ベトナムおすすめ都市7選｜ホーチミン・ハノイ・ダナンの人気ツアー

活気あふれる都市や美しいビーチ、歴史的な街並みなど、多様な魅力を持つベトナム。初めてのベトナム旅行で「どこに行こう？」と迷いますよね。

この記事では、数ある選択肢の中からおすすめの人気都市を7つ厳選してご紹介！活気あるホーチミン、古都ハノイ、リゾート地ダナンを中心に、それぞれの魅力や人気ツアー情報も解説。あなたにぴったりのベトナムが見つかりますよ！

1. ホーチミン
2. ハノイ
3. ダナン
4. フエ
5. ホイアン
6. ニャチャン
7. フーコック島

ベトナムおすすめ都市｜ホーチミン

魅力とベストシーズン

ホーチミンは、ベトナム最大の都市です。かつてはサイゴンと呼ばれていた都市で、フランス植民地時代の面影を残す美しい建築物が点在しています。

洪水のようなバイクの数と人々の活気あふれる雰囲気で、日本とは違ったエネルギーを感じられる街。年間を通して温暖な気候で、乾季（12月〜4月）は観光に最適です。

観光スポット

ベトナム戦争の歴史を学べる「戦争証跡博物館」や、フランス植民地時代の建築美を感じる「サイゴン中央郵便局」、赤いレンガ造りの「サイゴン大教会（聖母マリア教会）」が人気の観光スポットです。

少し足を延ばせば、ベトナム戦争時のゲリラ兵が使った「クチトンネル」も訪れることができ、歴史を肌で感じられる貴重な体験になるでしょう。

グルメ

路上の屋台で食べる「フォー」（米麺のスープ）や「バインミー」（フランスパンのサンドイッチ）はベトナムの味そのもの。南部ならではの「コムタム」（砕米の皿飯）や、エビや魚介類を使った料理も絶品です。また、フランスの影響を受けたカフェ文化も盛んで、エッグコーヒーなど、ユニークなドリンクを試してみるのもおすすめです。

ベトナムおすすめ都市｜ハノイ

魅力とベストシーズン

ハノイはベトナムの首都として1000年以上の歴史を持つ古都です。フランス統治時代の面影が残る美しい街並みと、ベトナムの伝統が調和した独特の雰囲気が魅力。旧市街では細い路地に商店が立ち並んでいます。

ベストシーズンは10月から12月の秋と3月から4月の春で、湿度が低く過ごしやすい気候。夏（5月〜9月）は蒸し暑く雨も多いので、雨具をお忘れなく。

観光スポット

ハノイの中心にある「ホアンキエム湖」は、亀の伝説が残る美しい湖です。早朝は地元の人々が太極拳をする姿も。湖内の「玉山寺」へは赤い橋を渡って訪れることができ、絶好の写真スポットです。

36通りと呼ばれる旧市街では、伝統が残る貴重なエリア。ローカルな買い物ができるのもハノイならではの魅力です。

グルメ

「フォー」はハノイ発祥とされ、あっさりした牛骨スープと平打ち米麺の組み合わせは朝食に最適。「ブン・チャー」はつけ麺のような料理で、焼いた豚肉とハーブをつけだれで食べる絶品グルメです。

夜になると路上に小さな椅子が並び、地元の人々と肩を並べて「ビア・ホイ」という生ビールを楽しんでみてください。

ベトナムおすすめ都市｜ダナン

魅力とベストシーズン

ダナンはベトナム中部に位置する、美しいビーチと近代的な都市です。ハノイやホーチミンに比べて観光客が少なく、リラックスして旅行を楽しめるのが特徴。東にはダナンビーチなどの絶景ビーチが広がり、西には緑豊かなバーナヒルズという山々。自然と都市の両方を満喫できます。

ベストシーズンは3月から8月で、特に5月から7月は海水浴に最適です。9月から12月は雨季で短い豪雨がありますが、リーズナブルに旅行できる穴場シーズンでもあります。

観光スポット

ダナン最大の見どころは、夜になるとカラフルに輝く「ドラゴンブリッジ」です。土日の夜には龍の口から火を噴くショーを開催。海好きなら「ミーケビーチ」や「ノンヌォックビーチ」の白砂が美しいプライベートビーチがおすすめです。

さらに、世界遺産のホイアン古都やミーソン遺跡も日帰りで訪問できるため、ダナンを拠点に中部ベトナムの魅力を効率よく楽しんでみてください。

グルメ

ダナンは中部ベトナム料理の宝庫です。とくに「ミークアン（Mì Quảng）」はダナン名物で、黄色い平麺にエビや豚肉、ピーナッツ、ハーブをトッピングした一品。また「バインセオ（Bánh xèo）」というパリパリの黄色いクレープも人気があります。

海鮮好きなら「カウラウ（Cau Lau）」という太めの麺料理や、新鮮なシーフードをその場で調理してくれる海沿いのレストランもおすすめ。

ベトナムおすすめ都市｜フエ

魅力とベストシーズン

フエはベトナム中部に位置し、1802年から1945年までベトナム最後の王朝「グエン朝」の都だった歴史的な街です。ハノイやホーチミンのような喧騒はなく、ゆっくりと歴史に浸れる街として人気があります。

ベストシーズンは2月から4月の春で、気温も適度で雨も少なめ。9月から1月の乾季も比較的過ごしやすいですが、10月頃は台風シーズンになることがあるので注意が必要です。

観光スポット

フエ観光の中心は「フエの建造物群」として1993年に世界遺産に登録された王宮エリアです。城壁に囲まれた「王宮（グエン朝王宮）」では、正門の「午門」や「太和殿」などグエン王朝の栄華を感じられます。

「ティエンムー寺」は7階建ての塔が特徴で、ベトナム仏教の重要な寺院として地元の人々の信仰を集めています。フォンヌン川でのボートクルーズも人気があり、川から眺める街並みはフエならではの体験でしょう。

グルメ

フエは「宮廷料理」の発祥地として知られています。繊細で美しい盛り付けと複雑な味わい。代表的な料理は「ブン・ボー・フエ」で、レモングラスの香りが効いた牛肉の辛いスープ麺です。

フエの食文化は王族のために考案された高級感があり、少し辛めの味付けながら、繊細な味のバランスです。ぜひ、その独特の味付けを感じてみてください。

ベトナムおすすめ都市｜ホイアン

魅力とベストシーズン

ホイアンは、16世紀から19世紀にかけて栄えた貿易港の古都です。「東洋のベニス」とも呼ばれ、黄色い壁の古い町並みがそのまま残る美しい景観が最大の魅力。夜になると、至る所に吊るされた色とりどりのランタンが幻想的に彩ります。

ベストシーズンは2月から4月。涼しくて雨も少ないため観光に最適です。10月から11月も過ごしやすいですが、9月から11月は台風シーズンになるので天気予報のチェックが必要です。

観光スポット

毎月旧暦の14日の夜に開催される「ランタン祭り」では、街中の電気が消され、ランタンだけの光に包まれる幻想的な体験ができます。また、チャンパ王国の遺跡「ミーソン遺跡」へも日帰りで行けるのも魅力です。

グルメ

ホイアンのグルメ名物は「カオラウ」という、特殊な井戸水で作られた独特の麺料理です。太めの平打ち麺に焼いた豚肉、カリカリの揚げパン、もやし、香草類を盛り付けます。通常の麺料理と異なるのは、スープがほとんどなく、わずかな調味料で味付けされた「汁なし麺」という点。他の地域では味わえない、ホイアン独自の一品をぜひご堪能ください。

ベトナムおすすめ都市｜ニャチャン

魅力とベストシーズン

ニャチャンはベトナム南部に位置する、7kmにも及ぶ白砂のビーチが広がる美しいリゾート都市です。透明度の高い青い海と山々に囲まれた景観が特徴で、「ベトナムのリビエラ」とも呼ばれています。

ベストシーズンは1月から8月で、特に6月から8月は晴天が続き海水浴に最適です。9月から12月は雨季となりますが、短時間のスコールが多いため、観光自体は十分楽しめるでしょう。

観光スポット

最大の魅力は美しいビーチですが、それだけではありません。「ヴィンパール」は島全体がテーマパークになっており、世界最長級のケーブルカーで海上を渡る体験ができます。「ロンソン寺」は巨大な白い仏像が特徴で、高台からニャチャン市街を一望。周辺には「ホットスプリングセンター」があり、泥浴やマッサージを楽しめます。

グルメ

新鮮なシーフードが名物です。とくに、「バインカン」という魚のすり身を使った蒸し餃子や、「ネムニャチャン」という地元流の生春巻きがおすすめ。市内中心部からやや離れた「ダムマーケット」では、地元の人々が買い物をする活気ある様子を見られるほか、安くて美味しい食べ物が豊富にあります。

ベトナムおすすめ都市｜フーコック島

魅力とベストシーズン

フーコック島は、ベトナム最南端に位置する最大の島です。島の約70%が国立公園に指定されており、手つかずの熱帯雨林と透明度抜群の海に囲まれた自然豊かな環境が最大の魅力。近年は高級リゾートホテルも増えてきました。

ベストシーズンは11月から3月の乾季で、青空が広がり海も穏やかです。4月から10月は雨季となりますが、短時間のスコールが多いため、宿泊費が安くなる狙い目の時期でもあります。

観光スポット

「サオビーチ」や「ロンビーチ」など美しいビーチでの海水浴はもちろん、シュノーケリングやダイビングも人気です。とくに、「アンソイビーチ」の夕日は絶景で、カップルに人気のスポット。島の南部には「フーコック刑務所」という歴史的施設もあり、ベトナム戦争時の収容所跡として当時の歴史を学べます。

グルメ

島のレストランでは新鮮な海の幸を使った料理が豊富で、「ケンサー（生シーフードサラダ）」や「バインカン（蒸し魚ケーキ）」などのローカル料理が絶品です。特に「ディンカウ夜市」では、地元の人々に混じって新鮮な魚介類をその場で焼いてもらいながら食べるバーベキューが大人気です。

ベトナム旅行の基本情報

ビザ

日本人観光客はビザなしで15日間の滞在が可能です。ビジネス目的の渡航なら、事前にビザ（e-visa）の取得が必要です。ベトナムのe-visaは公式サイトからオンライン申請でき、通常3営業日程度で発行されます。最近は偽のビザ申請サイトも増えているので、必ず公式サイトから申請しましょう。

Wi-Fi・通信環境

ベトナムの主要都市ではホテルやカフェのWi-Fi環境は整っていますが、地方や移動中は不安定です。そのため、事前にeSIMの準備がおすすめです。とくにTrip.comのeSIMは日本語サイトで購入でき、24時間サポートもあるので安心。初めてベトナムに行くなら、ぜひつかってみてください。

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交通事情

ベトナムの都市内移動はGrabアプリが便利です。タクシーよりも安く、行き先や料金のトラブルも避けられます。バイクタクシー（Grabバイク）も現地の交通手段として人気ですが、安全面を考慮して初心者には通常のGrabカーがおすすめ。レンタルバイクは交通ルールや運転技術に自信がない限り、避けた方が無難です。

チップ

ベトナムでは基本的にチップの文化はありません。しかし、高級ホテルやレストランでは少額のチップを渡すことが増えています。目安としては、高級レストランで料金の5〜10%程度、ホテルのベルボーイには荷物一つにつき1万ドン（約70円）程度です。タクシーではおつりを端数切り上げる程度、マッサージや観光ガイドには2〜3万ドン（約140〜210円）が一般的です。

マナー

ベトナムでは仏教寺院などの宗教施設を訪れる際は、肌の露出を控えた服装を心がけましょう。また、人の頭は神聖な場所と考えられているため、子どもでも頭を気軽に触らないように。足は不浄と考えられており、足で何かを指したり足の裏を人に向けたりするのは失礼になります。

ベトナム旅行のよくある質問

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