなかなか配車されない時のサブとして非常に優秀で、特にソウル中心部ではスムーズに拾える場面が多く見られます。
TaxiGoとは(韓国企業+日本語UI対応)
韓国国内でじわじわ利用者が増えている配車アプリで、画面の操作が直感的。項目が日本語で表示されるため、ストレスなく使えるのが特徴です。
使い方(Kakaoより拾いやすい場面)
Kakaoが混雑している時間帯や、周辺のタクシーが少ないときは、TaxiGoのほうが早く車が見つかることがあります。配車アルゴリズムの違いから、場所によってはTaxiGoが圧勝するケースがあるため、2つ併用すると最強です。
対応エリア・注意点
主にソウル市内で強く、郊外では利用できないことがあります。アプリの対応エリアに不安がある場合は、Kakaoをメイン・TaxiGoをサブで使うのが最適です。
3. k.ride

引用:https://play.google.com/store/apps/details
k.rideは観光客向けに作られたサービスで、英語で完結する配車アプリです。手数料は少し高いものの、言語の壁に不安がある人には心強い選択肢になります。
観光向けアプリとしての特徴
アプリ内の案内が旅行者向けに最適化されていて、ホテルの名前や観光地を入力するだけで簡単に呼べるのが特徴です。韓国語がまったく分からない旅行者でも、直感的に操作できるのが魅力です。
英語対応・配車のしやすさ
アプリが完全英語対応なので、表示を読むだけで操作が完了します。韓国国内の対応エリアは限られますが、ソウル中心部なら十分使えます。
4. Uber・TADAなど他アプリ

引用:https://play.google.com/store/games
Kakaoがメインの韓国では、UberやTADAはサブ的存在ですが、旅行スタイルによっては便利です。
韓国でのUberの立ち位置(タクシー配車型)
韓国ではUberは「個人ドライバー」ではなく、タクシーを呼ぶためのアプリとして運営されています。見慣れたアプリで呼びたい人には安心感がありますが、対応エリアは限られているため、万能というわけではありません。
TADAの特徴(大型バン多め)
TADAはワンボックスカー中心のサービスで、グループ旅行や大きな荷物があるときに使いやすいアプリです。料金は少し高めですが、車内が広く快適で、空港移動にも向いています。
関連記事➡韓国・ソウルでおすすめのタクシーアプリ3選!カカオ・Uber・TADAを比較
韓国のタクシーで使える便利なフレーズ

1. 「~까지 가 주세요」(~カジ カ ジュセヨ)
意味:「~まで行ってください」
タクシーで目的地を伝える際に必ず使用します。「明동+까지 가 주세요(ミョンドン+カジ カ ジュセヨ)」のように具体的な地名の後に付けて使用しましょう。発音が難しい場合は、スマートフォンの翻訳アプリで再生して聞かせる方法も効果的です。
2. 「미터 확인 좀 해주세요」(ミト ファギン チョム ヘジュセヨ)
意味:「メーターを確認してください」
ぼったくり防止に欠かせない重要なフレーズです。乗車後、運転手がメーターを作動させているか不安な時に使用します。韓国では法律でメーター使用が義務付けられているため、このフレーズを言うことで運転手に適正料金での運行を促せます。
3. 「여기서 세워 주세요」(ヨギソ セウォ ジュセヨ)
意味:「ここで降ろしてください」
目的地付近で停車を依頼する際のフレーズです。近くの安全な場所で降りたい時や、目印となる建物が見えた時に使用します。明洞や東大門などの繁華街では、正確な場所での停車が難しいため、このフレーズを覚えておくと非常に便利です。
関連記事➡韓国旅行でおすすめのアプリ12 選!女子に人気の翻訳をアプリ紹介
韓国タクシーの支払い方法:クレカOK?WOWPASSは使える?

韓国のタクシーは、現金よりも キャッシュレス決済が主流 です。とくにソウルではほとんどのタクシーがクレジットカードに対応していて、アプリで呼んだ場合は車を降りるだけで自動決済が完了します。旅行者でも戸惑う場面が少なく、スムーズに支払いを終えられるのが魅力です。
タクシーの支払いはほぼキャッシュレス
韓国のタクシーは、キャッシュレス文化が根強いこともあって、乗車後の支払いはカードやアプリで完結することがほとんどです。特にKakao Tのような配車アプリを使えば、あらかじめ登録したカードで自動決済されるため、運転手さんとのやり取りも最低限で済みます。現金を取り出す必要がないので、初めての韓国旅行でも安心して利用できます。
クレカ決済(Visa/Master/JCB)
韓国のタクシーは、Visa・Mastercard・JCB と主要ブランドにはすべて対応しています。日本のクレジットカードがそのまま使えるため、特別な準備は必要ありません。決済端末はほぼ全車に搭載されていて、街中の一般タクシーでも問題なく決済できます。まれに古い端末で読み取りがうまくいかないケースがありますが、その場合でも別の支払い方法を提示してくれるので心配はいりません。
WOWPASSの使い方(カカオ連携)
最近人気が高まっている旅行者向けカード WOWPASS も、タクシーで利用できます。Kakao Tと連携しておけば、アプリ決済がスムーズに反映され、降りるだけで支払いが完了します。現金を両替する必要がなく、韓国到着後すぐに使えるのが魅力です。WOWPASSはチャージ式なので、残高だけ確認しておけば安心して使えます。
T-moneyが使えるケース/使えないケース
交通系ICの T-money は、すべてのタクシーで使えるわけではありません。新しい車両や主要エリアでは対応している場合もありますが、地方や古いタクシーでは対応していないことがあります。また、Kakao Tのアプリ決済とT-moneyは直接連携していないため、「アプリで呼んだタクシーにT-moneyで払う」という使い方は基本できません。タクシーで確実に使いたいなら、クレジットカードやWOWPASSの方がスムーズです。
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現金払いの注意点
現金で支払うこともできますが、韓国では現金利用が少ないため、運転手さんが細かいお釣りを持っていないケースがあります。とくに深夜や郊外では、その場で「カードでお願いできますか?」と言われることもあるほどです。現金そのものは使えますが、快適に移動したいならキャッシュレス決済を中心に考えておくほうが安心です。
韓国タクシーに安全に乗るための注意点

韓国のタクシーは基本的に安全で、観光客でも安心して利用できます。ただ、時間帯やエリアによっては思いがけないトラブルが起きることもあるため、いくつかのポイントを知っておくとさらに快適に移動できます。「気をつけるべきこと」を知っているだけで、不安なくタクシーを活用できるようになります。
ぼったくりタクシーの見分け方
韓国でも、まれにメーターを使わずに高額請求してくる“ぼったくりタクシー”が存在します。ただし、頻繁に遭遇するわけではありません。見分け方はシンプルで、乗車したらメーターがしっかり動いているかを軽く確認するだけで十分です。また、車体や表示が不自然に汚れていたり、運転手さんが行き先を何度もはぐらかすような場合は、いったん降りる判断をしても大丈夫。配車アプリを使えば車両情報が事前に分かるため、ぼったくりのリスクはほぼゼロになります。
乗車拒否されるケース(深夜・繁華街)
繁華街では、深夜になると行き先によって乗車を断られることがあります。これはぼったくりというより、運転手さんが効率の良い方向へ戻りたいという理由によるものです。明洞や弘大など、夜遅くまで人が多いエリアではとくに起こりやすいため、そういう時間帯はアプリ配車のほうが確実です。アプリなら行き先を入力した段階でドライバーが了承しているので、トラブルになりにくく安心です。
スピードが速い車は?
韓国のドライバーは運転がやや“ダイナミック”なことがあり、日本よりスピードを感じる場面に出くわすかもしれません。とはいえ、危険な運転というわけではなく、現地ではこれが一般的です。もしスピードが気になる場合は、遠慮せずに「천천히 주세요(ゆっくりお願いします)」と伝えれば大丈夫。言葉が難しければ、アプリ経由のドライバー評価に軽くコメントを残すだけでも、運転が落ち着くことがあります。
白タクの断り方
観光地周辺では、まれに“白タク”と呼ばれる無許可営業の車が声をかけてくることがあります。料金が高額になるケースがあるため、利用しないのが鉄則です。しつこく誘われても、笑顔で「No, thank you」と言って立ち去れば大丈夫。しっかり拒否する必要はなく、歩きながら自然に離れるだけで問題ありません。アプリ配車を使っていれば、白タクに関わるリスクはほぼありません。
女性の一人乗車で注意したいこと
女性の一人旅でも韓国のタクシーは十分安全に利用できますが、夜遅い時間帯はできるだけアプリ配車を使うのが安心です。車両番号やドライバー情報が事前に分かり、記録も残るため、トラブルを避けやすくなります。乗車したら、念のため後部座席に座り、スマホを手元に置いておくとより安心です。明るいエリアで乗り降りするなど、ちょっとした意識で安全性はぐっと高まります。
空港 → ソウル市内の韓国タクシー移動ガイド

韓国に到着したあと、ソウル中心部へ向かう移動手段としてタクシーはとても便利です。荷物が多い時やホテルまで直行したい時はもちろん、深夜便で到着したときも安心して利用できます。ここでは、仁川空港・金浦空港から市内までの料金と所要時間、アプリ配車の可否、さらに空港リムジンバスとの違いもまとめて確認していきます。
仁川空港 → ソウルの料金・所要時間
仁川空港からソウル中心部までは距離があるため、タクシーを利用するとおよそ 60〜80分 が目安になります。料金は車種によって差がありますが、一般タクシーなら 70,000〜90,000ウォン前後 に収まることが多いです。
高速道路を使うため、時間帯によって渋滞の影響を受けることがありますが、乗り換えなしでホテルまで行ける快適さはやはり魅力。特にスーツケースが複数あるときはタクシーが圧倒的にラクです。
金浦空港 → ソウルの料金・所要時間
金浦空港からソウル市内は距離が短く、20〜30分程度でアクセスできます。
料金も比較的安く、一般タクシーで 20,000〜30,000ウォン が一般的です。
地下鉄やバスでも行けますが、乗り換えが面倒な時間帯や、明洞・梨泰院・弘大エリアのホテルに泊まる場合はタクシーがとても便利です。到着からチェックインまでの流れがスムーズで、初めての韓国旅行でも使いやすいルートです。
アプリ呼び出しは可能?
仁川・金浦どちらの空港でも Kakao Tでタクシーを呼ぶことができます。
ただし、到着ロビーの周辺は混雑しやすく、車が近くまで入れないタイミングもあるため、
・アプリを使う場合 → 空港のタクシーピックアップ専用レーンに移動するとスムーズ
・すぐ乗りたい場合 → タクシー乗り場の列に並ぶのが確実
という使い分けが安心です。
特に仁川空港は敷地が広いため、アプリ配車のほうが待ち時間が長くなることもあります。「確実に早く乗りたい」なら、公式乗り場が最短ルートです。
空港リムジン vs タクシーの比較
空港から市内へ向かう方法として、タクシーと空港リムジンバスはよく比較されます。
どちらにもメリットがあるので、利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
▼タクシー vs 空港リムジンバス(仁川空港 → ソウル)
項目 | タクシー | 空港リムジンバス |
所要時間 | 60〜80分 | 60〜90分 |
料金 | 70,000〜90,000ウォン前後 | 17,000〜18,000ウォン前後 |
荷物 | トランクにそのまま積める | 荷物ラックを使用 |
移動の快適さ | ホテル前まで直行できる | 座席は広めで快適 |
乗り換え | 不要 | 場所によっては乗り換えの可能性あり |
深夜利用 | 24時間利用しやすい | 路線によって運行終了が早い |
向いている人 | 荷物が多い・家族旅行・深夜便 | コスパ重視・ひとり旅・昼の移動 |
どちらが優れているというより、旅のスタイルによって最適な選択が変わる というのが正直なところです。
「荷物が多い」「ホテルまで一気に行きたい」ならタクシー、「コスパを優先したい」「時間に余裕がある」なら空港リムジンが向いています。目的に合わせて使い分ければ、移動がもっと快適になります。
韓国タクシーに関するよくある質問
韓国タクシーは危ない?
基本的には安全に利用できます。ソウルや釜山のような大都市ではタクシーの運行管理が整っていて、トラブルに巻き込まれるケースは多くありません。心配な場合は、車両情報が事前にわかる Kakao T を使えば安心度がぐっと上がります。深夜の繁華街だけは、人が多い分、アプリ配車を選んだほうが確実です。クレジットカードが使えないことはある?
ほとんどのタクシーはクレジットカードに対応していますが、ごくまれに古い車両では読み取りがうまくいかないことがあります。そんなときは、WOWPASSや現金など別の支払い方法に切り替えれば問題なく対応してくれます。アプリ決済を使っていれば、そもそも車内での決済作業が不要なのでよりスムーズです。アプリは日本でダウンロードできる?
アプリは日本でダウンロードできます。
Kakao TやTaxiGoは日本のストアからそのままインストールでき、日本の電話番号でも登録できます。旅行前にダウンロードしておくと、現地に到着してすぐ使えるので安心です。英語・日本語は通じる?
タクシーの運転手さんは英語・日本語が苦手なこともありますが、心配はいりません。行き先はアプリに入力すれば伝わりますし、地図やホテルの予約画面を見せるだけでも十分伝わります。インターナショナルタクシーを選べば日本語が通じる場合もあります。どこまでが深夜料金?
深夜料金は一般的に 22時ごろから翌2時ごろまで に設定されています。割増率はタクシーの種類や地域によって少しずつ違いますが、おおむね20〜40%の範囲です。アプリで呼ぶ場合は、割増が自動計算されるので金額がわかりやすく、乗車前に目安を確認できます。WOWPASSとカカオの連携がうまくいかない
残高不足やアプリ側の一時的なエラーが原因のことが多いです。WOWPASSはチャージ式カードなので、まず残高を確認し、必要なら追加チャージをしてみてください。それでも連携できない場合は、いったんクレジットカードを登録し直すと解決するケースがよくあります。最終手段としては、WOWPASSを使わずカード決済に切り替えれば問題なく乗車できます。子どもはチャイルドシート必要?
韓国では「タクシーに乗る場合はチャイルドシートが必須」というルールはありません。ただ、安全面を考えると、幼い子どもがいる場合は大型タクシーやバンタイプを選ぶと座席が広く安心です。必要であれば、事前予約できる送迎サービスを利用するという選択肢もあります。
アプリ×料金さえ押さえれば、韓国のタクシーは最強の移動手段!

韓国のタクシーは、基本ルールさえ知っておけばとても使いやすく、旅の自由度を大きく広げてくれます。料金は日本より手頃で、配車アプリを使えば韓国語ができなくても問題ありません。ホテルから観光地まで直行できる快適さは、一度使うと手放せなくなるほど。
アプリを入れて、料金の目安を知っておく——たったこれだけで移動のストレスはほぼゼロになります。
あなたの韓国旅が、もっと軽やかで楽しいものになりますように。
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