福岡と台北を結ぶこの路線は、「ちょっと海外気分を味わいたい」という旅心にぴったりの一本。フライト時間はわずか2時間半ほどと、国内旅行感覚でひとっ飛びできる気軽さが魅力です。
直行便を提供する人気航空会社
・福岡空港（FUK）～台湾桃園国際空港（TPE）：チャイナエアライン、スターラックス航空、エバー航空、タイガーエア台湾
フライト時間
福岡から台北へ直行便で向かう場合は、フライト時間が約2時間30分です。もっとも早い便は10:25（FUK）→11:55（TPE）のタイガーエア台湾、遅い便は21:00（FUK）→22:25（TPE）のチャイナエアラインです。
なお、台北松山空港（TSA）着の直行便はありません。
経由便の概況
福岡から東京など経由して台湾桃園国際空港（TPE）や台北松山空港（TSA）へ行けるルートがあります。所要時間は6時間から10時間以上ですが、台北松山空港から台北市内へのアクセスがとても便利です。ご予算やスケジュールに合わせて、最適な便を選ぶのがいいでしょう。
そのほか、北九州空港（KKJ）出発の経由便もありますが、2、3か所を経由して10時間以上かかる便がほとんどです。料金も高いので、よほどのことがない限りおすすめしません。
福岡発台北着の直行便を提供する航空会社
福岡から台北行きの直行便は、チャイナエアライン、スターラックス航空、エバー航空、タイガーエア台湾がの4社就航しています。
フルサービス
チャイナエアラインは台湾最大規模を誇る航空会社で、世界中の都市を結ぶ広い路線網が、まさに空の旅人たちの心強い味方です。スターラックス航空は、ハイレベルなホスピタリティで、短いフライトでも上質な時間を過ごしたい方にぴったり。
さらに、世界で数々の高評価を獲得しているエバー航空は、機内食やエンタメ設備も充実。長年にわたり旅行者に安心感を届けてきたその実力は、さすがの一言です。
| 航空会社 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
| チャイナエアライン | 2時間25分 | 33,000円～66,000円 |
| スターラックス航空 | 2時間30分 | 38,000円～56,000円 |
| エバー航空 | 2時間25分 | 30,000円～67,000円 |
※シーズンによって変動します。
LCC（格安航空会社）
一方で、コスパを重視して自由な旅を楽しみたい方にはタイガーエア台湾がおすすめ。明るいイエローの機体が空港でひときわ目を引き、限られた予算でも、しっかり「台湾気分」を味わえます。
| 航空会社 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
| タイガーエア台湾 | 2時間30分 | 13,000円～35,000円 |
※シーズンによって変動します。
福岡から台北への航空券の料金相場
福岡から台北への航空券は、比較的に手頃価格で入手できる海外行き航空券として人気です。
ローシーズンである4月～6月（GWを除く）・9月～10月は比較的落ち着いた価格帯で、片道25,000円～33,000円前後が目安です。春は新生活が始まり旅行者が少ない時期、また秋も夏のピークを過ぎて落ち着くため、航空券が安く手に入りやすくなります。
一方で、ハイシーズンである7月～8月・12月～2月になると、航空券の需要が一気に高まります。夏休みや年末年始、旧正月（春節）シーズンを含むこの期間は、片道で35,000円～50,000円以上になることも珍しくありません。
お得に旅を楽しみたい方は、平日出発や早朝・深夜便を狙う、またLCCのセール情報を活用するのもおすすめです。
発着空港について
福岡空港
福岡空港は九州最大の空港で、市の中心部からわずか地下鉄で数分という圧倒的なアクセスの良さを誇ります。空港は国内線ターミナルと国際線ターミナルに分かれており、国内外から多くの旅行者やビジネスマンに利用されています。
国内線ターミナルは、全国各地と九州を結ぶ拠点として親しまれ、もつ鍋や博多ラーメンなどご当地グルメが楽しめるレストランが多数揃っています。
一方、国際線ターミナルは日本とアジアをつなぐ重要なハブ空港として、免税店やカフェ、両替所など海外旅行者向けの施設も充実しています。国内線ターミナルとはやや離れた場所にあり、無料のシャトルバスで約10分で移動できます。
2023年度（令和5年度）の日本全国の空港旅客数ランキングでは、羽田空港（約8,085万人）、成田空港（約3,381万人）、関西国際空港（約2,580万人）に続き、4位（約2,493万人）にランクインしました。おもにアジア圏への国際線が多く、ソウルや台北、上海、香港などの主要都市への便が人気です。
台湾桃園国際空港
台湾桃園国際空港は、台北市内から約40kmに位置し、旅の始まりや終わりを心地よく演出してくれる国際ハブです。アジアや世界各地への乗継便も充実しており、年間を通して多くの国際線が行き交う活気あふれています。
現在、空港には第1ターミナルと第2ターミナルがあり、一般的にLCCは第1ターミナルを、JALやANAなどフルサービスキャリアは第2ターミナルを利用。ターミナル間の移動には、無料モノレールやシャトルバス、そして空港MRTが利用可能。
時間に余裕があれば、空港内をのんびり散策するのがおすすめ。台湾グルメが味わえるレストランから、アジア料理、西洋料理、スイーツショップまで、幅広いグルメが揃っており、旅の玄関でありながらも「もう一つの観光地」とも言えるでしょう。
発着空港⇔都心部のアクセス方法
福岡空港
福岡空港は日本国内でもトップクラスの利便性を誇る空港のひとつ。主要なアクセス方法としては地下鉄、バス、タクシーの3つす。地下鉄空港線を利用すれば博多駅から5分、天神駅から11分と、あっという間に到着できます。
また、福岡市内各地から福岡空港行きの直行バスが運行しており、交通状況によりますが、天神からは約15～20分、博多駅からは約10分ほど。地下鉄よりはやや時間がかかるものの、乗り換えの必要がなく、荷物を持っていても座って快適に移動できるのがメリット。
ただし、国際線ターミナルへ行く場合は、国内線ターミナルからシャトルバスで約10分の移動が必要になるため、乗り継ぎの時間を考慮しておきましょう。
| 交通手段 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
地下鉄空港線
※天神、博多方面 | 5分～11分 | 260円 |
バス
※天神、博多方面 | 10分～20分 | 280円～430円 |
タクシー
※市中心部エリア | 10～15分 | 1,500～2000円 |
台湾桃園国際空港
台湾桃園国際空港から台北市内への主要なアクセス方法はMRT（台北地下鉄）や空港リムジンバス、タクシーなどがありますが、MRTが一番のおすすめです。青は各駅停車の普通列車、紫は快速列車で、台北駅までは最速35分と楽々とアクセス可能です。
48時間フリーと72時間フリーが選べる「空港MRTと台北メトロ聨合パック乗車券」もご用意しているので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
交通手段
※台北駅方面 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
| MRT | 35分～50分 | 716円 |
| リムジンバス | 1時間 | 1,030円 |
| タクシー | 40分 | 4,000円～5,000円 |
※本記事はすべて2025年4月の内容です。最新情報は出発前にお客様自身で確認してください。
