
マカオ旅行の途中で、「香港にも足を延ばしてみたい」と考える方は少なくありません。
マカオと香港は距離的にも近く、移動時間は短いため、
日帰りや1泊の組み合わせ旅行にも適しています。
マカオから香港への主な移動手段は、フェリーまたはバス。
特に、2018年に開通した全長約55kmの港珠澳大橋の利用により、陸路でのアクセスがよりスムーズになりました。
本記事では、マカオから香港へ移動する際に役立つ交通手段を分かりやすく整理し、それぞれの特徴や選び方を紹介します。
初めてのマカオ旅行でも安心して香港へ移動できるよう、ぜひ参考にしてください。
交通手段 | 所要時間 | 料金(目安) | こんな人におすすめ |
フェリー | 約55~60分 | 約3,395円~ | 速く移動したい人 |
高速バス | 約2-2.5時間 | 約3,595円~ | 港珠澳大橋の眺望を楽しみたい人 |
中国高速鉄道 ※乗り換えが必要 | 約3〜4時間 | 約6,346円~ | 鉄道ファン |
マカオから香港へ|フェリー

マカオから香港へ移動する方法はいくつかありますが、多くの旅行者に選ばれているのがフェリーです。
フェリーを利用すれば、マカオから香港まで約1時間。
便数も多く、時間帯の選択肢が豊富なのも魅力。
移動中はビクトリア・ハーバー周辺へ近づく景色を眺めながら、快適に過ごせます。
ただし、祝日や週末は需要が高いので、チケットは早めに購入しましょう。
ピーク時はフェリーが混雑することがあるので、出航の30分前に到着しておくのがおすすめです。
基本情報
項目 | 詳細 |
所要時間 | 約55~60分 |
路線 | マカオ・タイパ⇒香港・上環 |
運行頻度 | 日中は30~60分ごと、夜間は1時間ごと |
料金 | スタンダードクラス:約3,395円 ファストクラス:約6,091円 |
マカオから香港へ|港珠澳大橋(HZMB)経由の高速バス

港珠澳大橋(HZMB)は、香港・マカオ・珠海を結ぶ自動車専用の巨大インフラで、
シャトルバスや認可車両がこの橋を利用して行き来しています。
マカオから香港へは、港珠澳大橋シャトルバスを利用することで、
天候に左右されにくく、安定した移動が可能。
車窓からは珠江河口の広大な海と、近代的な橋梁が連なるダイナミックな景色を楽しめ、
移動そのものがひとつの観光体験になります。
また、9:00~24:00運行するのため、深夜や早朝の移動にも対応でき、
フライトスケジュールに合わせて柔軟に行程を組めるのも大きな魅力です。
基本情報
項目 | 詳細 |
運行会社 | Trans-Island Chinalink |
ルート | マカオ各人気ホテル⇒太子上海街 |
料金 | 約3,595円 |
所要時間 | 約2-2.5時間 |
マカオから香港へ| 高鉄(中国高速鉄道)

時間に余裕があり、移動そのものも旅の一部として楽しみたい方におすすめなのが、
中国高速鉄道を利用したルートです。
高鉄は日本の新幹線技術をベースに発展した高速鉄道網で、最高時速は350km。
中国本土を縦横に結ぶ最先端の交通システムとして知られています。
マカオから香港へ向かう場合は、まず珠海駅へ移動し、そこから高鉄に乗車。
深セン北駅などを経由して香港西九龍駅へアクセスします。
所要時間は乗り換えを含めて約3〜4時間が目安です。
車内は、飛行機のビジネスクラスを思わせる快適な空間。
ゆったりとしたリクライニングシートに加え、
車内販売による軽食や飲み物のサービスもあり、長時間の移動でも疲れにくいのが特徴です。
車窓からは、中国南部ののどかな田園風景から近代的な都市群へと変化していく景色が広がり、
まるで「動く展望台」のような体験が楽しめます。
移動時間はフェリーやバスに比べて長くなりますが、
鉄道好きの方や、中国本土のスケール感を体感したい旅行者にとっては特別な体験となるでしょう。
マカオから香港行きの出入国手続き

マカオから香港へ移動する際は、マカオ出国手続きと香港入国手続きの両方が必要です。
同じ中国の特別行政区ではありますが、
マカオと香港はそれぞれ独立した出入国管理を行っているため、国境を越える形になります。
事前に流れを把握しておけば、当日もスムーズに移動できます。
ステップ1:マカオ出国手続き
まずは、マカオ側の出境管制(イミグレーション)で出国手続きを行います。
パスポートを提示し、係員の案内に従ってゲートを通過します。
混雑していなければ、手続き自体はそれほど時間はかかりません。
ステップ2:国境を越えて香港へ移動
出国後は、利用する交通手段に応じて香港へ向かいます。
- 陸路(バス利用)
港珠澳大橋(HZMB)を通過し、シャトルバスで香港側へ移動します。
- 海路(フェリー利用)
通常はマカオのタイパ・フェリーターミナルから出発し、香港のフェリーターミナルへ向かいます。
どちらの場合も、移動後に香港側の入国審査が行われます。
ステップ3:香港入国手続き
香港到着後は、入境管制站(イミグレーション)で香港入国手続きを行います。
パスポートを提示し、
日本国籍の場合は観光目的で最大90日間の滞在が認められています。
条件を満たしていれば、自動化ゲート(e-Channel)を利用できる場合もあり、指紋認証などでスムーズに入国できます。
入国カードの記入が求められることもありますが、
近年は電子化が進み、書類提出が不要なケースも増えています。
香港の必見観光スポット5選

ビクトリア・ピーク
ビクトリア・ピーク(Victoria Peak)
香港観光の定番スポット。市街地の高層ビル群とビクトリア・ハーバーを一望できる絶景が魅力です。
名物の「ピークトラム」に乗って向かうアクセス自体も、観光の楽しみのひとつ。

天壇大仏(ランタオ島)
ランタオ島にそびえ立つ巨大なブロンズ仏像。
ロープウェイ「Ngong Ping 360」からは、山と海が織りなす雄大な景色を楽しめます。
市内の喧騒を離れた、静かな時間を過ごしたい方におすすめ。

尖沙咀プロムナード(Tsim Sha Tsui Promenade)
香港島の摩天楼を正面に望める海沿いのスポット。
夜には美しい夜景が広がり、
近くには「アベニュー・オブ・スターズ」もあり、散歩にもぴったりです。

香港ディズニーランド
家族連れはもちろん、大人も楽しめる人気テーマパーク。
アトラクションやショー、季節限定イベントが充実しており、1日たっぷり遊べます。

旺角(モンコック)ナイトマーケット
ローカルな雰囲気を味わえる活気あふれるマーケット。
お土産探しや衣料品のショッピング、屋台グルメまで、香港らしいエネルギーを体感できます。
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マカオの必見観光スポット5選

聖ポール天主堂跡
聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul’s)
17世紀に建てられた教会のファサードが残る、マカオを象徴する世界遺産。
石造りの装飾は見応えがあり、写真スポットとしても人気です。

セナド広場(Senado Square)
ポルトガル様式の建築が並ぶ、旧市街の中心エリア。
石畳の広場にはショップやカフェが立ち並び、散策するだけでも異国情緒を楽しめます。

コタイ・ストリップ(カジノ&リゾートエリア)
大型カジノや高級ホテル、ショッピングモール、エンターテインメント施設が集まる近代的なエリア。
マカオの華やかな一面を体感できます。

モンテの砦(Fortaleza do Monte)
街を見渡せる高台に位置する、ポルトガル時代の要塞。
歴史を感じながら、マカオ市街の眺望も楽しめるスポットです。

媽閣廟(A-Ma Temple)
海の女神・媽祖を祀る、マカオ最古級の中国寺院。
マカオという地名の由来にもなった由緒ある場所で、静かな雰囲気が印象的です。
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マカオ・香港旅行を充実させるために、移動手段をしっかりと確保しておきましょう!









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