
中国・武漢観光の楽しみのひとつは、現地で美味しい料理を堪能すること。武漢には日本では味わえない絶品料理が盛りだくさん!この記事では、武漢観光で食べたい名物を8つ紹介します。
武漢料理の特徴

湖北省の武漢市を中心に発展した地域料理で、特徴的な辛味、酸味、香りが際立っています。魚、豚肉、野菜、豆腐などが多く使われ、煮る、蒸す、炒める、揚げるなどの調理法が一般的で、特にスープや麺料理が豊富です。また、朝食文化も有名で、過早(朝食を楽しむ時間)には、地元の屋台や食堂で多様な軽食を楽しむことができます。
武漢の名物料理1.熱干麺(ルーガンメン)

引用元:By Renato Ganoza - Flickr: 热干面, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19033469
武漢の代表的な麺料理で、地元の人々に愛される朝食です。スープは濃厚で、ピリ辛のピーナッツだれ、香菜、酸豆角(酸漬けの豆角)などを加えることで、豊かな風味が楽しめます。冷麺やスープ麺とは異なり、まぜて食べるスタイルが特徴的です。専門店では朝5時半から食べられる場所もあります。
武漢の名物料理2.藕湯(オウタン)

引用元:By Zheng Zhou - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=95990217
レンコンと豚骨を長時間煮込んだスープで、武漢の名物料理のひとつです。スープは何時間も煮込むことで甘みが増し、具を柔らかくてとろけるような食感に仕上がります。豚骨は軟骨や肉が柔らかくなり、箸で簡単に崩れるほど。スープは白濁していて、まろやかなとろみと深いコクが味わい深い一品です。
武漢の名物料理3.鮮魚糊湯粉(シェンユイフータンフェン)

引用元:By ZhengZhou - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=98306849
フナを使ったスープで、その新鮮で濃厚な味わいが魅力です。フナは前日から弱火でじっくり煮込まれ、魚の肉や骨が溶け込み、旨味がしっかりと染み込んでいます。スープには白いビーフン、ザーサイ、桜えび、小ネギ、春雨のような柔らかい麺が入り、しょっぱさとダシの深い旨味が絶妙に調和しています。
料理は熱々で提供され、揚げパン(油条)を一緒に頼んで、パンをスープに浸して食べるのが武漢流です。
武漢の名物料理4.豆皮(ドウピ)

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大きな中華鍋で卵を敷き、その上にもち米と五目の具材を乗せて焼いたものです。焼き上がった豆皮はヘラで四角形に切り分けられ、直接お椀に盛り付けられて提供されます。味は素朴でありながらも、もち米の食感と具材の旨味が一体となり、絶妙な風味を楽しめます。シンプルながら奥深い味わいで、地元の武漢人にも大人気の料理です。
武漢の名物料理5.麺窩(ミェンウォ)

引用元:By ZhengZhou - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52403848
朝食として人気の揚げ物料理です。形はドーナツのように中央に穴が空いており、米を使った液体状の生地にネギやショウガを加えて作られます。揚げたては外がサクサク、中がふわふわの食感が楽しめます。味付けはシンプルな塩味で、食べるとほんのりとした塩味が広がります。
武漢の名物料理6.清蒸武昌魚(チンジェンウーチャンユ)

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梁子湖産のヒラウオが主な材料として使われる蒸し料理。肉は柔らかく、豊富な蛋白質と脂肪を含んでいるため、ジューシーな味わいです。シイタケ、タケノコ、鶏肉スープなどを加えて、火加減に気をつけながら丁寧に蒸し上げています。魚の上には、赤・緑・黄色の野菜を飾り、見た目にも美しい逸品です。
武漢の名物料理7.湯逊湖魚の団子

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この団子は色合いが美しい玉のようで、見た目にも魅力的です。食感は非常に柔らかくさっぱりとした味わいが特徴で、魚の旨味をしっかりと感じられます。栄養も豊富で、ヘルシーな一品です。
武漢の名物料理8.沔陽三蒸(チャンヤンサンジェン)

引用元:By ZhengZhou - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52341540
武漢の西約70kmに位置する仙桃という場所のの伝統的な名物料理で、三種類の蒸し料理です。豚肉に米の粉をまぶしたもの、もち米と鶏肉などの団子が蒸しあげられています。蒸し方に工夫が凝らされているため、どれも豊かな風味とともに楽しめる料理です。
武漢料理に関するよくある質問

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武漢料理は辛いですか?
四川料理ほど強い辛さではないことが多いです。武漢料理は、山椒や唐辛子を使って辛さやピリ辛感を出すことが一般的です。しかし、辛さの強さは料理によって異なります。
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武漢料理はどんな食材をよく使いますか?
武漢料理では、魚(特に湖で取れる淡水魚)や豚肉、豆腐がよく使われます。
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武漢料理は他の地方料理に比べて高いですか?
武漢料理は、広東料理や北京料理と比べて比較的リーズナブルであることが多いです。しかし、観光地や高級レストランでは価格が上がることもあります。
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武漢の食文化には特徴的な食事マナーや習慣はありますか?
食事中に音を立てないというマナーや各料理をシェアして楽しむスタイルが一般的です。
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武漢で現地の名物料理を堪能しよう!

中国・武漢には美味しい料理がいっぱい!本場の味は一味も二味も違うので、観光では武漢ならではの名物料理を余すことなく堪能しましょう。
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