
台湾旅行で欠かせないアイテムといえば「悠遊カード(ヨウヨウカー)」です。日本のSuicaやPASMOのような交通系ICカードで、台湾の公共交通機関はもちろん、コンビニや飲食店での支払いにも使える便利なアイテムです。
でも、「どこで購入できるの?」と不安になる方もいるでしょう。そこで、この記事では、悠遊カードの購入からチャージ、払戻方法をまとめました。悠遊カードには年齢や利用条件に応じて複数の種類があります。以下の表で各カードの特徴をご確認ください。
種類 | 対象者 | 割引特典 | 備考 |
普通カード | 誰でも | なし | 観光客におすすめ |
学生カード | 12歳以上の学生 | 学生割引あり | 短期の外国人は対象外 |
優待カード | 6歳以上12歳未満の児童・65歳以上のシニア | 交通機関で半額割引 | バス1区間:大人15元→8元など |
限定カード | 誰でも | なし | キャラクターコラボ、立体型など、100元以上の価格設定 |
台湾・悠遊カードの買い方は?
悠遊カードは、台湾の多くの場所で購入できます。しかし、慣れない場所で慌てないためにも、早めに準備しておくことをおすすめします。
1. オンライン購入して現地で受け取る

日本で事前にオンライン購入しておけば、台湾到着後に販売場所を探す手間が省けて非常に便利です。現地での言語の心配もなし。確実に悠遊カードを入手できるため、初めての台湾旅行でも安心して利用できます。
Trip.comでの予約がおすすめ
オンライン購入なら、Trip.comが便利で安心です。日本語対応のサイトで簡単に予約でき、桃園国際空港のカウンターで悠遊カードを受け取れます。
メリット:
- 日本語サイトで予約が簡単
- 事前にチャージまで完了
- 桃園空港で受け取り可能
- カスタマーサポートも日本語対応
受け取り場所:桃園国際空港
注意点:カウンターの営業時間を事前確認
事前購入なら台湾到着後すぐに利用開始できるため、空港から市内への移動もスムーズです。
2. 桃園国際空港で購入

「電子票證聯合服務」カウンターまたは桃園空港MRTサービスカウンターで購入できます。営業時間は8:00〜21:30となっており、時間外は自動券売機での購入となります。
なお、悠遊カードはデポジット制ではありません。カード購入時に支払う台湾ドルは「カード代金」です。返金は一切ないことを覚えておきましょう。
第1ターミナル:イミグレーション通過後、手荷物受け取り場を抜けて左側正面
第2ターミナル:イミグレーション通過後、手荷物受け取り場を抜けて右側正面
3. MRT駅で購入

各MRT駅の改札付近にある自動券売機や窓口で購入できます。自動券売機は日本語対応しているものも多く、「悠遊カード」のボタンを選択して100台湾ドルを投入すれば発行されます。
4. コンビニで購入

台湾の4大コンビニチェーン(セブンイレブン、ファミリーマート、ハイライフ、OKマート)で購入できます。レジ付近に様々なデザインの悠遊カードが陳列されており、キャラクターとのコラボデザインなど限定カードも見つけることができます。
店員さんに「我要買悠遊卡(ウォー ヤオ マイ ヨウヨウカー)」と伝えるか、紙に「悠遊卡」と書いて見せれば購入できます。
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台湾・悠遊カードの使い方

悠遊カードの使い方は日本の交通系ICカードと同様で、非常にシンプルです。
公共交通機関
MRT利用時
- 改札機にカードをタッチして入場
- 目的駅で下車時に再度タッチして出場
- 運賃は自動的に残高から差し引かれる
バス利用時
- 「上車収費」:乗車時に機械にタッチ(先払い)
- 「下車収費」:下車時に機械にタッチ(後払い)
店舗
レジでカードを提示し、読み取り機にタッチするだけで決済完了です。残高不足の場合は、不足分を現金で支払うことも可能ですが、事前にチャージしておくことをおすすめします。
驚き!台湾・悠遊カードにはマイナス機能がある

台湾の悠遊カードには日本の交通系ICカードにはない便利な「マイナス残高機能」が搭載されています。これは、残高不足の際でも1回限り改札を通過できるというも機能。運賃分がマイナス表示となります。
足りないぶんは、次回チャージ時に自動的に差し引かれるという親切な設計です。ただし、あくまでこの機能は緊急時の救済措置です。基本的には、十分な残高をチャージしておきましょう。
台湾・悠遊カードのチャージ方法

1.MRT駅での機械チャージ
台北市内観光メインの3泊4日旅行なら、300元程度あれば十分です。ただし、移動距離や利用頻度によって変わるため、不足したら随時チャージできることを覚えておきましょう。
- 券売機の「票卡加値(Top-up)」をタッチ
- 悠遊カードを指定場所に置く
- 紙幣またはコインを投入
- 「下一歩(次へ)」を押して完了
2.MRT駅窓口でのチャージ
窓口で悠遊カードと現金を渡せば、スタッフがチャージ処理を行ってくれます。おつりが必要な場合や、機械の操作に不安がある場合におすすめです。
3.コンビニでのチャージ
レジで「我要加値(ウォ ヤオ ジャヂー)」と伝え、チャージしたい金額を渡します。店員がカードリーダーでチャージ処理を行い、明細レシートがもらえます。コンビニでのチャージは100元以上です。
台湾・悠遊カードの払い戻し方法

旅行終了時に残高が余った場合、払い戻しを行うことができます。ただし、いくつかの注意点があります。
払い戻しの基本情報
対象金額:チャージ残高のみ(カード購入代金100元は返金されない)
手数料:20元(ただし、購入後3ヶ月以上経過かつ5回以上使用で無料)
払い戻し場所:MRT各駅窓口、悠遊カードカスタマーサービスセンター
払い戻し手続きの流れ
- MRT駅の窓口に行く
- 悠遊カードを提示
- 「return this card」または「退費」と伝える
- 払い戻し金額から手数料20元を差し引いた現金を受け取る
- カードは無効となり再使用不可
台湾・悠遊カードに関するよくある質問と回答

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Q: 1枚で複数人が使えますか?
A: できません。残高の移行機能はありませんので、必要な分だけチャージすることをおすすめします。
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Q: 残高を他の悠遊カードに移すことはできますか?
A: 大人用カードに年齢制限はありません。身長90cm未満の子どもは運賃無料です。
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Q: 有効期限はありますか?
A: カード自体の有効期限は20年間です。長期間使用しなくても残高は消えず、再チャージすれば利用できます。
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Q: 子供用の悠遊カードはありますか?
A: 6歳以上12歳未満の児童向けに「優待カード」があり、交通機関で割引運賃が適用されます。ただし、対象年齢を証明する書類が必要です。
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悠遊カードで台湾旅行をより便利に

悠遊カードは台湾旅行を快適にする必需品です。チャージは現金のみですが、使用範囲は非常に広く、公共交通機関から買い物まで幅広く利用できます。悠遊カード1枚あれば移動と支払いがスムーズになり、より充実した旅行を楽しめるはず。
ぜひ、事前にTrip.comで予約してみませんか。確実に受けとれるうえに、台湾到着後すぐに利用できる優れモノ。安心の1枚を、早めに準備しておきましょう!

