航空券の相場
福岡から宮古島までの往復航空運賃の相場は21,335円です。福岡からの直行便はゴールデンウィークと夏季のレジャーシーズン1日1便のみの季節運航ですが、オフシーズンは乗り継ぎ便を利用することができます。大型連休など需要が見込める時期は増便される場合があります。GWや夏休みの観光シーズンは特に繁忙期のため、航空運賃の相場は高くなります。割引率の高い早期購入割引を利用すれば、往復航空運賃を2万円台にすることも可能です。乗り継ぎ便は時間がかかりますが、直行便に比べると便数が多くフライトの選択肢が増えるため、旅行スケジュールを調整しやすくなります。1日1便の直行便と乗り継ぎ便を往路と復路で組み合わせる方法もあり、片道を乗り継ぎ便にすることで料金を下げることも可能です。
福岡から宮古島まで運航している航空会社＆LCC
福岡空港（FUK）‐宮古空港（MMY）間運航している航空会社＆LCC
2018年6月から全日空（ANA）が約20年ぶりに直行便を季節限定で再運航しはじめました。運航期間中は乗継便を含めて1日3便程度で、GWの大型連休中に1日1便増便されます。直行便ではなく、また、那覇に本社があるJALグループの日本トランスオーシャン航空も那覇経由で運航しています。全日空（ANA）は国内線の運賃体系をリニューアルし、夏ダイヤが確定したらすぐに予約できるため、割引率の高い早期の購入が可能です。直行便は約2時間で、機内Wi-Fiサービスや無料ドリンク、有料でアルコールのサービスも利用できます。ゆったりシートのプレミアムクラスはゆったりシードで時間帯によって多彩なメニューが提供され、シャンパンやワインなどアルコールも楽しめます。日本トランスオーシャンは機内Wi-Fiサービスと、観光地情報をバーチャル体験できるARを導入しています。現在のところLCCは運航していません。宮古島には宮古空港のほかに、2019年に開港したみやこ下地島空港があります。成田を拠点とするLCCのジェットスタージャパンが成田と関西空港から運航していますが、福岡からの便はありません。
福岡から宮古島までの一番人気路線
週末（季節運航時）に運航している福岡空港から11時55分発、13時55分着の全日空（ANA）NH1877は一番人気です。週末の宮古島旅行にゆっくり出かけられる時間帯です。
福岡から宮古島までの一番安い路線
木曜日(季節運航時）に運航している福岡空港から11時55分発、13時55分着の全日空（ANA）NH1877が片道11,479円～と一番安い傾向があります。
福岡から宮古島までの一番早い便
季節運航時に福岡空港から11時55分発、13時55分着の全日空（ANA）NH1877が始発便となります。
福岡から宮古島までの一番遅い便
季節運航時に福岡空港から11時55分発、13時55分着の全日空（ANA）NH1877が最終便となります。
※これらのデータは弊社のデータにより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。
福岡‐宮古島の空港情報
福岡空港（FUK）
福岡空港は福岡市内中心部から、約5km圏内とアクセスに恵まれた都市型空港です。国内線28路線、国際線23路線のフライトネットワークを有し、旅客や貨物の航空輸送の基幹空港となっています。国内線と国際線を合わせた年間旅客数は約2,400万人で、羽田・成田・関西国際空港に次ぐ4番目です。国内線は福岡と九州内の離島を結ぶ路線も充実しています。
アジアのハブ空港を目指し、機能強化のためのリニューアル中で、国内線ターミナルも改修工事が行われました。航空会社別に分かれていた国内線ターミナルが統合され、空港に連結する地下鉄改札口から出発ロビーに直接行けるようになり、出発や到着の際の移動がスムーズになりました。国内線と国際線のターミナルは無料シャトルバスを利用すれば、10～15分で移動可能です。
大手航空会社のラウンジや有料ラウンジの他、リラクゼーションルームやマッサージチェアも利用できます。子ども連れの方は各ターミナルに授乳室があり、ベビーカーの貸し出しもあります。空港内は無線LAN、Wi-Fi接続が利用可能です。宅配便は大手各社の受付で手荷物預かりや土産品の発送などができます。各ターミナル内にショップ、レストラン、カフェが豊富に揃い、免税店やコンビニもあります。新たに大型フードホールや名物の味が集まるラーメン滑走路が誕生しました。
宮古空港（MMY）
1997年に開港した宮古空港は市街地から約5～6kmに位置し、羽田や関西、中部からの定期直行便の他、沖縄本島や多良間、石垣島を結ぶ離島の定期便が運航します。宮古空港まで羽田空港からは3時間20分ほど、関西空港から2時間45分ほどで、国内の各都市から羽田や関西、那覇を経由して宮古島までのフライトができます。那覇空港から宮古空港までは55分ほどのフライトで便数も多く出ています。福岡からは季節運航便以外は那覇経由の乗り継ぎ便で利用できます。本島を除く沖縄の離島では石垣空港の次に旅客数が多く、年間170万人以上が利用します。
宮古島のシンボルである渡り鳥サシバをイメージした空港ターミナルは、赤瓦葺きの屋根が特徴で南国らしいリゾート地の雰囲気が漂います。ハートフルなおもてなしをコンセプトにした設計で、開放感あふれる吹き抜け空間で構成され、中庭や多目的広場でリラックスできます。空港ターミナル3階の送迎デッキからは2,000m滑走路を離着陸する航空機を間近に見ることが可能です。美しくスケールの大きい夕日の眺めや晴れた日には遠くに伊良部島を望むこともできます。
搭乗待合室や空港ターミナル内のA&Wレストランで無料Wi-Fiが利用可能です。国際線は運航していないため、免税店はありません。出発ロビーのあるフロアには宮古島のお土産品を集めたショッピングモールや、郷土料理店が揃っています。
空港⇔市内中心部のアクセス案内
市内中心部⇒福岡空港（FUK）
福岡市営地下鉄で博多駅から約5分、天神からは11分ほどで福岡空港に到着し、料金はどちらも260円です。地下鉄は3路線あり、市内主要スポットから空港線に乗り換えてアクセスできます。地下鉄福岡空港駅は国内線ターミナルと直結し、搭乗まで移動がスムーズです。
また、西鉄バスやエアポートバスが、天神や博多駅から国内線・国際線ターミナルまで運行しています。西鉄バスは博多駅から急行で15分ほど、普通だと27分ほどで運賃は270円です。天神からは37分ほどで運賃は320円です。ロイヤルバスのハーツエアポートバスも毎日博多・天神から3便を運行します。乗車場から予約なしで乗れますが、荷物が多いときや確実に乗車したい場合は予約もできます。博多のバスステーションから福岡空港までは15分ほどで行けますが、天神から乗るとキャナルシティや博多を経由するコースのため、50分ほどと時間がかかります。料金は一律500円です。市内バスや急行バス、エアポートバスの乗り場は国内線ターミナル1階の到着口南近くにあります。
タクシーを利用すると博多駅からは14分ほどで約1,640円、天神からは23分ほどで約2,390円です。
宮古空港（MMY）⇒市内中心部
宮古空港から市街地に出るにはタクシーやバス、レンタカーが主な交通手段です。
空港到着ロビーを出たところにタクシー乗り場があり、市街地の西里通りまで11分ほどで料金は約1,490円で行けます。
宮古島の路線バスは協栄バス、八千代バス、共和バスの3社が運航していますが、3社ともバスターミナルが西里通りから離れています。空港ターミナル前の停留所からマティダ市民劇場がある平良港まで運航するバスも、1日4本程度と便数が少なくなっています。所要時間は15～25分ほどで運賃は240円です。路線バスは運賃が安く、地元の人たちの生活スタイルに合わせた路線になっています。利用できる本数は少ないため、観光の交通アクセスにする場合は事前に計画を立てる必要があります。
空港内にはレンタカー会社のカウンターが設置され、飛行機の到着に合わせてスタッフが待機しており、レンタカーの利用も便利です。宿泊するホテルが空港まで無料送迎サービスを行う場合もあるため、予約時に確認しておくと良いでしょう。
宮古島の観光情報
宮古島の観光スポット
宮古空港から車で30分ほどの平安名崎は、宮古島の北西の突端にある岬です。展望台からは美しいエメラルドグリーンの海上に架る池間大橋、北には橋で繋がる池間島、東に大神島、西に伊良部島の一大パノラマが広がります。岬には風力発電の風車が3機並び、展望台でのんびり景色を楽しんだり、岬の先端にある遊歩道を散策したりできます。美しい夕日も見られるスポットです。周辺には地元の宮古馬を放牧している場所もあり、多くの見どころがあります。
竜宮城展望台は宮古空港から車で20分ほどの観光スポットです。宮古島の南西に浮かぶ小さな来間島にあり、絶景ブリッジで有名な来間大橋で島に渡ります。丘の上にある3階立ての展望台の最上階からは、海上に浮かぶような来間大橋、正面には東洋一美しい白砂浜と言われる与那覇前浜ビーチの光景が広がります。砂浜は7kmにも及び、晴れた日は透き通るような海の青と白砂、サンゴのグラデーションを満喫できます。まさに竜宮城のような景色は見飽きることがありません。
宮古空港から車で15分ほどのイムギャーマリンガーデンは、天然の入江の地形を活かした人気の海浜公園です。”インギャー”とは囲まれた湧き水という意味で、入江からは地下水が湧き出ています。外海と隔てられた静かなビーチは天然のプールのようで、他のビーチで波が荒れていても、ここなら泳げることもあるため、子ども連れの海水浴などにぴったりです。深いところは最深15mほどあり、シュノーケルを着けてダイビングもできます。入江は散策できる遊歩道があり、展望台からは360°の絶景が見られます。
宮古島のグルメ
宮古島の繁華街、西里大通りにある志堅原（しちんばる）は、近海で獲れた鮮魚や地元食材を使った料理が味わえる居酒屋の名店です。和洋中・琉球料理などメニューが多彩で、料理に合わせて泡盛や日本酒など豊富な種類のお酒を選べます。魚博士と呼ばれるオーナー自ら漁港で買い付けた新鮮な魚を、刺身はもちろん、塩で煮付けたマース煮、唐揚げなどもっとも美味しく食べられる調理法で提供してくれます。好みがあればリクエストも可能です。コクのあるイカスミソーメンチャンプルや、宮古牛のにぎりは格別の美味しさです。店内奥には美しい中庭を見ながら食事ができるスペースも用意されています。
同じく西里大通りにある眞丑 （マウシ）は島料理と中華料理が評判の居酒屋です。ラフテーやジーマミー豆腐など郷土料理の他に、美味しい中華料理が味わえ、特に焼き餃子は人気があります。1人でもグループでも利用しやすいお店です。
島唄楽宴ぶんみゃあも西里エリアにある居酒屋で、毎晩三線ライブが開催されます。宮古島生まれ、宮古島育ちのオーナー自らステージに立ち、女性コーラスをバックにした唄や踊りが楽しめる宮古島の元祖島唄居酒屋です。店内にはどこからでもステージが見られる座敷席とテーブル席があり、三線ライブを楽しみながら本格的な島料理も味わえる店として全国から観光客が集まります。もずく入り天ぷらのなべぱんびん、島豆腐の厚揚げ、鶏軟骨唐揚げなどがおすすめメニューです。
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