スプリングジャパンでは機内持ち込み7kgまでOK！

「スプリングジャパンの機内持ち込み7kgって、正直どこまで大丈夫？」
「搭乗ゲートで『重量オーバーです』と止められたらどうしよう…」
そんな不安を抱えていませんか？

スプリングジャパンのようなLCC（格安航空会社）では、チェックインカウンターを無事に通過しても、搭乗ゲートで再度、抜き打ちの重量チェックが行われることがあります。

しかし、機内持ち込みの「サイズ・重さ・個数」の3大ルールを正確に把握し、特に見落としがちな「免税品の重さ」と「搭乗ゲートでの超過料金」のリスクを事前に知っておくことで、当日空港で慌てることがなくなりますよ。

スプリングジャパンの機内持ち込みサイズ・ルール早見表

この記事では、スプリングジャパンの機内持ち込みで失敗しないための情報を徹底的に解説します。

スプリングジャパンの機内持ち込みセルフチェック

ここでは、あなたの旅の準備の総仕上げとして、ご自身の荷物がルールをクリアしているかを具体的に確認していきます。「機内持ち込みOKのキャリーケース」「7kgのリアルな重さシミュレーション」「最終確認用のフローチャート」という3つのステップで、一緒に確認していきましょう。

機内持ち込みOKのキャリーケース

まず確認したいのが、1番大きな荷物であるキャリーケースのサイズです。

一般的に「機内持ち込みサイズ」や「Sサイズ」「コインロッカーサイズ」として販売されているスーツケースであれば、ほとんどの場合サイズ規定（56cm × 36cm × 23cm）をクリアできます。

しかしメーカーやデザインによって、同じSサイズでも微妙に寸法が異なることがあるのが落とし穴。特に、厚み（奥行き）が規定の23cmをオーバーしやすいので注意が必要です。

旅の準備の最後に、ご自宅のメジャーで一度、ご自身のキャリーケースを実測してみることを強くおすすめします。その際、必ずキャスターや持ち手のハンドル部分まで含めて測るのを忘れないでくださいね。

「7kg」の重さってどのくらい？ 荷物シミュレーション

次に「総重量7kg」について確認しましょう。この7kgという数字が、一体どれくらいの荷物に相当するのか、具体的なシミュレーションで見ていきます。実は7kgというのは、2泊3日程度の旅行であれば、意外と余裕を持ってパッキングできる重さなんです。

例えば、夏の2泊3日国内旅行（女性）の場合、

このケースならまだ1kgの余裕があります。これなら、旅先で500mlのペットボトル飲料とお菓子くらいのお土産を買っても大丈夫です。

一方で、冬場の旅行で厚手のニットやブーツを入れたり、ガイドブックを何冊も入れたりすると、7kgはあっという間に超えてしまいます。パッキングが終わったら、一度体重計などで荷物全体の重さを測ってみると安心です。

持ち込み手荷物判定フローチャート

さあ、最終チェックです。あなたの荷物が本当にルールをクリアしているか、以下の質問に「はい」「いいえ」で答えて進んでみましょう。

【START】

質問1：機内に持ち込む荷物は、全部で2個以内ですか？
→ はい：質問2へ
→ いいえ：残念！個数オーバーです。荷物を一つにまとめましょう。

質問2：その2個の荷物の重さを合わせた合計は、7kg以内ですか？
→ はい：質問3へ
→ いいえ：重量オーバーです。次の章「7kg以上になる時の対処法」をチェック！

質問3：大きい方の荷物のサイズは、56x36x23cm（キャスター等含む）以内ですか？
→ はい：質問4へ
→ いいえ：サイズオーバーです。その荷物は受託手荷物として預ける必要があります。

質問4：保安検査の後、免税店などで買い物をしますか？
→ いいえ：【クリア！】おめでとうございます！あなたはスマートに搭乗できます。
→ はい：購入予定の品物の重さを含めても、合計7kg以内に収める必要があるので十分に注意しましょう。

スプリングジャパン機内持ち込みの3つの注意点

旅慣れた人でもうっかり陥ってしまう「落とし穴」が、3つ存在します。これを知らないままだと、空港で思わぬ追加料金を支払うことになりかねません。

ここでは、3つの注意点、「免税品の重さ」「搭乗ゲートでの超過料金」「航空会社の違い」について詳しく解説します。

免税店で買ったお土産も「7kg」に含まれる

これは、LCCの機内持ち込みで最も見落とされがちなルールのひとつで、免税店で購入した化粧品やお酒、お菓子なども、すべて機内持ち込み手荷物の総重量7kgの中に含まれます。

例えば「チェックインカウンターでは6.5kgでセーフだったのに、成田空港の免税店でつい限定の化粧品セットを買ったら800gもあって…搭乗ゲートで重さを測られて重量オーバーを指摘され、本当に焦りました」

なんていう失敗談もあります。

液体物である化粧水や香水、瓶に入ったお酒などは、見た目以上に重さがあります。免税店でのショッピングを楽しむ際は、ご自身の荷物に残された重量枠（あと何gまでOKか）を常に意識しながら、計画的に買い物をすることが大切です。

搭乗ゲートでの重量オーバーは追加料金が割高に

もし搭乗ゲートで重量オーバーを指摘されたら、その場で追加料金を支払うことになります。しかし、スプリングジャパンでは、手荷物料金を追加するタイミングが遅くなればなるほど、料金が割高になる仕組みになっています。

特に、搭乗ゲートでの支払いは、最も高額なペナルティ料金となるので注意が必要です。料金は以下の通りです。

※料金は変動する可能性があります。

このように「少しくらい大丈夫だろう」という油断が、大きな出費につながることも。少しでも7kgを超えそうな予感がしたら、必ず搭乗前に手続きを済ませておきましょう。

春秋航空とスプリング・ジャパンは別会社

最後に、意外な落とし穴が航空会社の混同です。

スプリング・ジャパンは、中国最大のLCCである「春秋航空」が設立に関わっています。そのため名前が似ており、同じグループではありますが、手荷物ルールなどは異なる部分があるので要注意。

この記事で解説しているのは、日本の航空会社「スプリング・ジャパン」のルールです。中国の「春秋航空」とは規定が異なりますので、お手元の航空券の便名を必ずご確認ください。

スプリングジャパンの機内荷物サイズが7kg以上になる時の対処法

パッキングを終えて重さを測ってみたら、「しまった、7.5kgだ…」なんてこと、ありますよね。でも、ここで慌てる必要は全くありません。7kgを少しでも超えてしまったからといって、高額な料金を支払うしかない、なんてことはないのです。

ここでは、そんな「あと少し」を解決するための、具体的で実践的な3つの対処法をご紹介します。

オンラインで事前に受託手荷物を追加する

荷物が7kgを超えることが確実なら、ためらわずにスプリングジャパンの公式サイトから受託手荷物を追加しましょう。なぜなら、これが結果的に1番安く済むからです。搭乗ゲートで4,000円を支払うくらいなら、事前にWebで5kg分を750円で追加しておく方が、圧倒的にお得ですよね。

手続きは出発時刻の2時間前まで可能。旅行の準備中、少しでも「今回は荷物が多いな」と感じたら、その時点ですぐにスマホやパソコンから手続きを済ませてしまいましょう。

空港で重い上着を着る

これは数百グラム程度のわずかな重量オーバーに有効な、最後の裏ワザです。

もしチェックインカウンターで「500gオーバーですね」と指摘されたら、スーツケースの中から1番重い上着を取り出して、その場で羽織ってしまいましょう。冬場であれば厚手のコートやジャケット、それ以外の季節でもパーカーやカーディガンなどを着ることで、数百グラムの重量を減らすことができます。

もちろん、何枚も重ね着して明らかに不自然な状態になるのは避けるべきですが、あと少しの重量を調整するための最終手段として、頭の片隅に入れておくと、いざという時に役立つかもしれません。

お土産は配送サービスを使うのもおすすめ

特に旅の帰りは、お土産で荷物が一気に増えてしまいがち。そんな時に思い出してほしいのが、「荷物は飛行機に乗せなくてもいい」という選択肢です。

空港内にある郵便局や宅配便のカウンターから、お土産だけをまとめて自宅に送ってしまいましょう。お酒や調味料といった重い液体物、かさばるお菓子などをたくさん買った場合には特に有効です。

もちろん配送料はかかりますが、受託手荷物を追加する料金と比較して、どちらが安く済むかをその場で計算してみましょう。場合によっては郵送の方が安くつきますし、何より重い荷物を持たずに「手ぶらで」身軽に帰宅できるという大きなメリットがあります。

スプリングジャパンの機内手荷物サイズを確認しよう

スプリングジャパンの機内持ち込みに関して、複雑に感じたルールもポイントさえ押さえれば大丈夫。改めてスムーズな旅を始めるために重要なポイントをまとめました。

• 基本は「合計7kg・2個まで・規定サイズ内」
• 保安検査後に購入したお土産も、7kgの総重量に含まれる
• 搭乗ゲートでの超過料金は絶対に避ける
• 7kgを超えそうなら、迷わず「事前Web追加」

これで空港の搭乗ゲートで「重量オーバーです」と止められて冷や汗をかくことはありません。数千円の無駄な出費を確実に防ぎ、そのお金でもっと楽しい旅の思い出を作れるようになりますよ。

スプリングジャパンの機内持ち込みサイズを確認して、最高の旅の準備を始めてくださいね。

※本記事の情報は料金や規定は変更される可能性があるため、ご旅行の際は必ずスプリング・ジャパン公式サイトで最新の情報をご確認ください。