イタリアの治安は良い?悪い?あなたの身を守る防犯対策3選

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イタリアの治安は良い?悪い?あなたの身を守る防犯対策3選

イタリアの治安は近年安定しており、ほとんどの旅行者にとって安全な国。警察の存在や監視カメラの設置など、治安維持に積極的な取り組みが実を結んでいます。ただし、観光客が集中する場所では注意してください。

この記事では、イタリアの治安に関する情報をわかりやすく解説します。

【イタリアでトラブルに遭遇した時の連絡先】

場所連絡先
警察112番113番
在イタリア日本大使館Via Quintino Sella 60, 00187 Roma
06−487-991(イタリア国内から)

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【最新】イタリアの治安・安全に関する情報

【最新】イタリアの治安・安全に関する情報

イタリアの治安は、一般的に安全とされています。2024年10月現在、イタリアへの渡航を制限される宣言は発令されていません。

しかし、大都市や観光地では盗難や詐欺行為が発生することがありますので、貴重品の管理には注意が必要です。また、夜間の一人歩きや人混みには警戒心を持ちましょう。イタリアに渡航する際は、外務省の海外安全ホームページずチェックすることをおすすめします。

【最新】イタリアの治安・安全に関する情報

外務省海外安全ホームページ

治安の良いイタリアで気を付けたい3つのトラブル

治安の良いイタリアで気を付けたい3つのトラブル

イタリアで日本人旅行者が巻き込まれやすい3つの犯罪を知っておきましょう。

1.スリ・置き引き

イタリアの観光地や混雑した場所では、スリや置き引きに注意が必要です。とくに、ローマのテルミニ駅周辺やミラノの中央駅、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅などの主要駅周辺では警戒が必要です。

貴重品は必ず体の前で持ち歩き、リュックサックは前に抱えましょう。ショルダーバッグはたすき掛けにし、ファスナーを閉めて歩くことをおすすめします。レストランや観光地では、バッグを常に自分の視界に入れておくことが大切です。

2.偽のガイドや物売り

観光地では、偽のガイドや強引な物売りに遭遇することがあります。彼らは、高額な料金を要求したり、低品質な商品を押し付けたりする可能性があるでしょう。

信頼できる公認ガイドのみを利用し、事前に予約することをおすすめします。路上での勧誘には毅然とした態度で「No, grazie(ノー、グラッツィエ)」とはっきり断るべきです。

3.ぼったくり

一部のタクシー運転手が、遠回りをしたりメーターを操作したりして、不当に高額な料金を請求する報告があがっています。必ず正規のタクシー乗り場を利用し、必ずメーターを使用してもらうよう依頼するべきです。

スマートフォンのナビアプリを使って、ルートを確認することをおすすめします。不審に感じた場合は領収書を要求し、必要に応じて警察や観光案内所に相談しましょう。

イタリアで治安が良くない地域

イタリアで治安が良くない地域

これらの地域は、他の場所と比較して盗難や詐欺の発生率が高くなる傾向があります。観光中は常に周囲の人に敏感になり、安全を優先させましょう。

1. ローマ・テルミニ駅周辺

ローマの中心駅であるテルミニ駅周辺は移民や浮浪者も多く、スリや置き引きなどの犯罪が多発しています。夜間は人通りも少なく危険なため、一人で歩くことは避けて荷物はしっかりと管理。駅周辺には偽物のブランド品などを売る露店も多いため、安易に声をかけてくる人には近づかないようにしましょう。

2. ミラノ・中央駅周辺

ミラノの中央駅周辺もローマのテルミニ駅と同様に、スリや置き引きなどの犯罪が多発しています。駅構内やその周辺は観光客を狙った犯罪が多いため、常に周囲に注意を払いましょう。ミラノはファッションの街としても知られており、ブランドショップも多く立ち並んでいます。高価なブランド品を持っている場合は、特に注意が必要です。

3. ナポリ・中央駅周辺

ナポリの中央駅周辺はスリや置き引きだけでなく、ひったくりなどの強盗事件も発生しています。駅周辺の路地裏は危険なため、絶対に一人で入らないようにしましょう。また、ナポリはマフィアの影響も強く、観光客を相手にぼったくりをする店なども存在します。

イタリアで治安がよい地域

イタリアで治安がよい地域

北部のトレンティーノ=アルト・アディジェ州は、犯罪率が低い地域として知られています。とくに、ボルツァーノやトレントは清潔で秩序があり、観光客にも安全な環境を提供しています。

そのほか、中部のトスカーナ州や南部のプーリア州のレッチェやバーリなどの都市が、犯罪率が低く、のんびりとした雰囲気で知られています。また、サルデーニャ島やシチリア島の地域も、大都市に比べて治安が良いですよ。

治安のよいイタリアで守りたい防犯対策3つ

治安のよいイタリアで守りたい防犯対策3つ

イタリアで安全に旅行するための防犯対策を紹介します。

1.貴重品の管理

観光地や公共交通機関では、常に貴重品の管理に気を配ることが重要です。パスポート、現金、クレジットカードは必ず別々に保管し、ホテルのセーフティボックスを活用しましょう。

スマートフォンやカメラも常に身につけ、テーブルに置いたままにしないよう注意が必要です。ATMを利用する際は周囲に不審な人物がいないか確認し、できるだけ人目につく場所や銀行内のATMを利用しましょう。

2.宿泊先のセキュリティ

ホテルを選ぶ際は、セキュリティ面は重要です。部屋を出る際は、窓やバルコニーのドアも含めて必ずすべての出入り口を施錠し、貴重品はセーフティボックスに保管しましょう。また、知らない人がドアをノックしてきた場合は、ドアを開ける前に身元を確認することが賢明です。

3.夜間の外出は控える

イタリアの夜間は治安が悪化します。そのため、犯罪に遭うリスクが高まります。特に女性の一人歩きは避け、複数人で行動するかタクシーを利用しましょう。観光地であっても、人通りの少ない路地裏は避けるべきです。

治安のよいイタリアで頼りになる連絡先

治安のよいイタリアで頼りになる連絡先

イタリアでトラブルに遭遇した場合、役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、イタリア旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。

1.イタリア大使館

もしも大きなトラブルに巻き込まれた場合や旅券の紛失など、より具体的なサポートが必要な場合は日本大使館に連絡してください。日本国民の安全と保護を目的としており、旅行者へのサポートを行っています。

イタリア大使館詳細
住所Via Quintino Sella 60, 00187 Roma
電話06−487-991(イタリア国内から)
+39-06−487-991(イタリア国外から)

2.警察・消防・救急

緊急連絡先への通報は、現地在住者や日本大使館員の助言を得てから行うことをお勧めします。

警察112番113番
消防115番112番
救急118番

イタリアの治安に関するよくある質問

イタリアの治安に関するよくある質問
  • イタリアの街中で携帯電話は使えますか?

    スマートフォンは強盗の標的になりやすく、路上で使用していると犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。必要な場合は、ショッピングモール内やホテルのロビーなど、セキュリティの整った屋内で使用してください。


  • 現地通貨はいくら必要ですか?

    高額紙幣の持ち歩きは危険です。必要最小限の金額を数カ所に分散して所持することをお勧めします。


  • 深夜便で到着する場合、市内までどうやって移動すべきですか?

    夜間の空港〜市内間の移動は危険です。必ず事前にホテルか信頼できる旅行会社を通じて送迎を手配してください。警備員が同乗する高級ホテルの送迎サービスが安全です。


  • イタリアのATMは安全に利用できますか?

    安全に利用できます。しかし不審な人物を感じた場合や、ATMが破損しているように見える場合は使用を避けて、他のATMを探しましょう。また、暗証番号を入力する際には他人に見られないよう注意してください。

そのほか、イタリア旅行はこちらの記事が参考になります。

イタリア旅行に必要な費用はいくら?安い時期やベストシーズン
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治安の良いイタリア旅行に出掛けよう!

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