タイの1バーツはいくら？わかりやすい換算方法や両替所を解説

タイ旅行の計画中、「1バーツって、日本円でいくら？」と疑問に思いませんか？現地の物価感覚を掴んだりお得にショッピングしたりするためには、バーツの価値を知っておくことが大切です。この記事では、現在のレートを参考に「1バーツは何円か」の計算方法、そして手数料で損しないための両替所を解説します。ぜひ、最後までご覧ください！

タイバーツと日本円の早見表

（2025年4月）

1バーツは日本円でいくら？よくわかる数え方

ここでは、バーツから日本円へのわかりやすい計算方法を解説していきます。換算方法がわかれば、両替所のレートが適正かどうか役立ちます。お得に旅行するためにも、把握しておきましょう。

1.バーツから円

バーツから日本円へ換算するには「4で掛ける」数え方がおすすめです。たとえば、1,000バーツの場合は「4」を掛けて約4,000円と見立てると、大体の値段が推測できます。5,000バーツの場合は約20,000円、10,000バーツならば約40,000円といった風に、換算できるでしょう。

2.円からバーツ

日本円からバーツへ換算する場合、「4で割る」計算をしましょう。1,000円であれば、「4」で割って約2500バーツという具合です。実際の金額は為替レートで常に変動しているため、正確な金額を知りたい場合はレートを確認することをおすすめします。

タイバーツの種類｜紙幣

タイバーツの通貨には、国王の肖像画が描かれているのが特徴です。2018年に発行された新紙幣の表面には、すべて現国王のラーマ10世が描かれています。

20バーツ

もっとも低い額面の紙幣で、緑色が特徴です。裏面にはチャクリー王朝を開いた　ラーマ1世と、文学家で有名なラーマ2世の肖像が描かれています。

50バーツ

50バーツ紙幣は、青色をベースにしています。裏面には、50以上の寺院を建立・修繕したラーマ3世と、タイ近代化の基礎を築いたラーマ4世の肖像が描かれています。

100バーツ

100バーツ紙幣は赤色が特徴です。裏面にはチャクリー改革をおこなったラーマ5世、タイの発展に大いに貢献したラーマ6世の肖像が描かれています。

500バーツ

500バーツ紙幣は紫色がベースです。裏面には国家財政の再建に尽力したラーマ7世と、謎の変死を遂げたラーマ8世の肖像が描かれています。

1,000バーツ 

​​1,000バーツ紙幣は、茶色がかったグレーを基調としています。タイの紙幣の中で最高額面です。裏面には国民の信頼と尊敬を集めたラーマ9世と、現国王のラーマ10世の肖像が描かれています。

タイバーツの種類｜硬貨

現在流通している硬貨は、新旧あわせて2種類です。2018年に発行された新硬貨は表面にラーマ10世の肖像画、裏面は同国王のモノグラムが描かれています。ここでは、旧硬貨のデザインを説明していきます。

1バーツ

銀色の硬貨です。ラーマ1世が当時の建築技術を最大限に利用して建設した、ワット・プラケーオ（エメラルド寺院）がデザインされています。

2バーツ

2バーツ硬貨は金色です。裏面にはアユタヤ時代以前の歴史ある古い寺院、ワット・サケットラーチャーウォラーマハーウィハーン仏教寺院が描かれています

5バーツ

5バーツ硬貨は銀色です。西洋技術による建築がされた大理石寺院こと、ワット・ベンチャマボピットが描かれています。

10バーツ

10バーツ硬貨はバイメタル（二種類の金属を組み合わせたもの）で作られており、中心部が銅色、外側が銀色です。裏面には三島由紀夫が書いた小説の舞台にもなった、ワット・アルンが描かれています。

その他

タイでは、端数通貨としてサタンが使われています。25サタンと50サタンの2種類があり、1バーツは100サタン相当です。主に少額の支払いや、バスなどの公共交通機関で使用されます。

タイの物価は日本と比較して高い？安い？

一般的に、タイの物価は日本よりも安いとされています。しかし、近年ではタイの物価も上昇傾向にあり、食事やサービスにかかる費用も上がっています。ここでは、タイでの物価を表にまとめました。予想外の出費を発生させないためにも、確かめておきましょう。（単位：日本円）

※実際の料金は店によって異なります

※2025年4月現在

タイのバーツを両替できる5つの場所

タイにはさまざまな場所に両替所がありますが、どこで換金しても同じというわけではありません。タイ旅行中に慌てないためにも、両替所の特徴を覚えておきましょう。

1.空港の両替所

空港内の両替所は早朝深夜に到着した、緊急でお金が必要な人におすすめです。24時間営業している店舗が多く、時間帯を問わず現地通貨に両替できるため便利です。レートは比較的高く、空港によっては店舗が複数あるため、レートを比較して両替するお店を選ぶと良いでしょう。

2.市内の両替所

市内の両替所は、良いレートで取引できる傾向にあるため、よりお得に両替したい人向けです。。注意点として、偽造紙幣やわざとお金を少なく渡してくるなど、両替時にトラブルに遭うリスクがあるため、市内の両替所は慎重に選びましょう。

3.銀行

セキュリティが整った安全な環境で両替したい人は、銀行を利用しましょう。安全対策がされているため、両替時のトラブルに巻き込まれず、レートも安定していることから、換金した際に損をしにくいです。。両替の際はパスポートが必要です。営業時間は平日の9時から15時までが多く、混雑時には長い待ち時間が発生するため、時間に余裕を持って両替しましょう。

4.ホテル

ホテルの両替所は、夜間に両替が必要になった場合おすすめです。24時間対応してくれるため、両替所や銀行が閉まっている時間帯に役立ちます。両替はあくまでサービスの一部のため、レートは良くない点に注意しましょう。。

5.ATM

現地のATMでの両替は、大金を持ち歩きたくない人におすすめです。クレジットカードを使うことで24時間、必要な金額のみキャッシングできるからです。。レートも銀行や両替所よりも高い場合もあり、設置されている数も多いため、気軽に利用できます。昼夜問わずいつでも利用可能なことから、緊急時や、銀行や両替所が閉まっている場合にも便利です。。事前に日本で、海外ATM利用の申し込みが必要なため、忘れずに手続きをしましょう。。

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タイバーツでよくある質問

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