フィリピンの5月の気温は？日本との違いや最適な服装を解説

フィリピンの5月の気温は乾季から雨季へと変わり始める時期です。気温は30度以上に上がり夜間でも25度を下回ることが少ないので、熱帯の温暖さを堪能できます。この時期のフィリピンは日差しが強く、夏の楽しみを存分に味わえるでしょう。この記事では、フィリピン旅行の5月の気温や服装についてわかりやすく解説します。

【フィリピンの5月の気温】

平均気温と降水量はあくまでも目安で、実際は大きく異なる場合があります。気象条件は年によって異なるため、実際に旅行する前に最新の天気情報を確認することをおすすめします。

フィリピン・マニラの5月の気温や最適な服装

マニラの5月の平均最高気温は約34〜35度、最低気温は約25度となります。この時期は雨季へと移り変わりつつありますが、まだまだ日差しは強いので暑く感じるでしょう。おすすめの服装は、薄手で通気性の良い服です。綿や麻などの自然素材のシャツやTシャツ、そしてショートパンツやスカートなどが適しています。帽子や日傘を利用して直射日光を避けてください。

急な雨対策として折り畳み傘を持つか、雨が降り始めるとすぐに手に入る場所にいることを計画すると良いでしょう。快適な旅行を楽しむためにも、身体に負担をかけない服装選びを心がけてください。

フィリピン・セブの5月の気温や最適な服装

セブの5月は乾季の最後で、平均最高気温は約33度で最低気温は約26度になります。日中は本当に暑くて湿度も上がりますが、海風が吹くので少し涼しく感じる日もあります。セブの暑さに自信がない方は、通気性の良いナチュラル素材の服装がおすすめです。例えば麻素材のブラウスやＴシャツ、綿のカットソーなど。下はショートパンツやスカートが最適。これだけでも、涼しげなスタイルが完成します。

アクセサリーは軽めのものがおすすめです。シンプルなピアスや細いチェーンのネックレスなどがいいでしょう。

フィリピン・パラワンの5月の気温や最適な服装

フィリピン・パラワンの5月は平均最高気温で約31度、最低気温は約24度となります。日中はかなり暑くなる一方、夜間は少し涼しくなります。この時期は乾季と雨季の移行期ですが、突然の雨が降ることもあるため注意が必要です。パラワンの5月は薄手で通気性の良い服が適しています。綿や麻のような自然素材のシャツやTシャツ、そしてショートパンツやスカートが良いでしょう。足元はサンダルやスニーカーなど、通気性の良い靴がおすすめ。

一方、夜間や屋内ではエアコンが効いていることもあるので、薄いカーディガンや長袖のシャツを一枚持っていくと安心です。突然の雨対策として折りたたみ傘やレインコートも持参しましょう。

フィリピン・ボラカイの5月の気温や最適な服装

フィリピン・ボラカイの5月は、暑さがピークに達する季節です。平均的な最高気温は約32度、最低気温は約25度となり湿度も比較的高いです。この時期は乾季から雨季へと移り変わる時期ですが、たまに雨が降ることもあります。ボラカイの暑い日差しを避けるため、薄手で通気性の良い素材を選ぶことをおすすめします。とくに日中のアクティビティはTシャツやタンクトップ、ショートパンツや薄手のスカートが最適。

海辺のリゾート地であるボラカイでは、ビーチサンダルやウォーターシューズなど、水に濡れても大丈夫な靴が便利です。水着はもちろん、水着の上にさっと羽織れるカバーアップも持って行くと良いでしょう。日差し対策として、帽子、サングラス、日焼け止めクリームも必須アイテムです。

フィリピン・アンヘレスの5月の気温や最適な服装

アンヘレスの5月は一年でもっとも暑い時期のひとつです。最高気温は約34度、最低気温は約24度となります。乾季と雨季の間の移行期で晴れた日が続く一方、突然の雨が降ることもあります。そんなアンヘレスでは、綿や麻のような自然素材の薄手で通気性の良い服が最適です。具体的には、半袖のシャツやTシャツ、ショートパンツや薄手のスカートを選びましょう。足元は、通気性と快適さを重視したサンダルやスニーカーがおすすめです。

屋内ではエアコンが効いていることが多いので、肌寒く感じることもあります。そこで、薄手のカーディガンや長袖シャツを一枚持っていくと便利です。そして、急な雨に備えて折り畳み傘を持っていくと良いでしょう。

5月に行きたいフィリピンのイベント3つ

1.パハリヤス祭り

この祭りは5月15日にルカン州ルセナ市で行われます。"パヒヤス"は"装飾"や"飾り付け"を意味し、各家庭が自分たちの家を新鮮な野菜や果物、穀物、菓子で飾り付け、豊かな収穫を祝う祭りです。その見事なデコレーションで知られるこの祭りは、観光客にとって見逃せないイベントです。

2.フローレス・デ・マヨ

フローレス・デ・マヨとは"5月の花"を意味し、全国各地で開催されるカトリックの祭りです。毎日、子供たちは教会へ花を捧げに行きます。これは美しい衣装を着た女性たちが街をパレードするもので、美しく華やかなイベントです。

3.カアログ祭り

通常は2月から3月にかけて開催されますが、5月に延期されることもあります。地元の先住民族である7つのルマン族の文化と伝統を祝うこの祭りは、ダンス、音楽、伝統的なスポーツを楽しむことができます。

5月にフィリピンへ行くときの注意点【気温や観光】

1.日焼け対策を徹底する

フィリピンの5月は非常に暑く、日差しが強いです。そのため、しっかりとした日焼け対策が必要です。日焼け止めクリームはもちろん、帽子やサングラスも忘れずに持って行きましょう。直射日光を避けるために、日陰を歩くか屋外活動は早朝や夕方にすると良いですよ。

2.適切な服装を選ぶ

暑さ対策のために、薄手で通気性の良い服装が最適です。綿や麻のような自然素材の服を選ぶと、汗をかいてもすぐに乾きます。また、屋内や夜間はエアコンで冷えることがあるので、一枚上に羽織れるようなカーディガンや薄手のジャケットも持って行くと便利です。

3.体調管理に注意する

熱中症にならないよう、水分補給をこまめにすることが大切です。無理に活動を詰め込まずに、体調を見ながら予定を調整しましょう。また、新しい環境や食事によって体調を崩すことがあるので、常にハンドサニタイザーや薬を持ち歩くと安心です。

フィリピン旅行の費用に関しては、こちらの記事が参考になります。ぜひ、ご覧ください。

➡フィリピン旅行に必要な費用はいくら？安い時期やベストシーズンを解説