
中国旅行を計画しているけど、中国での支払い事情や現金が必要かどうか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、最新の中国の支払い事情から、キャッシュレス決済で使えるアプリなど、中国旅行での支払いをスムーズにする役立つ情報をまとめました。ぜひ最後までご覧ください。
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中国の支払い事情は年々変化している

中国では支払いのキャッシュレス化が顕著です。国民の8割以上はキャッシュレス決済を利用していると言われており、2025年6月時点では世界トップクラスを誇ります。そのため中国では、レストランやカフェ、交通機関などはもちろん、小さな個人商店での支払いまで、現金よりモバイル決済が主流と言えるでしょう。
中国での主な支払い方法は3つ

1.アプリでのQRコード決済
中国ではAlipay(アリペイ)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ)が主流の支払い方法で、ほぼすべての店舗や交通機関で利用できます。 日本人旅行者でもアプリをダウンロードし、中国の銀行口座なしで登録可能。 日本のクレジットカードやデビットカードを紐づけることで現地で利用できます。
コンビニ・レストラン・観光地・タクシー・スーパーなど、さまざまな場所で支払いができるので、旅行にはアプリ一択と言っても過言ではないでしょう。
2.クレジットカード
クレジットカードはホテル・空港・高級レストラン・ショッピングモールなどで利用できますが、ローカルの食堂や市場など、個人商店では使えないことが多いです。
また、対象となるクレジットカードは中国国内の銀聯カードが主流で、お手持ちのクレジットカードが支払いに対応していないなんてことも多々あります。VISAやMastercardは比較的対応店舗が多いですが、JCBやAMEXは外資系企業の一部の大型店のみです。
ATMでのキャッシングも可能ですが、中国のATMでは海外カード対応機が制限されるため、利用前に確認しましょう。
3.現金
都市部では電子決済が主流ですが、地方の市場・屋台・小規模店舗ではまだ現金が必要な場合もあります。 両替は日本の空港や銀行で事前にするか、中国の空港・銀行・両替所を利用するのがおすすめです。50元札や100元札よりも、細かい小額紙幣を持っているとスムーズに支払いできるのでおすすめです。
中国旅行でおすすめの支払い方法はQR決済

中国旅行、特に北京・上海・広州・深センなどの大都市では電子決済が基本となるので、事前に準備しておくのがおすすめです。
電子決済に不慣れな人は、クレジットカードとの併用が安心。ただし、使えるカードが限られているため、比較的対象店舗が多いVISAやMastercardを持っていくと良いでしょう。地方に行く場合は現金が主流も場所もあるので、ある程度の現金を持っておくとスムーズです。
中国旅行でのQRコード決済とその使い方

主流はAlipayとWeChat Payの2つ
中国でのキャッシュレス決済はAlipayとWeChat Payの2つが主流です。Alipayは中国版Amazonと言われるアリババグループによるキャッシュレス決済サービスで、約10億人以上のユーザーがいると言われています。
一方WeChat Payは日本で言うLINEで、中国シェアNo1のメッセージアプリが提供するキャッシュレス決済です。中国を中心に8億人以上のユーザーが利用しています。
どちらも日本の電話番号でも利用することができるので、使いやすい方を選ぶのが良いでしょう。
Alipayの使い方
<登録方法>
- アプリをスマートフォンにインストール
- アカウントを作成
- クレジットカードを登録(Visa、マスターカード、JCBが利用可能)
- 個人情報の登録(日本の電話番号認証、パスポート情報など)
<使い方>
- 支払い時にQRコードを店員に見せる。
- QRコードをスキャンしてもらう。
- スマートフォンに支払いの承認通知が来るので承認する。
- 支払い完了
<注意点>
注文からアプリ上でQRコードを読み取る必要がある場合、稀に中国現地の電話番号のみ対応となることがあります。その際はレジで直接注文から支払いまでしてください。
アプリをダウンロードする
WeChat Payの使い方
<登録方法>
- Wechatアプリをスマートフォンにインストール
- アカウントを作成
- チャット画面右上の「+」を押し「マネー」を選択し、WeChat Pay有効化する
- クレジットカードを登録
- 個人情報の登録(日本の電話番号認証、パスポート情報)など
<使い方>
- WeChat Payを選択
- WeChatアプリ右上の「+」から「コードをスキャン」を選択
- 支払用のQRコードをスキャン
- 6桁の「支払いパスワード」を入力し、「同意」をタップ
- 支払い完了
<注意点>
Alipayと異なりWechatpayは独立したアプリではなく、Wechat内にあるアプリです。そのため、利用の際は有効化が必要となります。
アプリをダウンロードする
中国旅行でのシーン別支払い方法早見表

中国旅行ではどんな場所でどの支払い方法ができるのか、表にしてまとめました。表の内容は都市によっては異なる場合があるので、出来るだけ複数の支払い方法の選択肢を用意しておくと安心です。
QRコード決済 | クレジットカード | 現金 | |
飲食店・レストラン | ほぼ全店対応 | 高級店・チェーン店で対応 | 田舎の屋台・小規模店では必要な場合あり |
コンビニ・スーパー | ほぼ全店対応 | 大手スーパーは対応、コンビニは店舗による | 少額決済なら可能 |
交通機関 | 主要都市の地下鉄やタクシーで利用可能 | 一部の地下鉄やタクシーで対応 | バスは小銭が必要な場合もあり |
観光地のチケット | チケット売り場やオンラインで対応可能 | 大型観光施設は対応 | 一部のローカルな施設で必要 |
ホテル・宿泊施設 | 一部の宿泊施設で対応 | 大手ホテルは対応 | 小規模な宿泊施設では求められることも |
お土産購入 | ほぼ全店対応 | 大型ショッピングモールは対応 | 露店や市場では必要なことも |
中国旅行での支払い時のトラブルと対策

QRコード決済ができない
店舗によっては日本のクレジットカードを登録したキャッシュレスアプリが利用できない場合もあります。その場合、VPNやローミングデータ通信を活用するのもひとつの手ですが、用意が無い場合はクレジットカードや別の決済方法を試してみましょう。
クレジットカードが使えない
ホテルや空港、大型商業施設ではクレジットカードが使えるものの、ローカルな市場や小規模な店舗では対応していない場合も。クレカが使えない場合に備えて電子決済アプリを登録したり、少額の現金を準備しておいたりなど、いくつかの決済方法を用意しておくと安心です。
偽札に注意
中国では偽札が流通している可能性があり、特に高額紙幣を受け取った際は注意が必要。透かしや手触りを確認しましょう。銀行や正規の両替所で現金を用意するのが最も安全です。
ATMやクレカのスキミング被害に注意
ATMやクレジットカードのスキミング被害は、特に観光地や人気エリアで発生しやすいため注意が必要です。安全なATMは銀行内や空港の公式カウンターにあるものを利用し、路上や人気のない場所のATMは避けましょう。
クレジットカードの不正利用を防ぐため、利用後は明細を確認し、不審な取引があればすぐにカード会社へ連絡することが重要です。
中国旅行での支払いについてよくある質問

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中国ではクレジットカードだけで旅行できますか?
一部のホテルや高級レストラン、ショッピングモールでは使えますが、街中の飲食店やタクシー、ローカルショップでは使えないことが多いです。そのため、QRコード決済(Alipay・WeChat Pay)を併用するのがおすすめです。
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AlipayやWeChat Payは日本人でも使えますか?
日本のクレジットカードを登録して利用可能です。アプリをダウンロードしてパスポート情報を登録すれば使えます。
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現金はどれくらい持っていくべき?
基本的にキャッシュレスですが、少額の現金(500~1,000元程度)を持っておくと安心です。特にローカル市場、地方都市、小規模な店舗では現金が必要になる場合があります。
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屋台や市場での支払い方法は?
屋台でもQRコード決済が対応しています。現金払いが可能な場合もありますが、高額紙幣は嫌がられることがあるので、少額紙幣を用意しておくのがベター。
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中国旅行での支払いはQRコード決済がスムーズ

中国での支払いはQRコードが主流となっているため、渡航前にダウンロードして旅先で使えるように設定しておくのがおすすめ。QRコード決済なら、QRコードをスマートフォンに取り込むだけなので、慣れない言語の場所でも簡単に支払いができるのが大きなメリット。ただし、トラブルで利用できない場合に備えて、クレジットカードや現金など、複数の選択肢を準備しておくと安心です。
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