近年新たな海外旅行先として話題のウズベキスタン。しかし、情報が少なく現地の治安状況について気になる人も多いはず。この記事では、2024年最新のウズベキスタンの治安情報をまとめました。危険レベルの詳細や渡航する際の安全対策などを解説するので、ウズベキスタンへ渡航を検討している人はぜひ参考にしてください。
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ウズベキスタン現在の治安は危険レベル1~3
ウズベキスタンの治安は近年安定しており、大きなテロ事件などは発生していません。日本外務省は2024年10月現在、ウズベキスタンの危険レベルを1~3に設定しています。レベル1は「十分注意」、レベル2は「不要不急の渡航中止」、レベル3は「渡航中止勧告」で、地域によって危険レベルが異なります。
特定の地域を除きほとんどが危険レベル1ですが、ウズベキスタンに渡航する際は滞在する地域がどの危険レベルに設定されているかを十分に確認する必要があります。
ウズベキスタンは地域により治安状況が異なる
ウズベキスタンはほとんどの地域が危険レベル1に設定されていますが、特定の地域に関しては高い危険レベルが設定されています。そのため、滞在予定の地域がどの危険レベルに設定されているかを事前にチェックしましょう。
レベル3(渡航中止勧告)
フェルガナ、ナマンガン及び、アンディジャン各州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
レベル2(不要不急の渡航中止)
アフガニスタンとの国境付近で警戒が強化され、立ち入りが制限されている地域
レベル1(十分注意)
首都タシケントを含むレベル3、レベル2の指定地域以外
ウズベキスタンの人気観光地の治安状況
ウズベキスタンでは首都のタシケントや青いモスクが印象的なサマルカンドなど、観光客が訪れるようなエリアでは比較的治安が安定しており、危険を感じることはあまりないでしょう。
しかし、経済的な困窮を背景にウズベキスタンでは強盗、暴行、スリやひったくりなどの一般犯罪が頻発しています。2005年には、日本人旅行者がタシケント市内のホテルで強盗殺人に遭う事件もあり、最近でも邦人が被害にあうケースが報告されています。
犯罪被害を避けるためには、常に高い防犯意識を持つことが重要です。気を緩めずに安全に行動するための注意を怠らないようにしましょう。
ウズベキスタンで安全を守るための注意点
1.国境近くの地域には立ち入らない
タジキスタンとキルギスの国境沿いには、過去に埋設された危険物が残っており、非常に危険なため、立ち入らないようにしてください。また、アフガニスタンとの国境地域では治安が不安定です。国境警備隊による警戒が強化されており、立ち入りが制限されている場所もありますので、不要不急の渡航は避けましょう。
2.手荷物は絶対に離さない
ウズベキスタンでは、経済的な困窮を背景にスリやひったくりなどの一般犯罪が発生しています。そのため、危険を感じないエリアでも手荷物は肌身離さないようにしましょう。観光にはトートバックなどの間口の広いバッグではなく、ボディバックなど体から離さずに持てるバッグがおすすめです。財布は万が一のためにいくつかに分けておくと安心です。
3.公共機関に長時間滞在しない
ウズベキスタンでは近年大きな事件は起きていませんが、情勢が不安定な時には公共機関に長時間滞在するのは避けましょう。集会やデモ隊等に万一遭遇した場合には、混乱や巻き添えを避けるため、すぐにその場から離れるようにしてください。
ウズベキスタンでの緊急時の対処法
万が一のときの緊急連絡先
ウズベキスタンでは状況によって緊急連絡先が異なります。万が一被害に巻き込まれた場合、または巻き込まれそうな場合は、以下の連絡先を参考にしてください。また、言葉が通じない場合は、周りにいる人に頼って落ち着いて対応しましょう。
連絡先 | 電話番号 |
観光保安部 | +998-90-010-9242(英語可) |
警察 | 102 |
救急車 | 103 |
火災 | 101 |
ガス | 104 |
災害 | 1050 |
在ウズベキスタン日本国大使館
ウズベキスタンで犯罪に巻き込まれた際や怪我をした場合、以下の連絡先も活用できます。大使館ではパスポートを紛失・盗難の際にサポートしてもらえることもあるので、確認しておきましょう。
在ウズベキスタン日本国大使館の基本情報 | |
住所 | 1-28、Sadyk Azimov st.、Tashkent、100047、Republic of Uzbekistan |
電話番号 | (998-78)120-8060~63 |
ウズベキスタン渡航前にチェックするべきこと
ウズベキスタンは現在治安が危険レベル1~3に設定されており、観光客が多い地域では「十分に注意」を意味するレベル1となっています。危険レベルは情勢により日々変化するため、渡航の際は以下の点に留意しましょう。
治安情報の確認
渡航予定地域の治安状況を事前に調査し、特にリアルタイムでデモや抗議行動が発生している場合は注意が必要です。外務省や現地のニュースをチェックしましょう。
たびレジに登録
ウズベキスタン渡航の際は、家族や友人、職場に日程や連絡先を伝えておくことが重要です。また3か月以上滞在する場合は、在ウズベキスタン日本国大使館に在留届を提出してください。3か月未満の旅行や出張の場合は、最新の安全情報を確認し、緊急時に大使館から連絡を受け取るために外務省の「たびレジ」に登録しましょう。
ウズベキスタン旅行を安心して楽しむためのアイテム3選
ウズベキスタンへ渡航する場合は、しっかりと安全対策をしましょう。ここでは、ウズベキスタンで安全を守るための3つのアイテムを紹介します。
1.海外旅行保険
ウズベキスタンへ渡航する際は海外旅行保険への加入を強くおすすめします。海外での医療費は高額になることが多く、思わぬ出費を防ぐことができます。また、医療費だけでなく荷物の紛失や盗難、航空機の遅延などのトラブルにも対応できます。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容を確認し、必要に応じて追加の保険に加入しましょう。
2.パスポートのコピーや連絡先のメモ
ウズベキスタンでもしもの時に役に立つのが、パスポートのコピーや連絡先のメモ。万が一パスポートを失くしたときにコピーがあればスムーズに再発行の手続きができるでしょう。コピーするのは顔写真と住所欄の2枚です。連絡先のメモは、インターネットが使えない場合の緊急連絡先の確認に対応できます。
3.インターネット接続できるデバイス
ウズベキスタンでは常時ネットに接続していれば、目的地を確認したり何かあった場合に連絡したりできるので、インターネット接続できるデバイスは必須のアイテムです。Wi-Fi、SIMカード、eSIMとさまざまな選択肢があるので、予算や日数に合わせて選びましょう。
特にウズベキスタンでは料金が比較的安く、日数も選べるeSIMがおすすめ。eSIMならダウンロードしてその場ですぐインターネット接続ができます。
ウズベキスタンの基本情報
1991年12月にソ連が解体し独立したウズベキスタンは、初代大統領カリーモフのもとで政治が進められました。カリーモフは任期を延長し、2007年に再選。その後、2016年に急逝し、ミルジヨーエフが大統領代行となり、12月に正式に大統領に就任しました。
2023年には憲法を改正し、大統領任期を7年に延長。議会は「人民民主党」が大勢を占める一方、新党「自由民主党」が第一党となりました。民族間対立や爆発事件があったものの、ミルジヨーエフ就任以降は比較的治安が安定しています。
ウズベキスタンの基本情報 | |
首都 | タシケント |
人口 | 約3,570万人 |
公用語 | ウズベク語、ロシア語 |
宗教 | イスラム教 |
通貨 | スム(UZS) |
政体 | 共和制 |
ウズベキスタンの治安についてよくある質問
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ウズベキスタンの治安は安全ですか?
比較的安全ですが、一部の地域では渡航中止勧告が出されています。観光客が訪れる大都市ではスリや窃盗などの軽犯罪が発生することがあります。
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ウズベキスタン旅行中に気をつけるべきことは?
公共の場でのスリやひったくりに注意してください。また、夜間の外出は控えることをおすすめします。
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ウズベキスタンでは、テロの脅威はありますか?
テロのリスクは低いですが、近隣国の影響を受けることがありますので、常に最新の情報を確認してください。
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ウズベキスタンではどの地域が特に危険ですか?
国境近くの地域や、一部の貧困地区では注意が必要です。旅行前に最新の治安情報を確認してください。
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ウズベキスタンへ渡航する際は治安情報を確認しよう
ウズベキスタンではほとんどの地域で危険レベル1~3が設定されています。観光客が訪れるエリアの多くは危険レベル1と比較的低いですが、油断は禁物です。観光地でもスリや窃盗の軽犯罪などの犯罪が発生しているのが事実です。
また、現地では夜間の外出は出来るだけ避けましょう。また、万が一デモが発生している場合には人混みを避けたり、公共施設に長時間滞在しないことも大切です。ウズベキスタンの治安をチェックして、安全な旅を心がけましょう。
※現地の治安は状況により随時変動する場合があるため、渡航の際には必ず最新情報をご確認ください。