
台湾の桃園国際空港に到着し、市内への移動手段に迷っていませんか?空港から台北市内や各地へのアクセスは、リムジンバスが便利でお得です。
この記事では、料金から路線図、そしてリムジンバス以外の移動手段まで、あなたの台湾旅行をスムーズにするための役立つ情報を網羅しています。ぜひこの記事を読んで、快適な台湾の旅を始めましょう!
▼台湾のリムジンバス▼
項目 | 詳細 |
路線 | 1819番(台北駅行き)、1840番(松山空港行き)、1843番(南港駅行き)、1960番(市政府駅行き) |
料金 | 133元~164元(座席タイプにより異なる) |
所要時間 | 約55分~1時間30分(路線により異なる) |
運行時間 | 24時間 |
支払い | 悠遊カード、クレジットカード(現金不可) |
台湾・桃園国際空港のリムジンバスとは

引用:https://www.taipeinavi.com/miru/187/
1. 基本情報
桃園国際空港のリムジンバスは、空港と台北市内の主要エリアを結ぶ早くて便利な移動手段です。24時間体制で運行しており、LCCなどの早朝・深夜のフライトにも対応しています。
台北市内の要所である、宜蘭や台中方面へもダイレクトでアクセスOK。大きな荷物を抱える旅行者にとって、真っ先に候補としたい移動手段です。
2. 乗り場
ターミナル1
第1ターミナルB1のバス乗り場で乗車できます。入国審査と荷物受け取りを終えた後、案内看板に従って地下1階へ向かってください。
ターミナル2
1Fのバス乗り場から出発います。到着フロアの1階にバス乗り場があり、各バス会社のカウンターが設置されています。
3. 支払い方法

桃園国際空港のリムジンバスは現金が利用できません。クレジットカードか悠遊カードなどの交通カードのみなので、注意が必要です。以下の支払い方法が利用できます。
- 悠遊カード(EasyCard)
- クレジットカード
- 各バス会社の窓口でのチケット購入
- 券売機でのチケット購入(日本語対応)
悠遊カードは台湾では必須のICカードです。MRTやバスで割引が受けられ、コンビニでの支払いにも対応。小銭を持ち歩く必要がなく、券売機に並ぶ手間が省けます。日本で購入しておけば、現地で慌てる心配はありません。台湾全土を便利に移動できる万能カードを、ぜひ準備しておきましょう。
桃園国際空港からのリムジンバスの料金・路線図
1819線・1819B線(台北駅行き)
両路線とも台北-桃園国際空港間を結んでいる路線です。1819は10-20分間隔の運行で、台北轉運站から桃園機場までの早いルート、1819Bは経南坎を経由して多くの停車駅で止まる路線です。
項目 | 1819 | 1819B |
起終点 | 台北-桃園国際空港 | 台北-南坎経由-桃園国際空港 |
運行時間 | 10-20分間隔 | 定時運行便(公式サイト参照) |
料金体系 | 走行距離に応じた料金制 | |
主要経由地 | 台北バスターミナル→三重客運→圓真食店→庫倫街口→桃園国際空港第1/第2ターミナル | 台北バスターミナル→三重客運→三重駅→圓真食店→啓聰学校→樹仔坡→茶下→下水尾→三商→渓洲→南亜→台茂→桃園国際空港 |
引用:https://www.taiwanbus.tw/eBUSPage/Default.aspx?lan=C
1841線(松山空港行き・南崁経由)
リムジンバス路線図(1841/1841A/1841B)は、松山空港と桃園国際空港を結ぶ重要な路線です。台北市内の主要地点を経由し、20-50分間隔で運行。朝5:50から夜間まで運行しています。桃園国際空港から市内に行くなら、こちらのバスを使いましょう。
項目 | 詳細 |
起終点 | 松山機場 ↔ 桃園国際機場 |
運行時間 | 松山→桃園:05:50-23:45 |
運行間隔 | 20-50分間隔(固定便) |
経由地 | 民権復興路口、民権龍江路口、捷運中山國小站、大同國小、庫倫街口 |
引用:https://www.taiwanbus.tw/eBUSPage/Default.aspx?lan=C
1843線(南港展覧館駅行き)
リムジンバス路線1843は、南港轉運站から桃園国際空港を結ぶ路線です。南港・内湖エリアから空港への直行便として便利な路線です。
項目 | 詳細 |
起終点 | 南港バスターミナル ↔ 桃園国際空港 |
運行時間 | 定時運行便(詳細は公式サイト参照) |
料金体系 | 走行距離に応じた料金制 |
主要な経由地 | 南港轉運站→捷運南港展覧館站→捷運南港展覧館站→内湖行政大樓→瑞光路→捷運港墘站 |
終点 | 桃園国際空港第1ターミナル→桃園国際空港第2ターミナル |
引用:https://www.taiwanbus.tw/eBUSPage/Default.aspx?lan=C
1960線(市政府駅行き)
リムジンバス路線1960は、台北市から台湾桃園国際空港を結ぶ路線です。市政府轉運站から出発し、金車科学酒店、遠東國際飯店、捷運科技大樓站、捷運忠孝復興站、建國錦州街口を経由して桃園国際空港第一・第二ターミナルに到着します。
項目 | 詳細 |
起終点 | 台北市 ↔ 台湾桃園国際空港 |
運行時間 | 問い合わせ |
料金体系 | 問い合わせ |
主要経由地 | 市政府バスターミナル→金車科学酒店→遠東国際ホテル→MRT科技大樓駅→MRT忠孝復興駅→建国錦州街口 |
到着地 | 桃園国際空港第1ターミナル→桃園国際空港第2ターミナル |
特徴 | 台北市内から空港直行 |
引用:https://www.taiwanbus.tw/eBUSPage/Default.aspx?lan=C
桃園国際空港のリムジンバスの乗り方&降り方
ステップ1:チケット購入
各バス会社のカウンターでチケットを購入するか、付近にある券売機でチケットを買いましょう。券売機は日本語対応もしています。目的地を書いたメモを用意しておくと、窓口での購入がスムーズです。
ステップ2:乗車と荷物預け
荷物をトランクに預ける場合はクレームタグを受け取り、荷物がきちんと収納されたかを確認してから乗車しましょう。大きなスーツケースがある場合は、利用するターミナル番号を運転手に伝えることが重要です。
ステップ3:降車
各バス停に到着する直前にはアナウンスが流れますが、壊れていたり、流れないこともあります。インターネットが使える場合は携帯電話の地図機能で現在位置を確認したり、下車時にはメモを運転手に見せて確認してください。荷物をトランクに預けている場合は、降車時に意思表示を忘れずに行いましょう。
桃園国際空港でのリムジンバスの注意点3つ
1.交通渋滞による遅延
以前に比べて台湾の渋滞は減りましたが、それでも週末や連休には通常より多く時間がかかる可能性があります。利用の際は、十分に余裕を持ってください。朝夕ラッシュ時には、通常より30分長くかかる場合があります。重要な予定がある場合は、時間に余裕を持った計画を立てることをお勧めします。
2.満席時の乗車制限
直近のバスが満席になっていると次のバスを待つ必要があるため、インターネットから事前にチケットを購入しておくのがオススメです。
とくに、観光シーズンや連休中は乗客が多くなる傾向があります。台湾最大手バス会社の「國光客運」のサイトで購入できるので、早めに購入しておきましょう。
3:台北駅バスターミナルの移転
2025年1月1日から、台北駅側の1819番バス乗り場が移転しています。これまでの國光客運台北バスターミナルは営業を終了し、新しい発着場所は台北轉運站(台北バスターミナル)4階409番乗り場となりました。
台北駅からは地下を通って「臺北轉運站」の表示を頼りに進み、地下で直結しているビルに入ってエレベーターで4階へ向かってください。
桃園国際空港から市内へリムジンバス以外の移動
1.MRT

MRTは2017年に開通した台湾初の空港専用鉄道です。快速列車(直達車)と普通列車の2種類が運行しており、快速なら台北駅から桃園国際空港第1ターミナルまで約35分、第2ターミナルまで約39分で到着します 。
各車両には荷物置き場が完備されており、Wi-Fi・電源コンセントも利用可能。運行間隔も15分おきと頻繁で、時間に正確なのが特徴です。
区間 | 料金 |
台北駅 ↔ 桃園国際空港 | 160元(約770円) |
新北産業園区駅 ↔ 桃園国際空港 | 120元(約580円) |
三重駅 ↔ 桃園国際空港 | 95元(約460円) |
2.タクシー

タクシーを利用すると、目的地まで直接移動できる利便性が最大の魅力です。所要時間は約40-50分。料金は1200~1900台湾ドル(約5500~8700円)が目安です。
各ターミナルのタクシー乗り場は到着ロビーに近く、24時間利用可能なため深夜・早朝便でも安心です。荷物が多い場合や3-4人のグループ旅行、時間を重視する方にも最適です。
目的地 | 料金目安 |
台北市内中心部 | 1200~1900元(約5500~8700円) |
新北市 | 1000~2000元(約4600~9200円) |
西門駅 | 約1300元(約6000円) |
3.台湾高速鉄路(高鉄)
台湾高速鉄道を利用する場合は、乗り換えが必要です。まず桃園国際空港から桃園国際空港MRTで高鉄桃園駅まで移動(約19分、25元)し、そこから台北駅まで新幹線で移動しましょう。
新幹線の所要時間は約20分、料金は160元です。台湾版新幹線とも呼ばれ、最高速度300km/hで運行しており、快適性と速さを兼ね備えています。台湾新幹線3日間フリーパスを利用する方や、台湾中南部への移動も予定している方には効率的です。
区間 | 料金 | 所要時間 |
桃園国際空港 → 高鉄桃園駅(MRT) | 25元(約120円) | 約19分 |
高鉄桃園駅 → 台北駅(新幹線) | 160元(約770円) | 約20分 |
合計 | 185元(約890円) | 約39分 |
高鉄桃園駅 → 南港駅 | 200元(約960円) | 約30分 |
高鉄桃園駅 → 台中駅 | 540元(約2600円) | 約36-40分 |
くわしくは、こちらの記事が参考になります。
→桃園国際空港から台北市内へのアクセス5選!初心者向けの安い移動手段は?
桃園国際空港から送迎がある人気のホテル
1.グランドホテル台北

歴史ある豪華なホテルで、東洋的な雰囲気が魅力のホテルです。広々とした部屋と素晴らしい眺望が特徴で、MRT駅へのシャトルバスも便利です。台北の象徴的な建物で、歴史と伝統を感じさせる滞在が楽しめます。
No.1 Section 4 of Zhongshan North Road
2.Hyatt Regency Taoyuan International Airport

2025年1月1日に開業したばかりの新しいホテルです。桃園メトロのA14a空港ホテル駅に隣接しており、空港からわずか5分、台北市内中心部へは40分でアクセス可能です。第1・第2ターミナルから無料シャトルバスが運行されています。
デザインは「台湾との出会い、台湾への恋」がコンセプト。台湾の美しい自然と文化を表現しており、桃園国際空港に近い便利なホテルです。
No.1-1 Hangzhan South Road
3.グランドハイアット台北

台北101に直結する最高の立地が最大の魅力です。高級感あふれるロビーと設備、バラエティ豊かな美味しい朝食が人気で、日本語対応スタッフも常駐しています。観光にもビジネスにも便利な、台北を代表するラグジュアリーホテルです。
No.1-1 Hangzhan South Road
桃園国際空港からのリムジンバスでよくある質問

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Q: 深夜便で到着した場合、リムジンバスは利用できますか?
A: はい、1819線(台北駅行き)は24時間運行しているため、深夜到着でも利用できます。ただし、深夜帯は運行本数が少なくなるため、注意してください。
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Q: 大きなスーツケースを持っていても乗車できますか?
A: 可能です。バスにはトランクルームがあり、大きな荷物を預けることができます。乗車時に利用ターミナル番号を運転手に伝え、クレームタグを受け取ってください。
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Q: バスが満席の場合はどうすればよいですか?
A: 次のバスを待つか、事前にオンラインでチケットを購入することをお勧めします。國光客運の公式サイトでは日本語での事前予約が可能です。
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Q: 台北駅以外の目的地への直行バスはありますか?
A: はい、松山空港、南港展覧館、市政府駅、行天宮など、台北市内の主要エリアへの直行バスが運行されています。宿泊ホテルの最寄り駅に応じて路線を選択してください。
桃園国際空港のリムジンバスを使って上手に移動しよう!

桃園国際空港のリムジンバスは、経済的で便利な移動手段です。24時間運行の路線があり、主要ホテルや観光エリアへ直接アクセスOK。大きな荷物を持つ方には、とくにおすすめです。
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