
オーストリア旅行の思い出に、可愛いお土産はいかがですか?ウィーンで人気の女子に大人気な雑貨から、オーストリアでしか手に入らないユニークなグルメまで、あなただけのとっておきを見つけましょう!
この記事では、オーストリア好きライターがおすすめするお土産を10選紹介します。可愛くて美味しいお土産は、きっと喜ばれるはず。ぜひ、最後までご覧ください。
オーストリアで人気のお土産10選
- ザッハトルテ
- モーツァルトクーゲル
- ウエハース(ロアカー)
- スワロフスキー製品
- ハインドルのチョコレート
- オーストリア産の塩
- ダルボのジャム
- デメルのスイーツ
- パンプキンシードオイル
- オーストリアワイン
オーストリアで人気のお土産10選
1.ザッハトルテ

ウィーンを代表する伝統的なチョコレートケーキです。しっとりとしたチョコレートスポンジに、アプリコットジャムを挟み、濃厚なチョコレートでコーティングされています。本家ホテルザッハー製は、専用の木箱に入れられ、最大2週間の日持ちがします。
購入場所
- ホテルザッハー本店(ウィーン1区)
- デメル(ウィーン1区コールマルクト)
- 主要デパート(Gerngross、Steffl)
価格目安
- ホテルザッハー製(直径18cm):32〜45ユーロ
- デメル製(直径18cm):28〜40ユーロ
- ミニサイズ(直径12cm):15〜20ユーロ
2.モーツァルトクーゲル

ピスタチオマジパンをチョコレートで包んだ球形のチョコレート菓子です。外側の濃いチョコレートと内側のピスタチオの緑色が特徴的で、モーツァルトの肖像画がプリントされた金銀の包み紙で包装されています。
購入場所
- Mirabell(ザルツブルク市内各所)
- Fürst本店(ザルツブルク旧市街)
- 空港や駅の土産物店
価格目安
- 単品:約1ユーロ
- 小箱(4〜8個入り):5〜10ユーロ
- 特別パッケージ(15〜20個入り):15〜25ユーロ
3.ウエハース(ロアカー)

薄いウエハースの間にチョコレートやヘーゼルナッツクリームを挟んだ軽い食感のお菓子です。チョコレート、ナッツ、バニラなど様々なフレーバーがあり、気軽な価格で購入できます。長期保存が可能で、軽いため旅行のお土産に最適です。
購入場所
- スーパーマーケット(Billa、Spar)
- ドラッグストア(dm、BIPA)
- 空港の免税店
価格目安
- 通常サイズ(175g):2〜3ユーロ
- ギフトボックス(250g):5〜7ユーロ
- ジャンボパック(400g):8〜10ユーロ
4.スワロフスキー製品

チロル地方のヴァッテンスに本社を構えるクリスタルガラスメーカーの製品です。アクセサリーから置物まで幅広い商品展開があり、繊細なカットと美しい輝きが特徴です。新作コレクションは季節ごとに発表され、限定品も人気です。
購入場所
- スワロフスキー・クリスタルワールド(ヴァッテンス)
- スワロフスキー直営店(ウィーン1区ケルントナー通り)
- 主要デパート(Kaufhaus Tyrol、Steffl)
価格目安
- ペンダント:50〜150ユーロ
- ピアス/イヤリング:40〜120ユーロ
- クリスタルフィギュア:100〜500ユーロ
5.ハインドルのチョコレート

創業1902年の老舗チョコレートメーカーで、伝統的なレシピと現代的なフレーバーを組み合わせた商品が特徴です。ウィーンらしい優雅なパッケージデザインで、高級感のあるギフトとして人気があります。
購入場所
- ハインドル本店(ウィーン1区グラーベン)
- 支店(ウィーン各所)
- 高級デパート(Gerngross、Steffl)
価格目安
- プラリネ詰め合わせ(9個入):15〜20ユーロ
- ギフトボックス(16個入):25〜35ユーロ
- 季節限定コレクション:30〜50ユーロ
6.オーストリア産の塩

ザルツカンマーグート地方で採掘される天然岩塩は、ミネラル豊富で純度が高いことで知られています。料理用の精製塩から、入浴剤として使える粗塩まで種類も豊富です。特にバッドイシュルの塩は王室御用達として有名です。
購入場所
- ハルシュタット塩鉱(見学施設内ショップ)
- Bad Ischl観光案内所
- スーパーマーケット(Billa、Spar)
価格目安
- 料理用精製塩(250g):3〜5ユーロ
- ギフトパック(各種塩詰め合わせ):10〜15ユーロ
- 入浴用ミネラル塩(500g):8〜12ユーロ
7.ダルボのジャム

1915年創業の老舗ジャムメーカーで、果実の風味を活かした伝統的な製法が特徴です。砂糖の使用量を抑え、フルーツの自然な甘みを活かしています。小ぶりなサイズで持ち運びにも便利です。
購入場所
- ダルボ直営店(ウィーン1区)
- 高級食料品店(Julius Meinl、Merkur Hoher Markt)
- デパート食品売場
価格目安
- 通常サイズ(230g):4〜6ユーロ
- ミニジャム(28g):2〜3ユーロ
- ギフトセット(4~6個入):15〜25ユーロ
8.デメルのスイーツ

1786年創業の宮廷御用達菓子店で、繊細な菓子作りと美しい包装で知られています。特にチョコレート菓子やクッキー類は日持ちが良く、お土産に最適です。
購入場所
- デメル本店(ウィーン1区コールマルクト)
- 支店(ウィーン国際空港など)
- 百貨店(Steffl、Gerngross)
価格目安
- クッキー缶(250g):20〜30ユーロ
- チョコレート詰め合わせ:25〜40ユーロ
- 伝統菓子ギフトボックス:35〜50ユーロ
9.パンプキンシードオイル

シュタイヤーマルク州の特産品で、濃厚な緑色と独特のナッツ風味が特徴です。サラダドレッシングやアイスクリームのトッピングとして人気があります。
購入場所
- グラーツの市場
- 専門食料品店
- スーパーマーケット(Billa、Spar)
価格目安
- 250ml瓶:10〜15ユーロ
- 500ml瓶:18〜25ユーロ
- ギフトセット(オイル+かぼちゃの種):25〜30ユーロ
10.オーストリアワイン

グリューナー・ヴェルトリーナーやリースリングなどの白ワイン、ツヴァイゲルトなどの赤ワインが有名です。特にヴァッハウ渓谷やブルゲンラント地方のワインが人気です。
購入場所
- ワイン専門店(Wein & Co.)
- ワイナリー直営店
- デパート食品売場
価格目安
- 一般的なワイン:8〜15ユーロ
- 高級ワイン:20〜50ユーロ
- デザートワイン:25〜40ユーロ
※日本への持ち込み制限:ワインは1人あたり3本まで
オーストリアのお土産選びでおすすめのエリア3選

1.ウィーン旧市街(第1区)
ケルントナー通りからグラーベン通りにかけての一帯は、オーストリアを代表する商業エリアです。モーツァルトチョコレートで有名なDemmerやSacherなどの老舗菓子店が軒を連ね、伝統的なウィーン菓子を購入できます。
この地区にはロブマイヤーの本店もあり、世界的に有名なクリスタルグラスや照明器具を見ることができます。伝統工芸品からモダンなデザイン雑貨まで、品質の高いオーストリア製品が豊富に揃っています。
2.ナッシュマルクト周辺
ウィーン最大の市場であるナッシュマルクトとその周辺は、食品のお土産を探すのに最適なエリアです。市場内には、オーストリア産の蜂蜜や様々な種類のシュニッツェル用パン粉、地元産のワイン、伝統的なスパイス類が並びます。
市場の周辺にはオーガニック食材専門店も多く、自然派志向の方におすすめです。また、週末には蚤の市も開かれ、アンティークの食器やヴィンテージ雑貨なども見つけることができます。
3.インスブルック旧市街
チロル地方の中心都市インスブルックの旧市街は、アルプスの伝統工芸品を探すのに最適です。マリア・テレジア通りには、チロル地方特有の民族衣装やハンドメイドのニット製品、木彫りの置物などを扱う専門店が並んでいます。
黄金の小屋根で有名なヘルプリング通りには、地元の職人による手作りのジュエリーショップや、チロルハットなどの伝統的な帽子専門店があります。また、クリスマスシーズンになると、手作りのオーナメントや地元産のシュナップスなど季節限定のお土産も豊富に取り揃えられます。
オーストリアのお土産選びで大切なポイントは?

季節性を考慮することをお勧めします。クリスマスマーケットの時期(11月末〜12月)には、手作りの装飾品や温かい防寒小物が豊富です。逆に夏季は、軽量で持ち運びやすい商品を選ぶと良いでしょう。
価格帯は、観光地の中心部より少し離れた地域の方が同じ商品でもリーズナブルな価格で購入できることが多いです。また、デパートでの免税手続きは最低購入額の確認が必要です。現代のウィーンデザインや地方特有の工芸品など、新しい魅力を発見することで、より思い出深いお土産選びができます。
日本へ持ち帰れないオーストリアのお土産

1.食肉加工品
オーストリアの伝統的な食文化を代表するシュペックやサラミは、残念ながら日本への持ち込みが禁止されています。特にチロル地方の名物であるチロラー・シュペックは、伝統的な製法で作られる絶品の生ハムですが、検疫の対象となります。
真空パックされた商品であっても、加熱処理が施されていない肉製品は持ち込みできません。鹿肉や猪肉の加工品も人気ですが、これらも同様に持ち込み禁止となります。
2.手作りチーズ
アルプスの農家直売の手作りチーズは魅力的ですが、日本への持ち込みができません。チロルやフォアアールベルク地方の山岳地帯で作られる伝統的なアルムケーゼ(高山チーズ)や、ソフトタイプのチーズは検疫の対象です。
完全密封された加工チーズであっても持ち込み量に制限があるため、購入時は注意が必要です。
3.自家製リキュール・果実酒
オーストリアの農家や小規模醸造所で作られる自家製のシュナップスや果実酒は、度数が高く、また材料や製造工程が明確でない場合があるため、持ち込みが制限されます。
手作りのマリルレンシュナップスやフォーゲルビアシュナップスなど、ラベル表示が不十分な場合や、容器が未密封の場合は通関時に没収される可能性があります。市販の正規品であっても、アルコール度数と数量制限に注意が必要です。
オーストリアから日本に持ち込めないもの
持ち込み禁止品目 | 説明 |
生鮮果物・野菜 | 基本的に未加工の生鮮果物や野菜は持ち込み禁止 |
土・土付き植物 | 土は全ての国から持ち込み禁止。土が付いた植物も不可 |
種子・球根類 | 栽培用の種子、球根などは基本的に持ち込み禁止 |
切り花・葉 | 一部の切り花は制限あり |
肉製品 | 生肉、冷凍肉、加工が不十分な肉製品(ハム、ソーセージなど) |
卵製品 | 生卵、ゆで卵など加工が不十分な卵製品 |
乳製品 | 一部の乳製品(検疫証明書がないもの) |
海産物 | 商業的に加工されていない魚介類 |
ペット | 検疫証明書なしのペット動物 |
特定動物 | サル、イタチアナグマ、コウモリ、タヌキ、ハクビシン、プレーリードッグ、ヤワゲネズミなど |
包装材 | わら、竹、籐などの植物由来の包装材料 |
木製品 | 未処理の木材製品 |
土産品 | 動植物由来の未処理品(検疫対象) |
オーストリアのお土産でよくある質問
Q.液体は機内持ち込みできますか?
A 100ml以上の液体は受託手荷物(預け荷物)にしてください。また、破損防止のため、ビニール袋などで個別に包装することをおすすめします。Q. チョコレートは溶けませんか?
A. 夏場(6月〜9月)は溶ける可能性が高いです。保冷バッグを持参するか、空港内の免税店での購入をおすすめします。また、預け荷物ではなく機内持ち込みにすると温度管理がしやすいです。Q. 陶器は割れずに持ち帰れますか?
A. 専門店では国際配送サービスを提供していることが多いです。直接持ち帰る場合は、店舗での梱包サービスを利用するか、エアクッション材を持参して自分で丁寧に包装することをおすすめします。Q. お土産にかける予算の目安はどのくらい?
A. 一般的な目安として、食品類(オリーブオイル、お菓子など)は10-20ユーロ、工芸品(陶器、革製品など)は30-50ユーロ、高級品(ブランド品、高級ワインなど)は100ユーロ以上が標準的です。
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オーストリアでしか買えないお土産を選ぼう

オーストリアのお土産選びのポイントは、その土地でしか手に入らない特別なものを選ぶことです。とくに、伝統工芸品は職人による手仕事が息づいており、同じものは二つとないという魅力があります。
観光地の定番商品も良いですが、地元の人々が実際に愛用している商品やその季節限定の特別なアイテムにも目を向けてみましょう。そうすることで、より深くその土地の魅力を知ることができ、独自の旅の思い出となるはずです。
