
初めての海外旅行だと、何から準備すれば良いか不安ですよね。パスポートの準備はもちろん、機内持ち込みの手荷物や現地での注意点など、心配になってしまうもの。
そこでこの記事は、海外旅行で気を付けるべき注意点10選をまとめました。この記事を読めば、安心して海外旅行を楽しむための準備ができますよ。さあ、一緒にスムーズな旅の準備を始めましょう!
海外旅行の注意点10選
- 持ち物を厳選する
- パスポートのコピーを取っておく
- 「たびレジ」に登録する
- 機内に持ち込めないものを確認する
- ツアーなどは事前に申し込む
- 法律や交通ルールを予習しておく
- インターネットは事前に設定する
- アプリをダウンロードしておく
- 現地の気候・イベントを調べておく
- 海外旅行保険に加入する
▼お得な海外旅行ならTrip.com▼
海外旅行の注意点10選
1.持ち物を厳選する

海外旅行では、つい「あれもこれも」と荷物を詰め込みがちになるもの。しかし、重い荷物は負担となり、楽しい旅行の妨げになるかもしれません。現地でも購入できるものは、持っていく必要はないでしょう。
海外では電車やバスの乗り降りが多く、エレベーターのない駅も珍しくありません。持ち物は「本当に必要なもの」に絞り、現地で購入できるものは現地調達するスタイルをお勧めします。
2.パスポートのコピーを取っておく

パスポートは海外旅行において重要な身分証明書です。紛失や盗難に遭った場合は、帰国に大きな支障をきたします。そのような事態に備えて、パスポートのコピーを複数枚用意しておきましょう。
スーツケースや宿泊先のセーフティボックスなど、本体とは別の場所に保管しておくことが重要です。スマートフォンで撮影して画像として保存しておいてもいいですね。コピーがあれば、現地の大使館で緊急発給の手続きができます。
→【旅行会社が伝授】海外旅行でパスポートを安全に持ち歩く方法
3.「たびレジ」に登録する

「たびレジ」は外務省が提供する、海外旅行者向けのサービスです。滞在先の最新の治安情報や、災害発生時の緊急情報を日本語でメール配信してくれます。また、重大な事件や災害が発生した際、日本国大使館から安否確認の連絡を受けることができます。
近年は世界各地で予期せぬ事態が発生することが増えているため、安全に旅行を楽しむために、出発前の登録がおすすめ。スマートフォンからすぐに登録できます。
4.機内に持ち込めないものを確認する

機内への持ち込みが禁止されている物品が多数存在します。これらを知らずに持ち込もうとすると、空港での手荷物検査で没収されたり、最悪の場合、フライトに搭乗できなくなったりする可能性があります。
注意が必要なのは、
- 100ml以上の液体類
- ナイフなどの刃物
- スプレー缶
- ライターなど
日本では問題なくても、海外の空港では持ち込みが制限される場合があります。利用する航空会社のウェブサイトで確認し、チェックイン時のトラブルを防ぎましょう。
5.ツアーなどは事前に申し込む

人気の観光スポットやアクティビティは、当日予約では参加できないことが多々あります。ハイシーズンなら、数か月前から予約が埋まってしまうこともしばしば。インターネットで簡単に予約できるサービスも増えているので、積極的に活用しましょう。
事前予約の場合、当日料金より安価というメリットもあります。事前に集合場所や持ち物などの情報が記載されているため、旅行の計画を立てやすくなりますよ。
6.法律や交通ルールを予習しておく

日本では当たり前のことが、現地では違法とされる場合があります。たとえば、写真撮影が禁止されている場所や、服装の規制がある国など。道路の左右通行や、横断歩道の渡り方なども国によって異なります。
知らずにルールを破ってしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれたり罰金を科されたりする可能性があります。渡航先の基本的な法律やルールを事前に調べ、現地の習慣や文化を理解しておきましょう。
7.インターネットは事前に設定する

海外でのインターネット接続は、地図の確認や交通機関の検索、緊急時の連絡など、様々な場面で必要不可欠です。最近では、物理的なSIMカードを差し替える必要のないeSIMが常識です。
eSIMは出発前にスマートフォンで設定ができ、現地に着いてすぐにインターネットが使えるようになります。SIMカードと比べて紛失の心配はなし。持ち運びもラクラクです。
8.アプリをダウンロードしておく

海外旅行を快適にするためのアプリは数多くあります。日本でダウンロードしておきましょう。おすすめは、オフラインでも使える地図アプリ、現地の交通機関の時刻表アプリ、翻訳アプリです。
日本にいる間にWi-Fi環境でダウンロードし、使い方に慣れておくことをおすすめします。地図アプリは、必要な地域のデータをオフラインでダウンロードしておくと、通信環境が悪い場所でも使用できます。
→海外旅行でおすすめのアプリ15選!旅好き女子に人気の便利なアプリ
9.現地の気候・イベントを調べておく

目的地の気候は、持っていく服装や持ち物を決める上で重要な情報です。同じ季節でも、日本とは気温や湿度が大きく異なり、一日の寒暖差が激しい地域もあります。
現地で開催されるイベント日程を知っておくことで、思いがけない体験ができたり、逆に混雑を避けたりできるでしょう。最新の情報を確認しておくことをおすすめします。
10.海外旅行の保険に加入する

多くの国では医療費が高額で、日本の健康保険は使えません。海外旅行保険に加入しておけば、突然の医療費や事故による賠償責任、携行品の盗難などの補償を受けられます。わずかな費用で大きな安心が得られる海外旅行保険は、必ず加入しておきましょう。
海外旅行の注意点【エリア別】

アジア
- 水道水は飲めない国が多いため、ミネラルウォーターを購入するか
- 屋台や市場の食べ物は、衛生面に注意(生もの、氷、生野菜)
- 寺院では肌の露出を控えめにし、帽子やサングラスは外す
- タクシーは必ずメーターを使用する(料金トラブル防止)
- 雨季と乾季で気候が変わる、天候確認と雨具の携帯が必須
ヨーロッパ
- 日曜・祝日は多くの店舗が休業する
- 観光地でのスリや置き引きに注意(電車内や観光名所付近はとくに)
- レストラン、ホテル、タクシーではチップが必要
- 歴史的建造物にエレベーターはない(スーツケースは避ける)
- トイレは有料、数も少ない。小銭の準備を忘れずに
欧米・南米
- 治安の悪いエリアが多い。夜間の一人歩きは避ける
- 公共交通機関は日本ほど発達していない。南米は遅延も多い
- チップの相場が地域で異なる(米国なら15~20%)
- 米国・カナダは車社会。公共交通機関が限られている
- 食事の量が多いので、注文時に考慮が必要
海外旅行の注意点|ホテル

ホテルのチェックインの際はパスポートの提示が必要です。さらに、デポジット(保証金)を求められることも一般的です。これは、ホテル設備の利用料として預かられ、チェックアウト時に返金されます。
室内は日本より広めですが、バスタブがなかったり歯ブラシやスリッパが置いていないことも。貴重品は必ずセーフティボックスを利用し、部屋を出る際は確実に施錠することが重要です。
海外旅行の注意点|空港

海外の空港はセキュリティチェックが日本より厳しいです。国際線の場合、出発の3時間前には空港に到着することをおすすめします。
パスポートと搭乗券の提示を何度も求められるため、すぐに取り出せる場所に入れておきましょう。入国審査では係官の質問に簡潔に答え、滞在目的や宿泊先を明確に説明できるよう準備しておくことが大切です。
海外旅行の注意点|チップ

チップの習慣は国や地域によって大きく異なります。アメリカでは、レストランでのチップは請求額の15-20%が一般的で、これはサービススタッフの重要な収入源となっています。ホテルではポーターに荷物1つにつき1-2ドル、ハウスキーピングには1泊あたり2-5ドル程度が目安です。
アジアの多くの国ではチップは必須ではありません。ヨーロッパでは、チップにサービス料が含まれていることも多いので、請求書を確認しましょう。
海外旅行の注意点|トイレ

海外のトイレ事情は日本と大きく異なります。公共トイレは有料のことが多く、小銭は必須。清潔さも日本ほどではないため、デパートやカフェなどのトイレをうまく活用しましょう。
トイレットペーパーの持参も重要です。とくに、アジアではペーパーの備え付けがない場所もあります。小さめのトイレットペーパーを常に用意しておきましょう。
「持っていけばよかった!」海外旅行のマストアイテム

1.eSIM
海外でのインターネット接続に欠かせないeSIMは、出発前にスマートフォンで設定できる便利なアイテムです。到着直後からネットが使え、物理的なSIMカードと違って紛失の心配もありません。複数の国を周遊する際も設定変更だけで対応できるため、手間がかかりません。
2. モバイルバッテリー
海外旅行では予想以上にスマートフォンの電池を消費します。長時間のフライトや途中で充電できない観光地での撮影、万が一の緊急時の通信手段確保など、モバイルバッテリーがあれば安心です。ただし、航空会社の機内持ち込み制限には注意してください。
3.パッキングキューブ(圧縮袋付き)
スーツケースの中を整理できるパッキングキューブは、快適な旅行に欠かせません。衣類を種類別に分類して収納できるため、必要なものがすぐに取り出せます。圧縮機能付きのものを選べば衣類の大幅に節約でき、帰国時のお土産スペースも確保できます。
海外旅行のよくある質問や注意点

-
初めての海外旅行、いくら持っていけばいいですか?
渡航先にもよりますが、5日間の旅行なら、食事、観光、お土産代含めて合計15-20万円程度の予算があれば、余裕を持って楽しめます。
-
機内持ち込みの制限は?
基本的なルールは、液体は100ml以下です。容器に入れ、透明な袋にまとめてください。バッテリーや充電器は機内持ち込み必須です。
-
両替はどこでするのがお得?
お得な場所は現地の街中の両替所です。逆に、現地の空港の両替所はレートが最も悪いです。
-
時差ボケの注意点はありますか?
到着日の日中は無理でも外出する、昼寝は15-30分程度に抑える、朝日を浴びて体内時計をリセットするなどです。
そのほか、こちらの記事も人気です。
→海外旅行のよくある50の質問|準備・航空券・ホテル・トラブル
▼お得な海外旅行ならTrip.com▼

