
「英語が全く話せないから入国審査が不安…」
「別室に連れて行かれたらどうしよう…」
このような不安はありませんか。
結論からお伝えします。
入国審査で聞かれることは、世界共通で「決まった質問」が9割を占めます。
流暢な英会話は必要ありません。
聞かれる内容と、短い回答フレーズさえ知っていれば、英語が苦手な方でも単語だけで堂々と通過できます。
この記事では、旅好きライターが「入国審査で聞かれる10つの質問と回答フレーズ」を網羅しました。
もう入国審査は怖くありません。不安を自信に変えて、最高の旅行のスタートを切りましょう!
▼入国審査で聞かれる質問▼
質問内容 | 審査官の質問 | 回答フレーズ (例) |
滞在目的 | Business or pleasure? (仕事?観光?) | Sightseeing. (観光です) |
滞在期間 | How long will you stay? (どのくらい滞在する?) | 5 days. (5日間です) |
滞在先 | Where are you staying? (どこに泊まる?) | At the Hilton Hotel. (ヒルトンホテルです) |
職業 | What is your occupation? (仕事は何?) | Office worker. (会社員です) |
帰りのチケット | Return ticket? (帰りの券はある?) | Yes, here. (はい、これです) |
【完全版】入国審査で聞かれる5つの質問

入国審査
入国審査で聞かれることは、世界共通でほぼ決まっています。
審査官はあなたをいじわるで尋問しているのではなく、
「不法就労しないか」「不法滞在しないか」「危険人物ではないか」を確認するために、決まったマニュアルに沿って質問しているだけです。
Q1.滞在の目的は?(Business or Pleasure?)
入国審査で最初に、そして頻繁に聞かれるのが「入国目的」です。
審査官は、あなたが「観光ビザで入国して、
隠れて仕事をしようとしていないか(不法就労の防止)」を確認しています。
余計なことは言わず、単語だけでシンプルに答えましょう。
審査官の質問フレーズ
- What is the purpose of your visit?(滞在の目的は何ですか?)
- Business or pleasure?(仕事ですか?観光ですか?)
- Why are you here?(なぜここに来たのですか?)
あなたの回答フレーズ
- Sightseeing.(観光です)
- Holiday. / Vacation.(休暇です)
- Visiting my friends.(友人に会いに来ました)
Q2.滞在期間はどれくらい?(How long?)
次に聞かれるのが「滞在日数」です。
これは、「ビザなしで滞在できる期間を超えて居座ろうとしていないか」を確認するための質問です。
帰りのチケットの日付と整合性が取れている必要があります。
審査官の質問フレーズ
- How long are you going to stay?(どのくらい滞在しますか?)
- How many days will you be here?(何日間ここにいますか?)
あなたの回答フレーズ
- 5 days.(5日間です)
- Just one week.(ちょうど1週間です)
- For 2 weeks.(2週間です)
ポイント
"Until next Monday"(次の月曜まで)のような答え方よりも、
具体的な日数(Days)で答える方が、審査官が計算する手間が省けるため好まれます。
Q3.滞在先はどこ?(Where are you staying?)
どこに泊まるのかも、非常に重要です。
宿が決まっていない旅行者は、野宿や不法滞在をする可能性があるとみなされ、
別室送りになるリスクが高まります。
必ずホテル名、または滞在する知人の住所を答えられるようにしておきましょう。
審査官の質問フレーズ
- Where are you staying?(どこに泊まりますか?)
- What is the address of your hotel?(ホテルの住所は?)
あなたの回答フレーズ
- At the Hilton Hotel.(ヒルトンホテルです)
- I'm staying at [ホテル名].(〜に泊まります)
ポイント
ホテル名がうまく発音できない場合に備えて、
ホテルの予約確認書や、住所が書かれたスマホの画面を「Here」と言って見せるのが確実でスムーズです。
Q4.職業はなに?(What is your occupation?)
日本人が戸惑うのがこの質問です。 審査官はあなたの年収を知りたいわけではなく、
「国に帰って働く場所があるか=ちゃんと帰国する人か」を確認しようとしています。
無職と答えると「現地で出稼ぎをするのでは?」と疑われる可能性があります。
会社員であれば、具体的な職種(経理、営業など)を言う必要はなく、「会社員」という大きな括りで答えてOKです。
審査官の質問フレーズ
- What is your occupation?(あなたの職業は何ですか?)
- What do you do for a living?(仕事は何をしていますか?)
あなたの回答フレーズ
- Office worker.(会社員です)
- Student.(学生です)
- Freelancer.(フリーランスです)
Q5.帰りのチケットは持っている?(Return ticket?)
最後に、「帰国する意思」の最終確認です。
片道切符での入国は、「そのまま不法滞在するつもりでは?」と強く警戒されます。
必ず帰りの航空券(eチケット控え)をすぐ出せるようにしておきましょう。
審査官の質問フレーズ
- Do you have a return ticket?(帰りのチケットは持っていますか?)
- Show me your ticket home.(帰りのチケットを見せてください)
あなたの回答フレーズ
- Yes, here it is.(はい、これです)
- I have an e-ticket on my phone.(スマホにeチケットが入っています)
案外聞かれる?入国審査のイレギュラーな質問5つ

審査官が気になった場合や、抜き打ちチェックで聞かれるイレギュラーな質問があります。
これらは回答に詰まると「何か隠しているのでは?」と疑われる原因になるため、事前に答えを用意しておくと安心です。
Q6.誰と来ましたか?
入国審査は原則として「一人ずつ」受けますが、家族旅行の場合は家族全員で一緒に審査を受けることが可能です。
審査官は、あなたが単独行動なのか、同行者がいるのかを確認します。
審査官の質問フレーズ
- Who are you traveling with?(誰と旅行していますか?)
- Are you alone?(一人ですか?)
あなたの回答フレーズ
- I'm alone.(一人です)
- With my family.(家族と一緒です)
- With my friends.(友達と一緒です)
Q7.所持金はいくら持っていますか?
この質問の意図は「滞在中に生活できるだけのお金を持っているか」の確認です。
あまりに所持金が少ないと「現地で違法労働をするつもりではないか」と疑われます。
現金だけでなく、クレジットカードがあることも伝えるのがポイントです。
審査官の質問フレーズ
- How much cash do you have?(現金はいくら持っていますか?)
- How much money are you bringing?(お金はいくら持ってきましたか?)
あなたの回答フレーズ
- About 500 dollars.(およそ500ドルです)
- 10,000 yen and credit cards.(1万円とクレジットカードです)
Q8.過去にこの国に来たことはありますか?
渡航歴の確認です。
パスポートを見れば分かる情報ですが、本人の口から確認することで整合性をチェックしています。
審査官の質問フレーズ
- Have you been here before?(以前ここに来たことはありますか?)
- Is this your first time?(今回は初めてですか?)
あなたの回答フレーズ
- This is my first time.(初めてです)
- Second time.(2回目です)
- I came here 3 years ago.(3年前に来ました)
Q9.現地に知人や友人はいますか?
「Yes」と答えると、その知人の詳細(名前、住所、関係性など)を突っ込まれる傾向があります。
単なる観光で、現地に住む友人に会う予定が特にないのであれば、
余計なトラブルを避けるために「No」と答えるのが無難です。
実際に会う予定がある場合は、正直に答えましょう。
審査官の質問フレーズ
- Do you have friends here?(ここに友達はいますか?)
- Do you know anyone in this country?(この国に知り合いはいますか?)
あなたの回答フレーズ
- No.(いいえ、いません)
- Yes, my friend lives in 〇〇.(はい、友人が〇〇に住んでいます)
Q10.ここで何をする予定ですか?(具体的な活動)
最初の質問で「観光(Sightseeing)」と答えた際、
さらに詳しく「具体的に何をするの?」と突っ込まれることがあります。
これは、本当に観光計画があるのか(不審な目的ではないか)を確認するための質問です。
有名な観光地名やアクティビティを答えればOKです。
審査官の質問フレーズ
- What are you going to do?(何をする予定ですか?)
- What is your plan?(予定はどうなっていますか?)
あなたの回答フレーズ
- Shopping and eating.(買い物と食事です)
- I'm going to visit 〇〇.(〇〇に行く予定です)
- Just relaxing on the beach.(ビーチでのんびりします)
【基本】入国審査の流れと聞かれるタイミング

空港到着から入国までの流れを把握しておくことで、落ち着いて質問に備えることができます。
1.入国審査の列に並ぶ
飛行機を降りて「Immigration(入国審査)」または「Passport Control」の案内に従って進むと、審査場に到着します。
列は大きく分けて以下の2種類あります。
- Residents / Citizens(居住者・国民用)
- Visitors / Foreigners / Non-Residents(旅行者・外国人用)
日本からの旅行者は「Visitors(外国人用)」の列に並びます。
順番待ちをしている間に、パスポートと帰りの航空券(eチケット控え)、
入国カード(必要な国の場合)を手に持って準備しておきましょう。
2.審査官にパスポートを渡す
自分の番が来たら、ブースの前に進みます。この時、以下の点に注意してください。
- 帽子やサングラス、マスクを外す:顔確認のため必須です。
- スマホを操作しない:審査中の通話や操作は禁止されていることが多いです。
- 「Hello」と挨拶する:無言でパスポートを出すよりも心証が良くなります。
パスポートを渡した直後、または資料を確認しながら、
先ほどの「入国目的」などの質問が始まります。
3.指紋採取や顔写真を撮影
質問の前後で、生体認証(指紋採取と顔写真の撮影)が行われます。
国によってシステムは異なりますが、基本的には審査官や機械の指示に従えば問題ありません。
よくある指示フレーズ
- Look at the camera.(カメラを見てください)
- Place your fingers here.(ここに指を置いてください)
- Right thumb.(右手の親指) / Four fingers.(4本の指)
4.パスポートの返却
審査が終わると、パスポートに入国スタンプが押されて返却されます。
パスポートを受け取ったら「Thank you」と伝え、速やかに退去しましょう。
スタンプの日付や滞在可能日数に間違いがないか、ブースを離れた直後に確認することをおすすめします。
英語が苦手でもOK!入国審査をスムーズに通過するコツ

「英語が聞き取れなかったらどうしよう」と不安になる必要はありません。
入国審査官も、相手が旅行者であることは百も承知です。
流暢に話すことよりも、「聞かれたことに的確に反応すること」が何より重要です。
1.答えの「メモ」を用意する
確実な方法は、想定される質問への回答をまとめた「メモ」を用意しておくことです。
頭の中でシミュレーションしていても、いざ審査官を目の前にすると緊張で言葉が出てこないことがあるでしょう。
そんなときは、情報を書いたメモをパスポートと一緒に持っておきましょう。
- 滞在日数(例:5 days)
- 滞在先ホテル名と住所
- 帰りのフライト便名と日付
注意点
入国審査エリアではスマートフォンの操作が禁止されている場合が多いです。
スマホの画面を見せようとすると注意されることがあるため、
カンペは「紙のメモ」か「印刷した紙」で用意するのがベストです。
2.単語で短く答える
教科書通りの丁寧なフルセンテンスで話す必要はありません。
むしろ、余計な言葉を付け足すと発音が伝わらず、聞き返される原因になります。
NGな例(長すぎて伝わりにくい)
"I am planning to stay at the Hilton Hotel for about 5 days."
OK例(単語だけで明確)
"Hilton Hotel. 5 days."
審査官は必要な情報さえ取れればOKを出します。
「単語でハッキリと」を心がけましょう。
3.質問が聞き取れなかった時は?
質問が聞き取れなかった時、やってはいけないのが「愛想笑いをしてYesと言ってしまうこと」です。
違う質問(例:「カバンに違法なものは入ってる?」など)にYesと答えてしまうと、別室送りになる危険があります。
聞き取れなかった時は、堂々と聞き返してください。
以下のフレーズだけで十分です。
- "Pardon?"(何とおっしゃいましたか? ※語尾を上げる)
- "Once more, please."(もう一度お願いします)
- "Slowly, please."(ゆっくりお願いします)
わからなければ、首を横に振るか、困った顔をするだけでも、
審査官はもっと簡単な英語に言い換えてくれます。
4.虚偽の申告は絶対にNG!
「観光と言ったほうが怪しまれないかな?」
「友達の家に泊まるけど説明が面倒だからホテルと言っておこう」といった小さな嘘は絶対にNGです。
審査官は嘘を見抜くプロです。
パスポートの履歴や荷物の量、挙動などから矛盾点を見つけると、徹底的に追及されます。
つたない英語でも、「事実を正直に伝えること」が、結果的にスムーズに通過できる近道です。
【国・地域別】入国審査で聞かれること

エリアによって審査の雰囲気や重視されるポイントが異なります。
アメリカは審査が厳しい
アメリカの入国審査は、世界で厳しい部類に入ります。
特に「指紋採取」と「顔写真撮影」が必須であり、質問もテキパキと早口で行われる傾向があります。
- ESTA(エスタ)の申請:事前の電子渡航認証が必須です。
- 別室送りのリスク:帰りのチケットがない、滞在先が不明確などの不備があると、すぐに別室へ案内されるため注意が必要です。
ヨーロッパは比較的スムーズ
EU圏内(シェンゲン協定加盟国)への入国は、アメリカに比べると威圧感が少なくスムーズです。
ただし、「シェンゲン圏内に90日以上滞在しないか」という点は厳しくチェックされます。
周遊旅行の場合は「次はどこの国に行くの?」と聞かれることがあります。
移動のチケット(鉄道やバスの予約)を見せられるようにしておきましょう。
アジア圏は簡単な英語で通じる
韓国、台湾、タイ、シンガポールなどのアジア人気目的地は、
日本人観光客に慣れており、審査も非常に早いです。
英語がネイティブではない審査官も多いため、単語だけの簡単な英語で十分にやり取りできます。
入国審査で聞かれることでよくある質問
英語がわからなくて沈黙してしまったら?
焦らなくて大丈夫です。書類を見せてください。 言葉が出ない場合は、パスポート、帰りの航空券、ホテルの予約確認書を黙って提出しましょう。
審査官が必要な情報をそこから読み取ってくれます。英語が話せないため入国拒否になりますか?
英語力を理由に入国拒否されることはありません。 入国審査の目的は「不法滞在や犯罪を防ぐこと」であり、語学力のテストではありません。
挙動不審にならず、堂々としていれば問題なく通過できます。入国審査官が怒っているように見えるのですが?
そういう「仕事」なので、気にしないでください。 彼らは毎日何百人もの渡航者をチェックしており、真剣な表情をしているだけです。
笑顔がなくても怒っているわけではないので、萎縮せずに落ち着いて対応しましょう。別室に連れて行かれるのはどんな時ですか?
書類不備や回答の矛盾があった時です。
「帰りのチケットを持っていない」「滞在先が決まっていない」「渡航回数が異常に多い」といった場合に詳しい調査が行われます。やましいことがなければ、別室でも正直に説明すれば解放されます。
そのほか、こちらの記事が参考になります。
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入国審査で聞かれることは決まっている

海外旅行の最初の関門である入国審査ですが、
聞かれることは「目的・期間・場所・仕事・帰りのチケット」の5つがほとんどです。
英語がペラペラである必要はありません。
「聞かれること」を事前に把握し、「回答のカンペ」と「必要書類」さえ手元にあれば、誰でもスムーズに通過できます。
この準備さえできれば、入国審査は怖くありません。
堂々とゲートを通り抜けて、素晴らしい海外旅行のスタートを切ってください!
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