イギリスの治安は安定しており、旅行者にとって比較的安全です。一般的な観光地や主要都市では警察の存在や監視カメラの設置など、治安維持に積極的な取り組みが行われています。ただし、ロンドンなど観光客が集中する場所では注意してください。
この記事では、イギリスの治安に関する情報をわかりやすく解説します。
【イギリスでトラブルに遭遇した時の連絡先】
大使館 | 住所 | 電話 |
在イギリス日本国大使館 | 101-104 Piccadilly London W1J 7JT U.K. | 020 7465 6500 |
在エディンバラ日本国大使館 | 2 Melville Crescent、 Edinburgh、 EH3 7HW、 U.K. | 0131 225 4777 |
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最新!イギリスの治安・安全に関する情報
2024年10月現在、イギリスへの渡航を制限されるような事態は発生していません。念のためイギリスに渡航する際は、外務省の海外安全ホームページを必ずチェックすることをおすすめします。
1.ロンドン・ウェストミンスター地区
ビッグベンや国会議事堂、バッキンガム宮殿などがある観光の中心地。警察の監視体制が充実しており、主要観光スポット周辺の治安は安全です。ただし、観光客が多いため、スリやひったくりには注意してください。
とくに地下鉄や混雑したショッピングエリアでは、所持品の管理を徹底することが重要です。夜間は人通りが少なくなる場所もあるため、深夜の一人歩きは避けることをお勧めします。
2.エディンバラ
スコットランドの首都で、エディンバラ城を中心とした世界遺産の街並み。観光地としては英国内で安全な都市のひとつとされています。地域コミュニティの結びつきが強く、犯罪発生率も比較的低めです。
日中の観光スポットは安全で、観光客への犯罪も少ないです。ただし、夏のエディンバラ・フェスティバル期間中は街が非常に混雑するため、スリなどには警戒が必要です。夜間のグラスマーケットやローヤルマイルも観光客で賑わっており、比較的安全に過ごせます。
3.ストラトフォード・アポン・エイボン
シェイクスピアの生誕地として有名な歴史的な町。小規模な観光地のため、大都市と比べて犯罪発生率が低く、非常に安全な観光地として知られています。地元住民も観光客に友好的で、落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめます。
シェイクスピアの生家やアン・ハサウェイのコテージなど、主要な観光スポットは警備が行き届いています。ただし、観光シーズンのピーク時は混雑するため、貴重品の管理には注意が必要です。夜間も比較的安全ですが、人通りの少ない路地は避けることをお勧めします。
イギリスの治安が良い3つの理由
1.効果的な警察システム
イギリスは世界で防犯カメラの設置密度が高い国として知られています。とくに、ロンドンでは高性能な監視カメラ(CCTV)が街中に設置されており、犯罪の抑止力となっています。
警察組織も地域密着型の「コミュニティ・ポリシング」を採用しており、地域住民との信頼関係を重視しています。各地域には担当の警察官が配置され、定期的なパトロールや住民との対話を通じて、犯罪の予防と早期発見に努めています。
2.厳格な銃規制と法制度
イギリスは世界で最も厳しい銃規制を持つ国です。一般市民の銃所持が厳しく制限されており、これにより銃器を使用した重大犯罪の発生率が非常に低く抑えられています。犯罪に対する法的処罰も適切に機能しており、特に暴力犯罪に対しては厳格な姿勢で臨んでいます。
犯罪防止のための法整備も進んでおり、ヘイトクライムや家庭内暴力などに対する新しい法律も次々と制定されています。
3.充実した社会保障制度
充実した社会保障制度により、極度の貧困や社会的排除が比較的少ない社会が実現しています。失業手当や住宅補助などのセーフティネットが整備されており、これが犯罪の予防に貢献しています。
教育システムでは早期から市民性教育や道徳教育が重視されており、法令遵守の意識が社会全体に根付いています。これらの取り組みが、長期的な治安の安定性につながっています。
イギリスで警戒すべき3つの治安トラブル
イギリスで日本人旅行者が巻き込まれやすい、3つの犯罪を知っておきましょう。
1.置き引き・スリ
観光客の多いロンドンの地下鉄やバス内、観光スポット周辺で頻発しています。日本人旅行者は周囲への警戒心が比較的低く、カメラやスマートフォンを外に見えるように持っていることが多いため、狙われやすい傾向にあります。
レストランやカフェでバッグを椅子の背もたれに掛けたり、床に置いたりする習慣が災いとなることも。犯罪者は通常2〜3人のグループで行動し、1人が注意を引きつけている間に、別の人物が貴重品を抜き取るといった手口が一般的です。
2.ニセ警官による詐欺
偽の警官が「このエリアで偽札や盗難が多発している」などと声をかけ、財布やパスポートの確認を求めてくる手口です。日本人旅行者は警察官に対する信頼が厚く、要求に応じやすい傾向があるため、標的にされやすくなっています。
犯人は本物そっくりの警察手帳を見せたり、正式な制服に似た服装をしていたりするため、見分けるのが困難です。チェックを装って財布の中身を確認し、後で気づくと現金がなくなっているというケースや、「確認のため」と言って財布ごと持ち去るケースもあります。
3.ぼったくりタクシー
正規のタクシーを装った白タクや、遠回りをして料金を水増しする悪質なタクシードライバーによる被害です。日本人旅行者は英語でのコミュニケーションに不安がある場合が多く、料金交渉や経路の確認が十分にできないことが被害につながっています。
ヒースロー空港や主要駅周辺で、疲れている旅行者を狙って「特別料金で市内まで運ぶ」などと声をかけてくるケースが報告されています。
イギリスで警戒すべき治安が不安定な地域
イギリスで以下の地域は、他の場所と比較して盗難や詐欺の発生率が高くなる傾向があります。観光中は常に周囲の人に敏感になり、安全を優先させましょう。
1.ロンドン・ペッカム地区
ロンドン南部に位置するこの地域は、夜間の治安の悪さが指摘されています。若者ギャングによる暴力事件や麻薬関連の犯罪が他の地域より多く報告されています。特に週末の夜間は、酔っ払いによるトラブルも頻発します。
近年、再開発により状況は改善傾向にありますが、依然として注意が必要です。観光客向けの見どころも少ないため、わざわざ訪れる必要性は低い地域です。地下鉄やバスを利用する際も、深夜の乗り換えはできるだけ避けることをお勧めします。
2.マンチェスター・チートウッド地区
マンチェスター北部に位置するこの地域は失業率が高く、社会経済的な課題を抱えています。路上強盗や車上荒らし、住居侵入などの犯罪が比較的多く報告されており、特に夜間の一人歩きは危険です。
地域内には民族間の緊張関係も存在し、時折小規模な衝突も発生しています。観光客が巻き込まれるケースは少ないものの、不用意に立ち入ることは避けるべきでしょう。この地域を通過する必要がある場合は、タクシーの利用をお勧めします。
3.バーミンガム・ハンズワース地区
イギリス第二の都市バーミンガムの郊外に位置するこの地域は、過去に暴動が発生した歴史もあり、現在も社会的な緊張が残っています。特に夜間は若者グループによる反社会的行為や、窃盗事件が他地域より多く報告されています。観光スポットからは離れているため、一般の旅行者が訪れる機会は少ないですが、誤って立ち入らないよう注意が必要です。
公共交通機関の利用も、日中の時間帯に限定することをお勧めします。高価な所持品は目立たないように携行し、必要以上に周囲の注目を集めないよう心がけましょう。
治安のよいイギリスで守りたい防犯対策3つ
イギリスで安全に旅行するための防犯対策を3つ紹介します。
1.貴重品の管理を徹底する
イギリスでスリや置き引きに遭わないためには、自分の荷物に常に注意を払うことが重要です。財布やパスポート、カメラなどの貴重品は混雑した場所では特に注意し、なるべく身体に近いところに保管しましょう。
無用な現金やカードはホテルのセーフティボックスに預けるなど、必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。
2.夜間に出歩かない
全体的にイギリスの治安は良いですが、深夜に一人で歩くことは避けるべきです。特に人通りが少ない場所や裏通りは避けて、明るくて人の多い道を選ぶようにしましょう。
3.旅行保険に加入する
何か問題が起こった時に備え、旅行前に旅行保険に加入することをおすすめします。病気や怪我、盗難など、不測の事態に備えて保険に加入しておくと、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。
治安のよいイギリスで知っておきたい連絡先
イギリスでトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、イギリス旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。
在イギリス日本国大使館
住所:101-104 Piccadilly London W1J 7JT U.K.
電話:020 7465 6500
営業時間:月~金 9:30~18:00
在エディンバラ日本国大使館
住所: 2 Melville Crescent、 Edinburgh、 EH3 7HW、 U.K.
電話: 0131 225 4777
営業時間: 月~金 9:30~12:30、14:00~17:30
イギリスの基本情報
項目 | 内容 |
国名 | グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland) |
首都 | ロンドン |
面積 | 約24.3㎢(日本の約3分の2) |
人口 | 約6,760万人(2022年英国統計局推計値) |
民族 | アングロサクソン系、ケルト系など |
言語 | 英語(公用語)、ウェールズ語、スコットランド語、ゲール語など |
宗教 | 英国国教会など(多様な宗教が共存) |
政体 | 立憲君主制 |
元首 | チャールズ三世国王 |
通貨 | ポンド (£) |
時差 | 日本時間より8時間遅れ |
気候 | 温帯海洋性気候(比較的温暖だが、雨が多い) |
ビザ | 日本国籍者は観光目的で最大6ヶ月までビザなしで滞在可能 |
イギリスの治安に関するよくある質問
-
イギリスで夜遅くの外出は安全ですか?
イギリスは一般的に治安が良いとされていますが、夜遅い時間帯は人通りが少なくなる場所もあるため注意が必要です。自分がよく知らないエリアを歩く時や人通りの少ない場所は避けましょう。
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イギリスでのスリは多いですか?
イギリスでは、観光地や混雑した公共の場ではスリに注意です。貴重品は身につけていつでも確認できるようにし、混雑する場所ではバッグを前に持つなどの対策を取りましょう。
-
イギリスのタクシーは安全ですか?
基本的には安全で、運転手も親切な方が多いです。ただし、料金の明確な表示がない車や無許可の乗り合いタクシーには乗らないようにしましょう。
-
イギリスのATMは安全に利用できますか?
安全に利用できます。しかし不審な人物を感じた場合や、ATMが破損しているように見える場合は使用を避けて、他のATMを探しましょう。また、暗証番号を入力する際には他人に見られないよう注意してください。
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