
中国・南京には魅力的な観光スポットがたくさんあります。この記事では最新情報を元に、初めての南京旅行で必ず行きたいおすすめの観光スポット17選をご紹介。南京を安心して楽しむための旅のヒントや注意点など、観光に役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。
南京の人気観光スポット17選一覧
- 夫子廟
- 明孝陵
- 南京城壁
- 中山陵
- 玄武湖
- 牛首山
- 南京博物院
- 南京総統府
- 鶏鳴寺
- 栖霞寺
- 大報恩寺遺跡公園
- 南京長江大橋
- 霊谷寺
- 閲江楼
- 六朝博物館
- 紫金山天文台
- 美齢宮
中国・南京の観光スポットの見どころ

南京は中国の中でも歴史と文化が色濃く残る都市で、数多くの見どころが点在しています。歴史を物語る壮大な城壁や由緒ある陵墓、伝統的な街並みは、悠久の時の流れを感じさせます。また、自然に囲まれた公園や湖では四季折々の風景が楽しめ、散策やピクニックが楽しめます。
さらに、博物館や記念館では中国の歴史や文化を深く学ぶことができ、知的な旅となることでしょう。にぎやかな商業エリアでは、地元のグルメやショッピングが満喫できます。歴史、自然、現代の魅力が調和する南京は、多様な楽しみ方ができる魅力あふれる観光スポットです。
南京の人気観光スポット17選
1.夫子廟

夫子廟は、宋の時代に建立された歴史あるスポットで、秦淮河の北岸に位置しています。境内に入ると目を引くのが、高さ6mを超える孔子の肖像画と、美しく彩られた石のモザイク壁画。孔子の生涯を感じられる見ごたえのある展示が並び、歴史好きにはたまらない空間です。さ
らに周辺は南京随一の歓楽街で、お土産店や飲食店が軒を連ね、散策しながら地元グルメを堪能できます。歴史とにぎわいが調和する、南京観光に欠かせないスポットです。
<基本情報>
住所:中華人民共和国 江蘇省 南京市 秦淮区 夫子廟
営業時間:24時間
料金:無料
2.明孝陵

明孝陵は、明代の皇帝・朱元璋と馬皇后が眠る壮大な陵墓で、中国の皇帝陵墓建築の先駆けとして知られています。墓域には緩やかに曲がりくねった神道が続き、両側には迫力ある石彫の動物像や武官・文官の像が並び、独特の風格を醸し出しています。秋にはイチョウやモミジが色づき、美しい景色が広がります。
周辺の梅花山や桜園は季節ごとに異なる花々が楽しめ、散策にもおすすめです。
<基本情報>
住所:No. 7 Shixiang Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:6:30 ~18:30(3月~10月)、6:30 ~18:00(11月~ 2月)
料金:約1,430円
3.南京城壁

南京城壁は、明代初期(1366〜1386年)に築かれた壮大な防御壁で、北東に10km、東西に約5.7kmもの長さを誇ります。そのユニークな形状は、中国の他の城壁とは一味違った魅力を放っています。かつては13の城門がありましたが、現在は一部のみが現存し、その中でも「中華門」は特に見応えがあります。
歴史の息吹を感じる石造りの壁は、南京の壮大な過去を物語る貴重なスポットです。散策しながら、その歴史を肌で感じてみてください。
<基本情報>
住所:Lanqi Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:8:00~ 20:30
料金:中華門 約1,020円
4.中山陵

中山陵は、中国近代の父と称される孫文の陵墓です。入り口にある門には、孫文自らが書いた「博愛」の2文字が金色に輝き、訪れる人々を迎えます。丘の中腹に位置する中山陵は、堂々とした建築物が南北に一直線に並び、荘厳な雰囲気を醸し出します。墓室は警鐘の形をしており、平和と覚醒の象徴としての意味が込められています。
<基本情報>
住所:Shixiang Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:8:00~17:00
料金:無料
5.玄武湖

玄武湖は、中山のふもとに広がる美しい湖で、かつては「桑泊」や「后湖」と呼ばれ、古くから皇室の庭園として愛されてきました。杭州の西湖、嘉興の南湖と並ぶ「江南三大湖」のひとつとして知られ、湖には5つの小島が浮かび、歴史ある名所や自然豊かなスポットが点在しています。
ボートに乗って水上から景色を楽しんだり、徒歩でゆったり散策したりと、四季折々の花々や湖と山が織りなす風景を満喫できます。
<基本情報>
住所:中華人民共和国 南京市 玄武区 玄武湖公園
営業時間:24時間
料金:無料
6.牛首山

牛首山は、山頂の2つの峰が雄牛の角に似ていることから名付けられた、歴史と自然が調和する美しい観光スポットです。特に「春の牛首」と称される景色は格別で、春には桃の花が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。
また、仏教の聖地として知られる「仏陀の冠宮」があり、釈迦の頭蓋骨の遺骨が安置され、厳かな空気が漂います。歴史的には牛頭禅宗発祥の地としても知られ、仏教の深い文化が根付く名所です。
<基本情報>
住所:中華人民共和国 Jiangsu Sheng, Nanjing Shi, Jiangning, 宁丹大道18号
営業時間:8:30~17:30
料金:約2,960円
7.南京博物院

南京博物館は、紫金山のふもとに位置する中国屈指の歴史ある博物館です。館内には、金糸の衣装や金の仏塔といった貴重な古代の文物が展示され、明代の美しい絵画や書道作品も鑑賞できます。さらに、館内には古き中国の街並みを再現したエリアがあり、まるで時代をさかのぼったかのような体験ができます。
歴史好きはもちろん、文化や芸術に興味のある方にもおすすめのスポットです。
<基本情報>
住所:No. 321, Zhongshan East Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:9:00~17:00
料金:無料
8.南京総統府

南京総統府は、歴史の舞台となった南京の象徴的な建物です。清の時代には官庁として使用され、1912年には孫文が臨時大総統として執務した歴史ある場所です。その後も南京国民政府の官邸として重要な役割を果たしました。建物は中国と西洋の建築様式が融合し、優雅で均整の取れたデザインが特徴です。広々とした庭園は散策するのにもおすすめです。
<基本情報>
住所:No. 292, Changjiang Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:8:30~18:00
料金:約815円
9.鶏鳴寺

鶏鳴寺は南京で最も古い仏教寺院のひとつで、静かな雰囲気と美しい景色が魅力です。春の清明節には、境内前の道が満開の桜で彩られ、見事な景観が広がります。夏には、薬師塔から玄武湖の蓮の花を眺めることができ、四季折々の自然が楽しめます。境内には本堂や観音塔などの歴史ある建築が点在し、参拝や願掛けもでき、穏やかなひとときを過ごせます。
<基本情報>
住所:No. 1, Jimingsi Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間:7:00~17:00
料金:約200円
10.栖霞寺

棲霞廟は棲霞山のふもとにある歴史ある寺院で、紅葉の名所としても知られています。南朝時代に建てられたこの寺院には、千仏岩や明正君碑などの見どころが点在。特に、秋の赤もみじまつりの時期には、紅葉とイチョウが境内を彩り、まるで絵画のような美しさです。
堂々とした仏塔や精緻な石碑の彫刻は、古代の職人技の粋を感じさせます。静寂に包まれた境内を歩けば、心が洗われるようなひとときを過ごせるでしょう。
<基本情報>
住所:No. 84, Qixia Street, Qixia District, Nanjing
営業時間:7:00~17:00
料金:約510円(紅葉シーズンの10~12月 約815円)
11.大報恩寺遺跡公園

大報恩寺遺跡公園は、南京の歴史と仏教文化を色濃く伝える名所です。かつて中国で2番目に建立された仏教寺院として、仏教の重要な拠点でした。明代には鄭和が主宰し、17年もの歳月をかけて「大報恩寺」が再建され、特に玻璃塔は「世界中古七大奇跡」のひとつとして称えられました。
近代になると「仏頂真骨」や「七宝阿育王塔」などの貴重な国宝が見つかり、2015年に公園として公開。歴史の深さと美しさに圧倒されるスポットです。
<基本情報>
住所:No. 1 Yuhua Road, Qinhuai District, Nanjing
営業時間:8:30~17:00
料金:約1,220円
12.南京長江大橋

南京長江大橋は、長江に架かる象徴的な橋で、活気あふれる南京の風景を楽しめる名所です。橋の上からは、川を行き交う船や車の往来を眺められ、足元を走る電車の音が旅情を誘います。特に夕暮れ時には、橋に並ぶ無数の街灯がきらめき、長江沿いをまるで真珠のネックレスのように彩ります。
<基本情報>
住所:Northwest of Nanjing, above the Yangtze River in the Shimonoseki and Pukou areas
営業時間:24時間
料金:無料
13.霊谷寺

霊谷寺は、美しい山林に囲まれ、静寂と安らぎの雰囲気が広がる観光スポットです。長い歴史を持つこの仏教寺院は、壮麗な建築と荘厳な仏像が訪れる人々を魅了します。境内には高くそびえる古木が立ち並び、落ち着いた時間を過ごせます。さらに、仏教文化展示館では、貴重な遺物や資料が展示され、仏教の深い歴史に触れることができます。
<基本情報>
住所:中国南京中山陵以东
営業時間: 6:30 ~18:30(3月~10月)、 6:30 ~18:00(11月~2月)
料金:約710円
14.閲江楼

閲江楼は、長江南岸の獅子山の頂上にそびえる歴史ある楼閣です。明代の建築様式が色濃く残り、朱色の柱と金色の瓦屋根が鮮やかに映えます。楼に登ると、雄大な長江や南京長江大橋を一望でき、その景色は圧巻。特に夕暮れ時には、沈む夕日が川面を黄金色に染め、幻想的な雰囲気に包まれます。
<基本情報>
住所:No.202,Jianning Road, Xiaguan District, Nanjing
営業時間: 8:00 ~17:30
料金:約815円
15.六朝博物館

六朝博物館は、南京の大総統府の東に位置し、地下から3階までの広大な空間に歴史の魅力が詰まった博物館です。3世紀から6世紀にかけて南京は、古代ローマと並ぶ世界の古代文明の中心地として栄え、100万人都市として知られていました。館内には当時の文化や生活を伝える貴重な遺産が数多く展示され、南京の歴史とその繁栄を感じられるスポットとして人気を集めています。
<基本情報>
住所:No. 302, Changjiang Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間: 9:00 ~16:30
料金:約610円
16.紫金山天文台

紫金山天文台は、南京の紫金山に位置する中国近代天文学の発祥地です。1934年に設立され、多くの重要な天文遺産が残るこの場所は、科学教育の拠点として一般公開もされています。
敷地内には、宇宙の神秘に触れられる隕石博物館や、中国と西洋の建築様式が融合した天文台跡地があります。さらに、星の動きを観測した子午線室や、南京市内を一望できる展望台も見どころです。科学と歴史の魅力が詰まった紫金山天文台で、宇宙のロマンを感じてみませんか?
<基本情報>
住所:Tianwentai Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間: 8:30 ~16:30
料金:約305円
17.美齢宮

美齢宮は、南京の明孝陵の東に位置するエレガントな建築物です。1931年に政府高官の官邸として建てられ、後に蒋介石と宋美齢夫妻が頻繁に訪れたことで知られています。黄色い壁と深紅の柱、緑の釉薬瓦が織りなす美しい外観には、1,000以上の不死鳥が彫られ、壮麗な王宮の雰囲気を感じられます。
館内には夫妻が過ごした当時の調度品がそのまま残り、歴史の面影をたどることができます。
<基本情報>
住所:No. 7 Shixiang Road, Xuanwu District, Nanjing
営業時間: 7:30 ~18:00
料金:約610円
南京行きの格安航空券
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南京観光2泊3日のおすすめのモデルコース

1日目
08:00 南京禄口国際空港到着 → 市内へ移動
09:30 【南京総統府】近代中国の歴史を感じるスポットを巡る
11:00 【六朝博物館】古代南京の繁栄を学ぶ
12:30 昼食
14:00 【南京博物院】中国三大博物館を訪問
16:30 【夫子廟】歴史ある繁華街を散策しながらお土産探し
18:00 夕食
19:30 【大報恩寺遺跡公園】夜のライトアップを満喫
21:00 ホテル
2日目
07:30 朝食 → ホテル出発
08:30 【中山陵】孫文を祀る壮大な霊廟を尋ねる
10:00 【明孝陵】明朝の皇帝陵を見学
11:30 【霊谷寺】静寂に包まれた癒やしのスポットを散策
12:30 昼食
14:00 【紫金山天文台】宇宙好き必見のスポット
15:30 【美齢宮】エレガントな歴史的建築を堪能
17:00 【玄武湖】湖畔でゆったりと時間を過ごす
18:30 夕食
20:00 ホテル
3日目
07:30 朝食 → ホテル出発
08:30 【南京城壁】歴史を感じながらウォーキング
10:00 【牛首山】壮大な仏教建築と自然の融合を体感
12:30 昼食
14:00 【閲江楼】南京の街並みと長江を一望
15:30 空港へ移動
17:00 南京禄口国際空港発 → 帰路へ
南京の観光スポットで日本人が注意したいこと

1.歴史に関する配慮
南京には日中戦争に関連する施設があります。歴史的背景に敏感な場所では、不適切な言動を避け、敬意を持って訪れることが大切です。
2.写真撮影のマナー
博物館や宗教施設では撮影禁止のエリアがあります。事前にルールを確認し、特に祈祷中の人々を勝手に撮影しないようにしましょう。
3交通ルールの違い
南京では車やバイクの運転が日本と異なり、歩行者優先ではない場面もあります。横断歩道を渡る際は注意が必要です。
南京の観光スポットに関するよくある質問

-
南京の観光に最適なシーズンは?
春と秋は観光に最適な時期で、特に紅葉や桜のシーズンは人気があります。
-
南京での移動手段はどうしたらよいですか?
南京では、地下鉄、バス、タクシーが便利な移動手段です。観光地間の移動には地下鉄が便利で、タクシーは手軽に利用できます。南京は比較的観光スポットが密集しているため、徒歩で回るのもおすすめです。
-
南京の観光スポットでは外国語が通じますか?
観光地では英語が通じることもありますが、少しの中国語が役立つ場合もあるので、翻訳アプリなどを活用すると良いでしょう。
-
南京の観光スポットは混雑しますか?
観光地は特に休日や祝日など、混雑することがあるので、早めの時間に訪れるのが良いでしょう。
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