航空券の相場
福島から大阪までの往復航空運賃の相場は18,710円です。GW、大型連休や旧盆などの連休は、旅行や帰省により利用者が増えるため価格が高騰します。正月後の1月と2月は航空券の価格が最も下がる時期です。3月からGW前にかけて、さらに6月、10月から11月にかけても比較的買い求めやすい時期になります。そして秋の終わりから正月にかけて航空運賃は上昇傾向に転じるという認識でいいでしょう。他の路線に比べると、価格が比較的安定している路線ではありますが、それでも時期によっては1万円以上の変動が起きます。福島空港にはLCCが就航していませんので、もし、高騰している時期に利用したい場合は、早期購入割引を活用するといいでしょう。
福島から大阪間の航空券・新幹線・バスとの料金を比較
- 飛行機（伊丹着）：料金は23,160円、所要時間は1時間15分ほど
- 新幹線（福島駅‐新大阪駅）：料金は20,030円（自由席）、所要時間は4時間17分ほど
- 高速バス（福島駅‐ヨドバシ梅田タワーバスターミナル）：料金は10,120円～、所要時間は11時間25分ほど。
※航空券料金は弊社のデータにより算出したものです。
※高速バス、新幹線は直行の片道料金で算出しています。
福島から大阪まで運航している航空会社＆LCC
福島空港（FKS）‐伊丹空港（ITM）間運航している航空会社＆LCC
福島空港（FKS）‐伊丹空港（ITM）間で運航している航空会社は、全日空（ANA）とアイベックスエアラインズ の2社で、LCCは就航していません。全日空（ANA）は一部の便でプレミアムクラスと普通席の2クラス仕様を導入。プレミアムクラスではミールサービスが提供されており、有名料理店とのコラボレーションメニューを楽しむことができます。また、Wi-Fi設備も完備されており、事前に公式アプリ「ANA」をダウンロードしておくことで、無料で使用可能です。アイベックスエアラインズは座席クラスが1種類ですが、全席革張りのシートにすることで、快適な空の旅を実現しています。機体前方の座席と非常口付近の座席は、ほかの座席に比べて足元が広い作りになっています。また、第14列の4席と最後尾の2席はリクライニングができない作りになっているので、座席選択の際には注意が必要です。食事は提供されませんが、数種類のドリンクとスープが無料で提供されています。なお、Wi-Fiは使用できませんが、お手持ちのスマートフォンやタブレットにて機内エンターテインメントの視聴が可能です。また、全便がANAとの共同運航（コードシェア）便となっているため、アイベックスエアラインズの運航便はANA便名でも予約することができます。さらに、ANAの自動チェックイン機も利用できるようになっているので、搭乗手続きをスムーズに行うことが可能です。
福島空港（FKS）‐関西空港（KIX）間運航している航空会社＆LCC
かつては日本航空（JAL）の直行便が運行していましたが、2009年に廃止されて以降、福島空港（FKS）‐関西空港（KIX）間を運航している航空会社はありません。
福島から大阪までの一番人気路線
福島空港⇒伊丹空港の17時25分発の全日空・NH3182が一番人気です。ビジネス・旅行いずれも一定の需要があります。
福島から大阪までの一番安い路線
福島空港⇒伊丹空港の12時40分発の全日空NH3180便は23,160円～で一番安い価格となっています。
福島から大阪までの一番早い便
福島空港⇒伊丹空港の8時5分発、9時20分着の全日空NH1696便が始発便となります。
福島から大阪までの一番遅い便
福島空港⇒伊丹空港の18時発、19時15分着の全日空NH1698便が最終便となります。
※これらのデータは弊社のデータより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。
東京‐福岡の空港情報
福島空港（FKS）
福島空港は石川郡玉川村と須賀川市にまたがる形で建てられた地方空港です。県庁所在地である福島からは約75km南に位置していますが、郡山からは近く、アクセスは良好。また、2300台分の無料駐車場が用意されているので、自家用車をお持ちの場合は、利用するといいでしょう。3Fの屋上には屋根付きの送迎・見学者デッキが設置されており、天候にかかわらず飛行機の離着陸を眺めることができます。
福島空港では、ターミナルのほぼ全域で無料のWi-Fi接続が利用可能なほか、docomoWi-FiやUQ Wi-Fiといった会員向けのインターネット接続サービスも提供されています。また、施設内には福島の名産品を扱うお土産屋や、飲食店などもあり、不自由なく待ち時間を過ごすことができます。そのほか、ATMや宅配便、郵便ポスト、コインロッカーなどの設備も整っているので、安心して旅に出ることができるでしょう。毎年5月には春の福島空港まつりが、また、毎年9月には空の日フェスティバルが開催され、施設の見学ツアーや航空機の展示などを楽しむことができます。
伊丹空港（ITM）
伊丹空港（正式名称：大阪国際空港）は、大阪府と兵庫県にまたがる形で建てられた空港です。もともとは、その正式名称どおり、国際空港でしたが、1994年9月4日の関西国際空港開港に合わせ、同年の9月3日に国際線の運航を終了しています。モノレールが乗り入れているため、関西中心都市へのアクセスも抜群です。
もともと国際空港だっただけあり、施設が非常に充実していて、お土産屋や飲食店はもちろん、貸し会議室なども用意されています。ターミナル全域で無料のWi-Fi接続サービスが提供されていて、2Fの出発・到着フロアには携帯電話無料充電コーナーも設置されています。中央ブロック3Fにあるカードラウンジと併せて、ビジネスマンにとっては欠かせないサービスです。
国際線が乗り入れていた頃に写真撮影ポイントとなっていた滑走路脇には、国土交通省によって設置された伊丹スカイパークがあります。エアボーンの瞬間などを至近距離で楽しむことができ、家族連れの憩いの場となっています。さらに、4Fの展望デッキからは、忙しく離着陸する飛行機や周囲の風景を一望することが可能です。
関西空港（KIX）
関西空港（正式名称：関西国際空港）は大阪市にある通称「関空島（かんくうじま、かんくうとう）」に開発された空港。西日本における海外の玄関口ともいえる完全24時間空港です。日本で唯一、4000m級複数滑走路が整備されている海上空港として知られています。第1ターミナルと第2ターミナルに分かれており、前者は国際線およびLCC以外の国内線、後者はLCCが発着しています。このように、利用する航空会社でターミナルが違うので、間違ったターミナルに行ってしまわないように注意が必要です。なお、第1ターミナルと第2ターミナル間には無料の連絡バスが運行しており、所要時間7～9分で移動することが可能です。
ターミナルの全域で無料のWi-Fi接続が提供されているほか、電源コンセントやPCデスクもゲート内外に多数設置されています。第1ターミナル4F中央にあるビジネスセンターとともに、ビジネスマンにとって便利なサービスです。また、国際空港らしく、施設も非常に充実していて、各航空会社のラウンジ、銀行、クリニックなど、考え得る限りの施設は揃っているといっていいでしょう。
空港駅の西側に位置するエアロプラザにはホテルやレストランなどが入っており、さまざまなニーズに対応が可能です。また、目玉の一つが展望ホール・スカイビューで、航空機を大パノラマで眺めることができるだけではなく、空港や飛行機について学べるミュージアムや機内食を味わうことのできるレストラン、航空グッズを取り扱うお店なども用意されています。
空港⇔市内中心部のアクセス案内
市内中心部⇒福島空港（FKS）
福島市内中心部から福島空港へアクセスするには、郡山までJR東北本線の普通列車（860円）、もしくは東北新幹線（やまびこ・つばさ自由席・1740円）を利用し、そこからリムジンバスに乗車します。郡山駅からのリムジンバス料金は1,120円。所要時間は普通列車利用で2時間20分ほど。新幹線利用の場合は1時間20分ほどです。リムジンバスは会津若松駅（郡山駅乗り継ぎ）、いわき駅（郡山駅乗り継ぎ）からも利用可能です。
なお、タクシー利用の場合は、福島市中心部までの距離約70km、所要約1時間38分で、料金は23,650円ほどとなっています。
伊丹空港（ITM）⇒市内中心部
伊丹空港は、大阪モノレール線の伊丹空港駅がターミナルビルと直結しています。そのため、伊丹空港から市内中心部へアクセスするなら、モノレールと電車の利用が便利です。大阪市の中心部にある大阪梅田駅までの所要時間は22分ほどで、運賃は430円です。また、伊丹空港からは大阪の主要地域に向けてリムジンバスも運行していて、大阪駅前（梅田駅）までは所要時間30分ほど、運賃は650円です。
なんば駅前/JR難波駅（OCAT）・あべの橋（天王寺駅）・新大阪駅などに直行するバスもあります。また、空港ターミナル内にはレンタカー会社のカウンターもあるので、車での移動を予定している方は、こちらを利用してもいいでしょう。
なお、梅田駅までのタクシー料金は5,640円ほどで、所要時間は38分ほどとなっています。
関西空港（KIX）⇒市内中心部
関西国際空港は、南海空港線および関西空港線の関西空港駅が空港内のターミナルビルおよびエアロプラザと直結しています。そのため、電車での移動が非常に便利な空港です。大阪の中心部には1時間程度でアクセスすることができますが、南海電鉄の難波駅までは直通で45分ほど、運賃は930円です。
また、関西空港にもリムジンバスが運行しており、大阪駅前・近鉄上本町 （心斎橋）などに50分～60分ほどでアクセスが可能です。運賃は1,600円となっています。
エアロプラザにはレンタカーのカウンターも用意されているので、車での観光等を予定している方は利用を検討するといいでしょう。エアロプラザへは、第1ターミナルから2Fの連絡通路を通って徒歩3分程度。第2ターミナルからは、無料シャトルバスを利用して7分程度で行くことができます。
なお、タクシー料金は、梅田駅まで所要時間1時間46分ほど、料金は15,850円ほどになります。
※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。
また、重要な事項につきましては必ず事前に関係機関にてご確認するようお願い申し上げます。
