
2025年・2026年のイタリアの祝日・連休をわかりやすくまとめました。年間を通したイタリアの祝日や連休はこのカレンダーを活用して、旅行の予定を計画してください。2025年・2026年も充実した一年を過ごしましょう!
2025年イタリアの祝日カレンダー

2025年のイタリアの祝日を一覧で確認できるカレンダーです。イタリアはカトリック文化が強く、復活祭(イースター) を中心に街全体が祝賀ムードに包まれる時期があります。観光地が混雑しやすい日や、ローカルのお店が休業しやすい日もわかるため、旅行のスケジュール調整に便利です。
2026年イタリアの祝日カレンダー

2026年のイタリアの祝日・連休をひと目で把握できるカレンダーです。春の宗教行事、夏のバカンス、そして冬のクリスマスシーズンまで、旅行の混雑に影響する主要イベントがまとまっています。休業日が多いエリアや、祝日に合わせてイベントが強化される都市もあるため、訪問する地域ごとにチェックしておくと安心です。
2026年イタリアの祝日・連休一覧
2026年のイタリアの祝日・連休を表にまとめました。イタリアの祝日は日本より少ないかわりに、ほとんどのお店が休みになります。また、州ごとに定められた独自の祝日もあります。ここでは基本的な祝日を紹介しているので、お出かけの際は注意してください。
日付 | 祝日名 |
|---|---|
1月1日(木) | 元旦(Capodanno) |
1月6日(火) | 公現祭(Befana) |
4月5日(日)〜 4月6日(月) | イースター(Pasqua & Lunedì dell’Angelo) |
4月25日(土) | イタリア解放記念日(Festa della Liberazione) |
5月1日(金) | メーデー(Festa dei Lavoratori) |
6月2日(火) | 共和国建国記念日(Festa della Repubblica) |
8月15日(土) | 聖母被昇天祭(Ferragosto) |
11月1日(日) | 諸聖人の日(Tutti i Santi) |
12月8日(火) | 聖母の無原罪の御宿り(Immacolata Concezione) |
12月25日(金) | クリスマス(Natale) |
12月26日(土) | 聖ステファノの日(Santo Stefano) |
2026年イタリアの祝日・連休

1月1日(木):元旦(Capodanno)
1月1日はイタリアの祝日です。この日は家族や友人と過ごし、新年を祝うための伝統的な食事やイベントが行われます。イタリアでは新年の抱負を立てたり、愛する人に新年の挨拶を交わすことが一般的。公共機関や多くのビジネスが休業し、人々はゆっくりと新年を迎える時間を楽しんでいます。
1月6日(火):公現祭 (Befana)
この日は、キリストが生まれて初めて外国からの訪問者を迎えたことを記念しています。イタリアではこの日を「Befana」として広く認知されています。Befanaとは、子供たちにプレゼントを配る魔女のこと。良い子にはお菓子を、悪い子には石炭をプレゼントします。Befanaはイタリアの文化に深く根付いたキャラクターで、この日は家族や友人と過ごす日とされています。
4月5日(日)~6日(月)イースター(Easter)
キリスト教徒にとってイエス・キリストの復活を祝う重要な日です。イタリアでは家族や友人と過ごす時間として重視され、多くの地域で祭りやパレードが開催されます。また、春の訪れを祝う行事が数多く開催され、自然の美しさや新しい生命の始まりを象徴する日です。
4月25日(土):イタリア解放記念日(Festa della Liberazione)
1945年、ファシズムとナチス占領からイタリアが解放されたことをきっかけに制定されました。この日はイタリアの歴史において重要な意味を持ち、国民の自由と民主主義を祝う日です。各地でパレードや集会が行われ、平和と自由を称えます。多くのイタリア人にとって、民主主義と自由の価値を再確認する祝日となっています。
5月1日(金):メーデー(Festa dei lavoratori)
メーデーは労働者の権利を祝う国際的な祝日です。イタリア全土で労働者の権利と成果を讃えるパレードやデモンストレーションが行われます。イタリアでは互いに鈴蘭の花束を贈り合う習慣があり、幸運と友情の象徴とされています。多くの企業や店舗が休業し、人々はこの日を家族や友人と過ごすことが多いです。
6月2日(火):共和国建国記念日(Festa della Repubblicas)
1946年6月2日、イタリアは国民投票により王政を廃止し共和国を樹立しました。この日はイタリア共和国の誕生を祝う国民の祝日です。各地で軍事パレードや式典が行われ、首都ローマではイタリアの大統領が参加する壮大な軍事パレードが開催されます。この日はイタリア国民が国の歴史と成果を称える重要な日です。
8月15日(土):聖母被昇天祭(Ferragosto)
キリスト教において聖母マリアが天に昇ったとされる日です。カトリック教会ではこの日に特別なミサが行われ、マリアの生涯と彼女の信仰の模範を称えます。イタリアの多くの地域では教会の礼拝やプロセッション、地域の祭りなどでこの日を祝います。家族や友人と集まり、宗教的な儀式に参加することが多いです。
11月1日(日):諸聖人の日(Tutti i Santi)
すべての聖人を記念するカトリック教会の祝日です。この日は故人を追悼し、墓地を訪れて花を供える習慣があります。家族が集まり、亡くなった親族を思い出すための特別なミサに出席することが一般的。この日を境に秋の休日期間の始まりとなり、イタリア人にとって家族や友人と過ごす大切な時期となっています。
12月8日(火):聖母の無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)
この日はカトリック教会において、聖母マリアが原罪なくして生まれたことを記念する日です。イタリア各地の教会で特別なミサが行われます。また、この日はクリスマスシーズンの始まりともされ、多くの家庭や公共の場でクリスマスツリーや装飾が始まる象徴的な日でもあります。家族や友人との集まりや冬の訪れを祝う機会として楽しまれています。
12月25日(金):クリスマス(Natale)
キリスト教のイエス・キリストの誕生を祝う祝日です。家族や友人と一緒に過ごすことが多く、伝統的な食事やプレゼントの交換が行われます。おもにクリスマス・イブの夜に家族が集まり、豪華なディナーを楽しむ習慣があります。街はクリスマスの飾りつけで彩られ、マーケットやライトアップが楽しませてくれるでしょう。
12月26日(土):聖ステファノの祝日(Santo Stefano)
聖ステファノの祝日は、キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを記念する日です。イタリアではクリスマスの翌日として公的な休日とされており、家族や友人と一緒に過ごす時間が伝統的に重視されます。クリスマスの祝祭気分を継続する日として、家族の再会や共に食事を楽しむ人が多くなります。
2026年イタリアの祝日・連休でよくある質問

イタリアの祝日に銀行や郵便局は開いていますか?
多くのお店やレストランが閉まっていることが多いですが、場所やお店によって異なります。事前に確認することをおすすめめします。イタリアの祝日にお店は開いていますか?
イドゥル・アドハでは家族が集まり、お互いに赦しを求める習慣があります。独立記念日には、国旗掲揚式や地域コミュニティでのさまざまな競技やゲームが行われます。そのほか特定の宗教的祝日には、特別な礼拝や儀式が行われることが一般的です。イタリアの祝日に公共交通機関はどうなりますか?
公共交通機関のスケジュールが変更されます。通常、日曜日や祝日のスケジュールに準じて運行されるため、減便されることが一般的です。事前に交通機関のウェブサイトを確認してください。イタリアの祝日は仕事や学校は休みですか?
公共の学校や多くの職場で休日とされています。ただし私立学校や一部の職場では祝日でも開いている場合があります。また、小売業など一部の業界では祝日に特別な営業スケジュールを設けることが一般的です。
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