
「春休み、久々に海外旅行へ行きたい!」
「学生だけでも安心して楽しめる国はどこ?」
このような悩みを抱えていませんか。
2026年の春休みは、円安の影響を抑えられる「近場のアジア」や、
移動の負担が少なく満足度が保証された「王道リゾート」が人気です。
この記事では、家族旅行・学生旅行それぞれのおすすめ国ランキングベスト3をはじめ、エリアごとの予算。
そして、航空券を少しでも安く予約するための裏ワザまでを解説します。
この記事を読めば、一生の思い出に残る春旅の計画が今すぐ立てられますよ!
▼2026年春休みの海外旅行のトレンドは?▼
トレンド | キーワード・特徴 |
① コスパ回帰 | 「安・近・短」のアジアで一点豪華主義 |
② 没入型体験 | 現地に溶け込む「イマーシブ」なコト消費 |
③ レトロブーム | Z世代に刺さる「エモい」ノスタルジー |
2026年春休みの海外旅行|注目の3大トレンド
トレンド①円安を攻略!「コスパ最強のアジア」

2026年も意識せざるを得ないのが「円安」の影響です。
欧米方面への旅行費高騰を受け、今年の春休みは「安・近・短」のアジア圏へ回帰する動き。
注目なのは、単に安いだけでなく、少ない予算で贅沢ができる「高コスパ」な国。
ベトナムやタイであれば、日本のビジネスホテル並みの価格でプール付きのラグジュアリーホテルに宿泊できます。
浮いた予算を現地でのグルメやスパに回す「一点豪華主義」な旅が今年のスタイルです。
トレンド②現地に溶け込む「没入型体験」

有名な観光名所を巡るだけの「スタンプラリー型の旅行」は終わりを告げました。
現在は「その土地の住人のように過ごす」没入型体験(イマーシブ・トラベル)がトレンドです。
現地で食材を調達して料理教室に参加したり、伝統衣装を身に纏って街を散策したりするスタイルが人気。
「何を見たか」よりも「何を感じ、誰と交流したか」という、唯一無二の旅行が重視されています。
トレンド③Z世代的「レトロ・ノスタルジック」な街歩き

Z世代を中心に、SNSで「エモい」と拡散されているのが、昭和レトロや異国情緒あふれるノスタルジックな風景です。
洗練された高層ビル群よりも、雑多な看板が並ぶ路地裏や、
歴史を感じる古い街並みが「映える」と支持されています。
台湾の「九份」やベトナムの「ホイアン」のような古都、タイの旧市街なども人気スポットです。
デジタルネイティブな世代だからこそ、アナログ感のある温かい風景に新鮮な魅力を感じ、春の旅先として選ばれています。
【家族旅行】春休みに行きたい海外旅行先ベスト3
1位:ハワイ(アメリカ)|クジラに会える⁉王道の楽園

3月のハワイは、冬にアラスカからやってきたザトウクジラが見られる「ホエールウォッチング」のラストチャンスです。
運が良ければ陸から潮吹きが見えることもあり、子供たちにとって忘れられない自然体験になるでしょう。
4月に入ると雨季が終わり、乾季ならではのカラッとした晴天が続きます。
日本語の通じやすさ、医療体制の充実度はずば抜けており、
小さなお子様からおじいちゃんおばあちゃんまで、3世代全員がストレスなく楽しめる安心感は、やはりハワイならではです。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 7時間〜8時間 |
費用の目安 | 3泊5日:約45万円〜 / 1人 |
時差 | -19時間(日付変更線を越える) |
春の気候 | 雨季から乾季への移行期。平均気温24〜27℃で過ごしやすい。 |
2位:フィリピン(セブ島)|海が穏やか!乾季が最高

日本の春は花粉や寒暖差が気になりますが、3月・4月のセブ島は雨が少ない乾季の真っ只中です。
一年でもっとも波が穏やかになる時期なので、小さなお子様の海デビューに最高のコンディション。
ボートに乗って離島を巡る「アイランドホッピング」も、
この時期なら船酔いの心配が少なく、透明度抜群の「セブブルー」の海に出会えます。
3月下旬〜4月のイースター(復活祭)期間は街がお祝いムードになり、フィリピンならではのキリスト教文化に触れる貴重な体験も可能です。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 5時間〜5時間30分 |
費用の目安 | 3泊4日:約7万円〜 / 1人 |
時差 | -1時間(時差ボケの心配なし) |
春の気候 | 乾季(ベストシーズン)。晴天で海遊びに最適。 |
3位:ベトナム|観光とビーチの「いいとこ取り」

ダナンの3月・4月は、雨季が完全に明けて本格的なビーチシーズンが始まる最高のタイミングです。
平均気温25〜30度前後と過ごしやすいため、
「日中はビーチ、夕方は世界遺産ホイアン散策」という黄金コースをバテずに楽しめます。
街中にはブーゲンビリアなど南国の花が咲き乱れ、春らしい色鮮やかな写真が撮れるのも魅力。
波も静かなので、ホテルのプライベートビーチでのんびり砂遊びをするのにも最適です。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 5時間30分〜6時間 |
費用の目安 | 3泊4日:約7万円〜 / 1人 |
時差 | -2時間(日本が正午なら午前10時) |
春の気候 | 乾季の始まり。暑すぎず寒くない。 |
【学生・卒業旅行】春休みに行きたい海外旅行先ベスト3
1位:韓国(ソウル)|桜も楽しめる最高の卒業旅行

4月に入ると漢江公園や汝矣島(ヨイド)で桜が満開になり、日本とは違うフォトジェニックなお花見が楽しめます。
カフェのテラス席も気持ち良い季節になり、イチゴを使った春限定スイーツも豊富です。
この時期の魅力は「春のファッションと美容」。
東大門や弘大(ホンデ)にはパステルカラーの春服が並び、新生活・新学期に向けた「自分磨き」に最適。
「映え」と「ショッピング」を両立させたい学生にとって、間違いなく満足度No.1の旅行先です。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 2時間30分 |
費用の目安 | 2泊3日:約7万円〜 / 1人 |
時差 | なし |
春の気候 | 3月はコート必須(平均7℃)。4月は暖かくなるが朝晩は冷える(平均14℃)。 |
2位:台湾(台北)|レトロな街で食い倒れ

3月〜4月の台湾は、夏のような湿気がなく、平均気温20〜25度と一年で過ごしやすいベストシーズンです。
九份(ジブリのような街並み)の階段を歩き回るのにも、夜市で食べ歩きをするのにも快適。
例年4月頃から多くの店で「生マンゴーかき氷」の提供が始まります。
安くて美味しいB級グルメを食べ尽くす旅は、予算重視の学生旅行にぴったり。
海外旅行初心者のグループでも、安心して楽しめます。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 3時間30分〜4時間 |
費用の目安 | 2泊3日:約7万円〜 / 1人 |
時差 | -1時間 |
春の気候 | 温暖(平均20〜25℃)。薄手の長袖やパーカーで過ごせる快適な気候。 |
3位:タイ(バンコク)|暑季こそ遊びの本番

3月・4月のタイは「暑季」と呼ばれ、一年で気温が高くなる時期です。
街歩きは暑いですが、その分ホテルのプールやビーチリゾートの開放感は最高。
冷たいスムージーやタイビールが美味しく感じられるでしょう。
4月中旬には世界的に有名な水かけ祭り「ソンクラーン」があり、4月上旬の旅行でも街全体がお祭りムードで活気に溢れています。
「熱気のある場所で騒ぎたい!」という学生グループにとって、最高の思い出になります。
基本情報
項目 | 基本情報(東京発目安) |
フライト時間 | 約 6時間30分〜7時間 |
費用の目安 | 3泊4日:約8万円〜 / 1人 |
時差 | -2時間 |
春の気候 | 暑季(平均30〜35℃)日差しと暑さ対策が必須。 |
春休みの海外旅行、予算はどれくらい?【エリア別の目安】
1.アジア方面(韓国・台湾)の予算

アジア旅行は、円安でも予算を抑えられる最有力の行き先です。
LCCが豊富に飛んでいるため、韓国や台湾なら国内旅行感覚で行けるのが魅力。
ただし、3月下旬の春休みピーク時は航空券が高騰するため、
平日の出発にするだけで一人あたり2〜3万円安くなることも珍しくありません。
予算目安(1名あたり:航空券+ホテル)
国・地域 | 2泊3日 | 3泊4日 | 備考 |
韓国(ソウル) | 4万円〜 | 6万円〜 | LCC利用ならさらに割安 |
台湾(台北) | 5万円〜 | 7万円〜 | 食費が安く費用を抑えやすい |
ベトナム | 6万円〜 | 8万円〜 | 5つ星ホテルに泊まってもこの価格帯 |
タイ(バンコク) | 7万円〜 | 9万円〜 | 現地物価が安く、滞在費は格安 |
2.ビーチリゾート(グアム・ハワイ)の予算

「安・近・短」のグアムと「王道」のハワイでは、予算感が異なります。
グアムは深夜便を使えば2泊3日の弾丸も可能ですが、ハワイは移動距離があるため「3泊5日」が最短の基本日程。
ハワイは物価高+チップ文化があるため、
旅行代金とは別に現地での食費・お小遣いとして「1日2〜3万円」を見積もっておくのが安心です。
予算目安(1名あたり:航空券+ホテル)
国・地域 | 2泊3日 | 3泊4日 | 備考 |
グアム | 8万円〜 | 10万円〜 | 3泊4日がコスパが良い |
セブ島 | 7万円〜 | 9万円〜 | ホテルで価格差が出やすい |
ハワイ | 30万円〜 | 40万円〜 | 燃油代・リゾートフィーが含まれるか要確認 |
3.欧米方面(ヨーロッパ・アメリカ)の予算

ヨーロッパは航空券代が予算の大半を占めるため、
直行便ではなく「経由便(中東やアジア経由)」を選ぶことで、数万円〜10万円近くコストダウンできます。
最低でも「5泊7日」、できれば「7泊9日」の日程でゆっくり巡りたいです。
【予算目安(1名あたり:航空券+ホテル)】
国・地域 | 5泊7日 | 7泊9日 | 備考 |
フランス・イタリア | 25万円〜 | 35万円〜 | 鉄道ならパス代が必要 |
アメリカ(LAなど) | 28万円〜 | 38万円〜 | テーマパーク代が別途高額になる |
オーストラリア | 20万円〜 | 30万円〜 | ケアンズなら安い |
春休みの海外旅行を少しでも安く予約する裏ワザ
1.「早期割引」と「直前」どちらがお得?

結論から言うと「年明けすぐ(1月上旬〜中旬)」が勝負のタイミングです。
狙い目は航空各社や旅行サイトが実施する「新春初売りセール」。
ここで3月出発分を確保するのが安く済む黄金ルートです。
直前予約で安くなるのは、売れ残ったパッケージツアー(在庫処分)のみです。
人気のハワイや韓国は直前になるほど価格が跳ね上がるため、2ヶ月前には予約完了を目標としてください。
こちらの記事が参考になります。
海外航空券を安く買う方法15選!フライト直前でも裏ワザで格安チケットを入手
2.出発日をずらすだけで数万円安くなる

春休みのピークは「卒業式直後の3月20日〜31日」に集中します。
この期間は通常の1.5倍〜2倍近くまで高騰しますが、
「4月1日〜4月6日」にずらすだけで、価格がガクンと下がります。
ここは新学期や新年度が始まる直前の「エアポケット」のような期間。
多くの人が忙しく旅行を控えるため、航空券が底値になりやすいです。
有給休暇や春休みの日程を調整できるなら、「3月中の平日出発」か「4月1週目の出発」を狙い撃ちしましょう。
3.LCCとフルサービスキャリアの使い分け

「とにかく安く行くならLCC」と思いがちですが、春休みは注意が必要です。
LCCは残席数が減ると価格が上がるシステムのため、
春休みのピーク時はFSCと値段がほとんど変わらないという現象が起きます。
家族旅行でお土産が増える場合、
LCCで往復の荷物追加や座席指定をすると、結局FSCより高くなることも。
- バックパック1つの弾丸学生旅行 → LCCが圧倒的にお得
- スーツケース必須の家族旅行・買い物旅行 → FSC(荷物・機内食込み)の方がコスパ良し
予約画面の表面価格だけでなく、「荷物代を含めた総額」で検討することが重要です。
こちらの記事が参考になります。
出発前にチェック!春休みの海外旅行準備リスト
1.パスポートの残存期間とビザ

「パスポートを持っていれば大丈夫」というのは大きな間違い。
多くの国では、「入国時点でパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていること」が条件となっています。
また、観光ビザが免除されている国でも、電子渡航認証(ESTAなど)や事前のWeb登録が必須の場合があります。
これらは承認まで数日かかることもあるため、航空券を取ったらすぐに申請しましょう。
渡航先の入国条件チェックリスト
国・地域 | ビザ・事前申請 | パスポート残存期間の条件 |
ハワイ・グアム | ESTA(必須)※申請料21ドル | 帰国日まで有効ならOK(※90日以内の滞在) |
韓国 | 原則不要(※K-ETAは現在免除中) | 入国時有効であればOK |
台湾 | 不要 | 滞在予定日数以上 |
タイ | 不要 | 入国時6ヶ月以上 |
ベトナム | 不要(45日以内) | 入国時6ヶ月以上 |
フィリピン | e-Travel(必須)※無料のWeb登録 | 入国時6ヶ月以上 |
シンガポール | SG Arrival Card(必須)※無料のWeb登録 | 入国時6ヶ月以上 |
2.海外旅行保険と通信の準備

クレジットカード付帯保険を利用する場合は、
「自動付帯(持っているだけでOK)」か「利用付帯(旅費をカードで払うと適用)」かを必ず確認してください。
万が一に備え、補償の手厚い掛け捨ての保険に入っておくのが安心です。
そして、現地での「命綱」となるネット環境ですが、現在は「eSIM」を利用するのが賢い選択です。
従来の「レンタルWi-Fi」のように重いルーターを持ち運ぶ必要も、充電を気にする必要もありません。
アプリをダウンロードして設定するだけで、現地の回線がすぐに使えるようになります。
項目 | eSIM(おすすめ!) | レンタルWi-Fi | キャリアのローミング |
手軽さ | ◎ 最高 スマホ1台で完結。QRコードを読むだけ。 | △ 面倒 受取・返却の手間があり、荷物が増える。 | ○ 楽 設定不要だが、使いすぎが怖い。 |
紛失リスク | なし 日本のSIMを入れたまま使えるので安心。 | あり ルーター本体の紛失・破損で高額請求も。 | なし |
費用 | ◎ 安い 数百円〜千円台で購入可能。 | △ 微妙 日数×レンタル料がかかる。 | △ 高い 1日3,000円近くかかる場合も。 |
こんな人に | 全員におすすめ | 複数人で常に一緒に行動するグループ | 設定が一切できない人 |
春休みの海外旅行でよくある質問
春休み(3月・4月)の中で、安く行ける日程は?
4月に入った直後(4月1日〜6日頃)や、3月の「平日(火・水・木曜出発)」が狙い目です。逆に3月20日〜31日の卒業式シーズンは最も高騰します。パスポートの期限が切れていなければ旅行できる?
いいえ、国によっては「入国時に6ヶ月以上の有効期限が残っていること」が条件になります。期限内でも残存期間が短いと飛行機に乗れないため、必ず確認してください。3月の海外はどんな服装で行けばいい?
ハワイ・グアム・東南アジアは「夏服+冷房対策の羽織もの」、韓国・台湾・欧米はまだ肌寒いので「春コートやジャケット」が必須です。学生のみや子連れでも安全に過ごせる?
ハワイ、台湾、シンガポールなどの定番観光地は治安が安定しており初心者にも安心です。ただし、夜間の裏路地などは避け、外務省の「たびレジ」には必ず登録しておきましょう。
今年の春休みこそ海外旅行に出掛けよう!

春休みは気候も良く、家族や友人とかけがえのない思い出を作る絶好のチャンスです。
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