大阪発→北京行き飛行機・格安航空券・LCC予約

大阪から中国の首都・北京へと続くこの路線は、関西圏から歴史が輝く都市への旅の入り口。週末の弾丸旅行や短期のビジネストリップにぴったりで、世界遺産巡り、本格的な北京料理、そして活気あふれる現代中国の雰囲気を存分に味わえる路線です。

直行便を提供する人気航空会社

大阪から北京までの直行便は、関西国際空港（KIX）⇒首都国際空港（PEK）または大興国際空港（PKX）の2路線がご利用いただけます。

関西国際空港（KIX）⇒首都国際空港（PEK）：全日空（ANA）、中国国際航空、海南航空

関西国際空港（KIX）⇒大興国際空港（PKX）：中国南方航空、中国東方航空、吉祥航空、中国聯合航空

直行便のフライト時間

大阪から北京行きの直行便のフライト時間は、おおよそ3時間5分～3時間35分です。直行便でもっとも早い便は09:05（KIX）→11:25（PEK）の中国国際航空、遅い便は22:00（KIX）→00:05（PKX）の中国聯合航空です。

経由便の概況

大阪から上海の浦東空港（PVG）や青島の膠東国際空港（TAO）などを経由して北京へ行けるルートも人気です。

所要時間は7時間から10時間以上かかりますが、直行便より料金が安い場合も多いため、直行便が埋まっている時はぜひ経由便のご利用を検討してみてください。

大阪発北京行きの直行便を提供する航空会社

大阪から北京への直行便は、全日空（ANA）、中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、海南航空、吉祥航空、中国聯合航空が就航しています。

フルサービス

上質な空の旅を求めるなら、全日空（ANA）や中国の主要キャリアがおすすめです。ANAは日本らしいおもてなしと、和洋折衷の機内食、最新のエンタメ設備を揃えており、安定したフライト品質で人気。

また、中国国際航空や中国南方航空、中国東方航空は中国のフラッグキャリアとして、地元に根ざしたホスピタリティを誇り、充実したネットワークと豊富な運航実績で、スムーズな移動体験を提供してくれます。

※シーズンによって変動します。

LCC（格安航空会社）

旅費を抑えて気軽に北京へ行きたい方には、中国聯合航空がおすすめです。必要最低限のサービスに絞ったシンプルなスタイルで、リーズナブルな運賃設定が実現し、なるべくコストを抑えて移動したい方にぴったりです。

※シーズンによって変動します。

大阪から北京行き航空券の料金相場

大阪から北京へ向かう場合、春（4月～6月）や秋（9月～10月）の航空券は比較的落ち着いた価格帯で、片道20,000円～40,000円ほどが目安。暑すぎず寒すぎずの快適な気候とあって、観光にもぴったりです。

一方で、ハイシーズンにあたる夏休み（7月～8月）や年末年始、そして春節（1月～2月）は、需要の高まりとともに航空券の価格も急上昇。特に春節直前の1月後半～2月初旬は、現地の帰省ラッシュも重なるため、片道で50,000円～80,000円になることも珍しくありません。

旅費を賢く抑えたい方は、プロモーションや期間限定セール、平日出発のフライトなど、情報をこまめにチェックするのがカギです。

発着空港について

関西国際空港

関西国際空港は大阪府の泉佐野市に位置し、人工島に建設されたことで有名です。就航先はおもにアジアやヨーロッパ、北アメリカなど多くの国と都市に直行便があります。通常、日本の空港は夜間閉鎖されていますが、こちらは24時間運用しています。そのため、夜間でも利用者が絶えない空港となっています。

空港は大きく第1ターミナル（T1）と第2ターミナル（T2）に分かれており、T1は国内線・国際線の両方が発着するメインターミナルで、日本最大級の国際線施設を誇ります。レンゾ・ピアノが設計した近未来的な建築が特徴的で、4階建ての構造になっています。免税店や関西の名物グルメが揃うショッピングエリアも充実しており、飛行機を眺めながら過ごせる展望スポットも楽しめます。

一方、T2はLCC専用の印象が強く、T1と比べてシンプルな造りで、効率的な搭乗手続きが可能です。電車で直接アクセスできず、T1から無料シャトルバスでの移動が必要になります。

首都国際空港

首都国際空港は航空界において輝く存在として知られています。世界有数の利用者数を誇り、巨大なターミナルが幾つもあるため、初めて訪れる方はフライト案内にしっかり注意しましょう。

この空港には3つのターミナルがあり、中でもT3は世界でも有数の巨大ターミナルで、「まるで一つの街」と形容されるほど。日本からの直行便も利用する航空会社が多いので、降り立つ日本人旅行者も多いです。

また、T2はT1よりやや大きめのターミナルです。レストランや土産物店も充実しているので、搭乗前後の食事を楽しめます。T1は現在、T2のサテライトターミナルのような感覚で利用されています。

大興国際空港

大興国際空港は北京市と河北省の境界に広がる最新かつ最大規模の国際空港です。世界的に有名な建築事務所ザハ・ハディド・アーキテクツとフランスのエンジニアリング会社の共同設計によって、独創的なデザインが創り出されました。

メインターミナルは5本のコンコースが伸びる独特の“ヒトデ型”構造で、到着・出発・乗り継ぎを最短ルートで移動できるよう設計されています。最新の自動チェックイン機やスマートゲートなど、ハイテク設備が随所に導入されているのも見どころ。

フードコートやカフェ、国際ブランドのショップがターミナル内にバランス良く配置されており、搭乗前の空き時間をしっかり満喫できます。

発着空港⇔都心部のアクセス方法

関西国際空港

関西国際空港までのアクセスは場所によって移動手段が異なります。難波エリアから早く安く行きたいなら南海電鉄の電車がおすすめ。なんば駅から特急ラピートで約37分、空港急行で約44分。出発地が新大阪駅や京都駅なら、JRの関空特急はるかを使った方が早くアクセスできます。

大阪城やUSJ、大阪郊外エリアから行く場合は電車だと乗り換えが発生しますのでリムジンバスがおすすめ。人数も荷物も多い場合は貸切タクシーでもいいでしょう。定員4名乗りで約24,000円と割安です。

首都国際空港

首都国際空港から北京市内への主要なアクセス方法は地下鉄、リムジンバス、タクシーの3通りです。早くかつ安く市内に行きたい方には、地下鉄を利用するのが一番です。

一般的にはまず首都空港線を利用し、東直門駅まで行ったら地下鉄2号線に乗り換えることができます。乗車時間は約24分ですが、料金は約人民元25元です。北京地下鉄2号線とは、北京中心部を環状に結ぶ路線で、この路線を利用すれば西直門、宣武門といったエリアへ直行できるほか、どこへ向かっても便利です。

空港リムジンバスは北京の各エリアへ向かうことができますが、路線の設定が複雑で乗り場も比較的に探しづらく、初めて北京を訪ねる方にあまりおすすめしません。

重い荷物を持っている方には、タクシーのご利用をぜひ検討してみてください。地下鉄よりやや高いですが、日本と比べると割安感があります。

大興国際空港

大興国際空港は首都国際空港とほぼ同じく、北京市内への主要なアクセス方法は地下鉄、リムジンバス、タクシーとなります。中でも地下鉄が一番のおすすめで、まず空港に直結する大興空港線で草橋駅まで行き、そこから地下鉄10号線や19号線へ乗り換えたりして移動します。

ルートはやや複雑ですが、利用料金は通常数元程度で、さらに渋滞の心配がないのは利点です。

また、リムジンバスも便利です。北京駅、北京西駅、北京南駅など北京の交通ハブへ向かう路線が提供されており、必ず座席があるので手軽にご利用いただけます。ただし、数ある乗り場から正しい乗り場を探すのに結構手間がかかるため、初めて北京へ訪ねる方にとってややハードルが高いかもしれません。

※本記事はすべて2025年4月の内容です。最新情報は出発前にお客様自身で確認してください。